婦人科系に特化！女性が安心して通えるみどり美容クリニック院長インタビュー｜みどり美容クリニック 院長インタビュー

よろしくお願いします。うちのクリニックはデリケートゾーンに特化した治療をご提供している性質上、待合室に患者さんがいらっしゃったり名前で呼ばれたりすると落ち着けないんですよね。なので他の方と会わないように時間帯にお一人の貸切で予約をお取りしています。

そうですね。クリニックの入り口もわかりづらいですよね？迷ってしまう方も多くてデメリットかな？とも思うんですが…でもそれの方がいいかなと思っています。入っていくところが見えなくていいかなと。

それはよかったです。他の方がいらっしゃらないのでカウンセリングもゆっくりお伺いできるんです。お悩みはもちろん、プライベートな話まで相談だけで1時間近くおしゃべりになられる方もいらっしゃいます。1日に数人の予約となってしまいますが、その方だけで時間を抑えられるのでじっくりと治療をしていただけます。

そうです！カウンセリングから施術、アフターの診察まで全て私が担当します。なので長いお付き合いの方ですと開業当初から、10年くらい通ってくださっている患者さんもいます。10年前と比べると今の方が若いね〜とか子どもさんが増えたりお孫さんが増えたりしている方もいらっしゃるんですよ！

そうですね、お友だち感覚で一人一人に向き合うと、実は…とお悩みがぽろっと出てくることがあるんですよ。なので話しやすく、プライベートなことも恥ずかしくなく話していただけるように、雑談から始めるようにしています。そうすると最初に全然想定していなかった箇所もここ治療した方がいいかもね？ということになったりもします。

何か症状があっていらっしゃる方が多いですね。産後のゆるみが気になったりだとか、お風呂からあがった時に膣からお湯がジャーっと出てしまうとか。

もちろん大丈夫ですよ。若い方で症状がなくてもいらしていただいて構いません。診察してその方に合う施術やマシーンをご提案します。

20代から70、80代くらいまでいらっしゃるんですよ。一番多いのは40代の方かな？産後から更年期に向けてコラーゲンが減ってくると膣の壁が薄くなり、内臓を支えていてくれてたのがだんだんできなくなってくるんですよね。そうすると尿もれとかゆるみとか症状が出てきて、それでいらっしゃる方が多いですね。また出産のダメージが何年か後に出てくる場合もあって、それがちょうど40代くらいなんですよね。

そうなんですよ。性生活以外でも先ほども申し上げた尿漏れだったりおトイレを我慢しづらかったりと日常生活に困っている人も多いんですよね。あとはおりもので悩んでいる方も多くて。若い方だとピルを長期間飲んでいたり生理不順だと膣内の抵抗力が弱まっておりものが増えてしまうんですよ。これはレーザーをあててあげると善玉菌が増えて膣内環境が整って量が少なくなります。

ね。クリニックではお写真を撮ってそれをお見せして説明させていただきますし、あとは膣の中の状態を膣圧計で測ることもできます。客観的に見てきっちりチェックさせていただきます！

一般外科から美容外科に、そこで会陰部形成手術など形を整える手術を行う女性器形成の分野に携わっていたんですね。手術の部位が部位なので女医さん希望でという人が多かったんです。そんな折にアメリカでデリケートゾーンのレーザーでダウンタイムが少ないいいマシーンがあると知って。そこからですかね。

完全に特化しているところはあまりないですよね。

都内の患者さんが多いですけど、ありがたいことに北海道から四国、九州まで全国から来ていただいてます。名古屋の方とかは日帰りでいらっしゃいますよ。

10年前にこのクリニックをオープンした際は取材も週刊誌系とか男性目線、興味本位なものが多かったんですね。でも時を経て最近はようやく女性目線というか、美容系の雑誌からも取材のご依頼があったりして、世間の皆さんの目も変わってきていることを感じます。ママ友界隈で“こんな治療があるらしい…！”なんて口コミで広まって来院する方もいらっしゃいますし。お悩みを抱えている方も多いので、これから増えていくのではないかなぁと思いますね。

レーザーにも種類が色々あって、レーザーカッティングっていう止血をしながら手術ができるものを最初に導入したのは事実です。膣形成手術をビバリーヒルズでトレーニングしていたんですけど、10年前にこのクリニックをオープンした時に最初に導入しました。

これまでは手術じゃないものがなかったんですよ。でもそうするとパートナーに内緒でできないじゃないですか。あとは手術だとちょっとな…とか痛みの不安もある人もいて。それで次に導入したのがビビーブっていう高周波による膣の引き締めができるマシンです。サーマクールに似たもので熱でギュッと引き締めるんですが、これは膣の入り口がメインなんですね。表面を冷やしながら奥を焼くので引き締め効果はあるんですが、潤いや中のコラーゲンを増やして膣の中をふっくらさせるのには向いていなかったんです。それで2013年にインティマレーザーというマシンを日本で最初に導入しました。

膣の外側にも内側にも効くもので、コラーゲンも増やすことができます。膣の中もふっくらしますし、全体も引き締められますし、さらに尿もれにも効果があります。色々なあて方ができるので、ゆるみ、黒ずみなど様々なお悩みに対応が可能なものです。

そうなんですよ。インティマレーザーを初期から導入しているので症例も多く、インストラクターとしてドクター向けに講演会なども行なっています。

大体1700~1800例くらいはありますかね。なのでこんな時にはこうした方がいいですよ、などアドバイスはできるかなと。あとは婦人科や泌尿器科の先生はマシン自体を見る機会もなかなかないんですよね。一般の診療ですと保険も効きませんから。そういった先生方に施術の方法やデータなどを発表したりもしています。

あとインティマレーザーとヴィーナスHIFUを組み合わせたダブルVタイトニングという施術はうちのクリニックにしかない、うちだけのメニュー名としてやらせていただいています。コンビネーションでやっているクリニックは少ないんですよね。患者さんの症状に合わせてHIFUだったり、高周波だったりを組み合わせてカスタマイズできるのもインティマレーザーの良い点です。

それが痛みはほぼないんですよ。特にHIFUは顔だと痛いじゃないですか。でもびっくりする位痛くないんです。力を入れてしまうと機械が挟まるような違和感を感じて痛みに繋がってしまったりするのですが、うまく力が抜けていれば全然痛みはありません。施術自体も私とおしゃべりしている間に終わってしまっている感じです。携帯や雑誌を見ながらでも大丈夫です。脱毛したことある人でしたらへっちゃらだと思います。

レーザーの施術をご紹介しましたが、小陰唇縮小手術などの外科手術も多いんですよ。レーザー系と手術系が半々くらいですかね？会陰切開の傷やひきつれなど軽いものはレーザーでも治るんですが、筋肉のひきつれがある場合は手術ではないと縮まない場合もあるんですよ。

産後半年から1年以内に1度見せていただきたいですね。授乳が終わって、生理が安定して始まった頃に施術をはじめると効果が出やすいです。

HIFUは1年に1回とかで大丈夫です。レーザーは予防・アンチエイジング目的でしたら1年に1回、お悩みがある場合は2ヶ月おきにあてて、それを2回とか3回とかまとめて症状が改善されるまで施術を行なって、その後は1年に1回とかのスパンで良いかと思います。

そうなんですよ。ですがヒアルロン酸を入れたいという患者さんが結構多くて。顔でも手軽じゃないですか。膣の場合は最初にヒアルロン酸をいれてしまうと、膨らませるものですから、入れすぎるとヒダがなくなってしまって引っかかりがなくなって、引き締まるどころか広がってしまう場合があるんですよ。そうなると性行為の時など困ってしまいますしね…。その後どんなにレーザーをあてても膣の引き締め効果を感じられなくなってしまうこともあります。

そうなんです。まずレーザーで中を引き締め、膣の中を育ててあげてからヒアルロン酸の順番がいいと思います。まずはレーザーやHIFUで土台をしっかりさせることが重要なんです。これをたくさんの方に知ってもらいたいですね。

デリケートゾーンの脱毛をされる方が多くなってきて、脱毛きっかけで自分の陰部を見ることも多くなってきているのではないかと思います。色とか形とか、気になることがあれば診察だけでも来ていただければお悩みを聞けますし、施術が必要なければ自信を持って帰ってもらえますしね。例えば色とかでしたらレーザーで治る場合もありますし、1回でも効果が出ることもあります。“見えないところも美しく”するお手伝いができたらと思っておりますので、ぜひお気軽に来院してくださいね。