美肌・美白

くすみは、年齢とともに肌が衰えて透明感が失われてしまうことや、自身の体調や女性ホルモンのバランスなどの影響が原因と考えられています。
肌がくすむ原因とくすみをとりたい方におすすめしたい解消法についてご紹介します。

「私の顔色、こんなだったっけ・・・」「今まで使っていたファンデーションのカラーが以前よりワントーン暗くなった」そんな事は、ありませんか?
原因は、肌のくすみかもしれません。今回は、肌がくすむ原因とくすみをとりたい方におすすめしたい解消法についてご紹介します。

美白・くすみの治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

くすみの種類

くすみの種類

「くすみ」にも、いくつかの種類があります。

青ぐすみ

肌が青黒く見えるくすみです。顔を触ると冷たく、メイクをしても顔色が暗く見えてしまい、疲労感がある、不健康そうといった印象を与えてしまいます。

黄ぐすみ

肌が黄色っぽく見えるくすみです。肌のキメが粗く、弾力やハリがありません。法令線が目立ち、唇がかさつくなどの特徴が見られます。透明感が無い、実年齢よりも老けてみえるなどの印象を与えがちです。

茶ぐすみ(メラニンくすみ)

肌が茶色く黒ずんで見えるくすみです。肌がごわつき、シミが目立ちやすいのが特徴です。こちらも黄ぐすみ同様、老けてみられる傾向にあります。

乾燥くすみ

乾燥によって肌がカサつき、灰色がかったように暗く見えるくすみです。乾燥により、肌のハリ・ツヤが失われてシワっぽくなるため、毛穴が目立ちやすくなります。また、夕方にかけて肌が暗く淀んでくる傾向があります。透明感が無く、暗いといった印象を与えがちです。

 

くすみの原因

くすみの原因

くすみは、年齢とともに肌が衰えて透明感が失われてしまうことや、自身の体調や女性ホルモンのバランスなどの影響が原因と考えられています。

青ぐすみ

血行不良が主な原因です。運動不足や体の冷えなどにより血液の巡りが悪くなることで、青ぐすみが起こると言われています。目の下にできる青いクマの原因も同様です。

黄ぐすみ

黄ぐすみは、脂質と糖質の摂取量が多いことが原因であると考えられています。日常的に揚げ物やスイーツなど脂質や糖質をとる傾向にある方は、黄ぐすみに注意が必要です。

カルボニル化

脂質の摂取量が多いと、脂肪の分解物とタンパク質が結びつき、肌が黄色くくすんで見えると言われています。

糖化

糖質(いわゆるブドウ糖。ご飯、麺類、砂糖など)を過剰に摂取すると、糖質とタンパク質が結びつき、肌が黄色くくすんで見えると言われています。

また、カルボニル化と糖化は、紫外線、喫煙、ストレス、加齢なども大きな原因だと考えられています。

茶ぐすみ

メラニンくすみとも呼ばれ、紫外線や肌への摩擦的刺激によって増えたメラニンが、ターンオーバーの乱れによって排出されずに蓄積されることで、色素沈着を起こすことが原因であると考えられています。

乾燥くすみ

角質の水分量が少ないため、肌の表面が乾燥して古くなった角質が剥がれないことがくすみの原因であると考えられています。

くすみの解消法

くすみの解消法

気になる肌のくすみを解消するにはどうすればいいのでしょうか。3つの解消法をご紹介します。

朝の顔ヨガで血行アップ

寝不足や溜まった疲労からくる顔のくすみ。顔の筋肉を思い切り動かす顔ヨガで筋肉をほぐし、巡りが悪くなっている血流を促して、血行アップさせてくすみを解消しましょう。代謝も促されて脳も活性化されます。

ちなみに、顔ヨガは効果が最も高まると言われている、「朝」に行うのがオススメです。

【顔ヨガのやり方】

  1. 鼻から大きく息を吸ったあと、顔の全てのパーツをクチャッと中心に寄せて、口から息を「しゅ~っ」と吐き出します。
  2. 息を吐き切る前に、「わ~っ」と顔の筋肉を外に大きく広げ、最後まで息を吐き切りましょう。
  3. もう一度鼻から息を大きく吸ってから、息を吐き、同時に舌を下方向に思い切り出します。
    (舌を出す事を意識すると、無意識に顔も一緒に下がってしまいます。しっかりと正面を向いて行いましょう。)
  4. 上記を3回~5回繰り返します。

今日から洗顔方法を変える

きちんと洗顔しているのに、肌がくすんでいる・・・と思ったことありませんか?そのやり方、くすみの解消を目指す方におすすめできない洗顔方法かもしれません。くすみにはいくつかの種類がありますが、いずれにもアプローチできる方法は、洗顔なのです。実は、洗顔時に角質ケアをしてあげることで、くすみの解消や予防につながります。ただし、角質ケアをする際には注意点があります。

【角質ケア時の注意点】

  •  角質除去成分が入っている
  • 保湿成分が入っている
  • ごしごし洗わない

洗顔に含まれる角質除去成分は穏やかに作用するものが多いため、肌への負担も少なく、安心して使用できます。ところが、洗顔回数が多過ぎたり、ごしごし強く洗ったりしてしまうと肌の保湿成分まで失われてしまいます。洗顔時は、洗顔せっけんをしっかり泡立て優しくなでるように洗いましょう。

蒸しタオルで簡単ホットパック

蒸しタオルのホットパックをプラスして血流を促しましょう。濡らして硬めに絞ったタオルを、レンジで約1分温めます(熱しすぎに注意)。その後、顔の気になる部分に乗せるだけです。
血行が良くなるだけでなく、毛穴が開いて汚れも落ちやすくなり、化粧品の浸透力も上がります。むくみも治まり、肌がふっくらするため、くすみ解消につながります。

セルフホームケアも大切

セルフホームケアも大切

自分のくすみの種類と、簡単に実践できる解消法をご紹介しましたが、プラスしてくすみをつくらないよう「予防策」も心得ておくとさらに安心です。

生活習慣を見直そう

肌がくすみやすい方には、ある特徴がよく見られます。あなたは以下の項目のうちいくつ当てはまりますか?これらの生活習慣を見直すと、肌のくすみ予防につながります。

特徴 対策
スキンケアにあまり力を入れていない 丁寧な洗顔と保湿を行う
紫外線を浴びることが多い 365日UV対策を行う
食生活が乱れている バランスの良い食事を心がける
極端なダイエットをしている バランスの良い食事と適度な運動で改善を目指す
貧血気味 食事やサプリメントで改善を目指す
冷え性 入浴、食事、服装で冷え対策を行う
喫煙 徐々に減らして最終的には禁煙を目指す

適切な運動と食事

適切な運動とバランスの良い食事を摂ることは、肌にとって、とても重要です。適度な運動を心がけて体中の血流を促し、栄養バランスの良い食事で肌にとって必要な栄養を摂ることで、くすみにくい肌質へと導いてくれます。例えば、運動は週末に10~30分程度のウォーキングをする、家で軽いストレッチやヨガをしてみるだけでも良いでしょう。

食事は、バランスよく何でも食べる事が基本ですが、以下の物を意識して摂るとより効果的です。

  • ビタミンC:抗酸化作用、メラニン色素の沈着を防ぐ(レモン、ピーマンなど)
  • ビタミンE:抗酸化作用、血行促進作用があり青くすみに有効(アーモンドなど)
  • 鉄分:貧血予防(ヘム鉄を多く含む、豚レバー、煮干しなど)
  • DHA:美肌効果(青魚)
  • その他:血行不良改善(体を温める食材、生姜、ごぼう、ニンジンなど)

肌のためのサプリメントと化粧品、メイク

くすみの悩み解消には、サプリメントをとり入れたりメイクを見直したりするのもひとつの方法です。

①サプリメント

食事が偏りがちな方は、普段の食事にプラスして、サプリメントを取り入れてみるのもおすすめです。ビタミンCなど、くすみにアプローチすると言われている成分を含むサプリメントを選びましょう。

②化粧品でくすみをカバー

くすみの原因をカバーすると言われている「ビタミンC誘導体配合」の化粧品もおすすめです。乾燥によるくすみなどには、バイオセルロース製など密閉効果が高いと言われているマスクを選ぶと良いでしょう。
また、化粧下地のカラーベースやファンデーションを使って、くすんだ肌のトーンを明るく見せる方法もあります。化粧下地のカラーは、自身のくすみの種類とは逆のカラーを選ぶと、くすみが綺麗にカバーできます。例えば、青くすみならピンク系、茶くすみならオレンジやイエロー系といった感じです。ファンデーションならパウダーやルースタイプよりも、肌に密着するリキッドかクリームタイプの方が、カバー力が高いためおすすめです。ただ、カバーする時は摩擦に気をつけてください。くすみの原因になります。

まとめ

くすみの悩みは、スキンケアや生活習慣を見直していくことで、改善や予防につながります。これならできそうと思えるものから取り入れてみてはいかがでしょうか。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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