鼻筋が通っている人の特徴とは?
鼻筋が通っている人の特徴には、以下の2つがあります。
・鼻筋の位置
・鼻筋が通っていると言われる条件
それぞれの特徴を押さえていきましょう。
鼻筋の位置
そもそも鼻筋とは、鼻の付け根から鼻先までのラインのことです。
両眼の間にある鼻根部が高く、鼻の先端部分がシャープだと鼻の形状が美しく見えます。
また、鼻筋が上まぶたと同じ位置から始まっており、鼻筋の横のサイズが目の横幅と同じだと、さらに魅力的な鼻に近づけられます。
鼻筋が通っていると言われる条件
鼻筋が綺麗に一直線に通っていることを、鼻筋が通っていると言います。
鼻が高い人は鼻筋のラインに奥行き・高さ・厚みなどがあって立体的に見えやすいため、鼻筋が通っていると言われやすいでしょう。
鼻筋が通っているかセルフチェックする方法
次に鼻筋が通っているかセルフチェックする方法をご紹介します。
セルフチェック方法は、次のとおりです。
・Eラインをチェックする
・メガネやサングラスをかけてみる
それぞれのセルフチェック方法を見ていきましょう。
Eラインをチェックする
Eラインとは、横から顔を見た際に鼻先と下アゴを直線でつないだラインのことです。
鼻先とアゴ先に人差し指の側面を当てたときに、指に唇が引っ付かなければ、Eラインであると言えます。
唇に指が付いて口元が前方に出ている場合は、鼻筋が通っているイメージではなくなってしまいます。
メガネやサングラスをかけてみる
メガネやサングラスをかけたときに似合わないと感じる場合、鼻筋が通っていない可能性があります。
また、横から見た際にサングラス姿がしっくりこなかったり、かけたメガネの位置がズレてしまったりする場合は鼻が低い可能性があるでしょう。
美しい鼻の条件は?
ここからは、美しい鼻の条件を以下6つ解説します。
自分の鼻に満足や納得がいっておらず、美容施術を検討している方はぜひチェックしておきましょう。
・高さがあり、Eラインが整っている
・鼻筋が通っている
・鼻先の位置が鼻翼より少し下にある
・鼻と唇の横幅の比率が2対3である
・鼻翼がめくれ上がっていない
・忘れ鼻である
高さがあり、Eラインが整っている
鼻の高さがあり、Eラインが整っていると美しい鼻に見えます。
顔を横から見たときに鼻先とアゴをつないでできるラインのことをEラインと言い、横顔の美しさにも直結します。
鼻の先端とアゴをつないだ時に唇が当たらない程度、鼻が高いと美しい形状の鼻だと言えるでしょう。
鼻筋が通っている
美しい鼻の条件の一つとして、鼻筋が一直線に通っていることが挙げられます。
正面から見た時に鼻筋が曲がっておらず一直線だと、洗練されたイメージを与えられます。
また横から見たときに、鼻が一直線になっている、またはカタカナの「ノ」の字型になっている場合も鼻筋が通っていると言えるでしょう。
鼻先の位置が鼻翼より少し下にある
鼻先の位置が小鼻にある「鼻翼」より少し下にあるのも、美しい鼻の条件です。
鼻先が小鼻よりも少し下の位置にあると、鼻の穴が見えないため上品な印象を与えられます。
ただし、鼻先が下すぎると矢印鼻や鉤鼻といった鼻になり横から見たときに鼻の穴が見えてしまうことがあるため、単に鼻先が下にあればいい鼻が綺麗に見えるわけではありません。
鼻と唇の横幅の比率が2対3である
美しい鼻の条件として、左右の小鼻を結んだ直線と唇の横幅の比率が2対3であることが挙げられます。
鼻と唇のバランスが整っていると、爽やかで華やかなイメージを相手に与えられるでしょう。
鼻翼がめくれ上がっていない
鼻翼がめくれ上がっていると、正面や横から顔を見たときに鼻の穴が見えてしまうため、美しい鼻とは言えません。
とくにだんご鼻の人ほど、鼻翼がめくれ上がってしまうケースが多いです。だんご鼻の場合は鼻の先端に厚みや丸みがあるため、正面からは鼻の穴は見えづらいです。しかし、横から見ると鼻の穴が見えるため洗練された印象は与えづらいでしょう。
忘れ鼻である
忘れ鼻であるのも、美しい鼻の条件の一つです。
忘れ鼻とは、鼻は顔の中央にあるにも関わらず、鼻が印象に残らない鼻のことを指します。
忘れ鼻は小鼻が引き締まっており、鼻全体のバランスが整っているのが特徴です。
鼻筋が通っていない人の特徴は?
ここまでは鼻筋が通っている人の特徴をご紹介しました。次に、鼻筋が通っていない人の特徴を詳しくみていきましょう。
鼻筋が通っていないのではなく、鼻が低い
そもそも鼻筋というのは、鼻の付け根部分にあたる鼻根や、付け根から先端までの鼻背にあたる部分が低いことが影響しています。私たちアジア人は欧米人に比べると鼻が低い傾向にあります。これは生まれもった骨格の違いによるもので、欧米人と比較したときに鼻筋がないように見えてしまうのです。
鼻筋がない理由は?
鼻筋がないと思ってしまう理由は、先天的要因とむくみやたるみなどの後天的要因があります。
それぞれの要因を詳しくチェックしていきましょう。
先天的要因
先天的要因として、アジア人である日本人は他の欧米人の骨格とは異なり、鼻の付け根の鼻根や鼻の付け根から先端までの鼻背が低い
傾向にあります。
日本人は高温多湿でも体内に空気を取り込めるよう、鼻腔が発達したことで鼻が低くなり、欧米人と比べると鼻筋が通っていないように見えてしまいます。
後天的要因
後天的要因としては顔にむくみや老廃物が溜まり、鼻の輪郭がハッキリしていないことが挙げられます。
また、老化で生じたたるみによってほうれい線が目立ち、鼻筋が低く見えることがあります。
後天的要因であるむくみやたるみに関して、詳しく見ていきましょう。
むくみ
アルコールや水分を摂取した翌日は、むくみによって顔のラインがぼやけて鼻筋も通っていないように見えてしまうことがあります。
むくみは、水分の摂取過多や寝起き、老廃物の蓄積によって引き起こされます。
これらを解消するには、日頃からマッサージやストレッチを取り入れて、少しずつむくみを軽減させる行為を行いましょう。
加齢に伴うたるみ
加齢に伴うたるみも、鼻筋が通っていないように見える原因の一つです。
老化によって頬がたるむと、鼻の周りの皮膚も下方向に引っ張られて鼻筋がないように見えてしまいます。
また、鼻筋よりもほうれい線が目立っていると鼻筋が目立たないため、鼻の周りがぼやけた印象になってしまいます。
鼻筋が通っていないといわれる鼻の形
次に、鼻筋が通っていないといわれる鼻の形、以下5つをご紹介します。
・にんにく鼻
・ぶた鼻
・あぐら鼻
・だんご鼻
・ゴリラみたいな鼻
にんにく鼻
にんにく鼻は鼻の先端が丸く厚みがあり、小鼻が横に広がっていて丸い鼻を指します。鼻全体が分厚いのが特徴です。
正面から見ると鼻がにんにくのように見えるため、「にんにく鼻」と言われるようになりました。
にんにく鼻の人は、笑顔になると小鼻が横に引っ張られて顔の印象が大きく変わります。
愛嬌のある表情にはなれますが、鼻の印象が強いためコンプレックスだと感じてしまうケースも考えられるでしょう。
ぶた鼻
ぶた鼻は、正面から鼻の穴が見えてぶたの鼻のように見える鼻のことを指します。
ぶた鼻の場合、鼻の先端には厚みや丸みがあることがほとんどです。
鼻の穴が見えるため鼻の印象が強くなり、メイクだけでは隠しづらいのが難点です。
あぐら鼻
あぐら鼻は、鼻の先端に厚みや丸みがなく、小鼻が横に広くて全体的に平坦な鼻の形を指します。
小鼻があぐらをかいたときの膝に似ていることが由来で、「あぐら鼻」と命名されました。
あぐら鼻は正面からも横からも鼻が低く見えやすいため、コンプレックスに感じる人もいるでしょう。
だんご鼻
だんご鼻は、鼻先が丸くて厚みがある鼻です。
可愛らしいイメージではありますが、だんご鼻は幼く見えてしまうことがあり、「劣等感」や「引け目」に感じてしまうことがあります。
また、だんご鼻は鼻の先端に脂肪や老廃物が蓄積している可能性があるため、ダイエットやマッサージで鼻の丸みが軽減される場合があります。
ゴリラみたいな鼻
鼻の高さに関係なく、鼻の穴の形が横に広がっている鼻のことを、ゴリラみたいな鼻と言います。
小鼻が張り出しているため、鼻が押し潰されているように見えてしまうケースがあります。
笑顔になるとさらに鼻の穴が横に広がるため、その表情を引け目に感じる人もいるでしょう。
鼻筋が通っていない人が抱える悩み
鼻筋が通っていない人の特徴を把握したところで、デメリットがあるのか疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは鼻筋が通っていない人が抱える代表的な悩みを、以下3つ解説します。
・メイクに時間がかかる
・メガネやサングラスがずれる
・マスクを外すことに抵抗がある
メイクに時間がかかる
鼻筋が通っていないと、鼻を高く見せるメイクを行うのに時間がかかってしまいます。
鼻を高く見せるには、鼻筋を立体的に見せるために陰影を作ったり、小鼻の広さをぼやかしたりする必要があるため、通常のメイクよりも時間がかかってしまいます。
メガネやサングラスがずれる
鼻が低いと鼻が高い人よりも、メガネやサングラスがずれやすくなってしまいます。
この場合は、鼻パッドを加工して鼻を高く見せられる工夫を行ったり、メガネのずれを防止するアイテムを使ったりすることで解消できます。
しかし、このような工夫には多少の時間とお金がかかり続けるため、ずっと続けるのは苦痛に感じる方もいるかもしれません。
マスクを外すことに抵抗がある
鼻筋が通っていないと、マスクを外すことに抵抗が生じてしまいます。
鼻は顔の中心にあり大部分を占めていること、マスクを外すと鼻のせいで自分の顔に自信がなくなる可能性があるため、マスクが外しにくくなってしまうのです。
鼻筋が通っていないのは生活習慣が原因かも?
鼻筋が通っていないことで生じる悩みを紹介しましたが、それは生活習慣が原因かもしれません。
原因として考えられる生活習慣は以下3つです。
・アルコールや塩分の摂りすぎ
・鼻に強い刺激を与える
・姿勢
アルコールや塩分の摂りすぎ
鼻筋が通っていない原因として考えられる生活習慣として、アルコールや塩分の摂りすぎが挙げられます。
アルコールや塩分の摂取量が多いとむくみが生じて、もともとの鼻よりも低く見える恐れがあります。
また、むくみによって小鼻が横に広がって見えたり、鼻先が丸く見える可能性があるため、アルコールや塩分の摂取過多には注意が必要です。
鼻に強い刺激を与える
鼻を抑えたり、ほじったりする、鼻に強い刺激を与える癖も鼻筋が通っていないように見える要因の一つです。
鼻に強い刺激を与えると、鼻がゆがんでしまう恐れがあります。
そのため、必要なとき以外、鼻には触らないように意識しましょう。
また就寝時にうつ伏せで寝てしまうと無意識に鼻を押しつぶしている可能性があります。
寝るときには、仰向けや横向きの姿勢を心がけましょう。
姿勢
頬杖をついたりや猫背になったりなど、身体の一部に負担がかかる姿勢は骨格が歪んで、顔が広がり小鼻が横に広がる可能性があります。そのため、骨格の歪みや小鼻の広がりを防止するには、日常生活から適切な姿勢で過ごすことが重要です。
鼻筋を通すためのセルフケア3選
セルフチェックで鼻筋が通っていないことはわかったものの、美容医療を試す前に、鼻筋を通すためのセルフケアがないか気になる方もいるのではないでしょうか。
ここからは、以下の鼻筋を通すためのセルフケアをご紹介します。
・むくまないように意識する
・メイクで鼻筋が通っているように見せる
・ダイエット
むくまないように意識する
鼻の周りは老廃物が蓄積しやすいため、むくまないように意識するのも、鼻筋を通すためのセルフケアの一つです。
定期的にマッサージしてむくみを軽減させて老廃物を流すことで、鼻筋が通ったように見せられます。
鼻のむくみを軽減させるには、人差し指を使って小鼻から眉頭に向かって軽く圧をかけて押し上げるようにマッサージするのがおすすめです。
朝晩のスキンケアの際に、マッサージする習慣をつけると、毎日むくみが解消されるでしょう。
メイクで鼻筋が通っているように見せる
鼻筋が通っているように見せるための手段として、メイクがあります。
メイクで鼻筋を作り上げるには、ハイライト、ノーズシャドウ、ブラシ(中くらいの大きさ)を準備してください。
鼻筋を高く見せるメイク方法は、次のとおりです。
Step1.ベースメイクを完了させる
Step2.左右の鼻筋にノーズシャドウを塗って指でぼかす
Step3.鼻筋にハイライトを塗って軽くぼかす
Step4.全体のバランスを見て調整する
ノーズシャドウを塗るときは、眉毛とつなげるようにぼかすと不自然さはない仕上がりになります。
ダイエット
鼻に脂肪が付いていると、とくにだんご鼻やにんにく鼻の人は鼻が通っていないように見えます。
また、頬に脂肪が付くと鼻が埋まったようなイメージになりやすいです。
そこで、ダイエットをすると顔の脂肪が減るため、鼻筋がすっきりとします。適度なダイエットを行うのも、鼻筋が通っているように見せるための手段として有効です。
鼻筋が通った鼻を作る美容整形
鼻筋を通すためのセルフケアを試してみても、鼻筋が通らない場合は、以下の美容整形術で鼻筋を通す効果が期待できます。
・鼻筋を通す美容整形
・切らない美容整形
鼻筋を通す美容整形
鼻筋を通す美容整形には、以下4つの方法があります。
・プロテーゼ挿入
・鼻尖形成
・耳介軟骨移植
・鼻翼縮小
プロテーゼ挿入
プロテーゼ挿入とは、人口軟骨(プロテーゼ)を鼻筋に入れて高さを出す美容整形です。人口軟骨は、医療用シリコンで作られています。
プロテーゼを入れることで、鼻根部から鼻尖にかけて高さを出せるのが特徴です。術後7日目に抜糸するまでは、ギプスで鼻を固定する必要があるため、ダウンタイムが必要になります。
鼻筋にプロテーゼを挿入する際、鼻の穴を数mm切開して入れるため、顔の肌表面自体に傷跡が残ることはほとんどありません。
また、プロテーゼは体内に吸収されないため、半永久的な効果の持続が期待できます。
鼻尖形成
鼻尖形成は、鼻の先の部分である鼻尖の形や高さ・向きを調整して、鼻全体のバランスを整える施術です。
だんご鼻を解消したい、鼻先を小さくしたい、厚みのある鼻を小さくしたいなどのお悩みを抱える方におすすめです。
鼻尖形成は自分のそしきである軟骨を施術するため、皮膚への負担が少なく、ナチュラルな外観と質感に仕上がります。
術後は、患部に多少の傷跡が残ることがありますが、腫れはほとんどありません。
耳介軟骨移植
耳の軟骨を自分から採取し、鼻先に移植させる施術を耳介軟骨移植と言います。
鼻先を前に出したり高くしたりして形を整えるため、鼻先を尖らせられる鼻尖形成と一緒に受けると鼻筋が通りやすいです。
鼻先を高く見せたい方、鼻先を自然に前に出したい方におすすめの施術です。
術後は、内出血が生じることがあります。
ただし、腫れることはほとんどありません。
鼻翼縮小
鼻翼縮小とは、小鼻の皮膚を切って鼻の穴や幅を小さくする手術のことです。
小鼻(鼻翼)の大きさや丸みが気になる、鼻の穴の横幅が広くて悩んでいる方におすすめの美容施術です。
また、鼻翼縮小術は小鼻を小さくする「鼻翼基部皮膚切除」と、小鼻の幅を縮小させる「鼻孔底皮膚切除」を組み合わせて手術を行います。
切らない美容整形
切らずに鼻筋を通したい場合は、以下のような美容整形術があります。
ヒアルロン酸注入
テスリフトノーズ
脂肪溶解注射
ヒアルロン酸注入
鼻筋の低い部分にヒアルロン酸を注入することで、鼻筋を高くして立体的な鼻を作れる施術です。
注入後からすぐに効果を感じられるため、確保できるダウンタイム期間が短く、手軽に鼻を高くしたい場合におすすめの施術です。
また、鼻の中央部分が盛り上がっているわし鼻改善にも効果的で、鼻筋の湾曲を軽減してくれます。
テスリフトノーズ
テスリフトソフトノーズとは、医療用の溶ける糸を使った鼻整形のことです。
糸を鼻背や鼻中隔、鼻翼に埋入して、鼻を高くしたり鼻翼を狭くしたりすることができます。
鼻翼の広がりを抑えたい、ダウンタイムが確保できない方に適した施術です。
使われている医療用の糸の素材は、特殊なメッシュ状になっています。
このメッシュが一部自分の組織に置き変わるため、糸が吸収されて溶けた後でも形が残るのが特徴です。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、脂肪を溶かして鼻先や小鼻をすっきりさせられる施術です。
ダウンタイムはほとんど不要のため、仕事や学校をお休みできない方、身体に負担をかけたくない方におすすめです。
鼻に付いた脂肪を細胞ごと溶かせるため、術後に肥満しない限り再び脂肪が付く心配はありません。
注射後1〜2週間程度でむくみや脂肪が排出され、徐々に変化します。
鼻整形のリスク
鼻筋を通す美容整形術は存在するものの、整形には必ずリスクが伴います。鼻整形の代表的なリスクは以下の5つです。
・皮膚が壊死する
・プロテーゼが透ける
・プロテーゼがずれる
・傷跡が目立つ
・思っていたデザインと違った
皮膚が壊死する
鼻整形の1つ目のリスクは、皮膚が壊死する恐れがあることです。
壊死とは、特定の組織が死んだ状態になることを指します。
壊死の原因は細菌感染であることが多く、鼻の整形ではプロテーゼの挿入時に起こりやすい症状です。
細菌感染すると患部が炎症を引き起こし、皮膚の壊死につながります。
衛生面が整ったクリニックで技術力が高い医師に、施術を行ってもらいましょう。
プロテーゼが透ける
プロテーゼを挿入する位置が浅すぎると、皮膚の表面からプロテーゼが透けて不自然な仕上がりに見えてしまうことがあります。
このような失敗を防ぐには、プロテーゼ挿入による鼻整形の施術実績が豊富な医師に施術してもらうのがおすすめです。
プロテーゼがずれる
プロテーゼを挿入する位置が浅かったり、鼻筋の形状に適さないプロテーゼを挿入したりすると、皮膚の表面からプロテーゼがずれて段差が生じることがあります。
場合によってはプロテーゼを抜去する必要が生じてしまいます。
正しい位置にプロテーゼを挿入できる医師を選ぶためにも、しっかりとカウンセリングを受けてから施術に臨みましょう。
傷跡が目立つ
鼻整形の種類や術式によっては、鼻の表面に傷跡が残ってしまうことがあります。特に、普段からニキビ跡や傷跡が残りやすいタイプの方は注意してください。不安な方はあらかじめ医師に相談しておくことで、傷跡が目立ちにくい術式で施術をしてもらえることもあります。
当院では傷跡が残らないように丁寧に処置しています。
思っていたデザインと違った
自分のイメージしていた理想の鼻のデザインと、実際の仕上がりが異なる場合があります。
施術前に自分が理想としている鼻の形状を担当医師に細かく伝えて、後悔しないような施術を受けましょう。
リスクを回避するためしっかりと執刀医を選ぼう
今回ご紹介したリスクを避けるためには、執刀医をしっかりと選ぶ必要があります。
しっかりとカウンセリングを受けることをはじめ、SNSや口コミサイトで情報収集をするなど施術に失敗しないために自分で工夫を行いましょう。
鼻整形の執刀医を選ぶポイント
鼻整形のリスクを抑えるためにも、適切な執刀医を選ぶ必要があります。ここからは、鼻整形の執刀医を選ぶポイントを以下3つご紹介します。
・医師の経歴や症例をチェックする
・カウンセリングが丁寧かどうか
・麻酔科医がいるクリニックを選ぶ
医師の経歴や症例をチェックする
執刀医を選ぶ際は、医師の経歴や症例をチェックしましょう。
医師免許の他に厳しい条件をクリアしなければ認定されない日本形成外科学会専門医の資格を持っていたり、検討している施術の実績数が多かったりする医師がおすすめです。
クリニックや学会のホームページを確認して、できるだけチェックしておきましょう。
カウンセリングが丁寧かどうか
丁寧にカウンセリングをしてくれるクリニックを選ぶのも、執刀医を決める大切なポイントです。
鼻は顔の一部でありますが、中心に位置しているため、顔全体の印象を操作する大事なパーツです。
そのため、丁寧に説明したり質問に答えてくれたりする医師を選ぶようにしましょう。
また、実際の仕上がりとイメージの差が生じないよう、カウンセリング時には自分のなりたい鼻のイメージをできるだけて伝えておきましょう。
麻酔科医がいるクリニックを選ぶ
鼻整形のなかでも、メスを使う場合は麻酔も併用されます。
とくに全身麻酔は高度な技術が必要なため、麻酔専門の医師に任せるのが一番です。
また、麻酔科医がいることで、執刀医は鼻の施術に専念できます。
そのため、鼻整形の仕上がりが成功しやすくなるでしょう。
なお、美容医療で使われる麻酔の種類や特徴の理解を深めたい方は、以下の記事も読んでみてください。
2020.11.18
まとめ
鼻筋が通っているかは、Eラインや鼻と唇の横幅比率チェックなどによって判断できます。
もし、鼻筋が通っていない場合はセルフケアを行うことで改善を図れますが、プロテーゼ挿入や鼻尖形成、ヒアルロン酸注入などの美容医療であれば早い段階でお悩みを解消します。
鼻整形を検討している方は、カウンセリングの丁寧さや医師の経歴を把握し、鼻整形のリスクを踏まえたうえで自分に合う医師を選びましょう。