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レブライトSIの概要

レブライトSIとは米国サイノシュアー社製のQスイッチNd:YAGレーザーで、シミやそばかす、あざなどの色素性病変の治療から、レーザートーニングによる肝斑の改善や顔全体の美白などの治療に用いられるレーザー治療器です。肝斑治療ができるレーザーとして有名になった同社製、メドライトC6の上位機種として開発されました。2014年には、肝斑の改善効果があるとしてFDA(米国食品医薬品局)の認可取得をしており、安全性と効果が認められているレーザー機器といえるでしょう。

レブライトSIは1台で、532nm(KTPレーザー)・1064nm(Nd:YAGレーザー)とDye(ダイ)ハンドピースによる585nm・650nmの4波長による照射が可能です。4つの波長を使い分けることでシミや肝斑治療、あざやさまざまな色のタトゥー除去など、多様な肌の悩みを改善へと導きます。

レブライト

引用:https://clinic-f.com/laser/revlitesi.html

レブライトSIで期待できる効果

□シミ、そばかすの改善
□ほくろの除去
□肝斑の改善
□毛穴の引き締め
□ニキビ跡の改善
□軽度のたるみの改善
□あざの除去
□ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の改善
□赤ら顔、毛細血管拡張症の改善
□外傷性色素沈着の改善
□カラータトゥー除去

レブライトSIの特徴

トーニング モードによる美白・肝斑治療

トーニングとは弱い出力のレーザーを広範囲に照射することで、肌表面に刺激を与えることなく肝斑やシミ、そばかす、くすみなどを改善することで、顔全体のトーンアップへと導くレーザー治療です。メラニン色素のみを破壊して排出するため、シミ取りレーザーや光治療の照射後のようにシミなどが濃くなったりかさぶたになったりすることがないとされています。

また、レーザーの熱作用によって線維芽細胞が活性化、コラーゲンやエラスチンなどの産生を促進することで肌のハリが改善し、毛穴の引き締めにも効果があるとされています。レブライトSIによるトーニング治療は色素沈着改善とハリ感の向上といった複合的な肌トラブルを改善する美肌治療がおこなえるといえるでしょう。

また、トーニングでの治療は顔だけでなく、ワキやVラインの黒ずみ、デコルテや背中など、ボディへの照射も可能とされています。顔よりやや高い出力照射で、繰り返しの治療をおこなうことによってくすみの少ないなめらかな肌へ導きます。

トップハット型照射によって肝斑へムラなく熱を届ける

従来のレーザーでは、照射すると中心部に最も強い熱エネルギーが加わり、周囲に広がるにつれ熱エネルギーが弱くなるビーム波形が使われていました。このようなレーザーで照射すると、中心部が加熱されすぎることによって肝斑が悪化するだけでなく、照射部位にムラができてしまうため、肝斑の治療には向きませんでした。

レブライトSIは、熱エネルギーを均一に皮膚に届けることが可能なトップハット型のビームを採用しているため、適切なパワーで患部を均一に照射して肝斑を悪化させることなく治療することが可能です。

レブライト

引用:https://www.cross-clinic.com/shimi/m_revlite.html

肝斑を刺激しないPTPモード(ダブルパルスモード)

肝斑の原因の一つは外的刺激とされています。シミ取りレーザーのように
スポット照射で強い熱エネルギーを患部に与えてしまうと、肝斑の悪化へと繋がります。

これらのことから、レブライトSIでは肝斑の元となるメラノサイトを刺激せずに治療をおこなえるPTPモードを搭載。ダブルパルスモードとも呼ばれ、極短時間に2発連続照射することでレーザーの深達度をあげつつ、出力を1/2に抑えることが可能となりました。このため照射時の肌への負担や痛みが少ない、安全性の高い治療が実現したと言われています。

レブライト

引用:https://www.crossclinic.com/shimi/m_revlite.html

Dyeハンドピースによるカラータトゥー除去

メラニン色素が真皮層にあるADM(真皮メラノサイトーシス)や太田母斑(青あざ)、黒や青色のタトゥー除去の治療に使用される1064nmの波長に加え、2種類の波長をもつDyeハンドピースによってカラータトゥーの除去も可能となりました。

赤い色素に反応する585nm・緑の色素に反応する650nm

Dyeハンドピース585nmは赤い色素への反応が高い波長で赤ら顔や毛細血管拡張症、または紫色のタトゥー除去などの治療に適しています。Dyeハンドピース650nmは緑の色素に反応する波長で、これまで難しいとされていた緑色系のタトゥー除去などの治療に使用します。

レブライトSIではこれら黒・青・赤・緑に対応可能なDyeハンドピースを組み合わせることによって赤ら顔や毛細血管拡張症の改善、さまざまな色のタトゥーを除去することができます。

表在性のシミからあざ、タトゥーの改善まで

レブライトSIは波長を使い分けることで、皮膚の浅い部位にある「表在性のシミ・そばかす」から皮膚の深い部位にある「深在性のあざ」などの色素性疾患の治療が可能とされます。

532nmの波長は皮膚の浅い層(表皮層)のみに作用します。そのためシミやそばかすの改善に効果があるとされています。1064nmの波長は皮膚の深い層(真皮層)まで作用します。ADMや太田母斑といった、あざの改善に効果があるとされています。

レブライト

引用:https://taclinic.jp/menu/skin/laser/revlite/

メドライトC6とレブライトSIの違い

レブライトSIはメドライトC6の上位機種で、新たな性能に加え安全性が高まりました。
出力が大幅にアップ
メドライトC6の総出力が1000mJであるのに対し、レブライトSIは通常では1250mJ、PTPモード時は1600mJまで出力をあげることができるようになりました。これにより、大きいスポット径での照射でも安定したエネルギーを確保できるため、少ない照射回数や短時間での照射が可能になっただけでなく、治療の安全性も高まったと言われています。
PTPモードによる効果と安全性の向上
レブライトSIで新しく搭載されたPTPモードによって、メドライトC6の半分の出力でより深くまでレーザーを到達させることができ、照射時の安全性が向上しました。これによって照射時の肌負担や痛みの少ない治療が可能となったと言われています。

レブライトSIのメリット

さまざまな肌悩みに対応可能

レブライトSIは532nm・1064nm・585nm・650nmの4波長が1台に搭載しています。これらを使い分けたり組み合わせることによってシミや肝斑治療、あざ、カラータトゥー除去だけでなく、赤みの改善、毛穴の引き締め、美肌、美白など、さまざまな肌の悩みへ対応が可能だと言われています。
照射時の痛みやダウンタイムが少ない
PTPモードが搭載されたことにより、施術中の痛みやダウンタイムが少なくなりました。

短い施術時間と少ない治療回数を実現

高出力のエネルギーを照射できることや、1度で広範囲の照射ができるようになったために、施術全体の照射回数が減り、従来の治療より短時間での施術が可能となりました。また、治療効率が上がったことで、治療回数も少なく済むと言われています。

レブライトSIの施術後の注意

施術後は肌が敏感になるため、紫外線対策としっかりと保湿をおこないましょう。当日からメイクは可能ですが、洗顔時など強い摩擦をさけ、刺激を与えないよう注意が必要です。

レブライトSIによる治療を受けられない方

・妊娠中、授乳中の方
・ 施術部位の日焼け
・施術部位の未治療の傷やヘルペス
・光過敏症の方

治療リスクと副作用

・照射直後のヒリヒリ感
・赤み
・照射部位の軽微な膨らみ
・まれに点状の内出血
・肝斑の悪化や白斑