2024年に閲覧数が多かった記事を振り返る。最新研究カテゴリーで注目された記事とは?
上位5つの記事は?
最新研究カテゴリーで注目された記事のランキングは次の通りだった。
順位 | タイトル | リンク |
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1位 | 女性ホルモンの長期使用が脳腫瘍リスク増加に関連、美容医療施設でも提供される一般的な薬、フランスの研究で明らかに | https://biyouhifuko.com/news/research/6654/ |
2位 | カフェインとアデノシンの力、シャンプーで抜け毛予防効果、毛髪の密度が上昇し、満足度高い、美容皮膚科の医学誌で発表 | https://biyouhifuko.com/news/research/7451/ |
3位 | あご下の脂肪吸引のリスク、死亡事故にもつながる「血腫」なぜ窒息を起こすのか?ブラジルの医師らの報告 | https://biyouhifuko.com/news/research/6533/ |
4位 | 妊娠が女性の生物学的年齢のエイジングを加速、複数のエピジェネティック・クロックの指標で確認、米国ハーバード大学の研究チームが発表 | https://biyouhifuko.com/news/research/8752/ |
5位 | 喫煙本数が多いと酒さリスクが低下、飲酒量との関連見られず、たばこをやめると悪化、皮膚科の医学誌で発表 | https://biyouhifuko.com/news/research/7866/ |
女性ホルモンと脳腫瘍との関係
女性ホルモンの長期使用が脳腫瘍のリスク上昇につながるという点は意外な研究結果だった。日本でも自由診療で処方されていることがあるが、注射式の避妊薬として使われる黄体ホルモンがリスクに関連する可能性が示された。
カフェインとアデノシンを含むシャンプーに抜け毛予防効果があるという記事は、比較的身近なカフェインが毛髪に良い効果を示すという点から注目を集めた。
あご下の脂肪吸引のリスクについての海外からの報告も注目された。同様のケースは日本でも発生しており、合併症の詳細を知るためには貴重な内容といえた。
妊娠が女性の生物学的年齢を加速させるという研究も注目された。エピジェネティッククロックの注目度が高まる中で、その応用として妊娠の影響を確かめた内容は画期的だ。
このほか喫煙が酒さのリスクを低下させるという研究は意外性があった。喫煙は身体に悪いというのが一般的ではあるものの、短期的には肌の赤みを引かせるような効果があるというもの。ただし、だからといって喫煙を続けていれば、健康にはマイナスの影響を及ぼすと考えられるので、あくまで参考に止めておくのがよいのだろう。
ヒフコNEWSでは、2025年も最新研究の中から、美容医療につながる話題を発信していく。