医療脱毛

脱毛についてネット検索すると、脱毛できる場所の候補があり過ぎて、どこで施術を受けたら良いか迷ってしまいませんか?脱毛は、脱毛サロンで行う「エステ脱毛」と、美容皮膚科などの医療機関で行う「医療脱毛」の2つに大きく分けられます。

医療レーザー脱毛するならまず脇から?脱毛初心者が知りたい脱毛の実際まとめ

今年もノースリーブや水着の季節がやってきました。これまでムダ毛を自己処理していた方も、脱毛関係のCMを目にすることが多くなり、ちょっと気になり始めていませんか?もし初めて脱毛するのなら、やはり人気部位である脇からスタートしたいという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、初めての脱毛を考えてる方に向けて、医療レーザー脱毛について詳しく解説していきたいと思います。

なぜ脇にはレーザー脱毛がおすすめなの?

なぜ脇にはレーザー脱毛がおすすめなの?

脇は頻繁にムダ毛処理を行う部位なので、埋没毛や毛穴のブツブツ、黒ずみなどのトラブルも起きやすい場所です。脇脱毛するメリットを挙げてみると、

  • 面倒な自己処理から解放される
  • 自己処理による肌荒れがなくなる
  • 穴が閉じ、色素沈着もなくなるため、脇がキレイになる
  • 脇は毛が太く、肌が白いため脱毛の効果が出やすい
  • 施術範囲が狭いため、他部位に比べて料金が安い
  • 施術も短時間で、手軽に受けられる

脱毛初心者には効果を実感しやすい、うってつけの部位だと言えるでしょう。

エステ脱毛に行く?それとも医療脱毛に行く?

エステ脱毛に行く?それとも医療脱毛に行く?

脱毛についてネット検索すると、脱毛できる場所の候補があり過ぎて、どこで施術を受けたら良いか迷ってしまいませんか?脱毛は、脱毛サロンで行う「エステ脱毛」と、美容皮膚科などの医療機関で行う「医療脱毛」の2つに大きく分けられます。それぞれの特徴を表にまとめてみました。

エステ脱毛

医療脱毛

脱毛方法

光脱毛(フラッシュ脱毛)

・IPL脱毛

・SSC脱毛

・SHR脱毛

レーザー脱毛

【レーザーの種類】

・アレキサンドライトレーザー

・ヤグレーザー

・ダイオードレーザー

【照射方式】

 ・ショット式脱毛

 ・蓄熱式脱毛

照射パワー

・エステ用の機器のためパワーが弱い

・医療機器でパワーが強い

効果

・毛を生やす組織は壊せない

・制毛、減毛効果のみ

・発毛に関係する組織を破壊できる

・永久脱毛できる

回数や必要期間

・脇の場合12~18回で、2~3年

・脇の場合5~8回で、1~1年半

痛み

・パワーが弱いので痛みは少ない

・麻酔は使えない

・パワーが強いので痛みを感じやすい

・麻酔を使って痛みをコントロールできる

費用

・1回の費用は安いが回数が多く必要

・1回の費用は高めだが少ない回数で完了

脱毛の担当者

・資格は必要なし

・国家資格を持つ医師か看護師

アフターケア

・医薬品の処方は不可

・トラブルの際には自分で病院へ行く必要がある

・医薬品の処方が可能

・常駐している医師による診察が受けられるため安心

医療脱毛はエステ脱毛に比べて安心安全、少ない回数で確実な効果を得られる、という観点からも初めての方には医療脱毛がおすすめです。

医療レーザー脱毛とは?

医療レーザー脱毛とは?

医療レーザーで脱毛できる仕組み

医療用の脱毛レーザーには、毛の黒色の素となっているメラニン色素に吸収される波長が使われています。このレーザー光を肌に照射すると、黒いメラニン色素に光が吸収されて熱が発生します。その熱で毛母細胞やバルジ領域といった発毛に関係する組織を破壊します。一度破壊された毛根からは新しい毛は生えてこなくなるため、永久的な脱毛効果が得られると言われています。

毛周期に合わせて効率よく脱毛

毛には生えてから抜けるまでの「毛周期」と呼ばれるサイクルがあり、体毛のうち表面に出てきている毛は全体の20%程度だと言われています。

成長期・・・毛が伸びる期間で、肌の表面から毛が見えている

退行期・・・毛の成長が衰え、抜けやすい期間

休止期・・・成長が止まり、毛が抜ける期間。次の毛を生やす準備をしている

脇毛の場合は2~3か月でこのサイクルを一回りしています。このうち、脱毛の効果が十分に期待できるのは「成長期」の毛のみだと言われており、そのため2~3か月に1回、トータル5回前後で全てのムダ毛に満遍なくレーザーを照射できます。なお照射の回数は個人差があるため、医師の指示通り、決められた施術間隔を守ると一番効率よく脱毛することができます。

脇脱毛の実際は? 

脇脱毛は部位が狭いので、施術もおよそ510分と短時間。着替えを含めても30分前後で終了できるため、隙間時間に「ちょっと脱毛してくる」ことも可能です。また11回しっかり効果が感じられるのも嬉しいポイント。

【施術回数と毛の状態】

1~2回目   12週間でポロポロ毛が抜けてくる。しかし新しいムダ毛がまだ生えてくる状態

3~4回目   毛が細くなり、毛量もぐっと減少。毛が生えるスピードも遅くなる

5回目   毛穴も閉じて、自己処理もほぼ不要になる

6回目以降 取り切れなかった毛や細くなった産毛などを処理してさらにツルツル肌へ

個人差もありますが、およそ58回(1年~1年半)で脱毛完了といわれています。

そして気になる料金相場は、13000円~6000円前後と他部位に比べてリーズナブル。トライアルや5回コースなどの料金設定をしているクリニックもあるので、事前にチェックしてみましょう。

レーザー脱毛機器の種類が多くて迷う…おすすめは?

レーザー脱毛機器の種類が多くて迷う…おすすめは?

ネット検索すると、マシンの名前が沢山出てくるのでどうしても迷いがち…。医療脱毛ではレーザーの波長や照射方式が異なる、多くの機器が使用されています。例えば、照射方式で分けると次の2種類になります。

ショット式脱毛(熱破壊式、単発式)

毛根部にある毛母細胞をターゲットに、高出力のレーザーをパチッパチッと一発ずつ照射し、発毛組織を破壊して脱毛効果を得ます。毛穴の奥まで十分な熱を届けるためには、強いパワーが必要となるので、ヒゲなど毛根の深い毛では痛みを感じることも。その分、脱毛効果は非常に高く、照射後1~2週間で目に見えて毛が抜け落ちていきます。照射口を移動させながら照射するため、たまに打ち漏れがあること、広範囲の施術には時間がかかること、痛みを伴うことが弱点。

ショット式を使用している代表的な機器には次のようなものがあります。

機種名

波長

特徴

ジェントルレーズ

アレキサンドライトレーザー (755nm)

国内で最も採用されており、厚生労働省の認可済み。メラニン色素が多い日本人の肌質や毛質に最適で、シミや黒ずみにも効果あり。

ジェントルYAG

YAGレーザー

(1064nm)

根深いヒゲや脇毛、VIOに効果を発揮。日焼け肌や色素沈着した肌でも照射が可能だが、痛みはやや強め。

ライトシェアデュエット

ダイオードレーザー(810nm)

太い毛から産毛まで様々な毛に対応可能。吸引システムと冷却装置で痛みを軽減させます。

蓄熱式脱毛

近年開発された脱毛方式で、発毛を促す組織であるバルジ領域をターゲットにして破壊します。バルジ領域は毛穴の入口付近という浅いところに存在するため、弱いパワーでも十分に熱を届けることができることから、痛みや肌への負担が少ない脱毛機だと言われています。従来のレーザーでは難しかった、日焼け肌、アトピー肌、産毛にも効果があり、硬毛化もしにくいといわれています。また蓄熱式脱毛は毛周期に関係なく施術でき、ショット式よりも短期間で完了できるようです。
ただしこれから生える毛に対してのアプローチのため、今あるムダ毛には効果が無く、効果を実感できるまで時間がかかるのが難点だと言われています。また、技術としては新しいため長期的な効果に対するデータが揃っていないとも言われています。

蓄熱式の脱毛機器には次のようなものがあります。

メディオスターNeXT PRO

ダイオードレーザー

厚生労働省の認可あり。産毛から毛根の太い毛まで対応。日焼け肌や色素沈着のあるVIOへの照射も可能に。痛みや肌ダメージが圧倒的に少ないため、子供の施術にも向いているといわれている

ソプラノアイスプラチナム

アレキサンドライト755nm

ダイオード810nm

ヤグ1064nm

3つの波長を同時に照射できるため、太い毛、細い毛、産毛、毛根の深い毛などあらゆる毛質に効果を発揮。痛みも少なめ

 

これらの機器を、個人の毛の状態や悩みに合わせて使用しながら、効率よく脱毛していきます。例えば、即効性重視の方は「ショット式」で。痛みが不安な方には「蓄熱式」がいいと言われていますが、即効性が欲しい時には、ショット式でも比較的痛みが少ない「ライトシェアデュエット」とう選択肢もあります。
前述したとおり、脇は毛が太く地肌が白いことからレーザー脱毛の効果が出やすい場所であるため、どの機器でも効果は得られると考えられます。
しかし、もし他の部位も脱毛を考えている場合には、毛の太さや肌の色によって得られる効果が変わってくるため、複数の脱毛機器を所持しているクリニックをおすすめします。

治療前、治療後に注意したいことは?

治療前、治療後に注意したいことは?

施術12日前にムダ毛を自己処理しておく

ムダ毛を短くしておくことで、火傷のリスクや、毛根までしっかり熱が伝わらず、脱毛効果が落ちるのを予防できます。自己処理の際、毛抜で抜くのはNG。毛根部に毛が残っていないと脱毛効果を得ることができません。自己処理の際は肌に優しい電気シェーバーがおすすめだと言われています。

当日は着替えやすい服装で

施術に時間制限があることが多いため、着替えやすい服装がおすすめ。脇の場合ノースリーブなどであれば、そのまま施術が可能なクリニックもあるようです。また帰宅する際に紫外線を浴びてしまわないよう日傘や長袖カーディガンなどを持参しておくとよいでしょう。  

施術後のアフターケア

施術後はレーザーの熱によって肌がかなり乾燥した状態。バリア機能が低下し肌トラブルを起こしやすくなるため、保湿や日焼け対策は万全にしましょう。施術当日はシャワーで済ませて、体をゴシゴシ擦らないように。肌が落ち着くまではプールやサウナもなるべく控えて。
また脱毛中は毛抜きやワックスによる自己処理は絶対にNG!毛穴の中に毛が無くなると、次の施術の際、レーザーに反応しなくなってしまいます。

脱毛をスタートするベストな時期は?

本来は紫外線が減少する秋からがベスト。秋~冬は紫外線が弱く、脱毛後の肌にかかる負担が少なくなるからです。
また、ちょうど翌年の薄着になる季節までにある程度の施術が終わるというのもポイントです。夏にスタートしたい場合は、早く毛が抜けて効果が見えやすいショット式の脱毛がおすすめ。

まとめ

脱毛しようか迷っている方、ぜひこの機会に脇脱毛を試してはいかがでしょうか?ムダ毛処理の煩わしさから解放され、肌トラブルも回避でき、オシャレの幅もぐっと広がります。「もっと早く脱毛しておけば良かった~!」という声も多い、満足度の高い部位なので、若いうちに脱毛を済ませておくのも悪くありません。「どうせ脱毛するなら、他の部位も一気にやってみたい」という方には、最近増えている全身脱毛プランから探すのもいいかもしれませんね。今こそ脱毛デビュー!おすすめです。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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