ニキビ・ニキビ跡

ニキビがやっと治ったと思ったら、赤みや色素沈着が残ってしまい悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
できれば毎日のスキンケアでニキビ跡を改善できたら嬉しいですよね。
そこで今回は、ニキビ跡におすすめのスキンケアを配合成分や目的、選び方のポイントとあわせてご紹介!

また、スキンケアで治すことが難しいタイプのニキビ跡もあるので、ご自身の肌状態をチェックしてみてください。

ニキビ跡、改善、スキンケア、おすすめ

ニキビ跡治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

ニキビ跡は大きく分けて4つのタイプがある

赤みのあるニキビ跡

ニキビの炎症が続くと、肌は血流を増やして早く炎症を落ち着かせようとします。
このはたらきによって血管が拡張したり、新しく毛細血管が作られることで赤いニキビ跡ができるのです。

通常は数ヶ月〜半年ほどで自然と薄くなりますが、強い炎症が起きた場合や同じ箇所にニキビが繰り返しできた場合は、赤みのあるニキビ跡として肌に残ってしまいます。

色素沈着タイプのニキビ跡

ニキビの炎症がきっかけで部分的にメラニンが過剰生成されると、赤み〜茶色の色素沈着を生じることがあります。

数ヶ月で徐々に薄くなっていきますが、ターンオーバーが乱れているとそのまま色味が肌に残ってしまうことも。
間違ったスキンケアや日焼けにより濃くなるケースもあります。

クレータータイプのニキビ跡

膿や痛みを伴う炎症の強いニキビを放置したり潰すことで、肌の真皮層までダメージが及ぶと、毛穴周辺が凹んでクレーター状のニキビ跡になることがあります。
肌の弾力の元となるコラーゲンなどが破壊された状態のため、皮膚に凹凸が目立つうえに、自然治癒が難しい状態です。

しこりタイプのニキビ跡

ニキビの炎症でダメージを受けた肌を修復する際、肌内部でコラーゲンが過剰に増えることで、盛り上がったしこり状のニキビ跡ができます。
しこりタイプはケロイドができやすい体質かどうかが関係していて、特にフェイスライン〜首周り、デコルテにできやすいようです。
クレーターと同様に、自然治癒が難しいタイプのニキビ跡に分類されます。

クレーターやしこり(瘢痕)になったニキビ跡がスキンケアで改善しにくい理由

クレーターやしこりになったニキビ跡は、肌表面よりも内側の真皮や皮下組織まで傷ついています。
このため、肌表面の角質層までしか浸透しないスキンケアでは改善することが困難なのです。
肌の凹凸を治したい方は、美容クリニックでフラクショナルレーザーやダーマペン、ポテンツァといった治療を受けることをおすすめします。

無料でカウンセリングを受けられるクリニックもあるので、医師とご自身の肌状態にあったベストな治療方法を相談してみてくださいね。

赤みや色素沈着タイプのニキビ跡改善に効果的な成分

ニキビの症状によって適している成分が異なります。
赤み・色素沈着改善におすすめの成分は以下の通りです。

赤みニキビ跡におすすめ成分

赤みのあるニキビ跡は、肌内部に炎症が残っていることも。
炎症を落ち着かせる「抗炎症成分」が配合されたアイテムがおすすめです。

成分例

  • トラネキサム酸
  • グリチルリチン酸
  • グリチルレチン酸
  • アラントイン

色素沈着タイプのニキビ跡におすすめ成分

色素沈着を起こしている部分は、シミと同じく過剰に生成されたメラニンが集まっています。
美白作用に優れた成分や、肌代謝を促す成分が配合されたスキンケアを取り入れると効果的ですよ。

成分例

  • ビタミンC
  • ハイドロキノン
  • レチノール
  • アルブチン
  • トラネキサム酸

ニキビ跡改善効果重視の方におすすめなのは「ドクターズコスメ」

ニキビ跡のスキンケアといえば、真っ先にドラッグストアなどで購入できる市販品が思い浮かぶ方もいらっしゃいますよね。

しかし、市販のスキンケア製品よりも高濃度の美容成分が配合された「ドクターズコスメ」を選ぶことで、より効果的にニキビ跡へアプローチできる可能性が高まります。

ドクターズコスメははっきりとした定義がなく、あまり知られていない部分も多いため、市販品との違いや注意点について解説します。

ドクターズコスメって何?

ドクターズコスメに明確な決まりはありませんが、医師など、肌の専門家の研究と経験に基づいて開発されている製品で、主に医療機関専売のスキンケアのことです。

メディカルスキンケア、機能性化粧品などとよばれることもあります。

ドクターズコスメは医薬品・医薬部外品ではなく、あくまでも「化粧品」の扱いとなりますが、ドラッグストアなどで販売されている市販品に配合が難しい成分や、高濃度・浸透力の高い美容成分を配合している点が魅力的な特徴です。

肌悩みやトラブルに合った成分が配合された製品を選び、安全に使用するために、
購入の前には必ず医療機関で医師の診察を受ける必要があります。

ニキビ跡におすすめのドクターズコスメ

数多くあるドクターズコスメの中から、赤み・色素沈着タイプのニキビ跡におすすめのアイテムをご紹介します。

赤みのあるニキビ跡におすすめ①プラスリストアTAホワイトクリームMD

プラスリストア、ニキビ跡、赤み

参照:https://cosme.jmec.co.jp/lineup/tawhite/
メーカー名:プラスリストア
価格・内容量: 2,750円(税込)/10g

美白に導きながら肌の炎症を抑える「トラネキサム酸」と、優れた抗炎症・抗アレルギー効果を持つグリチルレチン酸ステアリルを配合した薬用美白クリームです。

みずみずしいテクスチャーが優しく肌になじみ、ニキビ跡の赤みだけでなく、レーザー治療後の消炎や乾燥による小じわ対策にも有効。

ビタミンC、アルブチン、プラセンタなどの美白成分も配合されており、プチプラなのに1本あると様々な肌悩みに対応できる、お守りのようなアイテムです。

赤みのあるニキビ跡におすすめ②ナビジョンDR TAバリアクリーム

ナビジョンDR、ニキビ跡、赤み

参照:https://navision.iwakiseiyaku.co.jp/s067039.html
メーカー名:ナビジョンDR
価格・内容量:8,800円(税込)/25g

トラネキサム酸・グリチルリチン酸配合の、なめらかでみずみずしい美白クリームです。
バリア機能が低下して荒れやすくなっている肌を密閉保湿して、肌内部の水分をしっかりキープしつつニキビ跡の赤みをケアします。

乾燥するのにニキビができやすい方や、季節の変わり目の肌荒れ対策にもおすすめです。

色素沈着したニキビ跡におすすめ①ピュアメル リセットVitaC美容液

ピュアメル、ビタミンC、美容液、ニキビ跡、色素沈着

参照:https://puremer.shop/products/reset-vitac-essence
メーカー名:Puremer(ピュアメル)
価格・内容量:14,300円(税込)/5ml×8本

純粋ビタミンCを13.5%と高濃度で配合している美容液です。
純粋ビタミンCは即効性が高いといわれている一方で、とてもデリケートな成分ですが、独自技術によって安定化させることに成功しました。

真空保存・使い切りタイプのため、新鮮な美容成分が色素沈着タイプのニキビ跡の他、シミやくすみ、ニキビなど、様々な肌トラブルを改善へと導きます。

また、SNSでは「毛穴の消しゴム」と呼ばれており、毛穴や肌のキメの乱れが気になる肌がツルっとした肌に変わると大人気の実力派アイテムです。

色素沈着したニキビ跡におすすめ②ガウディスキン デュアルレチノプラス

ガウディスキン、レチノール、美容液、ニキビ跡、色素沈着

参照:https://www.instagram.com/p/CJI2UVZjwpR/
メーカー名:ガウディスキン
価格・内容量:8,580円(税込)/27g

ビタミンAの一種であるレチノールは、肌のターンオーバーを促進させて色素沈着の改善をスムーズにする効果が期待できます。
また、コラーゲン生成作用もあり、ハリ・弾力・ツヤの低下やシワといった肌悩みを根本から改善するはたらきもあるのです。

デュアルレチノプラスは海外製レチノール製品で刺激を感じやすい日本人に合うように開発されており、赤みやかさつきが出にくい製品です。
レチノールの中でも一番攻めの作用をもつ「ピュアレチノール 」と、肌を守る力を高める「パルミチン酸レチノール」の2種を配合し、幅広く・バランスの良い効果を実感できるように設計されています。

1本で約5ヶ月分なので、色素沈着やエイジングケアなど、長期的に肌質改善をしたい方におすすめです。

ニキビができている時はまず皮膚科で相談を

ニキビ跡の赤みや色素沈着だけでなく、今あるニキビも同時に改善したい場合は、皮膚科の内服・外用薬を併用した方がより効果的です。
ニキビの炎症が強くなればなるほどニキビ跡が残りやすくなるため、痛みや赤みなどの症状がひどくなる前に早めの受診を心がけるとよいでしょう。

ニキビの治療薬は一般皮膚科で処方可能なので、近くの皮膚科で相談してみることをおすすめします。

短期間で効果的にニキビ跡を改善したい人はクリニックの施術を検討して

スキンケアのみでニキビ跡を改善するよりも、美容クリニックの施術を取り入れると、より効果的に肌悩みを改善しやすくなります。

ケミカルピーリングやイオン導入といった治療であれば1回5,000円前後で受けられるところもあるので、クリニックでの治療が気になる方は以下の記事もご覧ください。


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