SNSで話題！最短美容・あなただけの美肌スケジュール表を提案する柳下悠先生の美容医療のこだわりを取材｜阪田美容・形成外科 柳下悠先生インタビュー

ありがとうございます。美容皮膚科を専門とする医師として、やはり自分自身の肌が綺麗でなければ説得力がないと思っています。そのため、肌が少しでも変化したら、それに応じて常に施術をしています。実は、今、顎の骨を切って2ヶ月しか経っていないので、顔が腫れているし、全く調子のいい状態ではないのですが…

そうなんです、今年で40才になります。美容皮膚科を始めた7年前より、肌の調子は良くなっていて、若く見られることが多いですね。

私は元々形成外科出身で、今でも下眼瞼脱脂や埋没の施術はするのですが、最近は美容皮膚科の施術を最も多く取り組んでいます。SNSを見てご相談にくるお客様も多いので、スキンケアやアンチエイジングが中心ですね。
美容医療の世界に惹かれるのは、マイナスをなくすのではなく、クオリティオブライフを高めるために、プラスにするための医療だからです。特に、美容皮膚科は、自分自身を変えないまま綺麗になることを目指しているので、面白いと思っています。

まずは、肌の状態を確認して、きちんと計画を立てることをオススメします。そして、納得した上で、きちんと通っていただければ、自分の理想とする肌になりますよ。
そのために、必ず医師に相談してほしいんです。肌の状態は、1人1人違います。クリニックによっては、医師の診察時間がとても短いところがありますが、きちんと理解するまで質問することが大切です。
私は、理想の肌に近づけるために、クリニックでの施術だけではなく、自宅でのケアを含めて、トータルでご提案しています。特に、クリニック専売の基礎化粧品は、効果も高い分、使い方も難しい。簡単に言うと、ビタミンAが多く入っていると、皮が剥けたようになることが多いのですが、どの程度剥けるのが適正か判断することは、なかなか難しいんです。SNSには、剥ければ剥けるだけいいというような情報も載っていますが、本当はただ皮膚炎を起こしているだけかもしれない。そのため、診察では、1人1人の肌に合ったものを、使い方も併せて、お伝えしています。

基本的には、シミはいつでも取れるけど、たるみや皺は元に戻りにくいと考えていただければいいと思います。だから、順番としては、たるみや皺のケアが先。シミが気になる方は、刺激を与えるとシミが増えてしまいそうなイメージを持たれるかもしれませんが、客観的に見るとたるみや皺を改善してからの方がいい場合が多くあります。もちろん1人1人の肌は違うので、診察で医師と優先順位を考えていただくことが大切ですが。

そうなんですよね、実際に、お悩みになっていることと、医師が客観的に見て優先した方がいいと考えることは、違う場合もあります。そのときは、医師としての考えをご説明しますが、ご理解いただくことが難しい場合もあるんですよね。美容皮膚科の施術は安くないので、ご希望の施術より、こちらがご提案した施術の方が高いと「騙されているのでは？」と思われてしまう場合もあるんです。本当は、順番を考えて施術した方が、効果が出やすく、結果として何度も通わずに済むので楽だし時短美容になりますよね。…
たとえば、シミを取りたくてレーザーをしようと思ってクリニックに来たのに、先にフィロルガ注射をしてからの方が効果的ですよと言っても、なかなか理解していただけないです。私も、セールストークだと思われたくないですし、やりたい施術ができないとも思われたくない。実際、そのように高い施術に変更させる悪徳クリニックもありますし。
だから、診療時間は長くなるけど、そのような場合は、「ご希望の施術だけでもいいけど、本当はこの内服や施術もしないと再発する」と必ずお伝えしています。

とはいえ、最近は、ネットでたくさん調べて美容医療の知識が豊富な方も多いので、自分がやりたい施術にこだわるのではなく、まず診断をして、トータルでご提案できる方が増えました。私も、SNSに無料で最新の情報をお伝えしていますし、クリニックに来る前にもっと気軽に相談できる場として「医師が教えるホントの美容塾」というオンラインサロンも始めました。正しい知識を身に着けて、何が自分の肌に合って効果的なのか、もっと知っていただきたいです。

私が、指名で施術を担当することが多いのはHIFUのウルトラセルQプラスやスレッドリフト、フィロルガ注射も人気ですね。
ただ、どの施術がいいかは、肌の状態だけではなく、時期も関係するんです。
たとえば、今は3月で花粉が多く飛んでいますが、こういう時期には花粉症の方は肌もとても敏感になっているため、今日行うフィロルガ注射のような、肌を保護していくタイプの施術をオススメしています。
ピーリングやレーザーのような、肌を剥くタイプの施術はオススメしません。
季節や生活習慣が変われば、肌の状態も変わります。
だから、何月に何の施術をして、何月には何の施術をするというような、スケジュールがとても大切になります。

きちんと診察してくれる医師であれば、肌の状態に合わせて、出力を変えたり、今は何をすべきか選んでくれるはずです。もし、何度行ってもいつも同じ施術なのであれば、他のクリニックでセカンドオピニオンをもらった方がいいかもしれませんね。

私は、HIFUを年に2回くらいしています。あと、ビタミンAオタクですね（笑）。ビタミンAを使ったアンチエイジングは、本当に効果が実感できます。患者さんにも、ビタミンAが入っているクリニック専売のゼオスキン社の化粧品をお勧めしています。お肌のツヤが変わりますよ。

基本的には、どこのクリニックに来ていただいても、同じ施術をご提供できます。ただ、クリニックにある機械はそれぞれ違うので、使い分けていただきたいです。
阪田美容・形成外科では、原価の安さではなく、効果が分かっていただけるフィロルガ社の製剤(NCPT)を使用しています。これは高濃度のヒアルロン酸と核酸を含む多くの美容成分が入っているんです。また、水光注射は、ベラヴィータの専用ヒアルロン酸を使ってるのが良いというポイントです。
施術を担当する看護師のスキルも高いので、安心して施術していただけます。

美容にはゴールがありません。逆に言うと、最初は想像もできなかったところまで、辿りつくこともできます。適切な施術をすることで綺麗になった患者さんをたくさん見てきましたし、私自身も、美容皮膚科を始めた7年前より、今の肌の方が皺もなく、調子が良くなっています。ご自身の今の肌の状態に合った施術をぜひ選んでください。いつでもカウンセリングにいらしてくださいね！