美肌・美白

フォトフェイシャル(光治療)で悪化するリスクがある肝斑。
「肝斑モード」が搭載されたフォトフェイシャルM22なら治療が可能です。

この記事では、M22による肝斑治療を徹底解説!肝斑治療の流れや注意点はもちろん、肝斑の基礎知識や最新の肝斑治療についても詳しく解説していきます。

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フォトフェイシャル(光治療)で悪化するリスクがある肝斑ですが、「肝斑モード」が搭載されたフォトフェイシャルM22なら治療が可能です。

この記事では、M22による肝斑治療を徹底解説!肝斑治療の流れや注意点はもちろん、肝斑の基礎知識や最新の肝斑治療についても詳しく解説していきます。

肝斑とは

肝斑の3つのタイプ

肝斑は主に30代以降の女性に生じるシミの一種です。妊娠出産などで悪化することから女性ホルモンの影響を受けていると考えられていますが、詳しい原因は解明されていません。

①両頬にモヤッと広がった蝶々タイプ
②頬骨にそって筆でシュッと描いたようなタイプ
③目尻の下に小さく広がるタイプ

肝斑は主に①~③のタイプがありますが、全てに共通しているのは「左右対称」に「モヤッと広がっている」という点です。

そのシミ肝斑?チェックリストで確認してみよう

「私のシミ、もしかして肝斑?」と思っている方へ。チェックリストで確認してみましょう。

肝斑

□シミが左右対称の位置にある
□頬骨に沿ってモヤッと広がり輪郭が曖昧
□シミの色は薄い茶色もしくは黒っぽい茶色
□おでこや口周りにあるがまぶたにはない
□30代~40代で発症した
□生理前後に濃くなる

チェック項目が多いほど、肝斑の可能性が高いと言われています。当てはまる方は、美容皮膚科で治療を検討しましょう。

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フォトフェイシャルで肝斑が悪化する理由

肝斑

実は、肝斑は「治すのが厄介なシミ」と言われています。ちょっとした刺激で濃くなる性質があるため、普通のシミと同じ治療をすると悪化してしまうことがあるのです。

特に、フォトフェイシャル(光治療)で肝斑が悪化することは広く知られています。
肝斑は肌内部で炎症が起きている状態です。そこにフォトフェイシャルを照射すると、メラノサイトが刺激されてメラニン色素の生成が活発になり、肝斑が濃くなってしまうのです。

「フォトフェイシャルでシミを治そうとしただけなのに、実は肝斑があって悪化した。」
そんなケースも少なくありません。肌全体を美しく底上げできるフォトフェイシャルですが、肝斑がある場合は施術を慎重に検討しなければなりません。

ただし、フォトフェイシャルの中にも肝斑治療ができるマシンがあります!それは【フォトフェイシャルM22】です。なぜ、M22は肝斑治療が可能なのか?次で詳しくみていきましょう。

フォトフェイシャルM22なら「肝斑モード」で治療可能

ステラ22フィルター

※画像はステラM22のもの

M22は肝斑治療専用の「肝斑モード」が搭載されており、光治療機器ながら肝斑の治療が可能です。8種類のフィルターの中から640nm&695nmのフィルターを使い、肝斑を悪化させる可能性がある波長をカットしながら照射することで、肝斑の改善が見込めます。

また、M22以外の光治療機器でも、肝斑治療ができるマシンはあります。「ステラM22」や「セレックv」など、フィルターの種類が豊富でパルス幅や出力などを細かく設定できるマシンなら、肝斑の治療が可能です。

ただし、いきなりマシンで治療を行うのはおすすめできません。まずは肝斑の基本的な治療、トラネキサム酸などの内服から始めましょう。

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フォトフェイシャルM22による肝斑治療の基本的な流れ

ステップ①:カウンセリングで肝斑を見極める

肝斑治療の第一歩は、医師による肝斑の鑑別です。

・そばかす
・老人性色素斑
・太田斑

など、肝斑に似た症状は数多くあるため、しっかりと区別することが大事です。

特に、対称性真皮メラノサイトーシス(ADM)は左右対称に現れるため、肝斑と勘違いされることがよくあります。色・年齢・できた場所などをしっかり見極めてもらうためにも、経験豊富な医師に相談することをおすすめします。

ステップ②:まずは内服薬と外用剤で治療する

肝斑

診察の結果肝斑だった場合、まず始めるべきは「内服薬」と「外用剤」による治療です。トラネキサム酸とビタミンCの内服を続けることで、ある程度の改善効果が得られると言われています。

・トラネキサム酸:色素沈着を防ぐ
・ビタミンC:メラニン生成を抑制

また、服薬と同時にハイドロキノン軟膏などの美白外用剤を併用すると、改善効果を高めることができると言われています。ただし、薬の効き目には個人差があり、効果を実感するには半年~1年程度の期間が必要です。

長い時間をかけて改善しなかったら嫌だと思う人もいるかもしれませんが、その時間が無駄になることはありません。もし、内服薬や外用剤で肝斑が薄くならなかったとしても、次に行う光治療やレーザー照射後の色素沈着を起こりづらくする効果が期待できるため、マシンによる治療に移行する前に、肝斑の基本的な治療をすすめるクリニックが多いのです。

ステップ③:内服薬&外用剤の効果がないなら光治療機器やレーザー

内服薬や外用剤を続けても効果がない場合は、光治療やレーザー治療を試します。個人差はありますが、M22の場合は5回程度の照射で肝斑の改善を実感できる人が多いようです。

また、M22などの光治療機器以外にも、肝斑に効果のある治療はあります。

・レーザートーニング
・ピコトーニング
・イオン導入
・トレチノイン外用 など

複数の治療を組み合わせることで肝斑の改善効果が高まることもあるため、医師に相談してみましょう。

肝斑とシミが混在している時はどうすべき?

肝斑の基本的な治療の流れをお伝えしましたが、【肝斑とシミが混在してるケース】は非常に厄介。シミ治療のためにレーザーを照射すると肝斑が悪化することがあるため、肌の状態に応じて適切な治療計画を立てる必要があります。

クリニックの方針にもよりますが、プレトリートメントとしてM22やトラネキサム酸の内服などを同時に行い、ある程度肌の調子を整えた後にレーザー治療でシミを除去する治療も行われているようです。

いずれにせよ、肝斑の見極めと治療は医師の確かな知識と経験が必要です。治療を成功させるためにも、肝斑治療の実績があるクリニックを選びましょう。

フォトフェイシャルM22で肝斑治療を受ける時の注意点

ちょっとした刺激で濃くなる性質がある肝斑。治療を受ける時には、以下の点に注意しましょう。

値段だけでクリニックを選ばない

肝斑

肝斑治療を受ける時にはクリニック選びが非常に重要です。

・肝斑治療経験が豊富な医師が在籍している
・医師が診察から施術まで対応してくれる
・いきなりマシン治療ではなく投薬と指導から始めてくれる
・肝斑治療の選択肢が多い
・肌診断機などで肌状態を確認しながら治療を進めてくれる

このようなポイントをおさえてクリニックを選びましょう。

きちんと診断されずにシミと同じ治療をしてしまうと、肝斑がかえって悪化するリスクがあります。悲しい結果を防ぐためにも、診察や施術の質はもちろん、丁寧なアフターケアを行うクリニックをみつけましょう。

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日焼け厳禁!紫外線対策を徹底する

M22を受けるなら、施術前後の日焼けは禁物。日焼けした肌はメラニン色素が活性化している状態なので、光に過剰に反応してしまい、色素沈着ややけどを起こすリスクが高まります。うっかり日焼けした場合は施術を延期し、施術後はUV対策と念入りな保湿を心掛けましょう。

引用:https://biyouhifuko.com/column/17930/

摩擦を避ける

肝斑は摩擦厳禁です。隠そうとしてファンデーションなどを擦りつけていると、悪化の可能性があるため気を付けましょう。また、肝斑治療中も注意が必要。外用薬を塗る時もゴシゴシと強く塗るのはNGです。

保湿を心掛ける

肝斑には保湿が大事です。肝斑がある部分は角質が薄くなり、肌のバリア機能が下がっています。そのため、バリア機能を整えるための“保湿”が欠かせません。
家庭での保湿はもちろん、肝斑治療と平行した導入治療もおすすめです。

生活習慣を見直す

ストレス、生活習慣、ホルモンバランスなども肝斑を引き起こすと考えられています。バランスのよい食事や十分な睡眠を心がけるなど、生活習慣の改善も大切です。

参考:https://www.ginzafine.com/column/melasma-how-to-treat/

長期間の治療

諦めず治療を続けることも大事です。肝斑は一度で治るものではないため、何度もクリニックに通う必要があります。また様々な要因で悪化することから、治療しても再発を繰り返すことが多いです。時には嫌になることもあるかもしれませんが、根気強く治療を継続しましょう。

最近では、再発予防効果が高い最新機種も登場しているので、気になる人は医師に相談してみましょう。

最新の肝斑治療とは

肝斑

最後に、最新の肝斑治療についてご紹介していきます。

ピコトーニング

ピコトーニングは、肝斑を目立たなくする治療で、刺激や炎症が起きない程度の弱い出力でレーザーを照射し、肝斑を徐々に薄くしていきます。回数を重ねる必要がありますが、肝斑だけでなく薄いシミにも効果を発揮します。

リバースピール

リバースピールは、肝斑治療のために開発されたピーリングです。マッサージピールの肝斑用薬剤で、3つの作用をもつ薬剤(メラニンの合成阻害&排出促進、ターンオーバーの促進)で肝斑を改善へと導きます。

シルファームⅩ

極細針を皮膚に刺してRFを照射することで、基底膜を修復して肝斑再発を防ぎます。肝斑の根本治療として、今注目されているマシンです。

しつこい肝斑は美容医療で治療を

いかがでしたか?内服薬や外用剤で肝斑が治らないなら、美容医療機器の出番かもしれません。あなたの肝斑にはどんな治療が向いているのか?まずはカウンセリングだけでも予約して、医師に相談してみましょう。

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※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

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