2年前くらいから数々の美容雑誌に掲載されたり、テレビで紹介されたりと、今注目度NO.1の”新世代ピーリング”といっても過言ではない「マッサージピール」。
専用のピーリング剤を優しくマッサージしながら真皮深層部まで浸透させることで、コラーゲンの生成を促進し、これまでのピーリングでは難しかったシワやハリのなさを改善する効果が期待できる治療法です。

2年前くらいから数々の美容雑誌に掲載されたり、テレビで紹介されたりと、今注目度NO.1の”新世代ピーリング”といっても過言ではない「マッサージピール」

専用のピーリング剤を優しくマッサージしながら真皮深層部まで浸透させることで、コラーゲンの生成を促進し、これまでのピーリングでは難しかったシワやハリのなさを改善する効果が期待できる治療法です。

コラーゲン生成を促進することから、「コラーゲンピール」と呼ばれることもあります。

「ピーリング」と一言で言っても、ケミカルピーリングやレーザーピーリングなど多くの種類があります。

マッサージピールは他のピーリングとどう違うの?どうして話題なの?と疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。

この記事では、美容通がリピートするほど人気の「マッサージピール」について、その効果や他のピーリングとの違いなど詳しく紹介していきたいと思います。

マッサージピール(コラーゲンピール)とは?

マッサージピールとはイタリア製の「PRX-T33」という薬剤を使用し、マッサージしながら塗布することで成分を真皮にまで浸透させてコラーゲンの生成を促進する治療法です。

従来のケミカルピーリングが、皮膚表面の不要な角質などを剥離することで美白や美肌効果を得るのとは異なり、マッサージピールでは皮膚を剥離することなく真皮まで成分を浸透させることが可能なため、皮むけや赤みといったダウンタイムが少なく、施術直後から肌のハリやツヤを実感することができるといった点で人気の治療法です。

マッサージピールで期待できる効果とは?

マッサージピールは、コラーゲンの生成を促すため、肌のハリや弾力のアップ、シワやたるみに効果が期待できます。また、薬剤に含まれるコウジ酸の働きにより、メラニンの生成を抑制してシミやくすみの改善や美白効果も期待できます。その他に、肌のキメを整え、目立つ毛穴やザラつきの改善にも効果的と言われています。

マッサージピールで施術可能な範囲

マッサージで成分を浸透させることで肌トラブル改善へと導くため、レーザー治療や光治療などでは難しい部位への施術も可能です。

皮膚の黒ずみや肉割れなどの改善にも効果的と言われています。

施術可能な範囲

  • デコルテ
  • 手の甲
  • バスト
  • 両脇
  • デリケートゾーン
  • 背中
  • ヒップ

イタリア製のピーリング剤「PRX-T33」とは?

(引用:https://en.wiqomed.com/home/

マッサージピールに使用される「PRX-T33」とは、イタリアのWiQo med社で、Dr.カステラーナ(Dr.Rossana Castellana)が10年の臨床研究をかけて開発した国際特許取得の製品です。

高濃度トリクロロ酢酸(TCA)に低濃度の過酸化水素を配合することにより、皮膚の剥離作用を起こすことなくTCAが真皮深層まで浸透し、コラーゲンの生成を強力に促進するという効果が期待できます。

PRX-T33には、他の有効成分として「コウジ酸(5%)」も含まれています。

それぞれの成分について詳しく説明します。

高濃度トリクロロ酢酸(TCA33%)の働き

【表皮】皮膚のターンオーバーを促進、表皮細胞の増殖

【真皮】線維芽細胞増殖因子の活性化、コラーゲン増生

トリクロロ酢酸は、真皮まで浸透することでコラーゲン生成の源である繊維芽細胞増殖因子や角化細胞増殖因子の活性化により、コラーゲンの生成を長期的に促したり、ターンオーバーを促進したりする作用があるため、昔からニキビ跡のクレーター治療などに使用されてきました。

しかし、これまでのTCAピーリングでは、TCAの持つ強い剥離作用でフロスティング(塗った箇所の皮膚が白くなり、剥がれる)が起こり、術後には長期間に亘る赤みやカサブタなどのダウンタイムを避けることができませんでした。

しかし、PRX-T33では「トリクロロ酢酸」を「低濃度過酸化水素」と混合することで高濃度で配合してもフロスティングを起こすことなく、コラーゲン生成を促進することが可能となったと言われています

低濃度過酸化水素(H₂O₂)の働き

【表皮】トリクロロ酢酸の強い剥離作用を抑制

【真皮】抗炎症作用、コラーゲン増生サポート

低濃度過酸化水素はトリクロロ酢酸の作用をサポートし、コラーゲン生成を促進する働きがあります。

また、トリクロロ酢酸が持つ強い皮膚剥離作用を抑制するとともに、炎症反応を抑える働きもあります。過酸化水素が素早く表皮細胞に浸透し、トリクロロ酢酸は表皮から真皮にかけてゆっくり浸透するため、皮膚の剥離を起こすことなくコラーゲン生成を抑制することができるのです。

コウジ酸(5%)の働き

コウジ酸は、メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを抑える他、炎症を防いで「活性酸素」の産生を抑えることでメラニンの生成を未然に防ぐ効果があると言われています。

また、「糖化」の際に作られる老化促進物質「AGEs」の発生を抑制する働きもあります。「糖化」とは、体の中のタンパク質や脂質が糖と結びつくことです。血液中に余分な糖があるとタンパク質や脂質と結びつき変性・劣化させ、「AGEs」という物質が生成されます。「AGEs」は年齢と共に増えやすくなるとされており、肌の黄ぐすみの原因にもなります。コウジ酸はこの「AGEs」の発生を抑え、透明感のある肌へ導きます

”マッサージピール”と他のピーリングとの違いとは?

ピーリングというと、”ケミカルピーリング”を思い浮かべる方も多いはずです。

ここでは、マッサージピールとケミカルピーリングの違いを解説します。

ケミカルピーリングは肌表面から表皮に作用

ケミカルピーリングとは、グリコール酸や乳酸、サリチル酸といった、酸の一種を皮膚に塗布し、皮膚表面の古い角質を剥離することで、肌のターンオーバーを促進する治療法です。

皮膚表面に溜まった古い角質や毛穴汚れなどを酸で溶かして除去するため、くすみやザラつき、毛穴の黒ずみといった症状の改善には有効ですが、薬剤の作用が表面的なため、肌のハリやシワなど肌の深層部に対する効果はほとんどないとされています。

マッサージピールは表皮から真皮層に作用

マッサージピールは、皮膚の剥離を起こすことなく肌の深層にアプローチし、コラーゲンの生成を促進することで肌の弾力やハリ感を復活させ、小じわも改善するといった効果が期待できます。また、コウジ酸の働きにより肌表面のシミやくすみ、肝斑などにも効果があるとされています。

施術する前に知っておきたい2つのこと

マッサージピールは全ての人が必ず施術を受けられるというわけではありません。そこで、施術をを受ける前に、知っておくべき2つのこと紹介します。

副作用が起こる場合も

マッサージピールは皮膚の剥離を起こさないため、ダウンタイムが少ないとされていますが、以下のような反応が起きてしまう場合もあります。

副作用には個人差があるため、少しでも異常を感じた場合は医師に相談するようにしましょう。

施術中の火照りやピリピリとした刺激

ピーリング剤が肌に浸透するにつれて若干の火照りやピリピリとした刺激を感じる場合があります。我慢できる程度と言われていますが、痛みの感じ方には個人差があるため、我慢できないほどの強い刺激を感じた場合は施術者に伝えるようにしましょう。

赤みや皮向け

施術後に赤みが出ることがあります。通常赤みは1〜2日以内で治まりますが、肌の状態によっては1週間程度続く場合もあります。赤みが続いている間は、アルコールを含む化粧品やスクラブ剤など刺激の強いスキンケアは控えるようにしましょう。

また、軽い皮向けが起きることがあるとも言われています。初回の治療後に起こることが多く、治療を継続することで生じなくなるとされています。

施術を受けられない場合も

肌の状態や体調によって受けられない場合があるため、医師にしっかり相談をすることが重要です。

<施術を受けられない可能性のある方>

  1. 妊娠中や授乳中の方
  2. 皮膚に強い炎症のある方や配合成分にアレルギーのある方
  3. 2週間以内にハイドロキノンやトレチノインを使用している方
  4. 糖尿病、心臓疾患、脳疾患、悪性腫瘍がある方
  5. 日焼けしている方
  6. 極度の敏感肌の方

どんなふうに治療するの?マッサージピールの施術

ここでは、実際の施術がどのように行われるのか詳しく説明します。

施術について

施術者が1人1人の肌の状態を確認しながら、効果を最大限に発揮できるよう薬剤「PRX-T33」の量や塗布時間を調節して施術を行います。

「PRX-T33」は、顔全体の施術では約1〜1.5ml程度の使用料が一般的なようです。

マッサージをして、しっかり成分を真皮層まで浸透させていきます。

施術中、ヒリつきやピリつきを感じる場合がありますが、我慢できる程度と言われています。我慢できないような刺激を感じた場合は施術者に伝えるようにしましょう。

施術時間は10分〜15分ほどです。

施術後について

水で濡らしたガーゼやコットンを使って薬剤を拭き取ります。顔に薬剤が残らないよう、拭き取った後に洗顔をするクリニックも多いようです。

その後専用の保湿クリームでたっぷり保湿をして、終了です。

施術当日からメイク可能ですが、赤みやヒリつきが気になる場合はメイクを控えるか、肌に優しいものを使用するようにしましょう。

より効果を実感するために、アフターケアが重要!

マッサージピールは、赤みや皮むけなどの副作用の軽減や、施術の効果を高めるために、自宅でのアフターケアが重要と言われています。

アフターケアに推奨されている、「PRX-T33」の製造元であるイタリアの「WiQOmed社」製造の医療機関専売クリームと美容液を紹介します。

Wiqo保湿ナリシングクリーム

(出典:https://www.oneday.or.jp/product/136

◇価格:8,000円(税抜)

WiQo保湿ナリシングクリームは、高い保湿効果を持つマッサージピール後のホームケア用のクリームです。

ハリを失った肌や紫外線などのダメージを受けた肌の皮脂膜を回復させる効果が期待できます。特にマッサージピール後は肌の皮脂膜が失われるため、水分が蒸発しやすく、乾燥やかゆみ、赤みやひび割れなどの肌トラブルが起こることがあります。WiQo保湿ナリシングクリームを使用することで皮脂膜を回復させ、トラブルの元となる皮膚からの水分の蒸発を防ぐことができるとされています。

朝晩だけでなく、乾燥を感じた際に使用し、特にマッサージピールや他のケミカルピーリングなど、美容施術後の敏感な状態の皮膚に使用すると効果的です。WiQoフェイスフルイドとの併用が推奨されています。

WiQoフェイスフルイド

(出典:https://www.oneday.or.jp/product/135

◇価格:8,000円(税抜)

WiQoフェイスフルイドは、マッサージピール後のホームケア用として開発された美容液です

一般的に健康な皮膚のpHは4.5〜6.0の弱酸性を維持しています。WiQo顔用美容液を外用することで皮膚のpHは低下します。これを通常の数値に戻そうとする働きを利用し、皮膚の再生を促進させることで、マッサージピールによるコラーゲン生成を長時間持続させる効果が期待できます。

WiQoフェイスフルイドは、クレンジング後の乾いた状態の肌に塗布し、最低30分何もつけずにおきます。

直後に皮膚と同じpHの製品をつけるとWiQoフェイスフルイドの効果がなくなってしまうため、必ず30分以上開けた上で使用するようにしましょう。

30分経過したら、洗い流さずそのままWiQo保湿ナリシングクリームや普段使用している基礎化粧品を使用して下さい。

どのくらいで効果を実感できる?料金は?気になる施術頻度と相場料金

施術頻度

マッサージピールは1回の施術でも肌のツヤやハリ感をアップを実感できる施術とされていますが、継続的に施術を受けることで肌質の改善ができたり、その効果を維持できたりします。

一般的に1〜2週間の頻度で計5回程度を受け、その後は1〜2ヶ月おきにメンテナンスとして受けることが推奨されています。

料金相場

マッサージピールの料金は医療機関ごとに異なりますが14,000円〜20,000円程度で相場のようです。3回コースや5回コースなど複数の料金プランを提供しているクリニックもあります。

うるツヤ肌を目指せる、話題の「ヴェルヴェットスキン」って??

「ヴェルヴェットスキン」とは、ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせることで、単体で施術をするよりも成分が肌に浸透し、肌のハリや弾力のアップ、毛穴の改善など肌質改善に効果が期待できる施術です。

ヴェルヴェットスキンという名前は思わず触りたくなる肌、シルキーな輝きを放つツヤとハリのある肌を意味します。

ダーマペン4は極細の針を使用し小さな穴を肌表面にあけ、肌の自然治癒力を高める治療法です。肌が回復する過程でニキビやニキビ跡、開き毛穴などの肌トラブルを改善する効果が期待できます。ダーマペン4を顔全体に行った直後にマッサージピールを塗布することで皮膚表面にあいた小さな穴から美容成分が肌の深層まで浸透し、より高い効果が期待できます。

料金は医療機関ごとに異なりますが、顔のみの施術で約4〜5万円であることが多いです。

マッサージピールの効果をより実感したい方やより即効性を求める方におすすめの施術です。

まとめ

今回は、マッサージピールについてその効果や他のピーリングとの違いについて詳しく解説しました。

マッサージピールは、従来のピーリングでは難しいとされていた肌のハリやシワを改善する効果がある”新世代ピーリング”です。

費用は安くありませんが、シミやシワ、ニキビや毛穴など、1つの施術でさまざまな肌悩みにアプローチできるため、是非検討してみてはいかがでしょうか。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

コラム一覧

ページトップへ