ダイエット外来(肥満外来)とは、医師や栄養士などの「専門家」が患者さんの状況に合わせて食事療法、運動療法の指導、抗肥満薬の処方などをして、肥満の解消をサポートするものです。「肥満」は、糖尿病をはじめ高血圧、脂質異常症などの「生活習慣病の原因」になり得ます。

実際に健康診断などで、医師から痩せるように注意を受けることがあるかもしれません。しかし、一人ではどうしても痩せられない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような時、ダイエット外来の検討は、ひとつの助け船になり得ます。今回は、ダイエット外来についてご紹介します。

ダイエット外来

ダイエット外来とは

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ダイエット外来(肥満外来)とは、医師や栄養士などの「専門家」が患者さんの状況に合わせて食事療法、運動療法の指導、抗肥満薬の処方などをして、肥満の解消をサポートするものです。「肥満」は、糖尿病をはじめ高血圧、脂質異常症などの「生活習慣病の原因」になり得ます。

実際に健康診断などで、医師から痩せるように注意を受けることがあるかもしれません。しかし、一人ではどうしても痩せられない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような時、ダイエット外来の検討は、ひとつの助け船になり得ます。今回は、ダイエット外来についてご紹介します。

食事療法

食事療法

肥満の原因は、主に『糖質過多』、『カロリー過多』と言われています。お米、パン、麺、お菓子、ジュースなどに含まれている”糖質”は、人間が活動するためのエネルギー源で、人に必要な三大栄養素の1つです(参考:日本医師会)。

食事などから摂った糖質は、体を動かしたり頭を使ったりするためにエネルギーとして消費されます。エネルギーとして消費されずに余った糖質は、先ずは肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。それでも余った糖質は「中性脂肪」として体に蓄えられます(参考:大阪教育大学)。

つまり、糖質を過剰に摂り続けると、それが脂肪になり、体に蓄積されてしまうのです。また、カロリーに関しては食事から摂る「摂取カロリー」と、人間が活動に使う「消費カロリー」のバランスが大切です。

摂取カロリーに比べて消費カロリーが下回ると、カロリー過多になり、それが脂肪になります。反対に摂取カロリーに比べて消費カロリーが上回ると、脂肪が燃焼されます。

ダイエット外来でおこなわれる食事療法は、糖質またはカロリーを抑えるための「食事のメニュー」や「食べ方」を中心に指導を受けます。

具体的にどのような指導なのでしょうか。代表的な食事療法を挙げていきます。

GI値(グリセミックインデックス値)による食事療法

GI値は食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度(血糖値)を図ったものです。

糖質を摂ると血糖値が上がります。そうすると、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。そして、そのインスリンが糖質を脂肪細胞に送り込むと血糖値が下がります。つまりインスリンによって糖質が脂肪になりますので、インスリンをなるべく分泌されない様にすることが大切であり、血糖値が急激に上がる食品は避けた方が良い、ということがGI値による食事療法の考え方です。

GI値が低い食品は血糖値の急激な上昇を抑えますので、なるべくGI値の低い食品から食べる様な指導を専門家から受けることができます。

また、食事の「食べる順番」や「食べ方」もあります。例えば、糖質を食べる前に野菜や海藻などを食べることで、糖質が小腸から吸収されるのを緩やかにして、血糖値が急激に上がることを未然に防ぐ、食事をよく噛むことで糖質が緩やかに吸収されるなどの指導法です。

カロリーを考慮した食事療法

食事で摂取するカロリーを抑える方法です。

食品に含まれる栄養素のカロリー

  • 糖質:4kcal/g
  • タンパク質:4kcal/g
  • 脂質:9kcal/g

脂質のカロリーが最も高いので、なるべく脂質を減らした食事を選ぶと良いでしょう。

糖質のカロリーは脂肪に比べると低いですが、過剰な糖質は脂肪に形をかえて蓄積されてしまうため、カロリーが低いタンパク質が多く含まれる食品を中心に食べる様に指導されることが多いようです。

他にも様々な食事療法がありますが、多くは糖質、カロリーを考慮したものがダイエット外来で行われているそうです。

運動療法

運動療法

運動によって期待できるダイエット効果を意識しておくことが重要です。運動には2つのメリットがあります。

まずは運動によって筋肉がつくと、「基礎代謝」が上がります。基礎代謝とは、人間が特に何も意識していなくても勝手に消費されるカロリーのことを言います。つまり、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がると、摂取カロリーの消費量の増加が期待できるということです。

また、ジョギングやウォーキングなどによる有酸素運動では、脂肪を燃焼してくれますので、定期的な有酸素運動によって、脂肪を減らすことが期待できます。ただし、有酸素運動でカロリーを消費するには長時間の運動が必要になります。併せて筋トレにもチャレンジするなど、工夫を入れると良いでしょう。

運動は、誤った方法で行うと、結果に結びつかないことも少なくありません。専門家による適切な指導を受けることが大切です。

抗肥満薬などの薬物療法

抗肥満薬などの薬物療法

食事療法や運動療法だけでは痩せられない場合には、薬物療法が行われます。

食事療法や運動療法の指導は医療機関以外でも受けることができますが、薬物療法は医療機関でしか受けられません。

抗肥満薬は主に2種類あります。

サノレックス(マジンドール)

サノレックスは厚生労働省が初めて承認をした「食欲抑制剤」で、正式な薬剤名称はマジンドールと言います。

サノレックスは満腹中枢に作用して食欲を抑制し、少ない食事量で満腹感を得ることができる薬ですので、食事の量やカロリーを減らすことが期待できます。

ただ、飲むだけで痩せるというものではありません。適切な食事と運動を日々の中に取り入れることが大切です。

ゼニカル

ゼニカルは食欲を抑えるというものではなく、体内への「脂肪の吸収を阻害する」というものです。

脂肪は体内で、リパーゼという消化酵素で分解されることで吸収されやすくなります。ゼニカルはこのリパーゼという酵素の働きを妨害することで、脂肪の約30%を吸収せずに体外へ排泄してくれると言われています。食事療法と併用が大切です。

ダイエット点滴

ダイエット点滴

点滴でダイエットする療法もあります。

クリニックによって点滴に配合する成分は様々です。以下に主な成分と期待できる働きをまとめました。

L -カルニチン

体に蓄積した脂肪を燃焼

ビタミンB1

脂肪の原因になる糖質を早くエネルギーに。

ビタミンB2

脂肪をエネルギーに換えて蓄積した脂肪を減らす働き

まとめ

医師などの専門家から適切な指導を受けられる、ダイエット外来。一人でダイエットを続けるのが難しい、専門家のサポートが欲しいという方は、1つの方法として認識しておくと良いかもしれません。

この記事を書いたのは

宮田哲朗
宮田哲朗
㈱UTP 学術部部長 3,000件以上のクリニック、エステティックサロンに携わった経験を元に、化粧品やサプリメントなどをプロデュースし、数々のヒット商品を手掛ける。 著書に「美肌作りの3分ルール」、「プロのための美肌メソッド」

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

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