医療脱毛

せっかく脱毛の予約を入れたのに、直前に生理が来てしまった!というケースがあります。生理中の脱毛については、クリニックによって対応が異なります。注意点も多いので、事前にしっかり理解しておくことが大切です。

脱毛 生理

せっかく脱毛の予約を入れたのに、直前に生理が来てしまった!というケースがあります。生理中の脱毛については、クリニックによって対応が異なります。注意点も多いので、事前にしっかり理解しておくことが大切です。

生理中の脱毛施術について

生理中の脱毛施術について

生理中であっても施術可能な箇所もある

脱毛の施術は、毛周期(毛が生え変わるサイクル)に合わせて23ヵ月おきに受けることが推奨されています。でも、せっかく何か月も前に予約を入れたのに、生理と脱毛の施術日が重なってしまったという方も少なくありません。
医療脱毛の場合、臀部とVIO以外の部位(わき、腕、脚、背中、顔など)であれば生理中でも脱毛可能なクリニックが多いようです。しかしながら、脱毛には女性ホルモンが大きく影響しているため、生理中の脱毛施術は注意が必要な点があります。生理になった時点で、まずはクリニックに問い合わせると良いでしょう。

生理中のVIO脱毛は不可

生理中であっても、「タンポンを使用していれば大丈夫」「終わりかけなので問題ない」と考える方がいるかもしれません。ですが、生理中のVIO脱毛は衛生面で問題があるため、臀部も併せて不可となっているクリニックがほとんどです。確かに、タンポンなどを使うと経血が漏れにくくなりますし、生理中であってもほとんど普段と体調が変わらない人もいます。しかし、経血が漏れて脱毛機器や備品をを汚してしまうなど、衛生面を配慮し、控えた方が良いといえるでしょう。もともとVIO部分の皮膚はデリケートな上に毛も太いため、脱毛の痛みを感じやすく、施術後のかぶれや炎症も起きやすいといわれています。生理中はVIOを避け、他の部位だけの施術にした方が肌トラブルリスクを回避しやすくなるのです。

気になる症状があれば予約をキャンセルした方が良い可能性も

生理中の症状の現れ方には個人差があります。次のような症状が出ている人は無理をせず、VIOや臀部以外の脱毛もキャンセルした方が良いかもしれません。

  • 肌が弱く、赤みやかぶれの症状が出やすい
  • 生理痛がひどい
  • 頭痛や吐き気、倦怠感がある
  • 月経困難症
  • 痛み止め(鎮痛剤)を飲んでいる

これらの症状が出ているタイミングで脱毛を受けた場合のリスクや注意点については、次の章で詳しく説明します。

生理中の脱毛施術は注意が必要

生理中の脱毛施術は注意が必要

ホルモンバランスが崩れている生理中に脱毛を行うリスクはどういったものがあるのでしょうか?

痛みに敏感になる

生理中はホルモンバランスの乱れにより一時的に肌のバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなることで、乾燥肌や敏感肌になっていることがあります。そのようなデリケートな状態で脱毛を行うと、通常時よりも強い痛みを感じやすくなります。また、痛みに合わせてレーザーの出力を弱めて施術すると、脱毛効果が低下する可能性もあります。

肌トラブルがおきやすい

ホルモンバランスの乱れやバリア機能の低下により、生理中は肌荒れが起きやすい状態です。普段の状態であれば問題のない脱毛施術も、生理中には強い刺激となる場合があります。このため、赤みやかゆみだけでなく、毛嚢炎や火傷といった症状が出る可能性も高くなるのです。

施術によるストレスを受けやすい

生理中はイライラしたり、気分が落ち込んだり、頭痛・腹痛など、生理中特有の痛みに悩まされることも多いです。このような不安定な体調で施術に臨むと、緊張や痛み、刺激によるストレスをより強く感じてしまい、照射の出力を弱めて施術することも考えられます。照射出力を下げるとその分脱毛効果も下がるので、体調がすぐれない状態で無理に施術を受けることはおすすめしません。

脱毛と生理の関係

脱毛と生理の関係

脱毛予約に適した日はいつ?

生理が終わった日からおよそ1週間程度経過すると、ホルモンバランスの影響を受けにくく、肌のバリア機能も回復し、熱ダメージによるやけどや赤みなどのリスクが低くなるといわれています。また、この時期は、肌のコラーゲン生成を促す女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が増加します。肌のコラーゲンが増加すると肌の水分量が増え、照射によるトラブルのリスクが軽減されるでしょう。生理前は肌の調子が崩れやすく、気持ちも不安定になる人が多いです。人によっては予定より生理が早まることも考えられるので、できれば生理が終わった後の期間に予約を入れることを推奨します。

生理の終わりかけなら大丈夫?

人によっては徐々に経血量が減るため「この程度なら脱毛に行ってもいいかな」と考える人もいるでしょう。ですが、少量でも経血が確認できる間は「生理中」に等しい状態です。少しでも出血しているようであれば、臀部やVIOの脱毛はできません。
生理の終盤になると体調や肌の調子がいつも通りの状態に戻っていると感じる方も多いですが、ホルモンの変化が落ち着くのは完全に生理が終わってから約1週間前後になることが多いです。

生理周期を管理することが大切

脱毛は毛周期に合わせた2〜3ヶ月に1回の施術サイクルが一番効率的とされているため、できれば予約のキャンセルは避けたいところです。脱毛効果を重視するとなると、なおさら予約を取るタイミングが重要なポイントとなります。このためには普段から自分の生理周期を管理しておく必要があります。手帳に書き込んだり、最近では携帯のアプリで簡単に管理する方法もあるようです。

生理不順で予約が難しい人は

予約の際は、なるべく生理周期を考慮するように心掛けたいところですが、生理不順の方はなかなか難しいかもしれません。クリニックによって予約キャンセルの規定は異なります。当日のキャンセルであってもキャンセル料が発生しないクリニックもありますので、生理不順で予定が立てにくい方は、あらかじめそういった基準でクリニックを選ぶのも一つの方法です。また、予約をキャンセルした後、再度予約が取りやすいかという点も併せて確認しておくと良いでしょう。

ピル服用中や妊娠の可能性がある場合は大丈夫?

ピル服用中や妊娠の可能性がある場合は大丈夫?

最近は避妊目的だけでなく、生理周期を整えるためや月経前症候群(PMS)、生理痛軽減のためにピルを服用している人が増えています。医療機関で行う医療脱毛であれば、基本的にはピルの服用中でも脱毛が可能なようです。しかし、中用量、高用量のピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンを多く含むためホルモンバランスを大きく変化させやすく、薬の中には脱毛による肌トラブルを起きやすくするものもあるので、念の為服用中の薬は必ず申告するよう心がけると良いでしょう。
妊娠中は、部位に関わらず脱毛施術は受けられません。脱毛のレーザー照射が胎児や母体に直接影響することはありませんが、妊娠するとホルモンバランスが大きく変化するため、脱毛による様々なリスクやデメリットが生じます。

まとめ

女性にとって避けることができない生理。脱毛に通っている間にも、生理は毎月訪れます。脱毛効果を落とさないためにも、施術予約を入れる際は自分の生理周期を把握した上で進めていくと、スムーズに施術を進めやすいでしょう。

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