その他

「小陰唇の色が黒いかも」「デリケートゾーンの黒ずみ、パートナーにどう思われているだろう……」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

小陰唇は、外部からの刺激やホルモンの影響が原因で黒ずみやすい部分です。

黒ずみやすいと分かってはいても「デリケートゾーンの色が人より黒いのではないか」と悩んでしまうもの。

この記事では小陰唇が黒ずむ原因と日頃から意識すべき対策方法、黒ずみを改善するために美容クリニックで受けられる施術を紹介します。

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小陰唇の黒ずみが気になる理由

デリケートゾーンは人と比べることが難しく、親しい仲でも悩みを相談しづらいのではないでしょうか。

なぜ小陰唇の黒ずみが気になるのか理由を紹介します。

見た目へのコンプレックス

小陰唇は個人差が大きく黒ずみや肥大化しやすい部位です。

小陰唇の見た目がコンプレックスとなり、自信を持てない方もいます。

デリケートゾーンの黒ずみの原因は外部からの刺激や老化、ホルモンバランスの変化などさまざまです。

デリケートな話題なので人に相談しづらく、コンプレックスが大きくなる原因にもなります。

性生活への支障

「小陰唇が黒いのは経験人数が多いから」という話をSNSなどで目にしたことがあるかもしれません。

科学的根拠はなく都市伝説のようなものですが、小陰唇の黒ずみを恥ずかしく感じてしまい性生活を楽しめなくなる一因になることがあります。

小陰唇の黒ずみの原因

小陰唇が黒ずむ原因は以下の7つです。

・外部からの刺激
・ターンオーバーの乱れ
・ホルモンバランスの乱れ
・ショーツによる締め付け
・生理用ナプキンによるかぶれ
・VIOの自己処理
・遺伝

具体的な原因をそれぞれ解説します。

外部からの刺激

小陰唇が黒く見えるのは、皮膚の基底層に存在するメラノサイトの働きが原因です。

メラノサイトはメラニン色素を作る働きを持っています。

メラニン色素は、陰毛との摩擦やトイレットペーパーが擦れることが刺激となり増加します。

メラニン色素は黒っぽく見えるため、皮膚が黒ずんでいるように見えるのです。

ターンオーバーの乱れ

新しい皮膚が生まれ、古くなった皮膚がはがれ落ちるサイクルをターンオーバーといいます。

ターンオーバーが遅くなるとメラニンの排出がうまくいかず、色素沈着の原因になるのです。

ターンオーバーが乱れる原因はストレスによる免疫機能の低下や、加齢による肌の機能の低下が考えられます。

ホルモンバランスの乱れ

妊娠中は女性ホルモンの一種であるプロゲステロンの分泌が活発になります。

プロゲステロンにはメラニン色素を作るメラノサイトを刺激する働きがあり、小陰唇や乳頭、乳輪の色が濃くなる原因の一つです。

出産後にはプロゲステロンの影響は少しずつなくなりますが、黒ずみが残ってしまうことがあります。

ショーツによる締め付け

ショーツと小陰唇が擦れることで起こる摩擦はメラニン色素を生成させる一因となります。

ショーツによる締め付けで小陰唇が長時間刺激を受けると、黒ずみの原因であるメラニン色素が過剰に生成されます。

過剰に生成されたメラニン色素が、ターンオーバーがうまくいかずに排出されないまま滞ってしまい小陰唇が黒ずんでいくのです。

生理用ナプキンによるかぶれ

生理中ナプキンを長時間つけたままにしていると蒸れや擦れによる刺激が原因で炎症が起こりやすくなります。

刺激によって起きた炎症がメラニン色素の過剰な産生を招き、小陰唇が黒ずむ原因になるのです。

VIOの自己処理

VIOの毛を自己処理する場合、カミソリや脱毛器具の刺激によってメラニン色素が作られ黒ずみの原因になります。

カミソリや脱毛器具を使用する際は、なるべく刺激しないように注意しましょう。

遺伝

日本人はメラニン色素の保有量が多く、デリケートゾーンが黒ずみやすい特徴を持っています。

メラニンが蓄積しやすい体質など遺伝の影響も関係しています。

小陰唇の黒ずみ対策

黒ずみの原因であるメラニンの生成を抑えるための対策を5つ紹介します。

刺激を与えない

小陰唇に刺激を与えることで、黒ずみの原因であるメラニン色素が過剰に生成されます。

排尿後はトイレットペーパーで強く擦るのではなく優しく押さえるようにしましょう。

VIOの頻繁な自己処理は、小陰唇への刺激となりメラニン色素を生成する原因になります。

デリケートゾーンの毛が気になる方は医療脱毛を検討するとよいでしょう。

医療脱毛は自己処理と比べて短期間で脱毛を完了できます。

自己処理による刺激を減らすだけでなく、陰毛と小陰唇の擦れを防ぐことでメラニン色素の生成を抑えられるのです。

締め付けの強い下着を避ける

締め付けが強い下着の着用によって肌との摩擦が生じ、黒ずみの原因になります。

ショーツを選ぶ際は食い込まない適切なサイズを選ぶようにしましょう。

デリケートゾーン専用のソープや石鹸を使う

デリケートゾーンの皮膚は刺激に弱いため専用のソープを使うようにしましょう。

泡をたっぷりと作り優しく抑えるように洗うことで摩擦や刺激を抑えられます。

デリケートゾーン専用アイテムでのケア

専用の美容液を使ってデリケートゾーンのケアをしましょう。

デリケートゾーンは皮膚が非常に敏感な部位です。

保湿ケアによってバリア機能が高まり、炎症が起きにくくなります。

炎症を予防することが、黒ずみの予防につながるのです。

美容クリニックでの施術

黒ずみの予防はできますが、一度黒ずんだ小陰唇の色を薄くするには自力では限界があります。

小陰唇の黒ずみを改善したい方は美容クリニックでの施術を検討してみましょう。

小陰唇の黒ずみ治療

美容クリニックで受けられる小陰唇の黒ずみ治療を紹介します。

レーザー治療

レーザーによって小陰唇の黒ずみを改善する治療です。

黒ずみの度合いによって個人差はありますが、何回か継続して施術を受ける必要があります。

ピーリング

薬剤を塗布するケミカルピーリングによる治療法です。

酸の働きによって古い角質を除去し、新陳代謝の向上を促すことで黒ずみを改善します。

小陰唇縮小術

小陰唇が大きいと下着に擦れる回数が多くなり、黒ずみが起こりやすい原因となります。

小陰唇縮小術は黒ずみが気になる小陰唇を切除し、根本的に黒ずみを解消する施術です。

小陰唇の黒ずみだけでなく大きさが気になる方は、小陰唇縮小術を検討するとよいでしょう。

外用剤によるホームケア

メラニンの産生を抑制する効果があるハイドロキノンや、メラニンの排出促進効果があるトレチノインを使って黒ずみを治療する方法です。

ハイドロキノンやトレチノインは効果が高い反面、刺激が強いため医師による診療と処方が必要です。

小陰唇の黒ずみ治療を受けるクリニックを選ぶポイント

小陰唇の黒ずみ治療を受ける際は以下のポイントを抑えてクリニックを選びましょう。

・医師の経歴や症例をチェックする
・カウンセリングで疑問点を解消する

それぞれ解説します。

医師の経歴や症例をチェックする

小陰唇の黒ずみ治療を受ける際は、医師の経歴や症例を確認しましょう。

施術に使用する機器の認定医を持っている医師を選ぶのもポイントです。

カウンセリングで疑問点を解消する

小陰唇の黒ずみは話しづらい悩みのため、医師にも伝えるのが難しいかもしれません。

しかし、自分が希望する仕上がりや施術に関する疑問点についてカウンセリングでしっかりと伝えることが重要です。

男性医師による施術に抵抗がある方は、女性医師が在籍するクリニックを選びカウンセリングの際に希望を伝えましょう。

施術後の保証内容についてもカウンセリングの際に必ず確認してください。

小陰唇の黒ずみ治療に関するよくある質問

小陰唇の黒ずみ治療に関するよくある質問を4つ紹介します。

レーザー治療は何回必要?

レーザー治療の推奨回数はクリニックによって異なります。

必要な治療回数は小陰唇の色味や希望する仕上がり具合によっても変わるためカウンセリングの際、医師への確認が大切です。

性交渉はいつからできる?

小陰唇の黒ずみ治療後、性交渉が可能な時期は施術内容とクリニックによって異なります。

性交渉ができるようになる時期の目安は以下の通りです。

・レーザー治療:3日
・ピーリング:2週間
・小陰唇縮小術:1か月

カウンセリングの際、必ず医師に確認しましょう。

施術後のアフターケアは必要?

施術のアフターケアは以下の通りです。

・レーザー治療:保湿剤を使用
・ピーリング:保湿剤を使用
・小陰唇縮小術:患部を清潔に保ち、抗生剤や腫れ止めなどの処方薬を服用

小陰唇縮小術は切開を伴う手術のため、ダウンタイム中は出血する可能性があります。

必要に応じて医師から処方された抗生剤や腫れ止めを服用してください。

生理中の施術はできる?

以下の理由から生理中の施術を断るクリニックがあります。

・レーザー治療、ピーリング:生理中は肌が敏感になっているため
・小陰唇縮小術:術後の経過をみる際、経血か手術による出血か判断しにくいため

クリニックによって考え方が異なるため、カウンセリングで確認しましょう。

まとめ

小陰唇の黒ずみにはさまざまな原因があります。

黒ずみを改善するためにはクリニックでの施術が必要です。

デリケートゾーンの色が気になる方は、美容クリニックでのカウンセリングを検討してみてください。

カウンセリングを受ける際には医師の経歴や症例を確認し、自分に合ったクリニックを選びましょう。

小陰唇の黒ずみ治療と一緒にVIOの脱毛を検討している方は、こちらの記事を参考にしてください。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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