ライムライトとは?
アメリカのキュテラ社が日本人の肌質や肌色を考え、日本人医師と共同開発された光治療(IPL)機器です。
日本人の幅広い色調の肌に合わせ、波長を細かくコントロールすることでメラニン 色素や赤みの原因であるヘモグロビンへの反応を調整し、シミや赤ら顔、ニキビ跡や傷跡の色素沈着へのアプローチが期待できます。
また、日本人に多く治療の難しい「薄いシミ」の治療に対しても高い効果を発揮する機器です。
引用:https://biyouhifuko.com/column/10323/
ライムライトの特長
痛みが少なめ
ライムライトは、「フォトフェイシャル」や「フォトRF」と比べて痛みが少ない治療法とされています。
痛みを感じることがあっても、輪ゴムで軽く弾かれたような感じで、麻酔が必要なほどではありません。治療中は痛みを確認しながら進めるので、安心して治療を受けられます。
日本人の肌に合わせて開発した光治療器
ライムライト光治療は、日本人の肌に合わせて作られた特別な治療器です。
以前の治療器は主に白人の肌向けに開発されていたので、日本人の肌には効果が出にくかったり、肌を傷つけやすかったりすることがありました。
しかし、ライムライトは日本人の肌の色や質に合わせて設計されているため、効果が実感しやすく、トラブルのリスクが少なく使用できます。
ライムライトに期待できる効果
シミやそばかすくすみ
ライムライトのIPL(Intense Pulsed Lightの略)という光は、メラニンに反応する特徴があります。
光エネルギーが肌表面に蓄積したメラニン色素を破壊して徐々に薄くなります。
赤ら顔
赤ら顔や毛細血管拡張症にもライムライトは適しています。
毛細血管の拡張によって起こる場合、光エネルギーがヘモグロビンの赤い色素に反応して血管に作用し、拡張した血管が縮小して改善されます。
ハリ・キメ
光の熱作用が線維芽細胞を刺激することによって、コラーゲンの増生が促進され、肌のハリや肌質を改善します。
そのほか色ムラ、毛穴、弾力の低下など、さまざまな肌の悩みに対応し、肌質に応じた効果が期待できます。
ライムライトはこんな方におすすめ
ライムライトは以下のようなお悩みが気になる方におすすめです。
- シミやそばかすが気になる方
- 小ジワやニキビ跡を改善したい方
- 毛細血管拡張による赤ら顔が気になる方
ライムライトの施術回数や施術間隔
ライムライトの施術回数や施術間隔の目安は以下の通りです。
- 施術回数…5回~6回
- 施術間隔…3週~4週
ただし、肌状態や目指す仕上がりにより個人差は大きいため、あくまで目安として参考にしてみてください。
ライムライトのダウンタイムは?
ライムライトのダウンタイムは、施術後に一時的な赤みや腫れが生じることがあり、期間は一般的に約3〜4日程度とされています。
ただし、施術後は日常生活に制限はなく、通常の生活を送ることができます。
医師とのカウンセリングを受けることで、個々の症例に応じたダウンタイムやアフターケアについて詳細な指示を受けることが重要です。
ライムライトの金額の目安
ライムライトはクリニックにより料金が異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
¥6,000~¥135,000
※初回割引価格が設定されているクリニックがあります。
※継続することでより高い効果が期待できるため、コース料金が設定されているクリニックもあります。
ライムライトの治療の流れ
ライムライトの施術は基本的に以下の流れで行います。
1.カウンセリング
医師が患者様と話をして、肌の状態に合わせた最適な治療方法を選びます。わからないことや心配なことがあれば、遠慮なく質問しましょう。
2.照射
ライムライトを顔全体に照射します。約15〜20分かかります。
3.ふき取り、アフターケア
照射後、消毒剤で肌をきれいに拭き取ります。治療後は普段どおりメイクをして帰宅できます。
治療後、肌は紫外線の影響を受けやすくなります。しっかりと日焼け対策をしてください。
治療後は特に日焼け対策と保湿をしっかり行いましょう。
また、治療後数日でシミが薄くなり、かさぶたになる可能性があります。最初はシミが濃くなったように見えますが、時間とともにかさぶたが自然に剥がれ、シミは目立たなくなります。かさぶたは自然に剥がれるのを待ち、無理に剥がしたり、擦ったりしないようにしましょう。
ライムライトに関するよくある質問
ライムライトは肝斑にも対応できる?
ライムライトは、肝斑に合わせて照射モードを変えることができます。
そのため、やさしい設定を使うことで、肝斑にも対応可能です。顔全体のトーンアップ効果も得られます。
ライムライトは1回だけでも効果を実感できる?
ライムライトは治療1回だけでも肌が明るくなったり、肌にハリが出たりする効果を実感することが多いです。
ただし、個人差が大きいため、効果実感の程度は人により異なります。
ライムライトの効果は持続する?
ライムライトの美肌効果は続きますが、肌を綺麗に保つためには定期的な治療が必要です。改善後も、定期的に治療を受けることをお勧めします。
ライムライトが適さないシミはある?
肌の深いところにある灰色がかったシミ「後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)」は、ライムライトでは効果がありません。
また、ホクロや生まれつきのアザ、盛り上がったイボにもライムライトは適していないため、他の治療法を検討しましょう。
ライムライトの施術が受けられない人はいる?
ライムライト光治療を受けることができない人は以下の通りです。
- 妊娠している
- 皮膚がんの治療を受けている
- 皮膚に炎症がある
- 顔に金属(金の糸など)が埋め込まれている
- 光アレルギーや紫外線アレルギーがある
- 強い日焼け直後
ただし、ニキビやアトピーがあっても治療が禁止されているわけではありません。持病がある場合など、不明点や心配事があれば、カウンセリング時に相談しましょう。
ライムライトを受けて後悔する可能性はある?
ライムライトを含む医療用レーザーは、肌に色素沈着が起こるリスクがあり、これが後悔の原因になる可能性があります。
ただし、医師による判断のもと、患者さん一人ひとりに合った設定で行えば後悔を未然に防ぐことは可能です。後悔しないよう、あらかじめカウンセリングでしっかりと説明を受け、肌状態に合わせた治療を受けましょう。
日本人の肌に合わせて開発されたライムライト
ライムライトは日本人の肌質に合わせて開発された光治療器で、シミや赤ら顔などに効果が期待できます。施術時の痛みが少なく、日本人の幅広い肌色に対応できるように波長を細かく調整できる治療法です。
シミ、くすみ、ハリ不足にお悩みの方でセルフケアで限界を感じたら、ぜひライムライト治療を検討してみてください。