その他

男女問わず、顔に出来るできものに悩んでいる方は多いですよね。
もしもできものが出来た場合は、間違ったお手入れが原因で治りが遅くなったり、跡が残ってしまうことも…。

今回は代表的な3種のできものについて、見分け方や特徴、治療法についてまとめました。
ぜひ参考にしてください。

顔のできもの

顔に出来るできものの種類

顔に出来るできものの種類

稗粒腫(はいりゅうしゅ)

稗粒腫は、目元や頬、眉間、額にできやすい1〜2㎜ほどの白く膨らんだイボのこと。

しこりのように硬くなっていますが、中身は角質が溜まったものです。

ターンオーバーの乱れ、滞りで発生します。

汗菅腫(かんかんしゅ)

汗菅腫は、目の周りに複数個広がってできやすい1〜3mmほどのイボのこと。

思春期以降の女性に多いとされています。

汗の腺(エクリン汗腺)という汗を作る器官の増殖が原因で発生します。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

脂漏性角化症は、顔や手など日光の当たりやすい部分にできやすい褐色〜黒っぽい盛り上がったイボのこと。

紫外線の影響や肌の老化、摩擦が原因で発生します。

稗粒腫(はいりゅうしゅ)の治療法

稗粒腫(はいりゅうしゅ)の治療法

圧出法

圧出法は、針で皮膚表面に小さな穴を開けて、専用の圧出器で皮膚内部に詰まっている角栓を押し出す方法です。

再発の可能性はありますが、費用を抑えて治療したい方向きの方法といえます。

費用相場は500円〜3,000円程度(保険適応になる場合もあり)、回数の目安は1回です。

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーは、レーザーで穴を開けて詰まった角栓を取り出した後、レーザーで焼却して再発防止をする方法です。

術後数日間はテープ保護が必要ですが、なるべく傷跡を残したくない方向きの方法といえます。

費用相場は1,000円〜6,500円程度(大きさ、個数によって異なる)、回数の目安は1回です。

汗菅腫(かんかんしゅ)の治療法

汗菅腫(かんかんしゅ)の治療法

アグネス

アグネスは、細い1本針を汗管腫に刺して高周波を照射し、熱で徐々に縮小させる方法です。

効果が出るまでに時間と回数がかかりますが、ダウンタイムを短くしたい方や、術後の凹み等を軽くしたい方向けといえます。

費用相場は35,000円〜60,000円程度(個数によって異なる)、回数は2〜3か月毎に3〜5回です。

エルビウムYAGレーザー

エルビウムYAGレーザーは、水分への吸収が高いレーザーで汗管腫を蒸散させる方法です。

周辺組織へのダメージが少なく、ダウンタイムは赤みが1週間から10日程度と短いものの、再発する可能性も。少ない回数で治療したい方向けといえます。

費用相場は1mm 1,000〜5,000円(大きさ、個数、範囲によって異なる)、回数の目安は1回です。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)の治療法

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)の治療法

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーは、凸した組織をレーザーで削る方法です。

盛り上がって厚みがある方、なるべく綺麗に治療したい方向きの方法といえます。

費用相場は3,000円〜5,000円(1mm)、回数の目安は1回です。

ピコレーザー

ピコレーザーは、メラニン色素のある部分をレーザーで除去する方法です。

色が茶色く盛り上がりが少ない方、なるべく綺麗に治療したい方向きの方法といえます。

費用相場は2,000円〜6,000円(1mm)、回数の目安は1回です。

液体窒素

液体窒素は、冷凍凝固して異常な表皮細胞を破壊して除去する方法です。

とにかく費用を抑えたい方向きの方法といえます。

費用相場は700円〜1,000円程度(保険適応の場合も)、回数の目安は1〜6回です。

顔のできものの治療法まとめ

こちらでは、顔に出来る代表的な3種のできものについて、見分け方や特徴、治療法についてまとめました。ぜひ参考にしていただき、ドクターとも相談して決めてくださいね。

全国の美容クリニックを検索する

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

コラム一覧

美容ヒフコ公式LINEアカウント

ページトップへ
× 今すぐ美容ヒフコで検索!

ぴったりのクリニック・施術が見つかる!
値段比較もできる!

今すぐ美容ヒフコで検索!