2024年に閲覧数が多かった記事を振り返る。インタビューカテゴリーで注目された記事とは?
上位の記事は?
インタビューカテゴリーで注目された記事のランキングは次の通りだった。
順位 | タイトル | リンク |
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1位 | 整形失敗SNS投稿が名誉毀損に?クリニックからの削除要請どう考えるとよいか、弁護士に聞く | https://biyouhifuko.com/news/interview/5166/ |
2位 | 「元祖直美」美容医療30年の医師が直美問題を語る、今なら迷わず形成外科に行くと述べる理由、ジョウクリニック理事長重本譲氏 | https://biyouhifuko.com/news/interview/9848/ |
3位 | 顎下脂肪吸引 施術後に血腫が悪化し午前2時に救急車で病院へ、ICU入院と呼吸困難に直面した経験を語る、「中卒弁理士」として活動する30代女性が経験した危険 Vol.2 | https://biyouhifuko.com/news/interview/10510/ |
4位 | 目のクマ取り 「表ハムラ」と「裏ハムラ」の選び方、知っておきたい選択の判断基準、神戸大学客員教授、RE_CELL CLINIC医師 原岡剛一氏に聞く Vol.2 | https://biyouhifuko.com/news/interview/10126/ |
5位 | 美容医療の「直美」問題と専門医資格を取得する意義、信頼ある美容医療を提供するための課題、共立美容外科理事長の久次米秋人氏に聞く、後半 | https://biyouhifuko.com/news/interview/9492/ |
整形失敗SNS投稿は名誉毀損か
SNS投稿と名誉毀損の問題についてのインタビューが注目された。美容医療の施術が失敗するケースで、施術を受けた人が、その失敗についてSNSで投稿する場合がある。施術を行った施設が、SNS投稿を削除するように要請したり、名誉毀損を主張することがあるが、それは実際に名誉毀損といえるのか。ヒフコNEWSではベリーベスト法律事務所高崎オフィス弁護士の瀬戸章雅氏に名誉毀損と判断される基準などを聞いた。
このほか、直美が注目された際に、「元祖直美」を自ら称しているジョウクリニックの重本譲氏に話を聞いた回も注目された。重本氏は、過去の経緯を振り返りながら、現代であれば、直美の経歴ではなく、形成外科専門医を取ることを優先したと説明した。今後、美容医療をどういう医師が担うとよいかが、さらに議論される機会が増えると予想されており、考えるためのヒントを提供した形だ。
脂肪吸引後に合併症で瀕死の状態になった女性のインタビューも注目された。前後半に分けて、あご下の脂肪吸引後に血腫を発生させて、最終的には3日間集中治療室(ICU)で入院する状態になった経緯を話してもらった。脂肪吸引では事故が多く発生しているとされ、検討する人にとってはリスクを理解するための重要な情報になった。
下まぶたの一つであるハムラ法の手術選択についてのインタビューも注目された。目のたるみを改善するための手術としてハムラ法は人気。表ハムラ、裏ハムラのほか、脱脂術も含め、宣伝の情報が多く世の中には広がっている。それらを中立的な視点から、神戸大学客員教授の原岡剛一氏が語った。手術を選択するための道しるべとしての情報が提供されている。
2024年は厚生労働省で「美容医療の適切な実施に関する検討会」が開催されたが、それに関連したインタビューの関心も高かった。美容医療大手である共立美容外科理事長の久次米秋人氏が、美容医療の信頼性を高めるために解決しなければならない課題を、美容医療の医師と資格の問題なども含めて語った。美容医療をより良くするという視点から同氏の見解は2025年につながる情報提供になった。
ヒフコNEWSでは、その時々の関心の集まっている話題に注目しつつ、引き続き各分野の第一線の人たちにお会いし、その最新の見解をインタビューとしてお届けしていく。