ピコトーニングの照射間隔とは? 最短1週間で再照射ができるって本当?!
ピコトーニングの施術間隔はクリニックによって差がありますが、2週間〜1ヶ月に1回のペースを推奨しているところが多いようです。
なかには、1週間に1回のペースを推奨しているクリニックもありますが、ピコトーニング照射後の肌は目に見える症状がなくても普段の肌状態よりデリケートで、外部からの刺激を受けやすい状態になっています。
このため、1週間程度の短期間で連続して施術を受けるよりも、肌状態に最適な間隔で照射を繰り返す方が効果的です。
ピコトーニングで肝斑治療を行う場合は短すぎる照射間隔に要注意
シミの中でも特に刺激に敏感に反応し、悪化リスクが高いとされる肝斑の治療。
効果が穏やかに作用するピコトーニングで行う場合でも、照射間隔に注意が必要です。
これは、肌に炎症が残っているうちに再度ピコトーニングを照射することで肝斑の悪化リスクが高まるため。
多くのクリニックではしっかりと肌状態をみながら、1ヶ月以上の間隔をあけて施術することを促しています。
なお、肝斑治療はピコトーニングだけでなく、トラネキサム酸などの内服やイオン導入を併用し、肌内部で起きている炎症を抑えるとより効果的です。
ピコトーニングの施術間隔をあけすぎても効果ある?
定期的にクリニックへ通えず、ピコトーニングの施術間隔をあけすぎてしまうこともあるでしょう。
しかし、半年以上間隔をあけすぎてしまうと、以前照射した部分に新たにメラニンが蓄積してシミが増えてしまったり、メラニンの破壊が追いつかなくなり効果を実感しにくくなることも。
効果的に肌悩みを改善したいのであれば、医師から提案された施術間隔を守り、間隔があきすぎてしまう場合は自宅でできるケア(ドクターズコスメや内服薬など)を提案してもらうとよいでしょう。
ピコトーニングを途中でやめるとどうなる?
ピコトーニングを途中でやめると、間隔をあけすぎた時と同様にシミや肝斑が再発する可能性があります。
日頃から紫外線対策や摩擦刺激を与えないスキンケア、内服薬などを継続することが重要となりますが、ピコトーニング治療の効果を継続したいのであれば、3〜4ヶ月おき程度の無理のないペースでピコトーニングを継続するとよいでしょう。
ピコトーニングと他のピコレーザーの照射モードを同時に受ける際の間隔
ここからは、ピコトーニングとピコレーザーを使用したほかの照射モードによる治療を組み合わせた場合の間隔についてまとめます。
どの組み合わせの間隔もあくまで目安のため、実際に受ける際は医師に肌状態を診察してもらった上で、適切な間隔で受けてください。
ピコトーニングとピコフラクショナルを同時に受ける場合
ピコトーニングとピコフラクショナルは、シミくすみと同時に、毛穴の開きやニキビ跡のクレーター、小じわなど、肌表面の凹凸が気になる方におすすめの組み合わせです。
この2つを組み合わせた治療を繰り返す場合、1ヶ月以上間隔をあけながら行うとよいでしょう。
間隔をしっかりあけながら、適切な回数を重ねていくことが肌質改善のポイントとなります。
ピコトーニングとピコスポットを同時に受ける場合
ピコトーニングとピコスポットは、顔全体の薄いシミやくすみと同時に、濃く目立つシミを改善したい人におすすめの組み合わせです。
ただし、肝斑へピコスポットを照射すると悪化するリスクがあるため注意が必要。
また、ピコスポット照射後1ヶ月ほど経過すると、人によってはおもに照射時の炎症が原因となって起こる「炎症後色素沈着」という戻りジミが生じることもあります。
基本的にピコスポットは、1回の照射でシミが改善することが多いとされている治療です。
もしもピコスポット後もピコレーザーの他のモードによる治療を継続したい場合は、ピコスポット後の経過次第で次回以降の治療内容や照射間隔が変わってきます。
照射後1ヶ月ほどが経過したら、治療を受けたクリニックで診察を受けるとよいでしょう。
ピコトーニングの施術間隔まとめ
この記事では、少ない痛みやダウンタイムでシミ・くすみなどの治療ができると人気のピコトーニングの照射間隔について解説しました。
一番効果的な間隔でピコトーニングを受けて、失敗せずに最短距離で美肌を目指しましょう。