ダイエット注射を大きく分けると「脂肪を燃焼させる有効成分を注射や点滴で投与することで痩せやすい身体づくりをサポートするダイエット点滴や注射」「食欲抑制剤を毎日自己注射することで全体的な減量を目指すGLP−1注射」「気になる部位にだけアプローチして理想のボディラインへと導く脂肪溶解注射」の3種類となります。これらのなかから自分の体質や生活習慣、目標に合わせた治療法を選ぶことで効率的なダイエットが目指せるといったメリットもあります。

医療機関でできるダイエット注射とは? 注射の種類や価格、リスクや副作用など気になる全貌を徹底解説!

最近SNSやネット、雑誌などで「ダイエット注射」という単語は聞くものの、一体それがどんな注射なのかわからないという人も多いかもしれません。美容クリニックや内科などでも行うことができる「ダイエット注射」ですが、目的別にいくつかの種類があることをご存知でしょうか? 今回の記事では、医療機関で行える「ダイエット注射」について、詳しく説明していきます。

ダイエット注射とは?

ダイエット注射を大きく分けると「脂肪を燃焼させる有効成分を注射や点滴で投与することで痩せやすい身体づくりをサポートするダイエット点滴や注射」「食欲抑制剤を毎日自己注射することで全体的な減量を目指すGLP−1注射」「気になる部位にだけアプローチして理想のボディラインへと導く脂肪溶解注射」の3種類となります。これらのなかから自分の体質や生活習慣、目標に合わせた治療法を選ぶことで効率的なダイエットが目指せるといったメリットもあります。「ダイエットと名の付くものはほとんど試したけどうまくいかなかった!」という方は、ダイエット注射も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

ダイエット注射の種類別特徴・副作用・価格について

ここでは、ダイエット注射のタイプ別にその特徴や価格、副作用など、詳しく紹介していきましょう。価格はクリニックによってかなり開きがあるため、記載の金額は大体の目安として参考にしてください。昨今は、新型コロナの影響でオンライン診察化が進み、注射でも、初診から来院しなくてよいクリニックも増えてきています。全国のクリニックから選ぶことが出来るので、価格帯なども比較しながら探してみるのも良いかもしれません。副作用や効果の特徴を知り、自分の体質や生活習慣、持病の有無などを考慮して、医師の指導のもと、より適したものを選んでくださいね。

ダイエット注射・点滴

脂肪燃焼に有効とされるいくつかの成分を注射や点滴を用いて静脈に注入することで、体脂肪増加を抑制しながら代謝をアップさせる治療法です。直接血液に注入するため、血管から成分の吸収効率がアップし、有効成分が胃や腸で分解吸収されてしまうサプリメントと比べると、より高い効果と即効性が期待できます。

主な成分として、脂肪燃焼を促して基礎代謝を向上させるL-カルニチン、熱エネルギーの生産を高めて脂肪の増加を抑制するα-リポ酸、筋肉作りの基礎代謝を高めるアミノ酸などがブレンドされていることが多く、内容成分や配合量はクリニックによって異なります。

基本的には、もともと人間の体内に存在している成分なので、副作用はほぼありませんが、稀に吐き気やめまい、頭痛、下痢、腹痛といった症状が現れることがあります。これらの成分を血管から投与することにより、脂肪とブドウ糖をスムーズにエネルギーに変え、体脂肪や内臓脂肪を燃焼する効果が期待できます。1回の施術では大きな効果は実感できないため、12週間に1回程度続けて受けることが推奨されています。また、エネルギー代謝がアップするため、有酸素運動や筋トレの前に受けることで、運動によるダイエット効果がアップするとされています。

施術時間:510分程度 /点滴の場合10分~30分程度

施術回数:週1~の頻度で続けると効果的

副作用:ほとんどなし。稀に頭痛やめまい、吐き気、腹痛、下痢など

料金相場:1 2,500円~ (クリニックにより開きあり)

GLP-1注射(GLP-1ダイエット)

「痩せホルモン」の異名を持つGLP-1は、誰しもが体内にもともと持っている、腸から分泌される消化管ホルモンの一つです。このGLP-1の主な作用は、血糖値の上昇を防ぐインスリンの分泌促進であるため、日本では糖尿病治療薬として承認されていますが、その他にも脳や体内の各部でダイエットに繋がるような以下の作用が得られると考えられています。

胃に入った食物の腸への排出を遅らせることで満腹感が得られやすくなり、食べる量が減る。空腹を感じにくくなる。

食欲を抑え、満腹を感じやすくなる。無理せず自然と食べる量が減り、食事を制限することに辛さを伴わないという点から最近人気となっていますが、いくつかの注意点があります。

GLP−1注射はアメリカや韓国では肥満治療薬としても承認されていますが、日本では認められておらず、20206月に日本医師会がGLP-1のダイエット目的の使用は適切ではないと注意喚起を出しています。薬には必ず副作用のリスクが有り、GLP-1も下痢や嘔吐、低血糖症といった副作用が報告されています。これらのリスクを理解した上で、疑問がある場合は診察の際に医師に相談するようにしましょう。

なお、GLP-1注射にはいくつか薬の種類があります。代表的なものとして、以下の3つがあります。

サクセンダアメリカFDAが肥満治療薬として承認。(日本では未承認)11

ビクトーザ厚生労働省が糖尿病治療薬として承認。11

オゼンビック厚生労働省が糖尿病治療薬として承認。週に1

これらのうちどの薬が効果が高いかといった論文などは出ていないため、どの治療薬が適しているかは医師の判断に委ねられますが、週に1回のものは効果が持続する分、副作用が強く出るといった報告もあるようです。

また、コロナ禍ということで、GLP-1の処方にもオンライン診療が広まっていますが、薬だけを安易に処方するところではなく、副作用の確認や定期的な血液検査などフォロー体制が整ったクリニックで処方してもらうことをおすすめします。

施術時間:10

副作用:便秘、吐き気、低血糖症状(脱力感、倦怠感、冷や汗)

料金相場:1ヶ月50,000程度~(クリニックにより開きあり)

脂肪溶解注射

脂肪を溶解する成分を、痩せたい部分に注入して部分痩せを目指す治療法です。体重を減らす目的ではなく、太ももや二の腕、おなかなど部分的に痩せたい方に適しています。在宅勤務で太ってしまった!という人よりは、バストは残してお腹だけ脂肪を落としたい、二の腕をもう少し細くしたいなど、理想のボディラインを作りたいという人向けだと考えた方が良いでしょう。

主な成分はデオキシコール酸、フォスファチジルコリン、植物由来成分などがあり、通常のダイエットでは減らせない脂肪細胞を、薬剤の作用で溶かして尿や便などとともに体外へ排出します。脂肪細胞の数自体が減るためリバウンドしにくいのも大きなメリットで、過度な暴飲暴食をしなければ、施術した部位の細さを長くキープできるといわれています。

デメリットとしては、内臓脂肪へのアプローチが出来ないことと、1回の治療では十分な効果が得られないことが多く、複数回の施術が必要であること、使う薬剤によっては腫れや痛みといったダウンタイムがあることなどがあります。また、一度に使用できる薬剤の量が決まっているため、お腹や背中など広範囲にわたる場合はパーツごとに分けて施術を受ける必要があります。

また薬剤の量によって金額が決まるため、広範囲の場合や複数の部位を希望する場合は、かかる費用に注意が必要です。不安なくすすめるために、経験豊富なクリニックを選び、医師と相談しながら十分なカウンセリングをうけましょう。

くわしくはこちらの記事を参考に。

施術時間:510分程度

施術回数:部位により異なる

副作用:腫れや内出血など

料金相場:1 2,500円程度~ (クリニックにより開きあり)

ボツリヌス注射

脂肪ではなく、筋肉で太くなってしまったふくらはぎや二の腕などの部位に有効な痩身注射。主成分である「ボツリヌストキシン」は、神経の伝達物質の放出を抑制し、筋肉を一時的に麻痺させる特徴があります。もともとは眼瞼痙攣などの神経学上の症状を改善する製剤として使用されてきましたが、その後、眉間のシワなど表情ジワの治療薬として美容目的で広く利用されるようになりました。

筋肉の動きを止めることで、使わなくなった筋肉が委縮して小さくなるという作用から、発達したエラやふくらはぎ、肩や二の腕の筋肉の痩身にも使用されるようになりました。効果が続くのは半年ほどと言われ、半永久的な治療法ではありませんが、注入する間隔によっては長期間の効果を望めます。筋肉質で悩んでいる人に適した治療法だといえるでしょう。

施術時間:510

施術回数:部位により異なる

副作用:腫れや内出血、まれに倦怠感など

料金相場:30,000円程度~ (クリニックや薬剤により開きあり)

クリニックでできる他のダイエット施術とは?

「でもやっぱり注射は苦手!」という人のために、注射以外の医療ダイエット施術を紹介いたします。

処方薬

美容クリニックやダイエット外来などではダイエット目的の薬の処方もしてくれます。BMI値によっては保険適用内で処方してもらえることもあります。

作用によって種類があり、食欲を抑えるもの、脂肪の吸収を阻害するもの、排出を促すものなど、ご自身の体質に合わせて選択が可能です。いずれも副作用や服用の注意点があり、医師の指導を受ける必要がありますが、食事制限や運動が自分では難しいと感じる方や、これまでやみくもに「ダイエットをしては失敗」を繰り返してきた方に適した方法でしょう。

※くわしくはこちらをご参照ください。「ダイエット薬」の記事

マシン

美容クリニックでは、痩身目的のマシンも豊富にあります。ここでは、いくつかの代表的な痩身マシンを紹介します。ダイエット注射や内服薬と併用することでより短期間での効果が期待できます。

エムスカルプト(脂肪燃焼+筋肉運動)

脂肪だけでなく筋肉へのアプローチも強化したマシン。高密度焦点式磁力(HIFEM)が、運動や一般的なEМSでは到達できなかった皮下7㎝の筋肉全体を均一に収縮させ、30分間寝ているだけで、約2万回の筋肉運動をしたのと同じ効果が期待できます。脂肪除去だけでは不可能だった、代謝アップや筋力アップ、体質改善が可能になり、バランスのとれた理想的なボディづくりが可能だと言われています。

クールスカルプティング(脂肪冷却)

脂肪を冷却して破壊する医療痩身マシン。脂肪が気になる部位ごとに専用のアプリケーターがあり、彫刻を削るようにいらない部分の脂肪を減らしていくことで、理想的なボディラインを目指せます。破壊された脂肪細胞は施術後数週間から数か月かけて体外に排出され、通常のダイエットでは不可能な脂肪細胞の数を減少できることから、術後もリバウンドが起きにくいとされています。

リポセル(HIFU痩身機)

HIFU(高密度焦点式超音波)という、深部の皮下脂肪に点状の熱を与える超音波で、皮下脂肪を破壊する医療痩身マシンです。脂肪細胞そのものを集中的に破壊して体外へ排出するため、一回の施術で高い痩身効果が得られ、リバウンドしにくいと言われています。さらに、照射でダメージを受けたコラーゲンが、自己治癒力によって増生することによる皮膚のたるみの改善効果も期待できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「注射」と聞くと、少し怖いようにも思えますが、口から入れるサプリメントや内服薬に比べ、ダイレクトに体内に注入できるので、より大きな効果が期待できる点がメリットだとえいます。

ダイエット注射は、これまでさまざまなダイエットの失敗を繰り返してきた方にも適したダイエット法かもしれません。どの治療法も効果的な投与の仕方や副作用など、注意点もありますので、まずは信用できるクリニックを見つけ、相談してみてください。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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