フォトフェイシャルの治療が受けられる全国の美容クリニック一覧
2021.07.13
フォトフェイシャル(光治療)の種類
フォトフェイシャルは、複数の光の波長をもつカメラのフラッシュのような光を肌に照射することで、シミやそばかす、赤ら顔など複合的な肌悩みを改善へと導く治療法です。
フォトフェイシャルは光治療(IPL)の元祖であり、実は日本ルミナス株式会社が登録商標している名称でもあります。
20年近い歴史の中で新しいマシンが続々誕生しており、今も数多くの美容クリニックで導入されている美肌治療の定番ともいえるでしょう。
種類別に機器の特徴をご紹介していきます。
ルメッカ
特徴
イスラエルのINVASIX社が開発した最新の光治療(IPL)機器で、シミやくすみ、肌質改善など様々な肌トラブルに対して効果を発揮します。
従来の光治療(IPL)機器との違いは、シミに効果的といわれる短波長光域(500~600nm)の出力が高くなるよう独自設計されており、従来の光治療機では治療が難しかった「薄いシミ」に効果的という点です。
もちろん濃いシミ改善も得意で、照射後の反応は強く出ますが、1-3回の少ない治療回数と、強力なクーリング性能により痛みが軽減されています。
少ない回数と痛みで肌トラブルの改善を目指したい方におすすめです。
メーカー名
INVASIX社
波長
500-1000nm
フィルター数
無し(ハンドピースのみ)
フォトフェイシャルM22
特徴
フォトフェイシャルの中で最も多くのクリニックに導入されているM22は、最大6種類のフィルターを肌のお悩みに対して選択することで、シミや肝斑など様々な治療を行うことができる機器です。
皮膚を冷やしながら照射するため、火傷や肌ダメージリスクを抑えた治療が可能となっています。
メーカー名
ルミナス社
波長
560nm-1200nm
フィルター数
標準6種類
(最大9種類)
ステラM22
特徴
ルミナス社の代表的なM22の後継機で、最大9種類のフィルターが搭載されている最新の光治療(IPL)機器です。
従来のシミや肝斑などの治療だけでなく、ニキビの炎症や毛細血管拡張症など治療の幅が拡がり、一人ひとりの肌状態に合った施術を行うことが可能となっています。
シミだけでなく、赤みなど「顔の色ムラ」を整え、ワンランク上の整った美肌を目指せるマシンです。
メーカー名
ルミナス社
波長
560nm-1200nm
フィルター数
9種類
ナチュライト
特徴
日本人の肌に合わせて作られた、ルミナス社の元祖フォトフェイシャル機器です。
ダウンタイムなど日常生活に支障が出ることなく、シミやくすみ・毛穴の開きなどを治療することができる光治療機器です。
メーカー名
ルミナス社
波長
560nm-1200nm
フィルター数
3種類
ライムライト
特徴
アメリカのキュテラ社が日本人の肌質を考え、日本人医師と共同開発された光治療(IPL)機器です。
日本人の色白〜色黒肌まで、幅広い色調の肌に合わせ、波長を細かくコントロールすることでメラニン 色素や赤みの原因であるヘモグロビンへの反応を調整し、シミや赤ら顔、ニキビ跡や傷跡の色素沈着をが期待できます。
日本人に多く治療の難しい「薄いシミ」の治療に対しても高い効果を発揮する機器です。
メーカー名
キュテラ社
波長
520nm-1100nm
フィルター数
無し(ハンドピースのみ)
アキュチップ
特徴
従来のフォトフェイシャルでは治療が難しかった薄いシミ・そばかす・赤みに対しても治療を行うことができる光治療(IPL)機器です。
照射のスポットが直径6.35mmと非常に小さいため、そばかすや鼻周りの細かいシミに対して、ピンポイントで照射することが可能となっています。
メーカー名
キュテラ社
波長
500nm-635nm
フィルター数
無し(ハンドピースのみ)
サイトンBBL(フォトブライト)
特徴
アメリカにおいて、「キング・オブ・レーザー」と呼ばれているサイトン社が開発した光治療(IPL)機器です。
7種類のフィルターと3種類のアダプターを使い分けることにより、表皮・真皮の両方へ働きかけることが可能といわれています。
微小なシミに対しても効果的に治療を行うことができるうえ、アメリカの研究結果では「肌を若い状態に維持できる」と発表されているほど、人気と実力を兼ね備えたマシンです。
メーカー名
サイトン社
波長
400nm-1000nm
フィルター数
7種類
フォトRF(オーロラ)
特徴
フォトRFは従来の光治療(IPL)機器にRF(高周波)を加えることによって、光の届かない肌の深い部分にも熱を加え、コラーゲンの生成を促します。光治療のシミやそばかすの美白に加え、毛穴の開きやリフトアップの効果が期待できます。
メーカー名
シネロン社
波長
フォトRFオーロラ(SR) 580nm-980nm
フォトRFオーロラPRO(SRA) 480nm-980nm
フィルター数
無し(ハンドピースのみ)
フォトシルクプラス
特徴
イタリアのデカ社の光治療(IPL)機器で、シミやくすみなど肌トラブルの改善に効果的です。従来のフォトフェイシャル(IPL)よりも、シミの元となるメラニン粒子の分解機能が優れているため、薄いシミに対しても効果を発揮します。
メーカー名
デカ社
波長
500-950nm
フィルター数
無し(ハンドピースのみ)
メディラックス
特徴
フォトフェイシャルに代表される光治療(IPL)機器で、シミ・くすみ、血管性病変・脱毛など、幅広い施術を行うことができます。
メーカー名
Palomar社(現サイノシュア)
波長
400nm-1400nm
フィルター数
無し(ハンドピースのみ)
アイコン
特徴
アイコンは光治療(IPL)機器の中でも非常に高いパワーで照射ができる機器で、濃いシミから薄いシミまで切れ味良く反応させることができる、最新の光治療(IPL)機器です。
アクティブコンタクトクーリングという強力な冷却装置を搭載しており、火傷のリスクを最小限に抑えることができます。
メーカー名
サイノシュア社
波長
525nm-1200nm
フィルター数
3種類
スムースクール
特徴
日本人医師が日本人の肌のために開発した光治療(IPL)機器です。
フォトフェイシャルに代表される肌トラブル改善の治療ができるだけでなく、従来の光治療(IPL)機器では治療が難しかった肝斑に対しても、専用のフィルターで改善を期待することができます。
メーカー名
Jeisys社
波長
560nm-950nm
フィルター数
8種類
セレックV
特徴
セレックVはJeisys社の最新の光治療(IPL)機器で、従来の光治療(IPL)でターゲットとなるシミやくすみ、毛穴の開きだけでなく、酒さや赤ら顔といった顔の赤みに対しても高い効果を発揮します。
ATCテクノロジーという強力な冷却機能を搭載しており、火傷のリスクを最小限にした安全な施術を受けることができます。
メーカー名
Jeisys社
波長
560nm-950nm
フィルター数
9種類
ソラリ
特徴
ソラリは次世代型の光治療(IPL)機器の最新機種で、6種類のフィルターを搭載することでシミや赤ら顔、くすみなど様々な肌トラブルに対して改善を期待できます。
人工知能冷却システムを搭載しており、火傷などのリスクを最小限に治療することが可能です。
メーカー名
ルートロニック社
波長
510nm-1200nm
フィルター数
6種類
マグマ
特徴
Formatk社が開発した最新の光治療(IPL)機器です。パルス幅(1発の照射時間)を短く設定できるため、従来のフォトフェイシャルでは治療が難しかった、薄いシミに対しても高い効果を期待できます。
照射面が小さいため、目周りや鼻の周囲など細かい部位に対しても施術を行うことができます。
メーカー名
Formatk社
波長
430nm-1200nm
フィルター数
3種類(ハンドピース)
ノーリス
特徴
ノーリスは波長域を広く照射するI2PLという次世代型のIPLの光を照射することで、冷却なしでも火傷のリスクを最小限に安全かつ効果的に治療を行うことができます。
パルス幅(1発の照射時間)を細かく調節することができ、シミやくすみ、毛細血管拡張症など幅広い治療を行うことができます。
メーカー名
シネロンキャンデラ社
波長
400nm-950nm
フィルター数
8種類
フォトフェイシャルの種類に関するQ&A
Q1.フォトフェイシャルには種類があるの?
フォトフェイシャルはIPLという特殊な光を照射し、様々な肌トラブルを改善する治療方法です。
治療に使用するマシンは10種類以上あり、クリニックによって導入されている機器が異なります。
Q2.フォトフェイシャル機器の種類によって効果は違う?
フォトフェイシャルは機器によって照射する光の波長が異なるため、機器ごとにシミやニキビ跡、赤ら顔など、得意な治療や効果にも差があります。
Q3.フォトフェイシャル機器の種類によって必要な治療回数や照射頻度は変わる?
フォトフェイシャルは機器により差があるわけではなく、個人の肌状態によって必要な照射回数や頻度が変わります。
目安として、1ヶ月に1度の照射を4〜6回程度繰り返すことを推奨しているクリニックが多いです。
まとめ
フォトフェイシャルは肌へのダメージが少なく、複数な肌トラブルを改善できる治療として人気がありますが、ご自身の肌のお悩みに合った機器やクリニックを選択することも重要になってきます。
カウンセリングで肌の悩みや希望をしっかりと相談して、肌状態にあったフォトフェイシャル 機器で効果的に美肌治療をすすめましょう。