20代男性の見た目への意識がトップ、シミ・シワ・たるみが顔の3大悩み、ヤーマンが400人男女を調査
ポイント
- ヤーマンが男女400人を対象に美容意識を調査した
- 女性全般に加えて、20代男性の見た目の意識が特に高いと判明
- 顔の悩みは、シミ、シワ、たるみなどと続いた
2023年11月20日、ヤーマンの表情筋研究所が男女の美容意識調査の結果を発表した。これによると、自分の見た目に気を遣っている割合が最も高いのは20代男性で、女性ばかりではなく、男性も外見を意識していることが明らかになった。
20代男性の見た目への意識が高い
同社が同様な美容意識調査を実施するのは3回目で、今回は20代~50代の男女400人を対象として、顔の悩みや同社の製品に関連した表情筋に関する質問などを聞いている。
調査の結果によると、見た目の意識が最も高いのは20代男性であると分かった。女性はどの年代でも意識は高い。表にまとめると次の通り。
男性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
---|---|---|---|---|
気を遣っている | 28.0% | 18.0% | 14.0% | 18.0% |
どちらかというと気を遣っている | 28.0% | 28.0% | 34.0% | 30.0% |
どちらでもない | 16.0% | 34.0% | 12.0% | 18.0% |
あまり気を遣っていない | 10.0% | 8.0% | 24.0% | 24.0% |
まったく気を遣っていない | 18.0% | 12.0% | 16.0% | 10.0% |
女性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
---|---|---|---|---|
気を遣っている | 26.0% | 14.0% | 20.0% | 22.0% |
どちらかというと気を遣っている | 30.0% | 46.0% | 58.0% | 56.0% |
どちらでもない | 16.0% | 30.0% | 16.0% | 18.0% |
あまり遣っていない | 18.0% | 6.0% | 6.0% | 2.0% |
まったく遣っていない | 10.0% | 4.0% | 0.0% | 2.0% |
顔の悩みのケアは道具を使わない人が多い
顔の悩みの内訳としては、1位がシミ(38.3%)で、続いて毛穴(34.5%)、シワ(28.8%)、たるみ(27.8%)、ニキビ(22.5%)などと続いた。
肌悩みの解決法として検討できるものは、家で道具を使わずにケアをしている人の割合が高く、その割合は59.1%。道具や美容機器を使う人はそれぞれ20.5%、11.6%と少数派だった。
「顔のたるみやしわ、ほうれい線の大きな要因として表情筋の衰えがあることをご存知ですか」という質問に対しては、約6割が知っていると回答。実際に表情筋をケアしているという回答は41.2%だった。これは前年の調査の21.5%と比べて倍増となった。鍛えたい表情筋の上位は口周囲(口輪筋)、頬(大・小頬骨筋)、目もと(眼輪筋)だった。
ヒフコNEWSでは、コロナ禍での美容意識の高まりについて何度か伝えている。コロナ流行時はリモートワークなどでウェブ会議が増加。それにより自分の顔を見る機会が増えて、美容への関心が高まったとされている。現在、普段の生活へのコロナの影響が和らぎ、美容意識にはさらなる変化が見られるかもしれない。
参考文献
表情筋研究所「表情筋実態調査2023」 鍛えたい表情筋は3年連続で口周りの口輪筋(こうりんきん)が1位に
https://www.ya-man.co.jp/news/21576/
男性看護師座談会 Vol.1 「美容医療現場で働く男性看護師に聞いた!よくお願いされる施術は?」
https://biyouhifuko.com/news/column/4167/
男性美容が再びの盛り上がり、コロナ規制解除きっかけ、メンズ韓国コスメにも関心
https://biyouhifuko.com/news/japan/2097/
コロナ・パンデミックが世界の美容を変えた、その背景に韓国美容のトレンド
https://biyouhifuko.com/news/world/147/
コロナ禍の中で美容医療を受ける人が急増、リモートワークの影響などか?
https://biyouhifuko.com/news/world/1049/
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