ビタミンCの効果とは?
ビタミンCに期待できる美肌効果は、大きく6つあります。
- すでにできているシミの「メラニン色素」を還元し、薄くする
- 新しいシミを予防する
- コラーゲン生成促進
- ターンオーバー促進
- 老化の原因となる肌の酸化を予防
- 過剰な皮脂の分泌を抑える・ニキビ予防
ビタミンCは、そのまま塗っても皮膚の角質層まで浸透するものではありません。
空気に触れるだけで酸化しやすく、ビタミンC本来のパワーを発揮する前に壊れてしまったりと、効果を最大限に活用することが難しい成分でもあります。
肌に塗布して使用する場合には、どれだけビタミンCを皮膚の内部に届けて活性化させられるかという部分がポイントになるのです。
より効果的に使用する場合は、通常のビタミンCではなく、「ビタミンC誘導体」が配合されているものがおすすめです。
ビタミンC誘導体とは?
ビタミンC誘導体は、ビタミンCに別の分子を組み合わせることで、安定性を高めて酸化しにくくした成分です。
肌に塗った瞬間から効果を発揮するビタミンC（ピュアビタミンC）とは異なり、ビタミンC誘導体は肌に吸収された後、肌内部の酵素と反応することで初めてビタミンCの効果を発揮します。
ビタミンCの弱点を改良し、浸透性や持続性を飛躍的に高め、効率よくメラニン色素にアプローチできるビタミンC誘導体は、多くのスキンケアに使用されています。
ビタミンC誘導体の種類や効果の違い
ビタミンC誘導体には、大きくわけて水溶性、脂溶性、新型の3つの種類があります。
水溶性ビタミンC
水に溶けやすく即効性に優れていて、皮脂分泌やメラニン抑制効果が高く、ニキビやニキビ跡の予防・改善や美白作用が期待できます。
ビタミンCと比べて約8倍の浸透力があり、効果の持続時間はおよそ12時間程度。
高濃度の水溶性ビタミンCは肌刺激を感じやすく、紫外線の影響を受けやすくなるものもあります。
主に肌の表皮層で起こる薄いシミやニキビ、ベタつきが気になる人向き。
水溶性はその名のとおり水に溶けやすいので、化粧水へ配合されることが多いです。
【成分表記名】
リン酸アスコピルマグネシウム (APM)
リン酸アスコピル酸3Na など
脂溶性ビタミンC
油に溶けやすい特徴をもち、効果の持続性が高い成分です。
高濃度でも刺激を感じにくく、敏感肌の人でも使いやすいでしょう。
水溶性よりも即効性は劣りますが、効果の持続時間が約24時間と長く、真皮層まで有効成分が届きやすいといわれています。
肌の乾燥や赤ら顔、たるみ毛穴やハリツヤ対策をしたい人におすすめです。
脂溶性は油に溶けやすいので、クリームやジェルに配合されます。
【成分表記名】
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル（VCIP） （イソパルミチン酸アスコルビル） など
新型（両親媒性）ビタミンC誘導体
水と油の両方に溶けやすく、水溶性と脂溶性の良いところを併せ持つ、もっとも新しいビタミンC誘導体です。
安定性の高いビタミンC誘導体よりもさらに機能性の高いビタミンCを目指して作られています。
浸透力はビタミンCのおよそ100倍と非常に優れており、刺激も感じにくいため、どんな肌質の人でも使いやすいでしょう。
表皮・真皮の両方へアプローチができるといわれています。
化粧水や美容液など、さらさらとしたテクスチャーの製品へ配合されることが多いです。
【成分表記名】
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na（アプレシエ） (APPS)
おすすめのビタミンC美容液7選!
ビューティフルスキン Cフォーカスエッセンス
出典：https://www.beautifulskin.jp
30ml 4,713円（税込）
最新の新型ビタミンC誘導体を2種類配合。
美容成分がさらっとすばやく肌になじんで、きめ細かな明るい肌に整えます。
手軽にビタミンC誘導体配合のドクターズコスメを使ってみたい人にもぴったりです。
抗酸化力が高く、ビタミンC誘導体との相乗効果が期待できるフラーレンも配合しており、肌トラブル予防やエイジングケア用スキンケアとして推奨している美容皮膚科もあるほど。
化粧水のようなテクスチャーなので、忙しい朝のメイク前にも使いやすい美容液です。
リビジョン C+コレクティングコンプレックス 30%
出典：https://www.revisionskincare.co.jp/products/206/
30ml 18,800円（税込）
ドクターズコスメ界最高峰ともいえる脂溶性ビタミンC誘導体を30％と高配合した美容液です。
ニキビ・ニキビ跡、シミ、ハリなど、あらゆる肌悩みにアプローチ。
特に赤ら顔やしつこいニキビ跡など、肌の色ムラ改善に効果的と評判です。
高濃度ながらも低刺激で、肌が敏感な人でも乾燥や赤みが出にくい処方になっています。
乳液のようなさらっとしたテクスチャーで、肌なじみも抜群。
様々なビタミンC美容液を使ったことのある人でも、高い満足度を得やすいアイテムといえるでしょう。
エンビロン Cクエンスセラム(1〜4プラス)
出典：https://environ.jp/product/c_quence/c_quence_serum/
35ml
Cクエンスセラム 1 16,500円 (税込)
Cクエンスセラム 2 18,700円 (税込)
Cクエンスセラム 3 20,900円 (税込)
Cクエンス セラム4プラス 24,200円 (税込)
脂溶性ビタミンC（VCIP：テトラヘキシルデカン酸アスコルビル）配合。
艶やかでハリと弾力のある若々しい印象の肌に導くエイジングケア高機能保湿ジェル美容液。
ビタミンA(レチノール)やペプチドなど、エイジングケアに特化した美容成分も贅沢に配合しており、本格的なエイジングケアを始めたい人にぴったりの一品です。
成分濃度の順に4つの製品に分かれており、初めて使用する人はセラム1から始めるとよいでしょう。
Cクエンスシリーズは特に「ツヤの増加とくすみ改善効果がずば抜けている」という口コミが多く、ハイライトを塗った時のような透明感のあるツヤ肌を目指したい人におすすめです。
ゼオスキン シーセラム
50ml 15,840円
ゼイン・オバジから生まれたピュアビタミンC配合ブライトニング・セラム。
壊れやすいビタミンCの酸化を進める「水分」を含まず、パウダー化する技術によって成分を安定化。テクスチャーはとてもサラサラしており、ベタつきやすい季節やマスクによる蒸れが気になる時も使いやすいアイテムです。
特に皮脂コントロール力に優れているので、毛穴やテカリ、角栓やニキビが気になる肌に向いているでしょう。
なおゼオスキンのシリーズですが、皮むけしてしまうようなアグレッシブなアイテムでは無いので、マイルドにゼオスキンシリーズをスタートしたい方にもおすすめです。
レカルカ CFセラムアドバンス
参照：https://lekarka.co.jp/product/detail/10
13,200円（税込）
2種類のビタミンC（ピュアビタミンC、新型ビタミンC誘導体、）が透明感とハリをもたらしワントーン明るい肌へと導きます。
フラーレンやアスタキサンチンなど、複数の抗酸化力成分も配合されていますが、その中で注目したいのが「MAAs」という天然由来成分。
MAAsは肌に塗って72時間後に、肌内部のヒアルロン酸量を約2倍に増やすといわれている特許成分です。
CFセラムアドバンスは美白だけでなく、保湿、毛穴、小じわ、ハリ・弾力、ニキビなど肌悩みが多い人のプラスワンアイテムとしてもおすすめ。
また、防腐剤を含まないため、家庭用の美顔器で導入ケアをしたい時にも使用可能です。
ガウディスキン エクラリバイブ
50g 19,800円（税込）
ガウディスキンは、日本人の肌質を重視し、「日本人にとっての考えうる最良」を考え抜いて開発した製品です。
新型（水溶性+親油性）ビタミンC誘導体であるAPPS（パルミチン酸アスコルビルリン酸 3Na）を配合し、メラニンコントロールだけでなく、抗シワ、活性酸素除去など、アンチエイジング効果にも優れています。
ビタミンC以外にも、レチノール（パルミチン酸レチノール）やペプチド、セラミド、アミノ酸など、美肌作りに欠かせない主役級の美容成分がバランスよく配合されているので、色々な有効成分を1本で補いたい人向きといえるでしょう。
ラブミータッチ ホワイトシャインローション
出典：https://dr-beautopia.com/products/20094-003/
30ml 5,478円
「さわらない美容」で人気の上原恵理医師プロデュースの美容液。
新型ビタミンC誘導体APPS（アプレシエ）配合。なじみやすく、肌の角質層深くまでスピード浸透するビタミンCです。
「ビタミンE」を世界で初めて誘導体化した「TPNa」、フラーレンとのコンビネーションが、それぞれの良いところを最大限に引き出し、イキイキとした輝きや抜群のハリツヤ・透明感をもたらします。
ストレスや季節の変わり目にゆらぎやすい肌へおすすめです。
ビタミンCは内服薬やイオン導入・点滴も併用すると効果的
ビタミンCパワーでさらなる美肌を目指す人は、美容液に加えてクリニックでビタミンCの内服薬を処方してもらったり、ビタミン点滴を受けたりするのもよいでしょう。
継続することで、普段自分の手が届きにくい部分まで、しっかり美白ケアが可能になります。
また、肌の明るさなど、より即効性を感じたい方はビタミンCイオン導入もおすすめです。
イオン化されやすいビタミンは、イオン導入と相性抜群。
化粧品では有効成分が届かない肌深層までビタミンCを導入することで、保湿感とキメが整った美肌が叶います。
肌悩みや予算に合わせて、最適なビタミンC美容をお試しください。
