美肌・美白

顔の産毛脱毛は脱毛効果だけではなく、毛穴トラブル改善にも繋がることをご存じでしょうか。産毛は肌を保護する役割がある一方で、ニキビや肌荒れなどの毛穴トラブルを引き起こす原因でもあるといわれています。この記事では、顔の産毛ケアをあまり意識してこなかった方や、毛穴悩みを改善したいと思っている方に是非知っていただきたい顔の産毛脱毛のメリットや、効果的な方法などについて解説していきます。

脱毛 毛穴

顔の産毛脱毛は脱毛効果だけではなく、毛穴トラブル改善にも繋がることをご存じでしょうか。産毛は肌を保護する役割がある一方で、ニキビや肌荒れなどの毛穴トラブルを引き起こす原因でもあるといわれています。この記事では、顔の産毛ケアをあまり意識してこなかった方や、毛穴悩みを改善したいと思っている方に是非知っていただきたい顔の産毛脱毛のメリットや、効果的な方法などについて解説していきます。

顔の産毛脱毛と毛穴の関係性

顔の産毛脱毛と毛穴の関係性

脱毛の効果は、毛を無くすだけじゃない!?

顔の産毛脱毛は産毛を無くすことが目的ですが、毛を無くす以外にもいくつかの副次的効果が期待できます。

毛穴が目立ちにくくなる

毛が生えていた分、毛根により広がっていた毛穴が引き締まり、毛穴そのものが目立ちにくくなることがあります。脱毛で毛穴がなくなることはありませんが、毛根から毛をなくすことによって、毛穴が小さくなったように感じる可能性は十分有り得ます。
また、産毛が毛穴の黒ずみのように見えることもあるため、産毛脱毛をすることによって「産毛による黒ずみ毛穴」を少なくする効果も期待できるのです。

化粧ノリがよくなる

産毛がなくなるとファンデーションが顔に密着しやすくなり、化粧ノリが良くなると感じる方が多いようです。また、メイク崩れが起こりにくくなるともいわれています。

肌が明るくなる

産毛脱毛をすると、顔全体を覆っている産毛がなくなることで、肌がワントーン明るくなることが期待できます。

スキンケア効果が高まる

産毛があると、毛穴から分泌された皮脂やメイク汚れなどが絡みやすく、毛穴詰まりを起こす可能性が高いです。しかし、脱毛によって産毛がなくなると毛穴の汚れを落としやすくなり、毛穴の周りの肌へも、化粧水や美容液などの成分が肌に浸透しやすくなります。そのため、潤いのある滑らかな肌を保ちやすくなるといえるでしょう。

脱毛をすると毛穴が目立たなくなる理由

毛穴が引き締まる

・毛が抜け落ちる

脱毛を繰り返すことで毛が抜け落ちる若しくは毛根が細く・小さくなることで、それに合わせて毛穴も縮小していく可能性が高いです。

・熱刺激で毛穴を内側から引締める

照射した光エネルギーがメラニンと反応することで熱エネルギーが発生し、毛穴が内側から引き締まる効果が期待できます。ただし、これは脱毛の副次的な反応であるため、全ての人に毛穴の引き締め効果があるわけではありません。

・皮脂や汚れがたまりにくくなる

毛が抜け落ちたり細くなったりすることで、毛穴に皮脂や汚れが絡まりにくくなり、毛穴詰まりによるニキビなどの肌トラブルが起きにくくなります。

肌にハリが出る

熱が加わることで、コラーゲンやエラスチンなど真皮内の弾力繊維の生成が促進され、たるみによる広がり毛穴にも効果的が期待できます。

黒ずみが解消される

毛が原因で毛穴が黒く見えている場合は、脱毛により毛根から毛がなくなることで毛穴の黒ずみを解消できることがあります。

自己処理による肌トラブルが軽減できる

カミソリを使用した自己処理によって必要な角質まで剥がすことがなくなり、肌荒れや乾燥などの肌トラブルを回避することが可能です。

医療脱毛VSサロン脱毛|毛穴や産毛への効果は?

医療脱毛VSサロン脱毛|毛穴や産毛への効果は?

脱毛には医療脱毛とサロン脱毛がありますが、産毛や毛穴に対してそれぞれどのような効果があるのでしょうか。

医療脱毛とサロン脱毛 それぞれの特徴

【医療脱毛(光(IPL)・レーザー)】

光(IPL)

医療光(IPL)脱毛は、サロン光(IPL)脱毛より出力を高くすることができるため、脱毛や毛穴への効果はサロン脱毛よりも期待できると考えられています。しかしながら、医療レーザー脱毛に比べると出力は弱いため、効果もその分マイルドといえるでしょう。

レーザー

医療レーザー脱毛は、主に3種類(アレキサンドライト・ダイオード・YAG)あります。

アレキサンドライトレーザー(755nm)

アレキサンドライトレーザーはメラニンに反応しやすいため太く濃い毛に効果的な反面、痛みを強く感じる方が多いようです。またくすみや薄いシミの改善といった美肌にも高い効果を発揮しますが、メラニンの少ない産毛にはあまり効果が期待できないとされています。

ダイオードレーザー(810~940nm)

ダイオードレーザーは、他のレーザーに比べて対応できる毛質や肌色の幅が広く、産毛脱毛にも効果が期待できます。

~豆知識 脱毛機の種類~

脱毛機は2種類(熱破壊式・蓄熱式)あります。

脱毛機 産毛 痛み
熱破壊式 効果あり やや強い
蓄熱式 効果的 ほぼない

熱破壊式(ショット式)

高出力で毛母細胞に直接ダメージを与えます。毛は2週間ほどで抜け落ち即効性に優れていますが強い痛みを感じやすいです。

蓄熱式

毛母細胞ではなく、皮膚の浅い部分にある発毛の司令塔と言われる「バルジ領域」に照射します。エネルギーを蓄積させじっくり温めながらバルジ領域を破壊していく方法で、痛みや肌へのダメージも少ないと言われています。毛は1ヶ月程かけてゆっくり抜け落ちていきます。そのため効果を実感しにくいとの声もあるようですが、最終的な効果は熱破壊式と同等と言われています。

蓄熱式レーザーについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

YAGレーザー(1064nm)

肌深部までレーザーが届くため、男性のヒゲなどの濃い毛にも有効とされています。そのため、非常に強い痛みを伴うとされています。
YAGレーザーは、脱毛時と出力を変えて照射することでニキビ跡やシミの治療に使用されており、産毛や美肌効果も期待できると言われています。

【サロン脱毛】

サロンでは光(IPL)脱毛が使用されており、主に3種類(SSC・SHR・IPL)の照射方法があります。

SSC(スムーススキンコントロール)

美肌効果が期待できる美容成分入りのジェルを塗布してから照射します。幅広い毛質に対応していますが、産毛にはほぼ効果がないとされています。

SHR(スーパーヘアリムーバル)

蓄熱式で、メラニンを多く含む毛母細胞ではなく、バルジ領域にダメージを与えることを目的としている脱毛機です。痛みは少なく産毛に効果的とされています。

IPL(インテルスパルスライト)

多くの脱毛サロンで使用されている光(IPL)脱毛のメジャーな方法で、毛母細胞のメラニンに熱を加えダメージを与えます。美肌効果は期待できますが、産毛への効果はほぼないと言われています。サロン脱毛は基本的に出力が弱いため、産毛のようなメラニン色素の少ないものに対して効果は実感しにくいといわれています。美肌効果に関しては、回数を重ねればある程度期待できるかもしれません。

医療脱毛とサロン脱毛 産毛と毛穴 効果のまとめ

産毛(脱毛)効果

医療脱毛 > サロン脱毛

サロン脱毛は出力が弱いため減毛・抑毛効果に留まりますが、医療脱毛は出力が強いレーザー脱毛機の使用が可能な分、永久脱毛を目指すことが可能です。産毛に関しては蓄熱式脱毛が適しているとされていますが、パワーの面でダイオードレーザーの蓄熱式が最も効果が高いと考えられます。

毛穴ケア効果

医療脱毛 > サロン脱毛

医療脱毛の方がパワーが高いので肌深部まで作用しやすく、毛穴への効果も高いと考えられます。毛を無くすことで毛穴が引き締まり、様々な毛穴トラブルが改善されていくという観点から、脱毛効果の高い医療脱毛の方がより毛穴ケアが可能であると考えられます。

医療レーザー脱毛 メリットとデメリット

医療レーザー脱毛 メリットとデメリット

メリット

高い脱毛効果による毛穴ケアが期待できる

毛根から毛を無くすことが可能なため、毛があることで引き起こされていた毛穴詰まりやニキビなど、様々な毛穴トラブルの改善が見込めます。

産毛にも効果的

機器によって効果は異なりますが、特に蓄熱式ダイオードレーザーは産毛脱毛に高い効果が期待できるといわれています。また、医療レーザー脱毛は出力が高いため、58回前後の少ない回数で終わらせることが可能であることも魅力的です。

安心して施術できる

国家資格を持った医師や看護師の施術を受けることができ、火傷などのトラブルにも外用薬の処方や症状に合った処置が可能なため、安心して施術に臨むことが出来ます。

デメリット

料金が高い

1回あたりの料金は高く設定されていることが多いですが、少ない回数で高い脱毛効果が期待できるため、トータルでコストパフォーマンスが良くなる可能性があります。カウンセリングなどで、目安の期間や回数を確認して検討すると良いでしょう。

痛みが強い

出力が高い分、痛みを伴います。医療用レーザー脱毛機の中でも、ダイオードレーザーは他のレーザーに比べ痛みは少ないといわれています。
サロン脱毛と比べると痛みは強いですが、医療脱毛では麻酔などを使用して痛みを和らげる方法があるため、不安な方はカウンセリング時に相談してみましょう。

脱毛したのに毛が増えたり濃くなったりする!? 増毛化と硬毛化について

脱毛したのに、毛が増えてしまったり濃くなってしまったりすることがあります。このような現象は「増毛化」「硬毛化」と呼ばれていて、特に毛が細くて薄い産毛で起きやすいとされています。
はっきりとした原因は解明されていませんが、原因として産毛などの細い毛は熱が伝わりにくく、発毛に関連する細胞や組織が刺激されて毛が濃くなってしまうことが考えられています。

逆に考えれば、毛が濃くなると脱毛しやすくなるため、メラニンに反応しやすいアレキサンドライトレーザーやYAGレーザーを使用することで問題を解決することができるかもしれません。そのため、複数種類の脱毛機を有しているクリニックですと、状況によって機械を変えての対応可能なので、クリニック選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。産毛脱毛をすると、毛穴を目立ちにくくすることや様々な毛穴トラブル改善が見込めます。また、産毛脱毛は毛がなくなるだけでなく美肌も目指せるため、一石二鳥といえるでしょう。毛穴トラブルなどの肌悩みのある方で産毛がある方は、産毛脱毛をしてみてはいかがでしょうか。この記事が、皆様のお役に立てることを願っております。

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