暑い日のマスクの着用はそれだけでストレスですよね。汗や蒸れ、マスクの擦れで日焼け止めは例年以上に落ちやすくなります。帰宅したらマスク以外の部分が赤く日焼けしていたということがないよう、今年は特に徹底した紫外線対策が必要です。
紫外線対策は未来の美肌作りとも言えます。早速今日から紫外線対策を始めましょう。

マスク日焼けにご注意!今年は紫外線対策を万全に!!

感染症対策でマスクの着用が日常になりました。マスクをつけての外出にも慣れてきた頃かもしれませんが、暑さと紫外線が気になる季節がやってきました。

最近になって少しずつ外出する機会が増えて来た方も多いと思います。通勤、通学、週末のおでかけもマスクをつけて。今年は例年よりもしっかりと紫外線対策したほうがよさそうです。

「マスクしていたら日焼けしない」は誤解

「マスクしていたら日焼けしない」は誤解

マスクを着用すると、顔の半分以上が覆われている状態になります。「・・・ということは日焼け防止になるのでは?」と思っている方がいるかもしれませんが、それは誤解です。一般的な不織布マスク、布マスクにはUV加工がされていませんので、紫外線はマスクを通して皮膚まで届いています。ただ、露出している部分に比べて少し遮光効果はあるので、マスクをしている部分と露出している部分では、浴びる紫外線量に差が出てきてしまいます。うっかり日焼け止めを塗らないでいると、焼けむらができたり、マスク型に焼けてしまったりという取り返しのつかない事態になることも。

注意!マスク部分だけ白く見える「マスク焼け」

注意!マスク部分だけ白く見える「マスク焼け」

今年の夏、一番注意したいのが、この「マスク焼け」です。紫外線対策を万全にしておかないと、マスクで覆われている部分だけ白く残る「マスク焼け」状態になってしまいます。紫外線は一年中降り注いでいますが、これからの季節、晴れの日も曇りの日も紫外線量はぐんぐん増えていきます。紫外線対策は年中必要ではありますが、特に紫外線量が増える今は念入りに行う必要があります。

「マスク焼け」どう防ぐ?

マスクの下が焼けにくいなら、マスク部分には日焼け止めを塗らず、マスク以外の部分に日焼け止めを塗るという方法はどうでしょうか?この場合、逆にマスク部分のみ日焼けが目立つことにもなりかねません。日焼け止めをうまく使っても、露出部分とマスク部分の紫外線量を全く同じにするということはできません。
やはり日焼け止めは顔全体に均一に塗り、落ちやすい部分は特にこまめに塗り直すようにしましょう。焼けないためには、なにより「紫外線をブロックすること」が一番です。そして、浴びてしまった紫外線ダメージから早く回復するようにケアをすることもポイントです。

今年の夏の紫外線対策ポイント

今年の夏の紫外線対策ポイント

「日焼け止め」でとにかく紫外線をブロック

日焼け止めは紫外線対策の基本です。自分の肌に合った使いやすい日焼け止めを顔全体にまんべんなく均一に塗りましょう。SPFの数値が高いと肌への負担が大きくなるので、外出の予定に合わせて日焼け止めを使い分けると良いでしょう。最近では下地やファンデーションにも紫外線をブロックする成分が入っているものがあります。日焼け止めによる化粧崩れ、べたつきや白浮きが気になる方は、下地やファンデーションで日焼け止め効果を得るのもおすすめです。

マスクで肌荒れを起こしている方は・・・

日常的なマスク使用で、肌が乾燥したり吹き出物ができたりと、肌が敏感になっている方もいらっしゃるかと思います。そういった方には、いつもと同じ日焼け止めでは刺激が強い可能性がありますので、肌に優しい処方がされたものを選びましょう。無香料、無着色、低刺激、防腐剤無添加、などの表記がされているものがおすすめです。多くの日焼け止めに使用されている「紫外線吸収剤」も人によっては刺激を感じることがあります。日焼け止めを使用すると肌に刺激を感じるという人は、一度「紫外線吸収剤フリー」のノンケミカル処方のものを試してみるといいでしょう。

日焼け止めは 用量、塗り直しのルールを守って

いつも使っている日焼け止めの裏に書いてある注意書きを見ると、「使用の際は500円玉程度の量を・・・」「汗をかいたら23時間おきを目安に塗り直して・・・」という記載が。各商品が推奨している用量を手に出してみると「こんなに多いの?」とびっくりされる方もいると思いますが、用量、塗り直しのルールを守らずして日焼け止めの効果が適切に発揮されることはありません。この先暑くなってくると、汗や皮脂で日焼け止めは落ちやすくなります。口周りは特にマスクの摩擦と蒸れで落ちやすいので、こまめな塗り直しが必要です。

露出部分の直射日光はできるだけ避けて

マスク焼けを防ぐには、マスク以外の部分に直射日光が当たることはできるだけ避けましょう。日傘や帽子を上手に使うことをおすすめします。日傘を選ぶときはできるだけ光を通しにくい黒などの暗い色のもの、またUV加工がされているものがおすすめです。UV加工は3年程度しか持たないといわれているので、古くなった日傘は買い替えるか、UV加工スプレーを使用するのも一つの手です。

ビタミンC摂取で紫外線ダメージを蓄積させない

日焼け後に肌が黒くなる原因は、メラニンが過剰に生成されるため。ビタミンCには、メラニンの生成を抑える働きと「メラニン色素を無色化する働き」があります。紫外線に有効な栄養素を毎日こまめに摂取することで、紫外線ダメージから早く回復することができます。

ビタミンC

ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱い性質があるので、なるべく生で食べることがおすすめです。たくさんの野菜や果物を一度に摂取できるスムージーを朝食時に飲んでいるという方も増えています。スムージーが手軽に作れる一人用ジューサーが最新家電の中でも売り上げを伸ばしているようです。朝のビタミンCは、昼や夕方に食べるよりも身体にとって良い効果を発揮してくれますが、ビタミンCが多く含まれている野菜や果物のなかには、日焼けしやすくなる成分が含まれているものもあるので注意が必要です。

日焼けしやすくなる成分に注意

柑橘類に多く含まれる「ソラレン」という成分は紫外線を肌へ吸収しやすくします。「ソラレン」の紫外線吸収作用は、摂取後2時間でピークを迎え、その後約8時間継続するといわれているため、朝はイチゴ、バナナ、リンゴ、トマト、レタスなどソラレンを含んでいない果物や野菜を選びましょう。ビタミンCには紫外線を浴びた肌を修復するはたらきもあるので、ソラレンを含む果物や野菜は夜に食べるのがおすすめです。

ビタミンC以外にもある 紫外線対策に役立つ栄養素

ビタミンA、E、リコピンにもビタミンCと同様、紫外線によるダメージを防ぐ抗酸化作用があります。紫外線を浴びることで発生する活性酸素は、肌の中の色々な細胞や物質にダメージを与え、シミ、そばかす、しわ、たるみといった肌の老化を早めます。ぜひこれらの栄養素もビタミンCと合わせて摂取し、紫外線ダメージから肌を守りましょう。

  • ビタミンA :(かぼちゃ・にんじん・トマト・シソなどの緑黄色野菜)
    皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。
  • ビタミンE :(大豆・ゴマ・ナッツ・アボカド・オリーブなど)
    新陳代謝が活発になり肌の生まれ変わりを促します。
  • リコピン  :(トマト、スイカ、柿、人参、パパイヤ)
    活性酸素を抑制し肌細胞を守ります。

最新のアイテムをプラスして、徹底的に日焼けを防止!!

「こまめな塗り直し」が鉄則の日焼け止めですが、日中の塗り直しはなかなか面倒なもの。最新のアイテムを味方につけて徹底的に日焼けを防止しましょう。

外出先でも便利なスプレータイプの日焼け止め

メイクの上からでも使用でき、外出先で便利と最近人気になっているのがスプレータイプの日焼け止めです。日焼け止め成分が霧状となって肌に付着するので、クリームタイプと比べるとどうしても薄づきになってしまいます。外出前はクリームタイプの日焼け止めをしっかり塗って、外出先ではスプレータイプを使用するという使い方がよいでしょう。手軽だからといって、マスクを着用したまま顔全体にスプレーするのは危険です。マスクに付着した日焼け止めの成分が、呼吸の際マスクを通して体内に吸い込まれる可能性があります。

化粧直しにも使える パウダータイプの日焼け止め

「付け心地がさらっとしていて、メイクの上からも使いやすい」「メイク直しとしても使える」とこちらも最近人気の日焼け止めです。今後、パウダータイプの需要はますます高まりそうということで、大手コスメブランドもUV効果の高いパウダーをこぞって発売しています。無色透明のものからベージュ、オークルといった色付きのものまであり、化粧直しのお粉としても使えます。また肌に優しいオーガニック系やミネラル成分のものは敏感肌の方でも安心して使用できます。

身体の内側から紫外線対策!飲む日焼け止めって?

最近、美白に関心が高い女性の中で特に注目されているのが「飲む日焼け止め」です。有効成分を体内に取り入れることで、全身の日焼けを予防し、紫外線による活性酸素の発生を防いでくれます。紫外線を浴びる前はもちろん、うっかり焼けてしまった後に飲んでも効果的とも言われています。塗るタイプの日焼け止めと違って、塗り直しの必要がなく、肌への負担もない、というメリットを挙げられている方がいらっしゃいますが、あくまでも日焼け止めをしっかり塗って紫外線をブロックした上でのプラスのケアとして活用しましょう。

クリニックでも処方されている「ヘリオケア」「U-VLOCK」「UVシールド」

現在日本で販売されている「飲む日焼け止め」の有効成分は2つあります。ファーンブロックとニュートロックスサンです。飲む日焼け止めの代表格「ヘリオケア」や、最近クリニックでも扱いが増えている「UVシールド」はファーンブロック系、「UVLOCK」はニュートロックスサン系の商品です。
ファーンブロック自体は「ヘリオケア」の特許成分なので「ヘリオケア」以外には含まれていませんが、ファーンブロックと同類のシダ植物を由来としたPLエキスが配合された商品は多数販売されています。ファーンブロックに比べて比較的新しく成分の有効性が認められたニュートロックスサンですが、抗酸化作用に加えて炎症を抑える作用があるので、日焼けした後に服用しても効果があるようです。

 

Fernblock(ファーンブロック)

Nutroxsun(ニュートロックスサン)

成分

シダ植物の一種から抽出される抗酸化物質

シトラスとローズマリーから抽出した天然ポリフェノールの一種

効果

紫外線により肌細胞がダメージを受けることを阻止する。
・抗酸化作用
・免疫防御作用
DNA保護作用
・皮膚構造の保存作用

紫外線ダメージを受けた肌の修復効果が高い。
・抗酸化作用
・コラーゲンの破壊を防ぐ
・DNA保護作用
・炎症作用を防ぐ

特徴

・海外製品が多い
・効果の信頼度が高い

・日本製品が多い

・新しい成分なので研究論文が少ない

「飲む日焼け止め」はクリニックでの処方が安心

「飲む日焼け止め」は医薬品ではなくサプリメント扱いなので、これらの商品は通販サイトや、ドラッグストアでも購入可能です。最近ではサプリメーカーや化粧品メーカーからも「飲む日焼け止め」とうたった錠剤がたくさん販売されています。中にはビタミンCなどの成分が配合されただけのものもあるので、購入される場合は、成分、またその成分の含有量、副作用まできちんとチェックしましょう。食品扱いなので副作用はほとんどないといわれていますが、体質によって合わない方もいるかもしれません。特に海外製のものは心配な面もあるので、クリニックで処方してもらうと安心です。

焼けてしまったらクリニックのスペシャルケアがおすすめ

焼けてしまったらクリニックのスペシャルケアがおすすめ

クリニックには紫外線ケア、美白ケアとして様々なメニューが用意されています。飲む日焼け止めの処方を含め、この機会にかかりつけの美容クリニックをつくっておくのもよいでしょう。注意していたのにうっかり焼けてしまった方には、この時期マスクをしたままでも手軽にできるメニューもありますので、スペシャルケアとしてご紹介します。

高濃度ビタミンC点滴

食べ物やサプリからでは吸収に時間がかかり、摂取量にも限界があるビタミンCを点滴で直接体内に取り込みます。高い吸収率と即効性が期待できるスペシャルケアです。感染症対策としてますます免疫力が注目されていますが、ビタミンCは抗ウィルス作用のあるインターフェロンを増やすとも言われており、免疫力を高める効果も期待できます。1度の点滴でずっと効果が持続するわけではないので、2週間に1度くらいの間隔で施術するのがおすすめです。

内服・外用薬も処方してもらえる

日焼けのダメージは肌の老化を早めます。クリニックではハイドロキノンやトレチノインといった外用薬、「ヘリオケア」などの飲む日焼け止めからビタミンCが配合された内服薬まで、お悩みに合わせた処方が可能です。


まとめ

暑い日のマスクの着用はそれだけでストレスですよね。汗や蒸れ、マスクの擦れで日焼け止めは例年以上に落ちやすくなります。帰宅したらマスク以外の部分が赤く日焼けしていたということがないよう、今年は特に徹底した紫外線対策が必要です。
紫外線対策は未来の美肌作りとも言えます。早速今日から紫外線対策を始めましょう。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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