かさぶたなどピコスポットの経過やダウンタイムについて
ピコスポットを照射したあとの経過や、赤み・かさぶたなどダウンタイムの症状が気になる方も多いでしょう。
ピコスポットは照射した翌日から数日後にかけて、患部に薄くて黒っぽいかさぶたができ、長くても1週間程度でかさぶたは剥がれていきます。
照射直後からメイクをすることも可能ですが、かさぶたができてくるとメイクをしても目立ちやすいです。
しかし、従来のシミ取りレーザーと比べるとダウンタイムは1週間程度短く、テープによる保護は必要ありません。
かさぶたも照射後3~5日程度で目立ちにくくなる人が多く、レーザーによるシミ治療としてはダウンタイムは短いのが特徴です。
ピコスポットとピコトーニングは何が違うの?
ピコスポットをおこなうピコレーザーには、「ピコスポット」、「ピコトーニング」、「ピコフラクショナル」という3つの照射モードが搭載されています。
3つのモードのうち、シミやそばかすなど肌の色むらを改善したいときに多く使われるのが「ピコスポット」か「ピコトーニング」で、ピコフラクショナルは肌の凹凸を改善するときに選ばれます。
ポツンとあって目立つシミなど、ピンポイントで気になる部分だけを治療したい人は「ピコスポット」、顔の広範囲にあるシミやニキビ跡、毛穴トラブル、肝斑などを治療したい人は「ピコトーニング」がおすすめです。
ピコスポットはそばかすや薄いシミに効果ある?
従来のシミ取りレーザーは、色の薄いシミには反応しにくく効果が感じにくかったり、そばかすに照射すると顔中をテープ保護しなければならなかったりするため、薄いシミやそばかすには不向きとされてきました。
しかし、ピコスポットは従来のレーザーでは破壊できなかった小さなメラニン色素を衝撃波で粉砕できるため、色の薄いシミにも効果を発揮しやすくなっています。
また、テープ保護も不要のため、広い範囲にあるそばかすでも治療後のわずらわしさがありません。
ピコスポット後、かさぶたにならないこともある
シミの症状によっては、ピコスポットでピンポイントにシミ治療を行っても、照射後にかさぶたができないこともあります。
出力が弱い、シミが薄いなどの原因が考えられますが、かさぶたができない=ピコスポット失敗というわけではありません。
かさぶたが出来なかった場合でも、ピコスポット後は1ヶ月ほどかけて徐々にシミが薄くなっていくので、紫外線対策や保湿をしっかりと行いつつしばらく様子を見てみましょう。
心配な場合は、治療を受けた医療機関へ相談して指示を仰いでくださいね。
ピコスポットはこんな方におすすめ
- シミを1回で治療したい
- テープ保護なしでシミ・そばかすを治療したい
- ADMと診断されたシミがある
- タトゥーを除去したい
ピコスポットの詳細一覧表
施術時間 | 1箇所につき10分程度 |
ダウンタイム | ・必ず1回の照射でシミが消えるわけではない ・肌状態によっては複数回照射が必要になることもある |
副作用 | 炎症後色素沈着、シミの再発 |
洗顔・入浴・シャワー・メイク | 当日から可能 |
料金の目安 | 1mmあたり5,000円前後(大きさにより料金が異なる) |
ワンポイントアドバイス | 肌状態や照射後の経過を見ながらピコスポットを数回繰り返したり、ピコスポット後のピコトーニングモードでの照射を追加したりする場合もある |
ピコスポットによる「シミ打ち放題プラン」があるクリニックが急増中
「ピコスポットを受けてみたいけど、気になるシミが多くて料金が高くなりそう」、「ピコスポット治療をなるべく安い料金で済ませたい」という方に朗報です!
1ショットごとの料金が設定されることが多いピコスポットによる「シミ打ち放題プラン」で、気になるシミをまとめて治療するコースがあるクリニックが増えてきました。
部分的な治療から顔全体まで、気になる範囲と予算に応じて好きなだけピコスポットを受けられるコースです。
美容ヒフコではピコスポットの打ち放題プランが選べるおすすめクリニックをまとめました。
気になるクリニックがあれば、まずはカウンセリングで肌状態を相談してみるとよいでしょう。
ピコスポットまとめ
ピコスポットは従来のシミ取りレーザーと比べて、薄いシミにも効果を発揮しやすく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
気になるシミを一掃できる打ち放題プランを選べるクリニックもあるので、シミのレーザー治療を受けてみたい、ピンポイントのシミだけを治療したいという方は、ぜひカウンセリングから始めてみてくださいね。