一度できてしまったセルライトを完全に除去するというのは難しいようです。しかし、根本ベースで解決したい場合は、クリニックを検討してセルライトを目立たない肌に近づけることは可能です。この記事では、セルライトのタイプ別対策についてお伝えしていきたいと思います。どんなシチュエーションでも自信をもって見せられる美肌を目指しましょう!

早めの対策を!今すぐにっくきセルライトにアプローチ!

以前からセルライトがあることはわかっていたものの、何もしないで長年放置していたら、ある日鏡に映った自あ分の姿を見て・・・皮膚をつまむなど何もしていないのに、腿の裏にボコボコが出来ていた・・・。これはショックですよね。

セルライトができやすい部分って普段服で隠れていることが多いので、いざ露出の多い服を着る季節になった時に、急に気づいて焦るなんてこともあるかもしれません。
このような場合は、セルライトが肥大化してしまっている可能性があります。セルライトは、肥大化して固くなってしまうとセルフケアでは太刀打ちできなくなってしまうため、早めの対策をするのが吉、いや大吉です!

残念ながら一度できてしまったセルライトを完全に除去するというのは難しいようです。しかし、根本ベースで解決したい場合は、クリニックを検討してセルライトを目立たない肌に近づけることは可能です。

この記事では、セルライトのタイプ別対策についてお伝えしていきたいと思います。どんなシチュエーションでも自信をもって見せられる美肌を目指しましょう!

セルライトについて

セルライトについて

セルライトのできる原因と過程

セルライトができる原因は、主に以下4点になります。

  • ホルモンバランス・自律神経の乱れ
  • カロリーや脂肪分、塩分や糖分の多い食事
  • 加齢による筋肉量の減少、代謝の低下
  • 運動不足や冷えによる血行不良

様々な理由で血液やリンパ液の流れが悪くなり、脂肪は肥大化していきます。セルライトができる過程としては、以下のようなことが考えられます。

運動不足やストレスなどで代謝が悪くなる→リンパの流れが悪くなり老廃物が排出されづらくなる→脂肪に老廃物や水分が付着し、肥大化する→繊維と絡まって肥大化した脂肪細胞が、線維芽細胞を押し上げる→セルライトとして肌表面に現れる

セルライトの種類

セルライトは、主に4種類に分けられます。

① 脂肪型(下腹部~ヒップ&二の腕)

セルライトの中では最も割合が多く、カロリー過多や運動不足などが原因です。

② むくみ型(太もも、ふくらはぎ)

女性に多いです。血流の悪さなどが原因で、ボコボコしています。

③ 繊維型

長時間放置して繊維化したもので、セルライトの中で1割未満の割合です。オレンジピールのような見た目です。

④ 筋肉質型

筋肉の上にできます。セルライトの中で最も落としにくいと言われています。みなさんは、どのタイプに当てはまりますか。気になる部分をつねって表面にボコボコが出るようですと、セルライトは進行してしまっていると考えられます。

セルライトと脂肪の違い

セルライトは脂肪に老廃物や水分が付着した状態のことです。脂肪細胞が固定されてない状態で浮遊しています。セルライトと脂肪細胞は、それぞれ特徴があります。

【脂肪細胞】

  • 男女共につく
  • 肥満の人が多い
  • 肥満度の高い人に多くつく
  • 全身につく
  • 皮下・内臓周りに多くつく
  • 食事や運動で減らすことができる

【セルライト】

  • 女性に多くつく
  • 痩せていてもつく
  • 部分的につきやすい(お腹・お尻周り・太もも)
  • 表皮に近い部分につく
  • 食事や運動で減らすことが難しい
  • 一度つくと完全な除去は難しい

また、脂肪には燃える順番があり、以下のようになっています。

血中脂肪(最も燃えやすい)

内臓脂肪(男性に多い)

皮下脂肪(最も燃えにくい、女性に多い)

 

セルライトは主に皮下脂肪のため、脂肪の中でも最も燃えにくくなっています。いくら運動を頑張ってもなかなか改善されにくいのはそのためです。そして、セルライトがコラーゲンの繊維と絡まり覆われることで、脂肪細胞がダメージを受けてしまうのです。

セルライトができないよう、ストレスフリーで食事や運動に気を付けた規則正しい生活を送ることが一番ですが、できてしまったらクリニックを利用して解決する方法もあります。

 セルライトの治療法

 セルライトの治療法

クリニックでできること

セルライトを根本的に改善したい場合は、クリニックがお勧めです。クリニックでは、医師や医療従事者による手術や注射が可能になっています。

  • 脂肪吸引
  • 脂肪溶解注射
  • 衝撃波

脂肪吸引

脂肪自体を減少させることは可能ですが、表面から均一な深さで脂肪を吸引する高度なテクニックが必要なため、技術を持った医師がかなり限られてしまうようです。経験の浅い医師が行うと、余計にセルライトが目立ってしまうというリスクがあるため、注意しましょう。

脂肪溶解注射

皮膚を切らずに短時間で治療ができる治療法です。メソセラピーとも言われており、薬剤をピンポイントで皮下に注入することで部分痩せを実現します。血流やリンパの流れ、免疫システムを向上させ、脂肪を溶解します。脂肪溶解注射は繰り返しの施術が必要になり効果が出るまで時間はかかりますが、脂肪吸引と比べるとダウンタイムや痛みが少なく手軽にできると注目されています。

以下は脂肪溶解注射の代表的なものです。

  • PPS(ファスファチジルコリン)
  • DOC(デオキシコール酸)
  • BNLS
  • BNLS neo

【PPS】(ファスファチジルコリン)

もともと、脂肪肝・高脂血症の治療に使われていた薬剤です。薬液の浸透した脂肪細胞が破壊され、溶解します。最短2~3週間、通常1~2ケ月で血管やリンパ管を通って体外へ排出されます。主成分が刺激のある薬剤のため、腫れやすく、鈍痛を伴う事があります。

【DOC】(デオキシコール酸)

アメリカの米食品医薬品食(FDA)に脂肪溶解効果が認められた医薬成分です。もともとヒトの胆汁に含まれる胆汁酸の一種で、脂肪細胞膜を直接破壊し、脂肪細胞を減少させると言われています。

【BNLS】

植物由来の成分で、炎症や腫れが少なく顔の脂肪除去に適した薬剤になります。脂肪細胞膜を直接破壊して脂肪細胞を破壊します。破壊された脂肪は静脈やリンパ管を通じて体外に排出されます。

BNLS neo】

BNLSの改良薬剤で、植物由来の成分に加えてデオキシコール酸が配合されています。個人差はありますが、2~3日で脂肪の減少を確認できるように作られています。

副作用やリスクは低いと言われていますが、体質によってはアレルギー(大豆アレルギーの方はPPSを受けられません)や重篤な副作用を引き起こす可能性があます。

以下は、脂肪溶解注射が受けられない方になります。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 糖尿病、心疾患、腎疾患、高血圧、高脂血症、甲状腺機能亢進症など

脂肪溶解注射で施術した部位は、脂肪の数自体が減るため、リバウンドの可能性は低いと言われています。しかし、過食を続けると脂肪細胞が肥大化してしまうため、日頃から規則正しい食生活と適度な運動を心がけましょう。

衝撃波

衝撃波は、セルライトに衝撃波を当てることにより、ジェル化したたんぱく質やセルライトを粉砕します。血行が良くなり、脂肪の分解や代謝が高まることで、セルライトの改善が見込めます。低出力レーザーや高周波治療もありますが、衝撃波は効果が高く、根拠が豊富で研究も多いのでお勧めです。

セルライト用の衝撃波の機器には以下のようなものがあります。

  • スリムスペック
  • セルトーン
  • エクセル
  • ファットインパクト

【スリムスぺック】

元々泌尿器科で尿路結石粉砕などに使用されていた技術をセルライト除去用に応用されたものです。米国FDAを獲得しています。痛みとダウンタイムが一切なく、少し熱を感じる程度でリラックスして施術を受けることができます。

【セルトーン】

1秒間に最大15Hzの衝撃波を照射し、セルライト除去効果があります。痩身効果だけでなく老化した皮膚の引き締め、脂肪吸引後や傷跡の凹凸の改善、ストレッチマークの改善に効果があります。腹部周囲の部分痩せで米国FDAの認可を取得しています。施術中はブルブルという振動を感じるだけで、痛みはありません。

【エクセル】

米国FDAで「サイズダウン」と「セルライト除去」の2項目を認可された痩身機器です。一度の施術で効果があり、痛みやダウンタイムはありません。ダイオード照射で脂肪細胞に直接作用し、脂肪をエネルギーにしてすぐに消費することができます。ダイオードレーザーだけでなく赤外線バキューム、マルチポーラRFを搭載しており、脂肪を減少させリンパの流れを良くし、皮膚を引き締めることもできます。

【ファットインパクト】

腎臓尿路結石などの治療に使用されるものを、体脂肪排出に応用された痩身機器です。収束型と拡散型の2種類の衝撃波が搭載されており、収束型では太ももやお尻などの深部に蓄積している中性脂肪の塊を排出し、拡散型でその中性脂肪や老廃物を体外へ押し流すという効果があります。これにより、セルライトの解消のみならず痩身効果も実感できます。少し響くような感覚はありますが、痛みはありません。

費用相場と施術の目安

費用相場と施術の目安

費用/回数

費用は、受ける施術によっても大きく異なり、10万程度のものもあれば、1万円程度で受けられるものもあるようです。それぞれ、効果や治療回数なども異なるため、1回の治療費だけでなく、希望の結果が得られるまでに総額でいくら掛かるかを考えて、治療を選びましょう。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は範囲によって必要な量が変わります。セルライトの出来やすい太ももやお尻の付け根の場合、両脚で1回に付き2〜4本の注射が平均的な使用量となります。1回の治療では効果がわかりづらく、最低でも3回の施術が必要だと言われています。

費用は、クリニックによって、範囲(10cm☓10cm)、1本、1ccというように単位の表記が違うため、調べる際は注意が必要です。わかりづらければ、カウンセリングの際に総額でいくらかかるかをきちんと確認するようにしましょう。

衝撃波

1部位(約ハガキサイズ)1万円~が多いようです。部位によって1パーツ~2パーツ扱いになります。衝撃波治療の相場は、1回約2-3万円程度です。

施術時間

脂肪溶解注射

注入部位により異なりますが、麻酔なしであれば5~20分程で終了します。

衝撃波

1部位10分程度です。

目安の回数と期間

脂肪溶解注射

注射の種類によりますが、3〜4週間に1回のペースで3回以上が効果的です。

衝撃波

1週間に1,2回、数週間で6~8回の治療が効果的です。

クリニック選びの注意点

クリニック選びの注意点

まずは、カウンセリングをしっかりしてくれるクリニックやアフターフォローをしっかりしてくれるところを選びましょう。脂肪溶解注射の場合は、以下のようなことに気を付けましょう。

  • 医師の技術・経験やセンス(実績のあるクリニック)

→脂肪吸引の実績や多くの施術経験、施術部位と全体の仕上がりのバランスを考えての対応ができるか、など

  • 注射の成分(値段が安すぎないか)

→安価な分成分の品質がそれなりになってしまい、腫れがひどくなってしまったなど起こり得ます。また、効果の薄い可能性があるため相場はきちんと抑えましょう。

上記を踏まえた上で、後悔のないようあなたにピッタリのクリニックを選んで下さい。

まとめ

いかがでしたか。セルライトは一度できてしまうととてもやっかいで、自身だけでの解決はかなり難しいことがわかりました。クリニックの力を借りることが、解決への近道です。まずは、ご自身に合ったクリニック選びをして、セルライトを根本的に解消しましょう。そして理想のボディを手に入れ、健康ではつらつとした全身美人を目指しましょう!この記事が、皆様のお役に立てることを願っております。

 

記事監修


山下真理子先生

京都府立医科大学を卒業して、医師に。 大阪市内で美容医療に携わりながら、医療教育にも従事。 コラムの執筆やモデル業の傍ら、17公式ライバーとしてライブ配信も行っている。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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