肌診断とは
肌診断とは、通常光やUV光などで撮影した肌画像を解析して、肌の状態を詳しく数値化しながらチェックする方法です。
肌診断をおこなうことで、次のようなことがわかります。
- シミや毛穴、シワの数・形状
- 肝斑、隠れ肝斑、シミ予備軍の有無
- キメの乱れ、赤みなどの肌状態
- ニキビ菌の有無
- 肌年齢 ほか
肌診断をおこなうと、自分の肌状態にあった治療やスキンケアがわかり、治療前に撮影することで治療の効果を客観的に実感できるようになります。
また、隠れ肝斑やシミの予備軍といった、肉眼では見えない症状も見つかりやすいため、自分では気付いていない肌トラブルに先手をうつことも可能で、効果的な治療・スキンケアを取り入れられる点が大きなメリットです。
家庭用の肌チェッカーやデパートのコスメカウンターなどの肌診断機もありますが、クリニックの肌診断機のほうがより細かく、多くの項目をチェックできます。
肌診断機紹介
クリニックで利用できる肌診断機にはさまざまな種類があります。
なかでも特に人気の高い3機種をピックアップして、マシンの特徴や解析できる内容、撮影スペックを紹介します。
人気の肌診断機① VISIA（ビジア）
肌だけでなく、まつ毛の長さと量まで解析できることで人気に火がついた肌診断マシンです。
「3次元ポジションマッチング」という機能により、撮影ポジションのズレによる解析誤差が少ない上に、撮影時の光を一定にすることで、陰影による誤差が生じにくいところがポイント。
各解析の正確性が高いだけでなく、現在の肌年齢や未来の肌状態までわかります。
肌診断で解析したデータを多数蓄積しているため、同世代の肌と比較することも可能です。
解析項目
- シミ
- 毛穴
- ポルフィリン（ニキビ）
- シワ
- 赤み
- キメ
- 肌年齢
- まつ毛の長さ・量
- 隠れジミ、肝斑
撮影スペック：1200万画素／カラー、UV、偏光（最新機種のみ）
人気の肌診断機② Re-beau（レビュー）
超高画質で肌の細部までクリアに撮影できるマシンです。
高画質で撮影するためビフォー・アフターの比較がわかりやすく、結果はタブレットで手軽に確認できます。
また、肌状態を時系列で確認する機能も搭載されているので、治療効果を比較しやすいでしょう。
特に隠れジミや隠れ肝斑を見つけるのが得意な機種です。
解析項目
- シミ
- 毛穴
- ポルフィリン（ニキビ）
- シワ
- 赤み
- 炎症
- 隠れジミ、肝斑
撮影スペック：2400万画素／カラー、UV、赤み
Neo Vior I（ネオヴォワールI）
研究機関向けに開発された高性能な国産マシンです。
4種類のLED光源を搭載し、学術論文執筆時の根拠としても使用できるレベルで、より正確な解析・分析ができるようになっています。
未来のシミ・シワ予想や毛穴の広がり対策、シワ・ニキビ予防なども得意で、より客観的に肌状態がわかるグラフ表示ができます。
解析項目
- シミ
- 毛穴
- ポルフィリン（ニキビ）
- シワ
- 赤み
- 皮脂
- 皮膚トーン
- 隠れジミ、肝斑
- 未来シミ、未来シワ
- 光彩
撮影スペック：1800万画素／カラー、UV、偏光、光沢光
まとめ
この記事では、肌診断の特徴と人気の肌診断マシンについて紹介しました。
肌診断をすることで、肌悩みの根本的な原因や改善点、今取り入れるべきスキンケア成分などがわかります。
より効果的な治療を選びたい、自分にあったスキンケアを探したい方は、ぜひクリニックで肌診断を受けてみてください。
