医療脱毛

近年ではハイジニーナ(無毛)といってデリケートゾーンの毛を全て脱毛する女性も増えています。海外ではポピュラーとされるハイジニーナは、すべての毛を処理することにより通気性の確保や生理中のかぶれや蒸れの防止にも役立つとされています。他にも、Vラインについては、いくつかのデザインから好みのものを選んで脱毛できます。例えば、逆三角形・小判型(オーバル)・ハート型・スクエア・I型などが挙げられます。VIOラインの脱毛方法や値段、デザイン案などについてご紹介します。

VIO脱毛 基本知識

VIOは、デリケートゾーンの脱毛部位として使われている表現です。Vラインとはビキニラインと呼ばれる両足の付け根付近の部位IラインはVラインよりさらに内側の陰部両側から肛門へかけての部位Oラインは、粘膜以外の肛門周辺をさします。

近年ではハイジニーナ(無毛)といってデリケートゾーンの毛を全て脱毛する女性も増えています。海外ではポピュラーとされるハイジニーナは、すべての毛を処理することにより通気性の確保や生理中のかぶれや蒸れの防止にも役立つとされています。

今回は、VIO脱毛の基本、光脱毛や医療脱毛など脱毛方法の違い、効果や費用について解説します!
医療脱毛全般の知識について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

医療脱毛の治療が受けられる東京都内の美容クリニック一覧

VIO脱毛の基礎知識を学んでみましょう!

VIO脱毛の基礎知識を学んでみましょう!

VIO脱毛が選ばれている理由

脱毛を行う理由に一番に多いのは、水着や浅めの下着の着用の際に毛がはみ出ないようにする、または、セックスライフ向上のためにVIOの処理を行うという美容を目的とした脱毛です。これは多くの女性がセルフケアで行っていたものの、肌荒れや手間などから解放されたいという理由で医療レーザー脱毛を始めるきっかけとなっています。

続いて多い理由が、生理中の経血の付着を防ぐ目的・かぶれなどの防止・衛生面に配慮して行う脱毛です。
近年では介護されるときに備えて行う「介護脱毛」というワードも話題になっており、40〜50代の女性の間で密かなブームとなっています。介護を受ける際の陰部の処理に伴う介護者の負担の軽減やおむつ等のかぶれ防止・雑菌の繁殖防止などが目的で、アンダーヘアが白髪になる前に将来の準備を目的として行われます。特に45歳以上の女性からの関心が高いようで、今後この「介護脱毛」の需要は年々増えていくと言われています。

医療レーザーによるVIO脱毛のメリット・デメリット

では実際に医療レーザーによるVIO脱毛のメリット・デメリットについて考えてみましょう。

メリット

  • 生理中の経血の付着がなくなり、ニオイなども軽減する
  • 水着の際に毎回セルフケアをする必要がなくなる
  • 自己処理による色素沈着や埋没毛などのトラブルを回避できる
  • おしゃれな下着を楽しめる
  • 通気性がよくなることで蒸れやかぶれなどを予防できる
  • 自分の好きな形に毛を残すことができる
  • セックスライフが向上する
  • 将来介護が必要になった際に衛生的

デメリット

  • 施術の際、局部を見られるのが恥ずかしい
  • 費用が高い
  • 定期的に5〜6回通う必要がある
  • VIOは毛根が深くにあるため、痛みが強い
  • 温泉などが気恥ずかしい
  • 元に戻すことは不可能

以上のようなメリット・デメリットが考えられます。

ただ、デメリットに関しては施術の時に感じる一時的なことが多く、一度施術が終わってしまえばほとんどデメリットはないと言えるでしょう。
また、痛みに関しては医療レーザー脱毛ではほとんどのクリニックでクリーム麻酔などのオプションを付けることが可能ですので、痛みに弱い方は事前に相談することをおすすめします。

どんな形にすればいい?

 

どんな形にすればいい?

VIO脱毛の場合、基本的にIラインOラインは全脱毛ですが、Vラインの形は自分の好みに整えることが可能です。

「デザインの基本となるのはVライン」最もポピュラーなデザインは「逆三角形」の形で、例えば普段着用している下着からはみ出さないよう小さくしたナチュラルな形です。もっとも違和感なく自然な仕上がりを求める場合に適したデザインです。逆三角形の応用編で更に小さくした「ミニ逆三角形」もナチュラルな仕上がりでローライズの下着や水着を着用するという方にもおすすめです。

もう少し優しいフェミニンな印象を求める場合は「小判型(オーバル)やハート型」も人気です。整えている感じはあるけれど、露骨な印象を感じる事なくカワイイ印象に仕上がります。

すっきりとした印象を求めるなら「スクエア・I型」などの四角・長方形、見た目の印象をすっきりさせるだけでなく、毛量が抑えられることにより蒸れ防止にも役立ちます。

VIO脱毛 サロンと医療の違いとは?

VIO脱毛 サロンと医療の違いとは?

VIO脱毛とネットで検索するとエステや脱毛サロンか医療レーザー脱毛が検索結果として上がってきます。ではサロンと医療では何が違うのでしょうか?

光脱毛(エステ脱毛)

エステサロンや脱毛サロンと呼ばれるサロンで行われる脱毛が光脱毛です。フラッシュ脱毛と呼ばれることもあり脱毛としては比較的安価で痛みが少ない脱毛です。

しかしVIOの毛は毛根が深く太いため、光脱毛では効果が得づらいことがあります。その理由は医療レーザーとは異なり、機械の出力レベルが低いからです。そもそもエステでの脱毛は永久脱毛ではないという前提があります。毛根を破壊するほどの施術は医療行為として定められているため、エステや脱毛サロンでは永久脱毛は行えません。毛量が減ることはありますが、サロン脱毛の目的が永久脱毛ではないということを理解しておく必要があるでしょう。
また、リスクの一つとして肌トラブルの見舞われた際、医師が施術を行うわけではないため対処できないと言うことがあげられます。

医療レーザー脱毛

美容クリニックにて施術を受けることができるのが医療レーザー脱毛です。有資格者=医師や看護師が施術を行うため、レーザー脱毛器の出力は光脱毛に比べて高く、一度毛根を破壊すれば永久に生えてこない永久脱毛が可能です。短期間で効果を実感することが出来ますが、痛みを伴うというデメリットもあります。
ただ、近年、蓄熱式の脱毛レーザーが登場したことで、従来のレーザー脱毛器よりも少ない痛みで治療ができるとも言われています。

VIO脱毛は医療がいい理由とは?

VIO脱毛は医療がいい理由とは?

脱毛に最適なパワーで照射できるから効果が確実

脱毛を受ける人の肌や毛の状態は人それぞれ、毛が太い人も居れば細い人も居るし、肌か黒い人に白い人、本当にさまざまですね。

医療レーザー脱毛の場合は、医師や看護師が肌や毛の状態を見極めながら施術が進んでいくためその時々に最適なパワーでの施術が行われます。肌トラブルのリスクも少なくでき、VIOの箇所によって調整してくれるため効果的な脱毛が期待できるのです。

トラブルがあっても医師が診てくれるので安心

デリケートゾーンの脱毛だけでなく、脱毛に全くトラブルが起きないとは言い切れません。エステ脱毛の場合は、エステティシャン等が施術を行うため万が一トラブルに見舞われた際、別で病院を受診する必要がありますが、医師や看護師が肌の状態を見ながら施術してくれる医療レーザー脱毛は、万が一トラブルに見舞われた際に早急に対処して貰えるという点でのメリットは大きくあります。

もともと肌トラブルを起こしやすい人や肌が弱いため心配という人も医療脱毛を選ぶべきでしょう。

美容クリニックで受けられるVIO医療レーザー脱毛

美容クリニックで受けられるVIO医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛とひと言にいっても種類はさまざまです。代表的な2つの脱毛器の「痛み」や気になる「費用」について解説していきます。

蓄熱式レーザー

蓄熱式レーザー脱毛は医療脱毛の最大のデメリットである「痛み」を軽減した人気の脱毛方法です。従来の脱毛と異なる点は、熱破壊式が毛根の下にある毛球部を熱で破壊することを目的としているのに対し、毛根の入口付近にある「バルジ領域」を破壊することを目的としているところです。バルジ領域は発毛のスイッチを入れる部分と言われており、ここを破壊することで、毛が生えたり成長すること自体をとめることが出来る術式です。

色に反応する脱毛方式と異なり、皮膚の浅い部分にある「バルジ領域」を破壊すれば良いため出力が弱めでも効果が実感できることから痛みが軽減されています。色に反応するタイプでは施術が難しい色黒肌や色素沈着部位にある毛にも対応しているというメリットがあります。

蓄熱式レーザー脱毛器:メディオスター、ソプラノアイスプラチナム等

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熱破壊式レーザー

従来からある一般的な医療脱毛で「毛の黒色に反応」して、深い部分にある毛根を破壊するという脱毛方法です。この方法が痛みを伴う原因は、毛根だけでなくレーザーを照射した部位の毛全体が熱くなることや皮膚への刺激が加わる事で痛みを感じやすいと言われています。(波長によっても痛みの度合いは異なる)

また、メラニンへの吸収が高い波長(アレキサンドライトレやダイオード)のレーザーでは、日焼け肌や色黒肌、ほくろのある箇所への施術がNGとなっています。蓄熱式と比べると即効性があり、効果の実感が早いのが特徴です。

熱破壊式レーザー脱毛器:ライトシェア、ジェントルレース等

これまで、医療レーザー脱毛を紹介してきましたが、レーザー以外にも永久脱毛が可能な手法として「ニードル脱毛」があります。痛みが強いため、広範囲への施術をおすすめできませんが、1本1本毛穴に針を入れて電気を流すことで脱毛するため、確実な効果が得られます。レーザーで取り切れなかった細い毛などを全て取り切る際に行うと良い施術法となります。

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医療脱毛の費用

医療脱毛の費用は高額なイメージがありますが、実際は平日限定プランであれば29,800円(税別)~というものもあり光脱毛と大差のないプランも登場しています。レーザー脱毛の場合は、脱毛方式によって金額が変わるクリニックは少なく回数や部位・形(ハイジニーナ)によって金額が変わってきます。

VIOの6~8回のセットプランが用意されているクリニックが多いので、まずはカウンセリングから始めてみてはいかがでしょう。

まとめ

VIO脱毛はハードルが高いと思われがちですが、身だしなみの一環として始めている人が多く居ます。効果的だとは分かっているけれど、恥ずかしさや費用で悩んでいるという方はぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?ぜひ自身に適した脱毛方法を知ってキレイなVIOラインを手に入れてくださいね。

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記事監修


山下真理子先生

京都府立医科大学を卒業して、医師に。 大阪市内で美容医療に携わりながら、医療教育にも従事。 コラムの執筆やモデル業の傍ら、17公式ライバーとしてライブ配信も行っている。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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