パーツ形成

「唇のボリュームがなくなってきた」「若々しい顔の印象を与えたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
このような場合に効果的な美容治療が、唇フィラーです。

唇フィラーは、唇の形状を整えるためにヒアルロン酸や脂肪を注入する施術です。
唇の形をデザインすることで、かおの若返り効果や口角の引き上げ効果が期待できます。
顔の皮膚を切らずに治療できるため、気軽に受けやすい美容施術の一つと言えるでしょう。

しかし、唇フィラーを行う際にどのようなメリット・デメリットがあるのか、またどんな形の唇にすればいいのか把握できていないと、治療を受けるのが不安ですよね。
そこで今回は、唇フィラーの種類や施術法、メリット・デメリット、ダウンタイムの注意点、美しい唇の定義を解説します。

肌 再生 医療 デメリット

目次

唇フィラーとは

唇フィラーとは、ヒアルロン酸や脂肪を注入することで唇の形をデザインする美容施術です。

ヒアルロン酸は体内にある物質で、コラーゲン組織や肌の水分や弾力を維持する役割を持ち、肌のハリやキメを整えるサポートをしてくれます。
施術時にはジェル状のヒアルロン酸製剤が使われます。
ヒアルロン酸が体内に注入されると、自身の体の中に存在しているヒアルロン酸と融け合わさり皮膚にハリを出す効果が期待できます。

ヒアルロン酸や脂肪の注射を打つ部位や量を上手くコントロールできる医師に施術してもらえると、自身が理想として思い描いている唇の形に近づけられるでしょう。

唇フィラーの種類

唇フィラーの種類には、以下の2つがあります。

・ヒアルロン酸
・脂肪注入

それぞれの施術を見ていきましょう。

ヒアルロン酸

唇フィラーに使う代表的なヒアルロン酸は、次の3種類です。

・ニューラミス
・レスチレン
・ジュビダーム

それぞれのヒアルロン酸の詳細をチェックしていきましょう。

ニューラミス

韓国のmedytox社(メディトックス社)の製剤で、シワの程度に関わらずさまざまな部位に効果を発揮します。
韓国の美容クリニックで使われているヒアルロン酸で、現在は日本の美容クリニックでも使われています。

レスチレン

世界で70もの国で使われている製品で、スウェーデンに本社があるガルデルマ株式会社(旧Q-MED社)によって生産しています。
レスチレンは美容目的のヒアルロン酸として、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で初めて認可を受けたヒアルロン酸です。
また、レスチレンの中でも、深いシワに適応する粒度が大きいものと、細かいシワに効く粒度が小さいものとで分かれています。

ジュビダーム

日本では初めて厚生労働に省最初に承認された美容のヒアルロン酸です。
ジュビダームは分子同士の結合が強いため持続性が高く、ヒアルロン酸の効果が薄れてもとの形に戻りづらく自然の仕上がりになるのが特徴です。

ジュビダームシリーズには6種類のヒアルロン酸があります。種類によって注入するのに適切な部位や効果を感じられる期間は異なるものの、一般的には約9ヶ月~2年間効果が続きます。

また、ヒアルロン酸注射の失敗や原因が気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。

脂肪注入

脂肪注入による唇フィラーは、あらかじめ採った脂肪細胞を注入する施術です。
唇のボリュームアップやくすんでいる唇の血色を良く見せることを目的として行われます。
このとき、自分の細胞である脂肪を使うため、アレルギー反応が生じづらいのがポイントです。

また、脂肪注入しても脂肪が上手く定着しなかったり体内に吸収され過ぎたりして、理想とする唇のデザインにならないことがあります。
この場合、もとの形には戻せません。施術前に担当医師に自分が理想とする唇の形を伝えたり、リスクを説明してもらったりして、脂肪注入によるリスクを少しでも軽減しておきましょう。

唇フィラーはこんな人におすすめ

唇のボリュームアップに効果的な唇フィラーは、以下の条件に該当する人におすすめの施術です。

・唇のシワが気になる
・女性らしい魅力的な唇にしたい
・効き目が早い施術を受けたい
・自分に似合う唇の形を知りたい

ヒアルロン酸を唇に注入すると、自分が理想としている唇の形に整えられたり、相手に与える顔の印象を変えられたりします。
たとえば、上唇のみボリュームアップさせると人中が短く見えて童顔なイメージになったり、下唇のみヒアルロン酸を注入すると品のある印象になったりします。

【唇の形別】フィラー注入の施術法

人中 ボトックス

次にフィラー注入の施術法を唇の形ごとに分けてご紹介します。
施術法の種類は、以下のとおりです。

下or上が薄い唇

上唇または下唇が薄いと消極的な印象になってしまいます。
この場合は上唇と下唇の厚さが6:4の比率になるようにヒアルロン酸や脂肪を注入すると、理想的な唇の仕上がりになるでしょう。

ボリュームがない唇

ボリュームがなく輪郭がはっきりしていない唇だと、顔に元気がない印象を相手に与えてしまいます。
この場合、唇の山と上唇の真ん中の部分をメインにヒアルロン酸や脂肪を注入すると、唇の形状を整えられるでしょう。

全体的に薄い唇

全体的に薄い唇の人は、唇の山や輪郭、口角のバランスを踏まえて上唇と下唇の比率をコントロールし、唇フィラーを行う必要があります。

口角が下がっている唇

口角が下がっている唇の場合は、上唇の口角をメインにフィラーを打ち、ボリュームを与えてあげましょう。口角が上がるため、相手に与える印象が明るくなります。

ラインにボリュームがない唇

ラインにボリュームがない唇を持つ人は、唇のラインにフィラーを注入することで、形が整えられ適度なボリュームを作ってくれます。

唇フィラー(ヒアルロン酸注入)のメリット・デメリット

ここからは、ヒアルロン酸注入による唇フィラーのメリット・デメリットを解説します。
唇フィラーの施術を検討している方は内容を理解して治療を受けられるよう、ぜひチェックしておきましょう。

唇フィラー(ヒアルロン酸注入)のメリット

唇フィラー(ヒアルロン酸注入)のメリットは、以下の4つです。

理想的な唇の形に仕上げられる

唇フィラーは、唇を理想的な形に仕上げられるのがメリットです。

唇の形は個人差があるため、「唇のバランスを整えたい」「唇の気になる部分を厚くしたい」とそれぞれ要望が異なります。

ヒアルロン酸を注入する部位や量を考えて注入することで、自身が理想としている唇の形状を目指せます。
カウンセリングの際には、担当医師に自分が思い描いている唇の形が伝わるよう、写真やイラストなどを用いて、しっかり施術後の唇のイメージを共有しましょう。

顔のパーツのなかでもインパクトがある唇の形にコンプレックスを感じていると、積極的に人と話せなかったり、チャレンジできなくなったりすることがあります。
少しでもお悩みを解消して、自分に自信を持てるように行動しましょう。

唇の縦シワを改善できる

唇の縦シワを改善できるのも、唇フィラーの利点です。
唇の縦シワは、紫外線からのダメージや乾燥や、加齢によるハリの減少などが挙げられます。
そこで、ヒアルロン酸を注入すると、唇にハリが生じて縦シワの改善に役立ちます。
また、唇フィラーは、唇の縦シワにお悩みの方だけでなく、唇全体のハリがなくなってしぼんできた方にも適した美容施術です。

なお、唇の縦シワ改善には、唇フィラーだけでなく、紫外線対策や保湿などの日常のケアは必須です。
美容医療に頼るだけでなく、自身でも唇の形を美しく保てるよう努力しましょう。

顔全体のバランスが整う

唇フィラーを行うと唇の形が綺麗になるだけでなく、顔全体のバランスが整います。
唇の形は人それぞれで異なりますが、唇フィラーはヒアルロン酸を注入する量や部位をその人に合わせてカスタマイズできます。
それぞれの顔に似合う唇の形状を実現することで、顔全体のバランスが整うでしょう。

即効性がある

唇フィラー後のヒアルロン酸注入はすぐに効果が表れるのが特徴です。
注入してすぐに唇のシワがの改善を感じられます。

唇フィラー(ヒアルロン酸注入)のデメリット

唇フィラー(ヒアルロン酸注入)にはメリットがあるものの、以下のようなデメリットも存在します。

・注入に痛みを伴うことが多い
・口に違和感を生じることがある
・入れすぎると不自然に見えることがある
・唇が青白く見えることがある
・しこりができることがある
・唇が硬くなる場合がある
・血管塞栓で失明や皮膚壊死などが起こることがある

ヒアルロン酸注射の失敗例と原因が気になる場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

注入に痛みを伴うことが多い

ヒアルロン酸注入時、唇フィラーは痛みを感じることがあります。
唇は他の部位よりも薄い粘膜でできているため、とても痛みを感じやすい箇所です。

そのため、注入時に針で皮膚を刺された場合、痛みを感じるケースがあります。
痛みに弱い方は、事前に医師に話して麻酔クリームや麻酔テープを使ってもらえないか相談してみるのがおすすめです。

口に違和感を生じることがある

唇フィラーの治療を受けると、口元の筋肉を使うときに口に違和感を生じることがあります。
代表的なのは以下のようなシーンです。

・言葉を発言する場面
・飲み物を飲む場面
・笑顔になる場面
・唇を尖らせる場面

とくに必要以上のヒアルロン酸の量を注入してしまうと、口元が動かしづらくなり違和感を感じやすくなってしまいます。
適切なヒアルロン酸の量を正しい位置に注入できる技術力を持っている医師に施術をしてもらいましょう。

入れすぎると不自然に見えることがある

唇フィラーの際にヒアルロン酸を注入しすぎてしまうと、唇が腫れて見えたり不自然な形に見えたりする場合があります。
このような失敗を防ぐためには、唇フィラーを受ける前に自分の描いているイメージを担当医師にきちんと伝えることが重要です。
また、施術後の腫れは徐々に落ち着きますが、心配な場合は担当医師やクリニックに相談してみてください。

唇が青白く見えることがある

唇にヒアルロン酸を注入すると、唇が青白く見えることがあります。
このように唇が青白く見えるのは、「チンダル現象」が生じているためです。この現象が起きると、ヒアルロン酸が皮膚から透けて青黒く見えてしまいます。

皮膚の浅い組織にヒアルロン酸を入れると、チンダル現象が起こりやすくなるため注意が必要です。
そのため、皮膚のやや深い部分にヒアルロン酸を注入できる医師を選ぶ必要があります。

しこりができることがある

唇フィラーを行うと、しこりが生じる恐れがあります。
ヒアルロン酸は注入する量や頻度が多かったり、質の悪いヒアルロン酸製剤を使ったりすることでしこりができます。

ヒアルロン酸注入によって生じるしこりは、ヒアルロン酸を分解する製剤「ヒアルロニダーゼ」によって改善されることが多いです。
しかし、この製剤を注入してもヒアルロン酸が溶けにくい場合があるため、技術力や知識がある医師や、適切に管理した製剤を使っているクリニックを選ぶのが大切です。

唇が硬くなる場合がある

唇フィラーで注入した製剤が低品質な場合や注入量が多いと、唇が硬くなることがあります。
魅力的な唇のイメージとして、柔らかくプクっとした質感を挙げる方が多いのではないでしょうか。
そのため、唇フィラーで仕上がった唇の質感が硬いと魅力度が下がってしまいます。

美しい見た目と質感のある唇を実現するには、ヒアルロン酸の質にこだわりがあり、適切な量を注入できる知識を持つ医師やクリニックを選びましょう。

血管塞栓で失明や皮膚壊死などが起こることがある

ヒアルロン酸を注入する部位を間違って血管に注入したり、注入する部位に関係する神経を圧迫し過ぎたりした場合、血管塞栓で失明や皮膚の壊死などの合併症が生じる場合があります。
この失敗を防ぐためには、血管や神経に詳しく、ヒアルロン酸注射の技術力が高い医師を選ぶのが大切です。

また、失明や皮膚壊死などの合併症は、ヒアルロン酸の注入直後に症状が出てきます。
目が見えにくかったり、皮膚の状態に違和感を覚えたりした場合、すぐに担当医師に相談しましょう。

なお、ヒアルロン酸注射の失敗を避けるコツを知りたい場合は、以下の記事も読んでみてください。

唇フィラーヒアルロン酸注入のダウンタイム

ここまではヒアルロン酸注入による唇フィラーの概要をご紹介しました。次に、ダウンタイムの期間や症状を詳しくみていきましょう。

ヒアルロン酸が馴染むまで約1週間

唇フィラーで注入したヒアルロン酸が馴染むには、約1週間の期間が必要です。
馴染むまでは唇に触れると鈍さや硬さなどの違和感があるケースがあります。
日常生活に支障はないため、術後は馴染むまでしばらく待ちましょう。

腫れ・赤み・内出血が生じることがある

施術後は赤み・内出血が生じたり、麻酔が切れると痛みを感じたりするケースがあります。
このときに生じた唇の赤みは1日程度、腫れは2~3日程度で落ち着き、時間が経過するとナチュラルな仕上がりになるため心配は不要です。
また、唇の内出血がどうしても気になる場合は、口紅やコンシーラーで隠すと気にならずに済みます。

ダウンタイム中の注意点

ダウンタイム中の注意点は、以下3つです。

・施術当日は浴槽には浸からずシャワーのみとする
・メイクや洗顔は当日から可能
・アルコールを飲むと腫れやすくなるため、ダウンタイム中は控える

施術当日に入浴すると血行が良くなり、ヒアルロン酸が移動したり内出血が起こりやすくなります。
また、麻酔が切れる施術直後~2時間程度は口元の感覚が鈍くなり、食事がしにくくなるため施術直後に人と会う約束をするのは控えておきましょう。

魅力的な唇の定義は?絶対に抑えるべきポイントは4つ!

唇フィラーの施術を受けて魅力的な唇になるために、抑えるべきポイントを以下4つご紹介します。

唇が前に出ている

上唇と下唇の中央が少し前に出ている「Cカール」の唇が魅力的な唇の形だと言われています。
唇がこのCカールの形状だと、若々しい印象を与えられます。
また、Cカールは歯並びが悪いと、唇の形が悪くなり、Cカールの形が崩れやすくなってしまうため注意が必要です。

唇の厚さは【上唇:下唇=2:3】が最適

上唇と下唇の厚さは、「上唇の厚さ×1.5倍=下唇の厚さ」になる「2:3」が最適です。
唇の厚さがこの比率だと、ハリのあるふっくらとした女性らしい唇になれるでしょう。

唇の横幅は顔幅(唇の位置)の40%

横幅が顔幅の40%ある唇も、魅力的な唇の特徴です。

唇の横幅が長いと顔の中で占める唇の面積が大きくなり、表情の変化が起こったときの動きが激しいため、顔のパーツのなかでも目立ちやすくなります。
逆に、唇の横幅が短いと唇自体の動きが控え目になり、他のパーツに比べて唇に目を引きにくくなってしまいます。

下唇は真ん中より横の2か所が厚い

下唇が真ん中より横の2か所が厚いのも、チャーミングな唇のポイントです。
下唇の形が2枚の花びらが並んでいるように見えることから、花びら唇とも言われます。
唇フィラーを行うと唇の厚みや下唇の形状が整えられ、魅力的な唇に近づけられます。

魅力的な唇の代表例!アヒル口・M字リップ・ぽってり唇

次に、以下3つの魅力的な唇の代表例をご紹介します。

アヒル口であざと可愛く

アヒル口とは、左右の口角がどちらもキュっと上がって、口先が前方へ突き出している唇です。
アヒル口は可愛らしさを印象付けたい場合に、効果的な唇の形です。

M字リップで小悪魔っぽく

M字リップとは、上唇の真ん中の山の形がM字になっている唇です。
この上唇がM字になっている状態を「キューピット・ボウ」と呼びます。
キューピット・ボウの形や輪郭がはっきりしているのは、美しい唇のポイントだと言われています。

また、キューピット・ボウは若い頃は輪郭がくっきりしているものの、老化に合わせてぼやけてくるのが特徴です。そのため、キューピット・ボウは若さのシンボルと捉える方もいます。

ぽってり唇でセクシーに

ぽってり唇とは、ボリュームのある唇です。
一般的な唇の厚さは上唇が約8mm程度、下唇が約10mmだとされています。
この厚さよりもサイズが大きい場合、セクシーさや愛嬌のあるぽってり唇を相手に印象づけられます。

【番外編】自力で唇を厚くする4つの方法

唇フィラーのメリット・デメリットを把握したところで、まだ施術に抵抗がある方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは自力で唇を厚くするための方法を、以下4つ解説します。

マッサージ

唇をマッサージすると、唇の血行が促されて唇が厚くなる効果が期待できます。
マッサージする際は、リップクリームやワセリンなど保湿できるクリーム塗を上唇と下唇にそれぞれに塗りましょう。その後、唇の中央部分から円を描くように口角に向かって指を使って10程度マッサージしてください。
マッサージを行う頻度としては、週2回程度がおすすめです。

口周りの体操

唇の周りの筋肉を動かして体操を行うと、老化による口周りの筋肉の衰えによって唇が薄く見えてしまうのを防げます。
大きくはっきりと口を使って「あ・い・う・え・お」と発声することで、口周りの体操が可能です。

リップケア用品

リップケア用品を使う習慣があると、乾燥が防げるため唇にツヤが出て厚くなる効果が期待できます。
唇トリートメントや唇パックなどの保湿や美容成分が含まれている、リップケア用品を使いましょう。
リップケア用品を使うことで、潤いのある唇に近づけられるでしょう。

メイク

メイクのやり方を工夫するだけで、唇が厚い印象を与えられます。
まずは、唇の輪郭にコンシーラーを塗り、唇の色味を落ち着かせてください。
その後、リップライナーを使って、もともとの唇の輪郭よりも大きく唇の形を描きましょう。

こうするだけで、メイクだけでも唇を厚く見せられる効果が期待できます。

それでもダメなら美容クリニックに相談しよう

自力で唇を厚くするために、マッサージや口周りの体操、リップケア用品の習慣化、メイク方法をご紹介しました。しかし、これらの方法は効果が見えるまで時間がかかったり、確実に効果が得られるかわからなかったりするものです。

早く唇の厚さを改善したい、確実に唇を厚くする効果を得たい場合は、知識のある美容クリニックに相談するのがおすすめです。

唇フィラーを受ける時のクリニック選びのコツ3選

唇フィラーを受ける時のクリニック選びのコツは、以下3つです。

・実績豊富な医師に依頼する
・デザインセンスのよい医師を探す
・十分なカウンセリングがあるクリニックを選ぶ

実績豊富な医師に依頼する

あまり実績がない未熟な医師だと、技術力や経験値が低いため、自分が希望としている唇の形とは違う仕上がりになる恐れがあります。
クリニックのホームページやSNSでの症例を確認して、医師やクリニックで取り扱われているケースを把握しておきましょう。

デザインセンスのよい医師を探す

ヒアルロン酸注射は、身体のなかでも小さい部位である唇に注入するヒアルロン酸を細かくコントロールする必要があります。
そのため、唇フィラーには医師のデザインセンスや注射で微調整できる技術力が必要とされます。
注入する部位や量が適切でない場合、イメージとは異なる仕上がりや不自然なデザインになる可能性があるため、注意しましょう。

十分なカウンセリングがあるクリニックを選ぶ

自分が理想とする唇のイメージを医師とすり合わせるためには、カウンセリング時にきちんと話をして説明を受ける必要があります。
具体的な悩みや明確なデザインを伝えることで、理想の仕上がりに近づけるでしょう。

唇フィラーの費用相場

唇フィラーの概要やクリニック選びのコツがわかっていても、費用相場がわかっていなければ無駄な出費になってしまったり、手術で期待していた効果が得られない可能性があります。
ここからは、唇フィラーの費用相場を詳しくみていきましょう。

唇フィラーの料金は3~10万円前後

唇フィラーの一般的な費用は、3~10万円前後です。
しかし、使用するヒアルロン酸の種類、医師の技術力やクリニックによって唇フィラーの料金が異なります。料金設定が高いクリニックでは、6~10万円程度で施術が可能です。

安すぎるクリニックには要注意

唇フィラーに使うヒアルロン酸には原価がかかるため、その価格を下回る程の料金設定で施術を行っているクリニックは注意が必要です。
SNSなどでレビューや口コミを調べて、高過ぎず安過ぎない価格帯で施術を受けるようにしましょう。

【Q&A】唇ヒアルロン酸注入のよくある質問

唇ヒアルロン酸注入の種類や効果、メリット・デメリットは理解できたものの、他にも気になる点がある方もいるのではないでしょうか。
ここからは、以下の唇ヒアルロン酸注入のよくある質問をご紹介します。

唇フィラーの効果はどれくらいの期間持続しますか?

ヒアルロン酸注入による唇フィラーの効果が続くのは、半年〜1年程度です。
ヒアルロン酸を注入すると体内に吸収されます。
半年〜1年程度の間隔で繰り返して注入すると吸収されづらくなるため、注入後の仕上がりが維持しやすくなります。

注入時の痛みはどれくらいですか?

注入する際に使う針を刺す際に、数回チクっとする程度の痛みが生じます。
粘膜である唇は皮膚が薄いため、痛みを感じやすい部位であることを認識しておきましょう。

ちなみに、注入後は麻酔が効いている間は痛みはありません。
麻酔が切れると、唇に少し違和感がある程度の感覚であることがほとんどです。

副作用はありますか?

ヒアルロン酸注入による唇フィラーの副作用としては、軽度な赤みや腫れ、痛み、内出血が挙げられます。
しかし、どの副作用も数日で治まるため、施術時の心配は不要です。
また、麻酔が切れて痛みが生じることも考えられるため、唇フィラーの術中も注意しておきましょう。

施術時間はどれくらいですか?

唇フィラーの施術時間は5~10分程度です。
唇の印象を変えたい場合は、上唇または下唇それぞれヒアルロン酸や脂肪を注入する必要があります。

厳選!唇フィラーが得意なクリニック3選

唇フィラーが得意なヒフコおすすめクリニックは、

・東京ブランシェクリニック
・クリニックダブリュー(CLINIC W)
・リープビューティクリニック(Leap beauty clinic)

です。クリニックによって価格は異なるものの、ジュビダームビスタ®(シリーズ)のヒアルロン酸注射が、1ccから可能です。
また、唇だけでなく顔全体のバランスを整えたい場合は、鼻筋やアゴ先にもヒアルロン酸を注入できます。
唇フィラーを検討している場合は、ぜひお気軽にカウンセリングに申し込んでみてください。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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