美肌・美白

ヒフコのインスタフォロワーから圧倒的に多い質問である「薄いシミの治療法」。
そこで今回は、シミ治療が得意な5つのクリニックへ取材を決行し、薄いシミの詳しい治療方法をまとめました。
美容クリニックで治療しているにも関わらず、なかなか消えないシミにお悩みの方は必見です。

薄いシミ、治療、方法、症例、クリニック

目次

シミ治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

みんなが悩む「薄いシミ」とは?

ヒフコが考える薄いシミとは、以下のようになります。

  • 光治療やレーザーなどの治療を繰り返しても取りきれない
  • 治療で薄く・目立たなくなったが、完全に消えない

薄いシミの種類

  • 日光性色素斑
  • 肝斑
  • 扁平母斑
  • 炎症後色素沈着(PIH)
  • 脂漏性角化症
  • ADM  など
ヒフコ
ヒフコ

シミの種類によって治療内容が違うの。クリニックによって独自の治療方針があるから参考にしてね。

東京八丁堀皮膚科・形成外科の薄いシミ治療について

薄いシミ、治療、東京八丁堀皮膚科・形成外科

皮膚科専門医がダーモスコピー(肌へ光を当て、肉眼で見えない皮膚内部の色素構造を詳しく確認できるもの)を用いた診断をもとに、シミの見た目ではなく疾患別に適している治療をご提案しています。

肌状態にあわせて主に下記5つの治療をご案内することが多いです。(平山先生)
1.レーザー・光治療(フォトフェイシャル)
2.ピーリング
3.内服薬 外用剤(化粧品)
4.紫外線対策の化粧品
5.内服サプリメント

東京八丁堀皮膚科・形成外科おすすめの薄いシミ治療法

紫外線の少ない秋〜春にかけておすすめなのは、ピコウェイを用いた「ピコスポット」の治療です。

ピコレーザーは従来のシミ取りレーザーとは異なり、極めて短い時間でレーザーがシミまで到達するため、周辺の肌組織へのダメージが少ないという特徴があります。
さらに、高い出力での照射によって一回の治療効果が高くなっており、薄いシミにもよく反応するというメリットもあるのです。
ピコスポット当日、または治療1ヶ月程度経過後から、ピコトーニング・ピコフラクショナルを弱い出力で顔全体へ照射し、メラニン破壊とコラーゲン新生を促進することで、くすみ・炎症後色素沈着・肝斑などを改善する「コンビネーション治療」もおすすめしています。
ピコトーニング・フラクショナルは薄いシミに効果的ですが、コストが高くなりがちです。
このため、レーザートーニングやイーロスRFといった光治療をおすすめする場合も。
夏に薄いシミ治療を希望される場合は、肌負担や色素沈着リスクの少ないコンビネーション治療から開始して、紫外線の弱くなる秋冬までスポット治療開始のタイミングを待つという方法で進めています。(平山先生)

東京八丁堀皮膚科・形成外科の薄いシミ治療の症例や回数・料金の目安

薄いシミ、治療、東京八丁堀皮膚科・形成外科

治療名 治療頻度・回数の目安
ピコスポット  半年〜1年に1回
その後、1〜3年に1回新しいシミを治療
コンビネーション治療
(ピコトーニング・ピコフラクショナル)
1ヶ月に1回を5回程度
デュアルピール・光治療 1ヶ月に1回を10回程度

薄いシミ治療のポイントや注意点

薄いシミ、治療、注意点、東京八丁堀皮膚科・形成外科

自宅のケアでは、メラニンを作らないようにするものと、排出を助けるものの両方から内服薬・外用薬・スキンケアを選ぶことがポイントです。

また、こすらない・乾燥させないケアも大事。
治療の注意点は、シミに適した方法を選ばないと悪化するという点です。
悪化する例としては、肝斑に光治療や、扁平母斑(茶アザ)に適さない設定でスポット治療をすることなどがあげられます。
また、ADM(女性に多く、10代後半〜30代にかけて発症する後天性のシミ)と判断できずにスポット治療をして悪化することも。
薄いシミの治療は、やみくもに見た目だけで判断せずにきちんと診断の上、疾患にあった治療を受けることが重要となります。(平山先生)

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麻布ビューティクリニックの薄いシミ治療について

薄いシミ、治療、麻布ビューティークリニック

当院の薄いシミ治療は、ピコレーザーを使用することが多いです。

肌のメラノサイトの状態がよければスポット治療をメインで、不安定であればフラクショナルレーザーやトーニングなどで、ゆっくりとメラニンを排出するよう促します。(松田先生)

麻布ビューティクリニックおすすめの薄いシミ治療法

ピコレーザーのスポット治療でマルチパス照射(複数回照射のこと・肝斑や炎症後色素沈着を起こしやすい方に向いている)を行います。

何度もシミ治療をしているのに改善しない色味や、レーザー治療による赤みが残りやすい方へおすすめです。
また、ピコフラクショナルやトーニングを単体、もしくは同時に行い、真皮層を刺激することでゆっくりと薄いシミの色素を排出する方法もあります。(松田先生)

麻布ビューティクリニックの薄いシミ治療の症例や回数・料金の目安

薄いシミ、治療、麻布ビューティークリニック
麻布ビューティクリニックのシミ症例写真
治療名 治療頻度・回数の目安
カスタマイズ治療
(マシンによる肌診断後、複数の治療機器を使用)
1〜2ヶ月に1回を半年〜1年程度継続

薄いシミ治療のポイントや注意点

麻布ビューティークリニックの治療の注意点

日焼けの有無や毎日のスキンケアの確認だけでなく、生活環境や体調、内服している薬など、体の内部からもシミの原因を探り、最適なホームケアをご提案しています。
自宅ケアには、トラネキサム酸やビタミンC(シナール)の内服をおすすめすることが多いです。
また、シミ治療には紫外線予防の徹底が大事。
紫外線予防の徹底はもちろん、肌に触りすぎないこと。 摩擦がシミにとって一番良くないと考えているからです。(松田先生)

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THE ONE.の薄いシミ治療について

ひとことで「薄いシミ」と言っても様々な種類があり、治療法も異なります。

間違った方法によってシミが濃くなるリスクもあるため、視診だけでなく肌分析機を使用して、肌状態にあう適切な治療を行うよう心がけています。(武田先生)

THE ONE.おすすめの薄いシミ治療法

薄いシミ、治療、THEONE.

当院では、IPL・Qスイッチルビーレーザー・ピコレーザーを使用し、患者様のシミに適しているものを組み合わせて治療を行っています。

また、肝斑や日焼けなど、肌に炎症が起きている方、炎症後色素沈着(PIH)が起きやすそうな方には、ケミカルピーリング・エレクトロポレーション(薬剤:ビタミンC・トラネキサム酸)を肌状態に応じて組み合わせながらご提案します。(武田先生)

THE ONE.の薄いシミ治療の症例や回数・料金の目安

治療名 治療頻度・回数の目安 料金の目安
Qスイッチルビーレーザー 1〜3ヶ月に1回 33,000円/回
ピコトーニング 1ヶ月に1回 27,500円/回
IPL(ルメッカ) 1ヶ月に1回 27,500円/回

薄いシミ治療のポイントや注意点

薄いシミ、治療、注意点

どのシミ治療にも、内服薬や外用薬を組み合わせることをおすすめしています (持病がある方は内服できないものもあるため要相談)。

また、せっかく改善したシミが、紫外線・摩擦といった刺激によって再発することがあります。
紫外線対策や日々のスキンケアで肌に刺激を与えないことが大切です。(武田先生)

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表参道レジュバメディカルクリニックの薄いシミ治療について

薄いシミは、濃いシミよりも治療が難しいです。

薄いシミはピコレーザー後の色素沈着が問題となるケースも。
色素沈着を抑えるために、内服薬や外用薬を組み合わせながらレーザー治療を進めるとよいでしょう。
また、シミの濃さによっては光治療(ルメッカ)も適応となります。(平田先生)

表参道レジュバメディカルクリニックおすすめの薄いシミ治療法

薄いシミ、治療、表参道レジュバメディカルクリニック

薄いシミ治療は、クリニックの施術であればピコレーザーや光治療(ルメッカ)・イオン導入・ミラノリピール、内服薬はビタミンCやトラネキサム酸、外用薬はビタミンA・C・Eを含むアイテムを、症状に合わせて組み合わせる方法が適しています。(平田先生)

表参道レジュバメディカルクリニックの薄いシミ治療の症例や回数・料金の目安

治療名 治療頻度 料金の目安
ピコスポットシミ取り放題 1回(間隔・回数は症状により異なる) 110,000円/1回
光治療(ルメッカ) 1ヶ月に1回を3〜6回 33,000円/回
ミラノリピール 1ヶ月に1回を5回程度 16,500(顔)/回

薄いシミ治療のポイントや注意点

薄いシミ、治療、注意点、表参道レジュバメディカルクリニック

薄いシミは治療が難しいだけでなく、スキンケアで一時的に目立たなくなってもまた再発することがあります。

レーザー治療をしながら再発しないように内服薬・外用薬・日焼け止めを組み合わせて継続することが大切です。(平田先生)

表参道レジュバメディカルクリニックの施術メニューを見る

CLINIC by Eの薄いシミ治療について

薄いシミ、治療、CLINICbyE

当院のシミ治療は、内服薬・外用薬・施術の3つのアプローチで取り組んでおり、患者様の肌状態にあったものを組み合わせながら進めています。

薄いシミといっても様々な種類があるため、まずはご自身のシミの種類や状態を把握したうえで、どのような過程で治療していくかという点もきちんと理解していただくことが大切だと考えています。(髙橋先生)

CLINIC by Eおすすめの薄いシミ治療法

ある程度シミ治療を行い薄くなっているシミへの治療には、真皮のリジュビネーション(若返り)と肌代謝を促進させることも大切になります。

色ムラを軽減することで、肌全体が底上げされたような印象になるため、IPLやピコトーニングだけでなく、ジェネシスレーザーを行うことも。
最近ではポテンツァを使用して、表皮と真皮の両方へアプローチする治療法も行っています。
また、当院ではホームケアのフォローアップも非常に大切にしており、治療と並行してゼオスキンなどのドクターズコスメを使用する「コンビネーションカスタマイズ治療」を行うことで、治療の相乗効果を感じやすい状態へサポートし、高い満足度を実現しています。(髙橋先生)

CLINIC by Eの薄いシミ治療の症例や回数・料金の目安

薄いシミ、治療、症例写真、CLINICbyE

治療名 治療頻度・回数の目安 料金の目安
ピコスポット 1回(間隔・回数は症状により異なる) 10,000円〜/回
光治療(ルメッカ) 1ヶ月に1回を5〜6回程度 35,000円/回
ピコトーニング 1ヶ月に1回を5〜6回程度 30,000円/回
ジェネシス 1ヶ月に1回を5〜6回程度 20,000円/回

薄いシミ治療のポイントや注意点

薄いシミ治療、注意点、CLINICbyE

第一選択肢としてレーザー治療をお考えの方が多いですが、シミ治療は内服・外用薬(ドクターズコスメ)、施術のバランスが重要のため、①メラニン抑制、②メラニン排出、③メラニン破壊の3つの役割が偏らないようにご提案しています。

施術のみで治療を進めるよりも、内服薬や外用薬を取り入れた方がシミ治療の経過が良いだけでなく、治療終了後のリバンウンドも少ない印象です。
また、顔の中に異なる種類のシミが混在している場合は、違う機器を使い分けする治療方法をお勧めする場合も。
一人ひとりの肌状態に合わせた治療によって、良い結果につながりやすいと考えています。(髙橋先生)

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治療前よりもシミが濃くなってしまった場合の対処法

せっかくお金と時間をかけたのにも関わらず、治療後にシミが濃くなってしまったと感じる原因は、大きく分けて5つあります。

薄いシミが治療後に濃くなる5大原因

  • 炎症後色素沈着(PIH)が起きている
  • 症状に対して治療が適していない
  • 肌のターンオーバーが低下している
  • 紫外線(日焼け)や摩擦刺激によりシミが悪化している
  • 肝斑が悪化している

濃くなったシミの対処法

  • 内服薬・外用薬の不足があれば追加
  • レチノール配合スキンケアやクリニックのピーリングでターンオーバーを促進
  • 徹底した紫外線対策とスキンケアの見直し
  • 肝斑は施術の刺激で悪化することもあるため、内服薬と外用薬、スキンケアで様子を見ることも

シミ治療の選択肢が多く、自宅でのスキンケア指導にも力を入れているクリニックを選ぶことで、万が一治療後にシミが濃くなったと感じた場合でも、様々な角度から治療の提案・サポートが期待できるでしょう。

薄いシミ治療まとめ

薄いシミは濃いシミよりも治療が難しく、自分の肌状態に適さない治療を受けることで悪化する可能性があるうえに、アフターケアを怠ると再発しやすいという、非常にデリケートな治療です。

クリニックを選ぶ際は料金だけでなく、取り扱っているシミ治療の数やスキンケア指導についても確認するとよいでしょう。 今回ご紹介した症例を参考に、あなたにぴったりのクリニックを探してみてくださいね。

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