2024年に閲覧数が多かった記事を振り返る。国内カテゴリーで注目された記事とは?
上位の記事は?
国内カテゴリーで注目された記事のランキングは次の通りだった。
順位 | タイトル | リンク |
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1位 | 【速報】日本美容外科学会(JSAPS)が声明を発表、献体のSNS投稿問題で、「医療従事者としての倫理観を著しく欠いたもの」、学会内外で啓発活動と管理体制の強化を図る | https://biyouhifuko.com/news/japan/10586/ |
2位 | 銀座カラー閉店の衝撃、2024年も救済の手はまだ伸びる、美容医療やエステの連携が継続 | https://biyouhifuko.com/news/japan/5630/ |
3位 | アリシアクリニック経営破たんでクレジット分割払いの停止や返金対応は?ウルフクリニック破たんの際の教訓を生かす、契約書や施術回数などの資料の準備は欠かせない | https://biyouhifuko.com/news/japan/10326/ |
4位 | 美容医療医師「直美」の経歴とは?美容医療チェーン院長の独自調査、初期研修後すぐに美容クリニックに入職4人に1人も | https://biyouhifuko.com/news/japan/7018/ |
5位 | 「直美廃止」と「美容クリニック開業規制」へ新たな動き、都道府県や分野などでの医師の偏りを是正、9月5日「厚生労働省医師偏在対策推進本部」発足 | https://biyouhifuko.com/news/japan/8964/ |
献体SNS投稿問題に関する学会声明に注目
年末に突如として発生した美容外科医の倫理観の問題についての記事が年間を通して関心の最も高い記事になった。女性の美容外科医が、米国グアムで献体を用いたトレーニングを実施した際に、軽率に献体が写った写真をSNSに投稿して非難の声が上がった。それに対して、日本美容外科学会(JSAPS)が、倫理観の欠如があったと指摘して、信頼回復に向けた管理体制や教育体制を強化すると伝える声明を発表した。
2023年12月に発生したエステ脱毛の銀座カラーの経営破たんの影響についての記事は、2024年の年初は注目を集め続けた。その救済に関する記事は注目度が高かった。
2024年12月には、医療脱毛大手のアリシアクリニックが経営破たんし、これを伝えた記事は大きく注目された。契約していた人たちは、この倒産によって施術を受けることも返金を受けることも不可能になった。クレジット払いをしている人は多いと見られ、ヒフコNEWSが既に取材していたクレジットでの支払い停止や返金手続などについての重要情報をまとめて記事にした。弱い立場に立っている人たちを守る仕組みが不足しており、利用している人が多い脱毛では被害者を減らすための仕組みが求められる可能性がある。
医学部を卒業して2年間の臨床研修を終えた医師が、直接美容クリニックに入職する「直美」の問題について動向は2024年には継続的に注目された。ヒフコNEWSでは、美容クリニックチェーンの院長を対象として、「直美」の経歴を持つ人がどれくらいの割合で存在するのかを調査した。それをまとめた記事は、継続的に閲覧されていた。このほか、直美については、国の議論でも何度も出てきた。ヒフコNEWSは随時国の動向を伝えており、そうした記事は注目され続けていた。
ヒフコNEWSでは、国内の美容医療がどのように変化していくか継続的に注目している。新しい動きがあれば、随時伝える。