ガウディスキンを使用した肝斑改善方法を解説します。
ガウディスキンの肝斑やシミへの効果とは
ガウディスキンの製品には、肝斑の改善に効果的とされているトラネキサム酸が配合された美白化粧水「インナーモイストTAローション」や、日本人の肌でもトラブルが出にくい処方の4%ハイドロキノン製剤である「HQクリア」があります。
どちらも美容皮膚科で肝斑が気になる時におすすめされる製品ですが、肝斑はシミと同時に発症していることが多く、治療が難しいシミ症状の一つです。
このため、間違ったスキンケアの使用方法によって悪化してしまうこともあります。
ハイドロキノンは長期使用を続けると効果を感じにくくなる
ハイドロキノンはむやみに長期間使用を継続することで白斑リスクが高まったり、肌への耐性がついて美白効果を感じにくくなるといわれています。
「肝斑やシミを薄くしたいから」と美白スキンケア感覚で使用するのではなく、本来は最大で3〜5ヶ月間と短期間限定使用向きの成分です。
また、ハイドロキノンは同時に使用する成分にも注意が必要になります。
ガウディスキンで肝斑悪化のリスクはあるの?
あまり知られていませんが、肝斑は高濃度レチノール製品を長期間に渡って使用することで悪化することが多いようです。
肝斑が気になってついたっぷりと塗ってしまう方もいるようですが、ガウディスキンの肝斑へのレチノール使用についての考え方は以下の通りとなっています。
ガウディスキンの肝斑へのレチノール使用に関する考え方
- 肝斑部分へのレチノールは少なめに(薄く)塗る
- 毎日ではなく隔日で使用して、肝斑が悪化していないかを日々確認する
- 可能であれば高濃度レチノールではなく、低濃度レチノール製品を使うとよい
また、濃度に関係なく、レチノールは肌細胞の働きを活性化させるイメージで顔全体へ塗るといった使い方が基本となっており、肝斑や肌が敏感になりやすい目周りなどへは少なく使用する方法が理想的なようです。
ガウディスキンは肝斑に効果なしというのは本当?
ガウディスキンの肝斑への効果について調べると「効果なし」というキーワードを目にします。
これは、ガウディスキンの開発者である水口敬医師が「肝斑を改善し、シミを取る目的」のためにハイドロキノンとレチノールの併用を推奨していないからです。
ガウディスキンのハイドロキノンとレチノールの併用に関する考え方
ガウディスキンでは、数ヶ月間限定で使用するハイドロキノンは、長期間継続使用するレチノールとは使用目的が合わないと考えています。
このため、ハイドロキノン配合の「HQクリア」の効果を最大限に発揮させるためには、同じビタミンAでもレチノールではなく、短期間使用向きである「トレチノイン」との併用が必要と位置付けられているのです。
レチノールとトレチノインの違いについてはトレチノインとレチノールの違いって? ハイドロキノンとの相乗効果もをご覧ください。
かといって、ハイドロキノンとレチノールは併用不可という訳ではありません。
肝斑やシミはメラニン色素が部分的に蓄積されているものです。
ハイドロキノンは新しいメラニン生成を抑えるものですが、すでにできたシミをハイドロキノンだけで薄くすることは難しく、メラニンそのものを体外へ排出する成分が必要になります。
そこで活躍する成分がレチノール・トレチノインといった、肌のターンオーバーによってメラニン排出を促す「ビタミンA」です。
レチノールは時間をかけて肝斑・シミのメラニン排出を促す性質のため、水口医師はハイドロキノンの効果を最大限に発揮し、数ヶ月限定使用という方法で高い肝斑改善効果を得るためには、処方薬であるトレチノインと併用した方がより効果的と語っています。
肝斑にはトレチノインを併用するガウディスキンセラピューティックが効果的
自宅でできる短期間の肌質改善治療といえば「セラピューティック」。
ゼオスキンのイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、ガウディスキン製品でもセラピューティックが可能です。
ガウディスキンセラピューティックは
- レーザー治療を併用する
- 7週間程度と短期間で完了する
- 皮むけが生じにくい
- 必要な費用がゼオスキンよりも安い
といった特徴があります。
詳しくはガウディスキンでもセラピューティックができる! 費用や特徴について解説をご覧ください。
肝斑でお悩みの方は、ガウディスキンセラピューティックを扱うクリニックで相談してみてくださいね。
ガウディスキン効果なしに関するQ&A
Q1.ガウディスキンが効果なしとなる症状は?
長期使用が推奨されていないハイドロキノンを含む「HQクリア」は、3〜5ヶ月以上継続して使用すると美白効果を感じられなくなる人が多く、白斑リスクも高まります。
また、あやまった使用方法により、肝斑へ対して効果なしだったという声もあるようです。
Q2.ガウディスキンにおけるハイドロキノンとレチノールの併用方法とは?
ガウディスキンでは、ハイドロキノンの美白作用を最大限に高めるためにレチノールではなく、処方薬である「トレチノイン」を併用することを推奨しています。
Q3.ガウディスキンでハイドロキノンとトレチノインを併用する方法とは?
ガウディスキンでもハイドロキノンとトレチノインを使用する「セラピューティック」が可能です。
ゼオスキンのセラピューティックよりも皮むけや赤みが出にくく、他費用を抑えながら短期間で完了する点が特徴となっています。
まとめ
治療が難しいとされる肝斑ですが、ガウディスキンの製品を正しい組み合わせで使用することで改善が期待できます。
ガウディスキンを使用する際のポイントは
- ハイドロキノンの連続長期使用を避ける
- 高濃度レチノールとの併用には注意が必要
- ガウディスキンセラピューティックを検討するのもよい
となっています。
みなさまが自分にあった方法で、効果的な肝斑治療ができますように。