美肌・美白

光治療の中でも人気が高い、ルメッカとフォトフェイシャル。
どちらもシミやそばかすなど、さまざまな肌トラブルに対応できる治療です。

しかし、「どんな違いがあるのか知りたい」「自分にはどちらが合うのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ルメッカとフォトフェイシャルの違いや、シミにはどちらが良いのか、光治療を受ける際の注意点を解説します。どちらを受けようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

美白,美容医療

ルメッカとフォトフェイシャルは同じ光治療(IPL)

光(IPL)治療とは、肌にカメラのフラッシュのような光を照射することで、肌の複合的な悩みにアプローチし、さまざまな美肌効果が期待できる治療です。

なかでも、最も効果が期待される症状はシミ・そばかすの改善といわれています。

レーザーでのシミ取りとは違って、照射後かさぶたになることがなく、絆創膏などで保護する必要もないため、より手軽なシミやそばかす治療として人気です。

表皮層への効果

【シミ・そばかす・くすみの軽減・赤ら顔の改善】

フォトフェイシャルの光が黒色(メラニン色素)や赤色(ヘモグロビン)に吸収されて熱を発生することで、シミやそばかす、赤ら顔といった肌の色ムラが原因の肌トラブルを改善へと導きます。

また、光の温熱作用によって肌細胞が活性化し、ターンオーバーが正常化されるため、くすみが解消され、キメの整った透明感のある美肌になれるといわれています。

真皮層への効果

【小じわ・たるみ・毛穴の改善】

照射した光が真皮層にまで熱作用を与えることで、線維芽細胞が活性化し、コラーゲン・エラスチンなどの増生が促進されるといわれています。

結果として、肌の内側からハリや弾力がよみがえり、小じわの改善や毛穴の引き締めといった効果も期待できるのです。

引用:https://biyouhifuko.com/column/4903/

ルメッカとフォトフェイシャルの特徴の違い

症例カタログシミ編

ルメッカとフォトフェイシャルは、シミやそばかすなどの肌トラブルに効果的な光治療です。

ルメッカは短波長の光を使用し、薄いシミや肌のハリに効果が期待でき、少ない回数で結果が期待できます。

一方フォトフェイシャルは、シミや赤ら顔などにも対応できるフィルター付きで様々な肌の悩みにアプローチできますが、効果を実感するためにはルメッカより多くの回数が必要です。

ルメッカとフォトフェイシャルの違いをまとめた表は以下の通りです。

ルメッカ

フォトフェイシャル

特徴

・複合波長のためハリ感を与える
・薄いシミにも効果が期待できる

・フィルターを使い分けることでシミや毛穴など幅広いお悩みに細かくアプローチ可能
・色黒肌にも照射できる

波長

500〜600nmの波長が多い

・フィルターを付け替えて波長を変える
・M22…560〜695nm
・ステラM22…515〜695nm

製造元

InMode社(イスラエル)

ルミナス・ビー・ジャパン株式会社(アメリカ)

ここからはルメッカとフォトフェイシャルの違いについて、さらに詳しく解説していきます。

ルメッカの特徴

ルメッカは、イスラエルのInMode社が製造し、アメリカFDAに認可された先進的な光治療マシンです。1〜3回という少ない回数の治療でも効果実感が期待できます。

ルメッカの波長は1種類ではなく複合波長なので、さまざまな肌トラブルにアプローチできます。例えば、シミだけでなく、お肌のハリを出し、それにより毛穴が目立ちにくくなる、という効果が期待できるのです。

ルメッカの波長の中で約40%を占めるのが、短波長の光線(500〜600nm)です。この波長はメラニンに働きかける特徴があるため、シミが気になる方に特に向いています。

通常、出力パワーが高い照射は火傷のリスクがありますが、ルメッカは冷却システムが搭載されているため、クーリングしながら治療します。そのため、施術時の痛みは輪ゴムで弾かれる程度とされており、痛みに弱い方や肌の若返りを望む方にも特におすすめです。

フォトフェイシャルの特徴

フォトフェイシャルは、日本のルミナス・ビー・ジャパン株式会社が扱っているアメリカ製の光治療機です。

肌の複合的な悩みにアプローチし、さまざまな美肌効果が期待できます。なかでも、最も効果が期待される症状はシミ・そばかすの改善といわれています。 レーザーでのシミ取りとは違い、照射後かさぶたになることがなく、絆創膏などで保護する必要もないため、より手軽なシミやそばかす治療として人気です。

主な種類にはM22とステラM22があり、ステラM22はM22の進化版です。これらの機械には、赤ら顔やニキビなど特定の肌悩みに合わせた複数のフィルターが付いており、肌の状態に応じて最適な治療を行うことができます。 また、色黒肌にも適したフィルターがあり治療を受けることが可能です。

引用:https://biyouhifuko.com/column/4903/

ルメッカとフォトフェイシャルが対応できる肌悩みの違い

ここからは、ルメッカとフォトフェイシャルがアプローチできる肌悩みの違いを解説します。

ルメッカ

フォトフェイシャル

肌悩み

・シミ
・薄めのシミ
・くすみ
・そばかす
・シミの予防
・赤ら顔
・毛穴の開き
・ハリ不足

・シミ
・肝斑
・くすみ
・赤ら顔
・毛穴の開き
・ニキビの色素沈着
・ニキビ跡
・小ジワ

それぞれ詳しく解説していきます。

ルメッカが対応できる肌悩み

ルメッカは以下のような肌悩みに特に向いています。

・シミ
・薄めのシミ
・くすみ
・そばかす
・シミの予防
・赤ら顔
・毛穴の開き
・ハリ不足

ルメッカの特徴はメラニンに働きかける短波長の光線です。そのため、他の治療では反応しない薄めのシミが気になる方にも向いています。

また、シミだけでなく、強力な光エネルギーを照射することで、コラーゲン生成を促し、肌のハリ感や潤いを向上させます。そのため、肌のハリ不足が気になる方にも適している治療です。

フォトフェイシャルが対応できる肌悩み

フォトフェイシャルは以下のような肌悩みに特に向いています。

シミ
肝斑
くすみ
赤ら顔
毛穴の開き
ニキビの色素沈着
ニキビ跡
小ジワ

フォトフェイシャルはフィルターを使い分けることで、上記のような多様な肌の問題に対応が可能です。光による熱作用により、小ジワなどの美肌効果も見込めます。

人気のフォトフェイシャル機器3選はこちらの記事で詳しく紹介しています。フォトフェイシャルが気になる方はぜひお読みください。

フォトフェイシャル治療が受けられる全国の美容クリニック一覧

ルメッカとフォトフェイシャルの効果を実感できる回数

施術を受ける回数の目安は、以下の通りです。

ルメッカ

フォトフェイシャル

回数の目安

2〜3回

3〜6回

ルメッカは少ない回数でも効果を実感しやすいため、2〜3回が目安とされています。それに対しフォトフェイシャルは、3〜6回程度継続して照射すると効果的です。

ただし、効果を実感できる回数には個人差が大きく、初回でもシミやそばかすが薄くなる方もいます。理想とする肌になるまでに必要な回数を医師に相談し、治療計画の提案を受けることが大切です。

ルメッカとフォトフェイシャルの痛みやダウンタイムの違い

ルメッカもフォトフェイシャルも、ダウンタイムはほとんどありません。施術後、照射直後は赤み、火照り、腫れ等がみられますが、時間の経過とともに、数日で落ち着いてきます。

特にルメッカは冷却システムが搭載されているため、クーリングしながら治療します。そのため、痛みやダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。

ルメッカとフォトフェイシャルが受けられない人

以下に当てはまる場合は光治療を受けられないことがあります。

・妊娠中、授乳中の方
・糖尿病、アルコール中毒の方
・てんかん発作の既往歴がある方
・日焼けをしている、日焼けをする予定がある方

ただし、症状によって個人差があるため、治療を受ける前に医師に相談するようにしましょう。

引用:https://biyouhifuko.com/column/4903/

シミにはルメッカとフォトフェイシャルどっちがいい?

どちらの施術も光治療の施術で肌状態や部位により個人差はありますが、シミに対しては、ルメッカが効果的といえます。

なぜならルメッカの波長の多くは短波長の光線(500〜600nm)のため、メラニンに働きかける特徴があるからです。そのため、濃いシミだけでなく、他の光治療では反応しにくかった薄いシミが気になる方にも向いています。また、まだ表に出てきていないシミの予防にも、ルメッカが適しているといえます。

「自分にはどちらの治療があっているか知りたい」「肝斑があるかどうかわからない」という場合は、医師によるカウンセリングを受けましょう。

適切な治療法を選ぶためには、専門知識を持つ医師からのアドバイスが不可欠です。治療法について悩んだら、カウンセリングを受けて最適な治療法を見つけていきましょう。

ルメッカやフォトフェイシャルを受けるときの注意点

肝斑,紫外線,悪化,改善,対策

ここからは、ルメッカとフォトフェイシャルを受ける際の注意点を解説します。トラブルを未然に防ぐためにも、あらかじめ注意点を押さえておきましょう。

肝斑に照射すると悪化するリスクがある

肝斑は頬や額に左右対称にぼんやりとできるシミです。光治療は肝斑に刺激を与え、場合によっては状態を悪化させる可能性があります

照射すると色素沈着が増えたり、皮膚が白くなったりする(白斑化)ことがあるため注意が必要です。 そのため、光治療を選ぶ際には、肝斑を考慮したうえで慎重に選びましょう。

日焼け肌や色黒肌は治療できない可能性がある

一部の光治療では、日焼けをした肌や色黒肌には、安全性の観点から光治療が受けられない場合があります。

日焼けをしている方や色黒肌の方は、フォトフェイシャルM22やステラM22のような、自分の肌タイプに対応可能な治療法を選びましょう。

施術後は日焼けしないようにする

ルメッカの施術後は、肌が紫外線の影響を受けやすくなるため、しっかりと紫外線対策をする必要があります。

治療後の肌は、通常よりも紫外線に敏感になっています。少量の日光でも影響を受けやすいため注意が必要です。

外出する場合は、日焼け止めを塗ることが欠かせません。1日中外出するときは日焼け止めを2〜3時間ごとに塗り直すと効果が持続しやすくなります。また、帽子やサングラスなどを着用して、直接的な日光を避けることも効果的です。光治療後の肌をさらにダメージさせないよう、紫外線対策は忘れずに行いましょう。

ルメッカとフォトフェイシャルの違いを知って最適な選択をしよう

ルメッカとフォトフェイシャルは、シミやそばかすなどの肌トラブルに効果的な光治療です。

ルメッカは短波長の光を使用し、薄いシミや肌のハリに効果が期待でき、少ない回数で結果が期待できます。

フォトフェイシャルは、シミや赤ら顔などにも対応できるフィルター付きで、様々な肌の悩みにアプローチできますが、効果を実感するためにはより多くの回数が必要です。

どちらが自分に適しているかは、医師のカウンセリングを受けて決定するようにしましょう。未来の肌のために、ぜひ治療を前向きに検討してみてください。

 

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