美白効果がある成分3選
美白成分①トラネキサム酸
トラネキサム酸は、もともと医療現場で炎症や出血、アレルギーを抑える目的で使用されていました。
2002年に厚生労働省から美白効果のある成分として認められ、現在はシミ治療用の内服薬や化粧品等に幅広く使用されています。
また、原因を特定しにくく治療が難しいとされるシミの一種・肝斑の改善にも効果的です。
美白成分②ビタミンC誘導体
メラニンの生成抑制や排出を促す作用がある成分です。
美白やハリ・弾力アップ、ニキビ・ニキビ跡の改善などにも効果を発揮しやすいことから人気が高い美容成分でしたが、肌に浸透しにくく安定性が低いデメリットがありました。
その弱点をカバーし、浸透性と安定性を高めた成分がビタミンC誘導体です。
レチノールやビタミンEなどとの相性がよく、ほかの成分と組み合わせることで相乗効果も期待できます。
美白成分③パルミチン酸レチノール
美白成分として知られるレチノールは、優れた機能をもつ特性に対し、空気や光に弱く不安定な成分です。
一方でパルチミン酸レチノールは不安定さを軽減し、ビタミンA美容成分の中でもっとも安定性が高いとされています。
そのため、「安定型ビタミンA誘導体」と呼ばれることもあります。
この成分にはシミの原因となるメラニンの生成予防や、排出しやすくする還元効果はありません。
しかし、SPF20程度の紫外線吸収抑制作用や、ターンオーバーを促進させる作用によって、美肌を保つ効果が期待できるのです。
トラネキサム酸配合おすすめスキンケア
ナビジョンDR TAホワイトローションn（医薬部外品）｜150ml・7,150円
とろみのあるテクスチャーでしっかり保湿し、肌へ透明感とハリ・弾力をもたらす薬用美白スキンケア。
トラネキサム酸と資生堂が独自に開発した4MSK、2つの美白成分がメラニンの生成をブロックし、シミ・そばかす、くすみを防ぎます。
エアコンによる肌の乾燥が気になる方にもおすすめ。
同シリーズの乳液とライン使いすることで、さらに透明感あふれる肌へ近づけます。
プラスリストア TAホワイトクリームMD（医薬部外品）｜10g・2,750円
美白効果が期待できるトラネキサム酸に、高い抗酸化作用を持つグリチルレチン酸ステアリルを配合したクリームです。
さらにビタミンC、アルブチン、プラセンタを配合し、シミ・そばかすを防ぎながら肌荒れも予防、肌にうるおいを与えます。
デイリーケアにはもちろん、レーザーや光治療前後のデリケートな肌のお手入れにもおすすめです。
また、美白と同時に乾燥ケアもできるため、乾燥小じわが気になる人にも向いています。
ビタミンC誘導体配合おすすめスキンケア
ビューティフルスキン Cフォーカスエッセンス｜30ml・4,713円
従来のビタミンC誘導体と比べて約200倍の浸透力がある成分と、浸透性が高い成分、2種類のビタミンC誘導体を配合した美容液です。
さらにエイジングケア成分として注目されているフラーレンも配合し、活性酸素の除去力と持続時間をアップ。
それぞれの相乗効果により、メラニン、毛穴、ハリ不足などさまざまな肌トラブルに対応できる、みずみずしい化粧水タイプのアイテムです。
また、アルコールや鉱物油、パラベンなど肌に刺激を与えやすい成分を排除しており、敏感肌の人でも安心して使いやすくなっています。
リビジョンスキンケア C+コレクティングコンプレックス30％｜30ml・21,780円
純度が高く、最高濃度のビタミンC（アスコルビン酸テトラヘキシルデシル）を30％配合した美容液です。
メラニンの生成を抑制する美白効果のほか、肌本来のビタミンC・Eの生成を促す作用をもち、強力な抗酸化作用で肌を明るく均一な色味に導きます。
さらに、細かいしわの改善、ブルーライトやほこりによる肌の影響を防ぐ効果も期待できます。
パルチミン酸レチノール配合おすすめスキンケア
ラブミータッチ レチノプロテクション｜30ml・5,478円
パルミチン酸レチノールを2％の高濃度で配合した、美容液・美容オイルです。
従来のレチノールと比べ、もともと皮膚にあるパルチミン酸レチノールは肌になじみやすく、刺激も少ないので毎日のケアに使えるのが大きな特徴。
年齢や紫外線により、毎日失われる肌のビタミンAをたっぷりチャージできます。
また、スクワランオイルをベースにしているため、ビタミンA製品にありがちな乾燥を防ぎながらツヤ肌を目指せるアイテムです。
べたつきにくく、普段のスキンケアにプラスで使うのもおすすめ。
ドクターケイ ABC-Gリペアセラム｜20ml・8,250円
美容皮膚の専門家で、ビタミンC研究の第一人者として知られる亀山孝一郎先生が、30年以上の現場を経て作り出したスキンケア。
高濃度のパルチミン酸レチノールにくわえ、すぐれた美肌効果を持つカクテルビタミン（ABC-G）、ピーリング剤としても使われるグリコール酸、2種のヒト型セラミドなどを配合しました。
ごわつきやすくハリが不足しがちな肌の角質を柔らげ、肌荒れや毛穴トラブル、くすみを改善しながら、エイジングケアもできます。
2023年おすすめ美白ホームケアのまとめ
夏の美白ホームケアにおすすめしたい、人気の美白成分を配合したスキンケアを紹介しました。
1年中美白ケアをしているという人でも、紫外線の強い夏場に特別アイテムをプラスすることで、さらに攻めの美白ケアができます。
気になるアイテムがあれば、ぜひデイリーケアに取り入れてみてくださいね。
