アートメイク

アイラインアートメイクは、そのアイラインを医療アートメイクで入れるということ。皮膚の浅い表皮層へ、専用針を用いて色素を注入していきます。施術すれば3年ほどもつと言われているため、毎日のメイク時間の短縮はもちろん、メイク崩れのパンダ目や、スッピンでも目力を失いたくない・・・など様々な目元のお悩みを解消してくれます。

【医療アートメイク】アイライン施術を受ける前に知っておきたいこと

最近ナチュラルメイク派に大人気の医療アートメイク。眉に次いでアイラインへの施術を希望される方が増えていることご存じですか?
目力が欲しい方にとって、アイラインのメイクは欠かせません。そのアイラインを医療アートメイクで施せば、素顔のままでも魅力的な目元が保てます。

アートメイクについて、詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

アイラインにアートメイクをするメリット

アイラインにアートメイクをするメリット

アイラインとは、目を大きく見せるために目の縁に描く線のことですが、アイライナーを使用してきれいなアイラインを引くのはなかなか難しく、うまくできないという方も多いと思います。

アイラインアートメイクは、そのアイラインを医療アートメイクで入れるということ。皮膚の浅い表皮層へ、専用針を用いて色素を注入していきます。施術すれば3年ほどもつと言われているため、毎日のメイク時間の短縮はもちろん、メイク崩れのパンダ目や、スッピンでも目力を失いたくない・・・など様々な目元のお悩みを解消してくれます。

実際どんな人がやっているの?

実際に施術を受けられた方の中には、「アレルギーで目が痒く、点眼も欠かせない。アイメイクしてもすぐ崩れるので困っていた。」「もともと目が小さくまつげも少ないので、化粧をした時としない時の印象が違いすぎて、ずっとコンプレックスだった。」
という声もよく聞かれます。

日々のメイクを楽しみたい若い層には、メイクの煩わしさから解放されるとともに、すっぴんにも自信が持てる手法として人気があります。ちょっとの外出のためにフルメイクは面倒、でもすっぴんでは出かけたくないという主婦層にとってはメイクが時短にもなるといった点が、また、水泳やスポーツなどを日常的に行う方には、メイク崩れの心配がなく、汗をかいてもすっぴんにならずに済むという点が人気の理由です。

さらに、加齢によるまつ毛の抜けが気になったり、まつ毛エクステンションによってまつ毛が少なくなってしまったりした方の施術希望も多く、幅広い年齢層の方々に支持されていることが分かります。

こんな人にアイラインアートメイクはおすすめ

  • アイメイクが苦手
  • アイメイクが落ちやすい
  • 汗や皮脂によるメイク崩れが気になる
  • まつ毛が少ない
  • 素顔でも目元の印象を強くしたい
  • アレルギーで目元のメイクができない
  • 加齢や乱視でアイラインが引きにくい

アイラインにアートメイクを入れる際のポイント

アイラインにアートメイクを入れる際のポイント

アイライン1本で目元の印象が変わるということは、アイライン部分は非常に繊細で微妙な部分ということです。施術する位置、デザイン、色の濃さによって仕上がりの印象はかなり異なってきます。

アイラインを入れる位置

上下どちらにも入れることができます。ラインを入れる位置は3種類あります。

アウトライン

まつ毛の生え際よりも外側。目を閉じてもラインが見えるため、アイラインをひいた感じが強くなります。ナチュラルラインと合わせていれる方が多いです。

ナチュラルライン

一番人気のライン。まつ毛の生え際に沿ってラインを入れていきます。自然な仕上がりになるので、もともとの目元の印象を少し強くしたいという方におすすめです。

インライン

まつ毛の生え際よりも内側にラインを入れます。
目力が強調されますが、眼球に近い部分に施術するため注意が必要です。

アイラインのデザイン

人気のデザインは?

近年アートメイク自体のポイントが「美しくきれいな形」から「よりナチュラルであること」にシフトしています。つまり、眉であってもアイラインであっても、「自然に見える」「素顔でも違和感がない」ことがアートメイクデザインのポイント。普段のメイクが楽になるからと、目立つ太さや濃さで入れてしまうと、素顔の時に違和感がある上、年齢や流行の変化に合わなくなってきます。

すっぴんになってもアイラインだけが浮いている感じがなく、それでいて目元がパッチリしている感じ、というのが最近人気の高いデザインです。

色の濃さ

アートメイクでは初めから濃い色を入れることはしません。人によって色の定着度が違うため、数回に分けて色を調整しながら完成させます。複数回施術が必要なのはそのためです。色の濃さは人によって好みがありますが、下ラインは色を抑えた方が自然な仕上がりになります。

テール(目尻)は慎重に

アイラインのテール部分は流行によってデザインが大きくかわりますまた加齢により、まぶたがたるむと目尻のラインも下がってきます。よっぽどの強い希望がない限り、目尻を跳ね上げる、切れ長な目に見えるようテールを長めに残す、たれ目に見えるようにテールを下げる、といったデザインをアートメイクで入れることは避けたほうがいいでしょう。アートメイクはあくまでもベースメイク程度に入れておいて、テールは自分で書き足す方法がおすすめです。

アートメイクは3~5年で徐々に色が薄くなっていきますが、完全に消えてしまうわけではありません。そのため、ご自分の希望だけでなく、この先の流行の変化や加齢も考えてデザインを決める必要があります。「思った仕上がりと違っていた」という事態を避けるため、アイラインを入れる位置やデザインについては、事前にクリニック側とよく相談しましょう。

ホームページに施術デザイン例を掲載しているクリニックも増えています。できればクリニックを訪れる前にそういったところもチェックしておくとよいでしょう。カウンセリングの際、実際の施術例の写真を見せてもらいながらデザイン決めができるとより安心ですね。

アイラインアートメイクの注意点

アイラインアートメイクの注意点

アイラインアートメイクは目の非常に繊細な部分に施術を行うので、施術後のトラブルや修正は可能な限り避けたいところです。アートメイクを実際に施術する前に知っておくべき注意点をまとめましたので参考にしてください。

インラインはなるべく避ける

「目が大きく見える」「黒目がちに見える」とまつ毛の生え際の内側にアイラインを引くメイク方法がここ数年若い世代に人気です。しかし、まつ毛の生え際の内側には「マイボーム線」という小さな穴が並んでいます。

「マイボーム腺」は目を乾燥から守るために脂質が出る分泌腺で、この腺をアイラインで塞いでしまうと、油分の分泌が妨げられ、ドライアイの原因になることがあります。これはアートメイクであっても同じで、インライン部分へのアートメイク施術はおすすめしません。

確かにインラインにアートメイクを入れると、通常のアイラインよりもまつ毛の際までしっかりと染料が入り、目を大きく見せる効果は高いですが、施術には高度な技術が必要です。実際、粘膜または粘膜近くのアートメイクはお断りしているというクリニックもあります。

仮に施術が可能だとしても、粘膜近くの施術は、染料の発色や色持ちが悪かったり、施術後の痛みや腫れが起こりやすいというリスクもあります。インラインに施術を希望する場合は、クリニックの保証制度やアフターケアがきちんとされているかどうかも確認しておく必要があるでしょう。

施術中の痛みについて

近年アートメイクに使用する針はかなり細くなっていますが、アイライン部分は痛みを感じやすいため麻酔を使用しての施術が一般的です。麻酔を使えば痛みはかなり軽減され、中には全く痛みを感じなかったという人もいます。特に痛みに弱いという方は、痛みを感じたらその都度痛みを和らげるクリームや麻酔を追加してもらえるかどうかをカウンセリング時に確認しておくといいでしょう。

施術後の経過は?

施術直後~翌日

アイラインの施術直後は泣いた後のように若干腫れることがあります。特に施術の翌朝は、腫れがひどくなったと感じる方が多いようです。むくみでさらに腫れることがないよう、施術の23日前からお酒を控える、水分の過剰摂取を控えるなどの対策をしておくといいでしょう。

施術後23

施術後23日で腫れはほとんど治まりますが、施術箇所が少し乾燥してつっぱったような感じになります。完全に乾燥すると薄いかさぶたができ、人によっては痒みを感じたり色ムラが気になることもあるようですが、無理にかさぶたを剥がさないようにしましょう。

施術後45日~1週間

施術から45日経過すると、かさぶたが少しずつ剥がれてきます。完全にかさぶたが剥がれると色素が定着し完成となります。個人差はありますが、ここまでで大体12週間くらいかかるようです。施術後気になった色ムラや色の濃さも、かさぶたが完全に取れれば気にならなくなります。

また、人によってはかさぶたができない場合もあるようですが、その場合も自然と色は落ち着くので心配はいりません。

仕上がりに差がでるアフターケア

メイクはいつから?

アイメイク以外は当日からメイクが可能です。翌日からはアイメイクも大丈夫としているクリニックも多いようですが、変色のリスクもあるので、できれば1週間程度経過してからが望ましいといえます。

洗顔に気を付ける

クレンジング剤には様々な成分が入っており、その成分によってはアートメイクで入れた色が定着しにくくなってしまう可能性もあります特にオイル系の洗顔料は、色の定着を妨げることがあると言われています。クレンジングが必要になる点からも、アイメイクは施術後なるべく時間が経過してから開始する方がいいでしょう。

当然ですが、洗顔の際、施術箇所はごしごしこすらず、いつもより優しく丁寧な洗顔を心がけましょう。

コンタクトレンズ、つけまつげ、まつげエクステは控える

クリニックから指示があると思いますが、一般的にコンタクトレンズは施術後5日程度、つけまつげやまつげエクステは、患部からの雑菌の侵入を予防するために施術後10日程度は着用を控えましょう。

ほとんどのクリニックでは、まつ毛エクステが装着されたままのアートメイク施術はできません。一般的にアイラインアートメイクは、初回施術後1か月以降に2回目を施術して完成(3回で完成としているクリニックもあります)となるので、まつ毛エクステなどはアートメイクが完成してから施術したほうがよさそうです。

アートメイク施術後1週間は、プールや温泉、海水浴なども避けたほうがよいでしょう。雑菌などから感染し、痛みや腫れを引き起こす原因となります。施術後にもし違和感や痛みがあればすぐにクリニックに相談しましょう。
施術後にきちんとアフターケアをすることで、アートメイクの仕上がりや、もちに違いが出るといわれています。アフターケアのポイントはしっかりと押さえておきましょう。

施術費用と回数

アイラインアートメイクの相場は、上ラインもしくは下ライン1回につき約20,000円~40,000円。施術は2~3回必要とするクリニックがほとんどです。クリニックによっては、初めから2回、もしくは3回コースの料金設定をしている場合もあります。

施術は必ず医療機関で受ける

現在アートメイクの施術は、医師または医師の管理下のもと 専門知識、技術を習得した看護師、准看護師が施術を行うこととなっています。しかし今でも違法と知りながら施術を続けているサロンや個人店が多く存在しおり、国民生活センターには「痛みや腫れが治まらない」「アイラインの施術で角膜に傷がついた」というような相談が寄せられています。アイラインアートメイクは特にデリケートな目元への施術です。必ず適切なクリニックで受けるようにしてください。

まとめ

素顔であっても目元の印象をはっきりさせることができるアイラインアートメイク。
実際施術された方の多くが「やってよかった」「早くやればよかった」という感想をお持ちのようです。

もし目元のメイクにお悩みを抱えているなら、一つの方法としてアートメイクを取り入れてみませんか?その際は、今回ご紹介した施術のポイント、注意点をしっかり押さえて、希望通りの仕上がりを手に入れてくださいね。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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