千葉県警察は2024年6月20日、違法な美容施術を行ったとして、医師法違反の疑いで中国籍の女を逮捕した。
ネットで広く客を集めていた
警察によると、市原警察署が6月20日に、医師でないのに医業を行い健康被害を引き起こしたとして、医師法違反および業務上過失傷害の疑いで、市原市在住の無職で中国籍の43歳女を逮捕した。
この人物は22年2月に自ら運営していたエステサロンで、愛知県在住の28歳の女性に対し、医師免許を持たないにもかかわらず、鼻を高くするために鼻尖部にスレッドを挿入する施術を行った。また、スレッドを過剰に挿入したことで大けがを負わせた。
さらに21年11月から23年10月までに、医師免許を持たずに、リフトアップ、ボツリヌス療法といった美容施術を15回にわたって5人に対して実施した容疑が掛けられている。警察が公開した押収品を見ると、HIFU(高密度焦点式超音波治療、集束超音波治療、ハイフ)のほか、レーザー治療の機器などを多数所有しており、さまざまな施術を手掛けていたと見られる。
報道では、容疑者は自身が経営するエステサロンを大手予約サイト「ホットペッパービューティー」に店舗登録までして、手広く客を集めていたという。
相次ぐ外国籍者による違法美容施術
外国籍を持つ人物による違法な美容施術の摘発が続いている。この6月にはベトナム国籍の女が熊本県で逮捕されたばかりだ。最近では同じベトナム人やフィリピン人が逮捕されるケースが明らかになっている。
ベトナムやフィリピン国籍の人物が行った美容施術は主にフィラー注射やボツリヌス療法のような注射を使った非外科的治療だったのに対して、今回のように中国籍の人物は糸スレッドのようなより複雑な施術にも手を広げていることが特徴だ。23年6月に埼玉県では、中国籍の人物が無免許で豊胸まで行っていたなどとして逮捕されている。
外国籍の人物による美容施術が広がっているが、無免許であり、でたらめな治療が行われている可能性があり、危険性は高い。今回は28歳の女性が大けがを負っている。無免許の美容施術には十分に注意する必要がある。