小顔

エラの張りの原因となる咬筋にボトックスを注射して小顔効果が得られる「エラボトックス」。切開手術を必要としない人気の高い治療法です。しかし、エラボトックスのダウンタイムはいつまで続くのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、エラボトックスのダウンタイムの期間やその間の過ごし方などについて詳しく解説します。さらに、ダウンタイム以外のエラボトックスに関する注意点について詳しくご紹介するので、エラボトックスを受ける際の参考にしてください。

エラボトックスのダウンタイムはいつまで

エラボトックスとは

エラボトックスは、エラの筋肉にボトックスを注射して小顔効果を得る施術です。

ボトックス注射は、ボツリヌス菌から抽出したたんぱく質であるボツリヌストキシンを注射します。薬剤が筋肉に直接作用し筋肉の動きを抑えることで、小顔効果やしわ改善などの効果が期待できます。

ボトックスには様々な製剤がありますが、特に、アラガン社製のボトックスは厚生労働省の認可を受けた高い安全性を備えているため、安心して受けられる治療といえるでしょう。

エラボトックスで期待できる効果

エラボトックスは主に以下の効果が期待できます。

  • エラの改善
  • 食いしばりの改善

エラボトックスはエラの部分にある発達した咬筋に注入する施術です。咬筋が徐々に収縮し、エラの張りが緩和されます。切開をせずに小顔になれるため、エラの張りを気軽に目立たなくしたい方におすすめです。

さらに、咬筋の力が緩和されるため、食いしばりや歯ぎしりの改善効果が期待できます。

エラボトックスのダウンタイムは短い

エラボトックスのダウンタイムは比較的短く、2〜3日程度で症状が落ち着くことがほとんどです。個人差はありますが、早ければ数時間で落ち着く場合もあります。

そのため、ダウンタイムによる日常生活への影響はほとんどありません。

エラボトックスのダウンタイム中に起こる症状

ここからは、エラボトックスのダウンタイム中に起こる症状について詳しく説明します。

硬いものが噛みづらい

エラボトックスのダウンタイム中には、硬いものが噛みづらくなる可能性があります。

エラボトックスは、エラの張りの原因となる咬筋にボトックス製剤を注入します。ボトックスには筋肉の収縮を抑制する作用があるため、咬筋の動きが抑えられてしまうのです。

また、咬筋の働きが抑制されると、噛む力が弱まります。特に硬いものを噛む際に、普段より力が入りにくくなります。

ただし、この噛みづらさは一時的なものです。噛みづらいときは硬いパンやナッツ類は避け、柔らかい食事を摂るようにしましょう。

顔がひきつる

エラボトックスをすると、咬筋の動きが抑制され、関連する表情筋の動きも制限されるため、表情筋の動きが制限されます。。口を動かしたり、笑ったりする際に、普段通りの表情が作りにくくなります。

特に口を大きく開けようとすると、顔全体がひきつるように感じることもあるでしょう。

ただし、咬筋への影響の度合いには個人差があります。注入量や筋肉の状態によって、ひきつりの症状の強さが変わってきます。

ダウンタイム中は大きな口の動きを控え、無理のない範囲で過ごすようにしましょう。適切な注入量であれば、日常会話程度の口の動きは問題ありません。ダウンタイムが終われば徐々に症状は改善していきます。

内出血や腫れ

ボトックスを注入した部位に内出血が起こり、青あざのような症状が出ることがあります。これは注射針が血管を傷つけたことが原因です。この症状は比較的まれですが、起きた場合は数日で治まります。

また、一時的に腫れることもあります。ただし、腫れが出てもエラボトックスの効果自体に影響はありません。数日で徐々に腫れが落ち着いていきます。

皮膚のたるみ

エラボトックスによって咬筋のボリュームが小さくなることで、顔のたるみが目立ってしまう場合があります。

筋肉が痩せることで小顔に見えるようにはなりますが、ボトックスは皮膚の表面には作用しません。そのため、皮膚が余り、たるみとして残ってしまうのです。

短期間で繰り返しエラボトックスを打つと咬筋がさらに萎縮してしまい、頬のたるみが気になることもあります。注入量や施術のタイミングには十分な配慮が必要です。

エラボトックスのダウンタイム中に避けたほうがいい過ごし方

エラボトックスのダウンタイム中は、過ごし方に注意点があります。ここからは、ダウンタイム中に避けたほうがいい過ごし方をご紹介します。

長時間の入浴

長時間の入浴は体を温め、血行を良くします。これによりエラ周辺の腫れが悪化する恐れがあるため注意が必要です。

ダウンタイム中は長時間の入浴は避けて、シャワーを短時間浴びるようにしましょう。

顔のマッサージ

エラボトックスのダウンタイム中に顔のマッサージをすると、注入したボトックス製剤が広がるリスクがあります。

その結果、効果が左右で違ったり、意図しない部位に効果が出たりする恐れがあるため注意してください。

ダウンタイム中のマッサージは避け、肌には優しく触れるようにしましょう。

過度の飲酒

ダウンタイム中は過度の飲酒を控える必要があります。アルコールは血管を拡張させる作用があり、血行を良くします。これによりエラ周辺の腫れや赤みが悪化する恐れがあるため注意が必要です。

エラボトックスのダウンタイム以外の注意点

エラボトックスはダウンタイム以外にも、施術後に注意が必要な点があります。ここからは、ダウンタイム以外の注意点について詳しく解説します。

左右差が生じる場合がある

左右の咬筋の大きさや発達具合に差がある場合、ボトックスの効果も異なることがあります。一方が強く発達している場合、同じ量のボトックスを注入しても効果に差が出てしまうのです。

また、ボトックスの注入量や注入位置が左右で異なると、片側だけ効果が弱まることがあります。

継続的な治療が必要

エラボトックスで注入されるボトックス製剤の効果は一時的で、3〜4ヶ月程度で徐々に切れてしまいます。効果が切れると元の状態に戻ってしまうため、継続的な治療が必要になります。

エラボトックスで一定の効果を維持し続けるためには、継続的な治療が不可欠です。長期間咬筋を使わないようになると筋肉が元に戻りにくくなるため、治療間隔を徐々に空けていくこともできます。

なるべくエラボトックスの効果を持続させたい場合は、医師に相談しながら、適切な治療間隔を決めていきましょう。

エラボトックスのダウンタイムに関するよくある質問

ここからは、エラボトックスのダウンタイムについてのよくある疑問や不安にお答えします。

エラボトックスのダウンタイムはどれくらい続く?

エラボトックス後のダウンタイムはほとんどありません。個人差はありますが、2〜3日で落ち着く場合がほとんどです。早い場合は数時間程度で落ち着くケースもあります。

エラボトックスのダウンタイム中に気をつけるポイントは?

ダウンタイム中は血行を促す行為は避けましょう。例えば、湯船に浸かる、サウナに入るなど、体を温める行為が挙げられます。

また、洗顔の際は注入部位を刺激しないようにしてください。洗顔で注入部位を強くこすったり、マッサージしたりすると注入部位への圧迫により腫れや内出血が悪化するリスクがあります。

エラボトックスのクリニックはどうやって選んだらいい?

クリニックを選ぶポイントは、医師の経験と実績、カウンセリングの充実度、そして立地や費用の妥当性などがあります。

エラボトックスは注入部位や量を誤ると副作用が生じる可能性があります。そのため、豊富な経験と実績のある医師を選ぶことが大切です。クリニックのホームページで症例写真や口コミなどを確認することをおすすめします。

また、通院の利便性や費用も無視できないポイントです。

効果を継続して得たい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。アクセスの良さと費用のバランスを考慮し、自分に最適なクリニックを選びましょう。

エラボトックス後はいつからメイクできる?

ボトックス注射後はダウンタイムがほとんどないため、施術後すぐにメイクができます。ただし、メイクをする際は注入部位を強く擦ったりしないよう気をつけましょう。

まとめ

咬筋にボトックスを注射して小顔効果が得られるエラボトックス。ダウンタイムは短く、早ければ数時間で症状が落ち着きます。ただし、ダウンタイム中は硬いものが噛みづらい、顔がひきつるといった症状が見られることがあるため注意が必要です。

ダウンタイム中は、長時間の入浴やサウナ、過度の飲酒、顔のマッサージを避ける必要があります。腫れや内出血が早く落ち着くよう、ダウンタイムの過ごし方に留意して過ごしましょう。

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