洗顔のしすぎや間違ったスキンケアも乾燥肌の原因となることがあるので注意が必要です。また、加齢に伴って角質層のセラミドや天然保湿因子は減少するため、乾燥しやすくなります。

乾燥肌を毎日のケアで改善!おすすめのスキンケアと最新美容情報を紹介します

乾燥肌の原因と症状

乾燥肌の原因と症状

乾燥肌の原因

「乾燥肌」と聞くと、皮膚の水分が不足しているイメージがありますが、乾燥肌とは肌の水分量と皮脂の両方が不足した状態です。本来、健康な肌は自分で必要な皮脂を分泌して潤いをキープする力を持っています。そのときに重要なのが肌の一番外側の角質層。角質層にはバリア機能があり、外部の刺激から肌を守ると同時に肌内部の水分が逃げるのを防いでいます。

しかし、空気の乾燥、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどがあると肌のターンオーバーが乱れ、角質層のバリア機能が低下。角質の中の保湿成分であるセラミドやアミノ酸等を成分とする天然保湿因子(NMF)が減少して肌の水分量が減ってしまうのです。洗顔のしすぎや間違ったスキンケアも乾燥肌の原因となることがあるので注意が必要です。また、加齢に伴って角質層のセラミドや天然保湿因子は減少するため、乾燥しやすくなります。

乾燥肌の症状

乾燥肌の症状としては次のようなものがあります。

  • 肌がつっぱる
  • 肌が敏感になる
  • かさつきがある
  • 白い粉がふく

空気が乾燥する冬には特に注意が必要です。Tゾーンは脂っぽいのに頬は乾燥するといった混合肌もあります。また、肌のバリア機能が低下して乾燥すると、外部からの刺激に弱くなり、敏感肌になってしまうことも。

自分でできる乾燥肌へのスキンケアは?

自分でできる乾燥肌へのスキンケアは?

洗顔

スキンケアで大切なのがクレンジングと洗顔。汚れやメイクをきちんと落とすのが基本ですが、乾燥肌の場合は必要な潤いまで奪ってしまわないように注意が必要です。

メイクを落とすクレンジングは、肌への刺激が大きいシートタイプやオイルタイプは避けて、ミルクタイプやクリームタイプを使うようにしましょう。アイメイクなどが落ちにくい場合は、その部分だけに専用のリムーバーを使います。すすぎはぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。

洗顔のときも、できるだけ刺激の少ない洗浄力が強すぎない洗顔料を選ぶようにしましょう。石油系界面活性剤や香料などが含まれたものは避け、洗浄力がマイルドなアミノ酸系の洗顔料を使うことをおすすめします。
顔を洗うときは、手で肌をこするのではなく、泡で撫でるように洗うのが基本です。手を使って洗顔料を泡立てるのが難しいときは、泡立てネットを使うと簡単にフワフワの泡を作ることができます。すすぎはぬるま湯で。お風呂のときにシャワーを顔に当てるのは、刺激が強すぎるのでNGです。洗いすぎも禁物。汚れが気になっても、洗顔料を使った洗顔は1日2回にとどめましょう。顔を洗ったあとは、タオルでゴシゴシこすらず、上からそっと押さえるようにして水分を取ります。

洗顔のとき、洗顔料を使うのはマストだと思っていませんか。顔の脂っぽさや汚れが気にならないときは、洗顔料を使わずぬるま湯で洗顔するだけでも十分な場合があります。年齢や冬で空気が乾燥しているといった季節にもよるので、お肌のコンディションを見ながら調整してみてください。

保湿

洗顔後の肌は無防備で水分が蒸発しやすくなっています。できるだけ早く保湿ケアをしましょう。まず、セラミドやコラーゲンのような保湿成分が配合された化粧水を塗ります。手のひらで少し温めてから肌になじませると肌に浸透しやすく保湿効果もアップ。また、顔が脂っぽくなるのがイヤだからと乳液やクリームを使わない方もいますが、化粧水で潤いを補充したあとは、乳液やクリームできちんとフタをするようにしましょう。

入浴中は毛穴が開き、美容成分が浸透しやすくなっています。そんなときにクリームタイプやオイルタイプのパックをするのもオススメです。保湿成分が配合されたパックを顔に塗って湯船にゆったり浸かるだけなのでお手軽ですね。ただ、シートタイプのものは毛穴から出る汗によって浸透が妨げられるためお風呂で使うのはNG。皮脂を取る効果が強いクレイタイプも乾燥肌さんは避けましょう。

また、洗顔後に蒸しタオル美容法を行うのも、その後の化粧水などが浸透しやすくなるのでオススメです。45℃くらいのお湯に浸けて絞ったタオルを顔に当てます。そのあと化粧水や乳液をつけていきましょう。時間がないときは、手のひらで顔を温めてから化粧水を塗るだけでも血流がよくなり効果が上がります。

紫外線対策

お肌のバリア機能が落ちている乾燥肌の方は、紫外線対策もしっかり行う必要があります。日焼け止めのSPFやPAの値が大きいほど効果は高くなりますが、肌への負担も大きくなります。また、紫外線吸収剤はは肌の水分を奪ってしまいます。乾燥肌の人は肌への負担が少ないノンケミカル処方などの日焼け止めを使うようにしましょう。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれたものがオススメです。

生活習慣の改善

乾燥肌を改善するためには、洗顔や化粧品といった外からのケアだけではなく、内側からもケアしてお肌のターンオーバーを整えることが大切です。タンパク質や野菜をしっかりとって、バランスの良い食事を心がけましょう。コーヒーや紅茶には利尿作用があるので、飲みすぎには注意。睡眠不足もお肌の大敵です。しっかり睡眠をとってお肌の回復タイムを確保しましょう。また、エアコンによる乾燥もお肌から潤いを奪ってしまいます。エアコンの風に直接当たらない、部屋を加湿するといったことに気をつけてください。

乾燥肌におすすめの治療とは

乾燥肌におすすめの治療とは

クリニックで乾燥肌治療をするメリット

ここまで説明してきたように、乾燥肌の治療に何より大切なのは保湿です。しかし、化粧水や乳液などでお手入れすると、化粧品をつけた直後は潤ってもすぐに乾いてしまって効果が持続しない、ということがあります。肌の状態が悪いと外から塗る化粧品だけでは十分対処できないこともあるのです。そのようなときにはクリニックでの乾燥肌治療を考えてもいいかもしれません。クリニックでの施術では、機器の力を借りてより皮膚の深いところまで保湿成分を届けることができます。

治療の紹介

メソポレーション

「メソポレーション」とは、「エレクトロポレーション」という技術を使用して薬物や成分を導入していく治療法です。
エレクトロポレーションとは、50V以上の電圧をパルス式にかけると、一時的に皮膚に電気的な通路ができることを利用した経皮的薬物導入方法です。イオン導入よりも分子量の大きい美容成分を、短時間で大量に導入することができるのがメリットです。

導入する薬剤は、治療を受ける人の希望に応じてブレンドされます。乾燥肌が気になる方にはヒアルロン酸やセラミド、アミノ酸を多く配合することができます。

料金 1回 10,000円〜

リジュラン

「リジュラン」とは、気になる部分に直接、有効成分であるポリヌクレオチド(PN)を、極細針の注射器で注入する治療法です。ポリヌクレオチド(PN)が皮膚真皮層の線維芽細胞に働きかけて組織再生作用を起こし、ダメージを受けた皮膚を修復します。
効果が現れるまでに時間がかかりますが、皮膚の自己再生機能に直接働きかけるので効果が長続きするのがメリットです。

料金 1回 30,000円〜

ハイドラフェイシャル

「ハイドラフェイシャル」は水流を使ったピーリングです。ディープクレンジング、ピーリング、毛穴の吸引、美容液導入を続けて行うところに特徴があります。

ペン型の機器に取り付けたチップの先端に水や美容液を流しながらピーリングを行います。チップの中で発生する水流が、皮膚表面や毛穴の奥の汚れをスッキリと落とすとともに、美容液が肌の奥まで浸透するため、ピーリングで起こりがちな乾燥を防ぎながらターンオーバーを改善することができます。

① ディープクレンジング

グルコサミンや酵母エキスを配合した美容液を使って古い角質や皮脂を軟らかくしながら、チップ先端の凹凸と水流の力でピーリングします。

② ピーリング

グリコール酸とサリチル酸をミックスしたマイルドなピーリング剤を塗り、やさしく角質を剥離します。

③ 毛穴の吸引

表皮の汚れを浮かせたあとは、毛穴に詰まった汚れを吸引します。

④ 美容液導入

抗酸化物質やペプチドを含んだ美容成分を皮膚に浸透させて、お肌を落ち着かせます。潤いを保ちながらお肌を整えていきます。

 

水流を使って行うピーリングなので、痛みがなく、施術後のダウンタイムも少ないのが特徴です。美容成分を補給しながら洗浄するので乾燥肌に効果的です。

料金 1回 10,000円〜

まとめ

乾燥肌の状態は、季節によっても日々のコンディションによっても変わっていきます。生活習慣の改善と毎日のスキンケアが中心となりますが、お肌の状態に応じて自分に合ったケアを取り入れてみてください。

 

記事監修


山下真理子先生

京都府立医科大学を卒業して、医師に。 大阪市内で美容医療に携わりながら、医療教育にも従事。 コラムの執筆やモデル業の傍ら、17公式ライバーとしてライブ配信も行っている。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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