フォトフェイシャルで後悔した人の事例とは?
フォトフェイシャルは穏やかな光を照射する治療で、ダウンタイムが少なく、照射後すぐ洗顔やメイクが可能のため、日常生活に支障が出にくいと人気を集めている施術です。
継続することで、シミ・ソバカスや赤ら顔など、様々な肌トラブルを同時に改善できるフォトフェイシャルですが、照射後に後悔した人にはある共通点があります。
フォトフェイシャルの後悔に関して、よくある事例をご紹介します。
フォトフェイシャルの後悔①1回で思うような効果を感じられなかった
最も多く目にする意見が「1回の照射後、想像していたよりもフォトフェイシャルの効果がなくて後悔した」というもの。
この理由として、フォトフェイシャルの効果に満足できるまでに平均して5〜6回程度施術を繰り返す必要がある点があげられます。
フォトフェイシャルを複数回受けないと効果を実感しにくい理由は以下の通り
フォトフェイシャルで照射を繰り返す必要がある理由
①フォトフェイシャルは様々な波長が満遍なく照射される反面、1つ1つの効果はレーザーと比較すると弱い。
②フォトフェイシャルは一回一回の効果を引き継ぎながら、徐々に肌を変化させていくという施術。だからこそ、ある程度の回数をかけなくてはならない。
③初めから高い出力設定で照射すればその分効果も高く、繰り返す必要がないのでは?と思われがちだが、高い照射エネルギーに耐えられるほどアジア人の肌は頑丈ではない。火傷や色素沈着といったトラブル回避のため、高すぎる出力設定で行っているクリニックは少ない。
④また、仮にフォトフェイシャルの出力設定を最大にして照射したとしてもレーザーほどの効果は狙えないため、照射後に残るしみやそばかすもあり、やはり回数を重ねる必要がある。
⑤さらに、薄いシミはフォトフェイシャルの光がメラニンへ反応しにくく、回数を重ねても効果を実感できずに後悔したという声もある。
フォトフェイシャルでのシミ治療で効果をなかなか感じられずに後悔している人は、ピコレーザーやQスイッチレーザーなど、他のシミ治療を検討してもよいかもしれません。
クリニックで医師と相談してみましょう。
フォトフェイシャルの後悔②照射後に日焼けをしてシミが濃くなってしまった
せっかくフォトフェイシャルで肌悩みが改善されても、照射後に油断して紫外線を浴びることでシミが再発して後悔したという声もあります。
施術後の肌は軽いヤケドを起こしている状態に近く、通常よりも紫外線の影響を受けやすくなっているため、フォトフェイシャル後に日焼けをすることで逆にシミが濃くなったり、老けたような印象になることも。
また、フォトフィシャルの施術前に日焼けしていると、フォトフェイシャルがシミだけでなく正常な肌にも反応して、ヤケドや色素沈着の原因となる可能性が高まります。
フォトフェイシャルの照射前後1ヶ月間は日焼け止めなどを使用するだけでなく、日傘や帽子を使用した紫外線対策を継続することで、治療の効果を安定させやすくなります。
フォトフェイシャルの後悔③一時的にシミが濃くなり目立ってしまった
フォトフェイシャルを照射することによって、肌内部にあるメラニンが肌表面へと浮かびあがります。
このため、今まで見えていなかったシミも肌表面へ近くなる分、照射前よりも目に見えるシミが多く、濃くなったと感じることがあるのです。
同時に、照射部分へカサブタができて目立つことも。
ほぼダウンタイムがないと聞き、大事な予定の直前にフォトフェイシャルを照射した方は「キレイな肌で当日を迎えるはずが、逆に目立ってしまった…」と後悔しているようです。
一時的に濃くなったシミは、照射を繰り返すことやターンオーバーにより最終的には排出されて薄くなっていきます。
カサブタができたとしても数日〜1週間程度で剥がれて目立たなくなりますが、フォトフェイシャルの施術後すぐに予定がある方は、照射のタイミングに注意が必要です。
フォトフェイシャルの後悔④火傷や水ぶくれができた
ごく稀な症状ではありますが、フォトフェイシャルによって火傷・水ぶくれができることがあります。
特に日焼けした肌や、高用量ステロイド内服中、糖尿病、光過敏症の方などは、強い出力で照射しなくても肌トラブルが生じるリスクが高いといわれています。
水ぶくれが破れることで炎症後色素沈着につながるおそれもあり、「綺麗になるはずが肌トラブルだらけになってしまった…」と後悔する事態になりかねません。
治療中の病気や服用中の薬がある方は、事前に担当医とよく相談してください。
やめたほうがいい? フォトフェイシャルで後悔しやすい人の特徴
肝斑がある人はフォトフェイシャルで後悔しやすい
シミだと思っていたものが、実は肝斑だったという場合があります。
フォトフェイシャルの「肝斑モード」を使用することで肝斑の治療が可能といわれていますが、通常モードで肝斑への照射を継続すると、かえって症状が悪化してしまうのです。
また、肌表面ではなく肌内部に潜んでいる「隠れ肝斑」もあるため、肝斑がある方はフォトフェイシャルによって「シミが濃くなった…」という後悔につながりやすいといえるでしょう。
アトピーやアレルギーなどで炎症している肌へのフォトフェイシャルは後悔しやすい
炎症を伴うアトピーやアレルギー症状が出ている人は、医師の診断によりフォトフェイシャルを避けるよう指示が出ることが多く、場合によっては皮膚炎の治療を優先するようにすすめられることもあります。
「フォトフェイシャルは肌へのダメージが少ないはず!」と自己判断で無理に照射を希望すると炎症が強まり、症状が悪化して後悔した、という方もいるようです。
まずはかかりつけの皮膚科で医師にしっかりと肌状態を診察してもらい、フォトフェイシャルを受けても問題が生じないか、事前にきちんと相談するようにしてくださいね。
フォトフェイシャルの後悔まとめ
フォトフェイシャルは美容初心者も受けやすい美肌治療の代表格。
光エネルギーを使用する穏やかな治療のため、比較的失敗が少なく、肌が綺麗になったと実感しやすいメニューです。
しかし
- 事前にきちんと説明を受けなかった
- 一人ひとりの肌に合った正しい出力で照射できる医療機関で受けなかった
- 自分の体調や肌トラブルを無視してフォトフェイシャルを照射した
などの原因により、後悔が残る結果となった方もいます。
フォトフェイシャルで後悔しないためには、施術前の丁寧なカウンセリング・診察はもちろん、施術後に何かあった際にアフターケアしてもらえるクリニックを見つけることが大切です。
フォトフェイシャルが人気だから、安いクリニックを見つけたからと安易に飛びつかず、フォトフェイシャルの効果と注意事項を正しく理解して、後悔しない施術を受けてくださいね。
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