自己血オーロラ再生療法(ACRS)とは?
自己血オーロラ再生療法(ACRS)とは、自分自身の血液から、成長因子と抗炎症作用物質である「抗炎症性サイトカイン」を最大限に増加させてから抽出した「自己血サイトカインリッチ血清」を使用する施術です。
同じく自己血を使用するPRP療法と比較すると
- 抗炎症物質(抗炎症サイトカイン)の量が約5倍
- 成長因子の量が5倍〜15倍程
と、有効成分を高濃度で含んでおり、より高い効果が期待できます。
自己血オーロラ再生療法は、PRPの上をいく最先端の上質なエイジング治療といえるのです。
肌悩みが多く、どの治療を受ければ良いかと悩んでいる方や、自然で若々しい肌を取り戻したいという方から注目されています。
慢性炎症と老化・肌トラブルの関係性
「なぜ抗炎症効果のある成分を使用するの?」と思う方もいるかもしれません。
実は、多くの方が抱えるシミやシワなどのエイジングサイン、ニキビ、肌荒れといった症状の原因は「肌の慢性的な炎症」にあるのです。
日常の何気ない摩擦刺激や紫外線により、肌は慢性炎症を起こしている状態になっています。
この炎症がきっかけで活性酸素が発生し、さらに老化や肌トラブルが増加するという悪循環に繋がるといわれているのです。
自己血オーロラ再生療法は、抗炎症性サイトカインによって慢性炎症を沈静し、加齢やストレスなどで本来の機能が低下した肌細胞を複数の成長因子により活性化させる最新の再生医療。
様々な肌悩みの原因となる炎症を予防・改善することが美肌への近道といえます。
自己血オーロラ再生療法(ACRS)に期待できる効果
- 小ジワやたるみの改善
- ニキビ・赤ら顔などの炎症沈静
- シミ・肝斑・乾燥肌の改善
- 肌のハリ・弾力UP
- ニキビ跡(クレーター)や傷跡の治療
- 自然な若返り
自己血オーロラ再生療法(ACRS)とPRPの違い
自己血オーロラ再生療法と似た治療方法に「PRP」があげられます。
この2つの治療は「自分自身の血液から有効成分を抽出する」という共通点がありますが、有効成分の含有量や効果には大きな違いがあるのです。
違い①有効成分
PRPは、血液に含まれる「血小板」の細胞を注入し、血小板の創傷治癒力を利用して成長因子を活性化させ、肌悩みにアプローチする方法です。
一方、自己血オーロラ再生療法(ACRS)は、採取した血液内に抗炎症サイトカインや成長因子を最大限に放出させた状態の「血清」を注入します。
自己血オーロラ再生療法にはPRPの約5〜15倍もの有効成分が含まれているため、高い肌質改善効果が期待できるのです。
違い②効果の感じ方
PRPは年齢や体調など、治療を受ける際のコンディションによって効果が左右されることがあります。
一方、自己血オーロラ再生療法は、採血後に成長因子や抗炎症物質(抗炎症サイトカイン)を徹底的に放出させた後、さらに活性化させた状態で使用する方法です。
炎症や痛みを抑える「抗炎症サイトカイン」が炎症や痛みを治癒しながら肌細胞の再生・修復を行うため、注入部位のコンディションに影響されにくく、安定した高い肌質改善効果が期待できます。
違い③ダウンタイム
PRPの注入時は「炎症性サイトカイン」が多く放出されます。
これにより、痛みや刺激を感じる人もいるのです。
自己血オーロラ再生療法は、炎症性サイトカインをはじめとした肌に刺激を与える成分を全て排除しています。
このため、赤みや腫れといったダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。
また、余分な添加物を一切含まないため、安全性の高い治療といえます。
自己血オーロラ再生療法(ACRS)には3種の治療方法がある
オーロラクリニックの自己血オーロラ再生療法には、3種類の導入・注入方法があります。
肌悩み別におすすめの治療方法をご紹介するので、自分にぴったりな方法を探してくださいね。
肝斑・ニキビ治療にはプラズマ治療併用の【ベイビープラズマフェイシャル】
プラズマ治療×自己血オーロラ再生療法のコンビネーション治療です。
窒素プラズマを使用した「ネオジェンPSR」を併用し、肌を傷つけることなく強力な薬剤浸透力により、血清(ACRS)を効率よく肌内部へ導入します。
高い肌質改善効果が期待でき、殺菌力にも優れているため、しつこいニキビでお悩みの方におすすめ。
また、ネオジェンPSRは優れた美白・美肌効果をもちます。
紫外線による影響を受けにくい治療方法のため、これからの季節の肝斑治療にも効果的でしょう。
ドクターコメント
ニキビや肝斑に悩まれている方だけでなく、ダウンタイムが取れない方にもおすすめです。
毛穴やニキビ跡はダーマペン4併用の【ゴールドヴァンパイアフェイシャル】
ダーマペン4×自己血オーロラ再生療法のコンビネーション治療です。
ダーマペン4で肌へ一時的に微細な穴を開けることで自然治癒力を高めながらコラーゲンを増やし、ターンオーバーを促進させます。
肌の真皮層にまでしっかりと血清(ACRS)を導入するため、ニキビ跡や毛穴の開きといった肌表面の凹凸改善に適している方法です。
ドクターコメント
ニキビ跡のクレーターや毛穴の開き以外に、肌の再生・修復にも大変効果的です。
ほうれい線などのシワ・シミにはMPガン併用の【フェニックス注射】
メソガン(MPガン)×自己血オーロラ再生療法のコンビネーション治療です。
高速かつ正確に薬剤を注入できるメソガン「MPガン」で、肌内部に細かく血清(ACRS)を注入します。
目元のシワや小鼻の毛穴など、細かい部分にも的確に注入しやすく痛みやダウンタイムが少ないところが嬉しいポイント。
薄くなった皮膚にふっくら感を出したい方や、小じわが気になる方に向いているでしょう。
ドクターコメント
小ジワや毛穴改善、ハリ感の向上など、総合的なアンチエイジング効果に最も優れている施術方法です。
ACRSの効果をBefore/Afterでチェック
自己血オーロラ再生療法(ACRS)の料金
ベイビープラズマフェイシャル(プラズマ治療×自己血オーロラ再生療法)
1回 |
170,000円 |
3回 |
315,000円 |
ゴールドヴァンパイアフェイシャル(ダーマペン4×自己血オーロラ再生療法)
1回 |
170,000円 (税込187,000円) 1回あたり 170,000円 |
3回 |
330,000円 (税込363,000円) 1回あたり 110,000円 |
※料金に麻酔クリーム代含む
フェニックス注射(メソガン(MPガン)×自己血オーロラ再生療法)
1回 | 170,000円 (税込187,000円) 1回あたり 170,000円 |
3回 | 360,000円 (税込396,000円) 1回あたり 120,000円 |
※料金に麻酔クリーム代含む
自己血オーロラ再生療法(ACRS)のQ&A
採血した当日に治療を受けられますか?
採血当日の治療は可能ですが、採血後、抗炎症サイトカインと成長因子を最大限放出させるための時間が3時間ほど必要となります。
施術は3時間お待ちいただくか、別日でのご案内も可能です。
別日の場合は院内にてACRSを冷凍保存します(最大3ヶ月間冷凍保存可能)。
治療は何回必要になりますか?
1回でも効果を感じやすいとされていますが、オーロラクリニックでは効果を持続させるために3〜4週ごとに3回の施術を推奨しています。
3回1クールの施術を行うことで、その後3〜5年ほど効果が持続するようです。
治療の痛みやダウンタイムはどのくらいですか?
自己血オーロラ再生療法は、組み合わせる施術によって痛み・ダウンタイムが異なります。
施術によっては軽度の腫れや赤みなどが出ることがありますが、抗炎症サイトカインの働きによって、プラズマ治療・ダーマペン4・MPガンをそれぞれ単体で受ける時よりもダウンタイムは短いでしょう。
ゴールドヴァンパイアフェイシャル、フェニックス注射は麻酔クリームを併用しますが、痛みが不安な場合は事前にご相談ください。
採血前の注意点はありますか?
体が脱水状態になっていると、十分な量の血液採取ができなくなる可能性があります。
また、採血前日の飲酒は控え、当日はよく水分を摂ってからの来院がおすすめです。