エイジングケアができると注目を集めている「ヒト幹細胞培養液」。近年は美容医療分野だけでなく、自宅で使用できる美容液も続々登場しています。
美容ヒフコ編集部は、数あるヒト幹細胞コスメの中で、いち早く国産原料を使用し、さらに培地の重要性に着目した美容液「バストール・ブルー」に注目してあります。
ヒト幹細胞培養液の医学的な効果や作用については医学博士・国際抗老化再生医療学会の執行理事の劉 効蘭先生にお話を伺いました。
「バストール・ブルー」のヒト幹細胞培養上清はここがすごい！
再生医療による医薬品から生まれた高品質のヒト幹細胞培養液エキス
バストール・ブルーに配合されているヒト幹細胞培養液エキスは、もともと「バストール」という医薬品として使用されていたヒト幹細胞培養上清液を基に開発されたものです。
成長因子やサイトカインを数百種類含有したバストールは美容クリニックの施術でも使用されていた医薬品で、肌細胞を内側から活性化することで、シワやハリ、たるみといった加齢によるお悩みへの効果やニキビ跡、毛穴など肌の凹凸改善などの効果が高いと評価されています。バストールは、ヒト幹細胞培養上清の品質に大きく関わるとされている培地に、「完全無血清」のものを使用。安全性はもちろんのこと、細胞活性が高く、含まれるサイトカインや成長因子の量が格段に豊富だということがデータで示されています。
そのバストールを化粧品原料としたものを配合した美容液が「バストール・ブルー」なのです。
BASTOR® BLEU（バストールブルー）1ml x 30包入
バストール（ヒト幹細胞培養液）で期待できる効果
バストールは皮膚内部で細胞を修復、再生する作用を持っているため、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を司る成分を増生することで肌にハリや弾力を与え、肌の手触りがまるで違うといった肌質の変化をもたらすとして人気の治療でした。
一般的には水光注射や導入療法などとの併用で使われることが多く、以下のような効果が期待できるとされていました。
- シワ、たるみの改善
- キメを整え肌の凹凸をなめらかに
- ハリ・ツヤ感UP
- ニキビ跡や毛穴の改善
- アトピーやアレルギー症状の緩和
- 育毛促進（まつ毛の育毛）
「ヒト幹細胞培養エキスはサイトカインを豊富に含み、細胞を活性化させるたけでなく、抗炎症作用も持つため、肌広い肌悩みに対して効果が期待できます。処方薬でなかなか改善が見られなかった症状が、ヒト幹細胞培養液で落ち着いたというケースもあります。また、目周りのケアを続けたことでまつ毛が長くなり、「通っているまつ毛エクステサロンで褒められた」という方もいらっしゃいますよ。」（劉先生）
ヒト幹細胞培養液配合「バストール・ブルー」徹底解剖！
ヒト幹細胞だけじゃない？極小のヒアルロン酸「HA-4」とは？
あまり知られていないことですが、ヒアルロン酸はその大きさによって皮膚内部での作用がまるで違ってきます。
一般的に化粧品に配合されるヒアルロン酸は分子量の大きい（100万ダルトン*以上）ものが多く、皮膚に塗布してもその大きさから内部に浸透するのではなく、皮膚の外側で肌を保湿し、保護する役割を持っています。
バストール・ブルーに配合されているヒアルロン酸は、ウルトラナノヒアルロン酸と呼ばれる「HA-4」という成分で、800ダルトンという低分子のもの。通常のヒアルロン酸の大きさを32mの円形とすると、HA4はなんと1円玉程度といえます。このため、高い浸透力があるだけでなく、ヒト幹細胞培養液の働きをサポートしながら、肌が自分で潤いをキープする力を高めます。HA4は皮膚の中でヒアルロン酸を新たに作り出すといった作用やコラーゲン増生に深く作用するとの報告もある成分なので、すみずみまでしっかりと成分が行き渡ることで、肌の内側からにじみ出るようなハリとツヤを実感しやすくなるとのこと。
使用感、使用方法、おすすめポイント
使用感
「肌に塗布した瞬間からぐんぐん染み込む。ベタつかずサラッとした使用感なのに、お手入れ直後から肌の隅々まで潤いで満たされ、翌朝の肌はツヤ感やハリ感への変化を実感しやすいとのこと。使い続けることで、肌のモチモチ感が増すだけでなく、なめらかで柔らかくしなやかな肌へと導いてくれます。
使い方のコツ
お手持ちのアイテムと組み合わせても良いのですが、洗顔後、化粧水などを塗布する前の何もついていない状態の肌へバストール・ブルーを塗るとより効果を感じやすくなるとのこと。HA4の保湿力によって肌の潤いをキープしやすいため、単品使用でも乾燥しにくいですが、クリームなどで潤いのフタをしても良いでしょう。
おすすめポイント
美容ヒフコ一番のコスメオタク、編集Kにバストール・ブルーの感想を聞いてみました！
「ヒト幹細胞培養液を使用した皮下注射や点滴など、効果や即効性は美容医療の方が優れていますが、バストール・ブルーは自宅で毎日塗るだけで、痛みを感じることなく肌状態を元気にできるのが嬉しいポイント。
寝不足が続いたり、海で日焼けをした後でも、周りから「肌がツヤツヤだね」と褒めてもらえるようなコンディションをキープできたのは驚きでした！
鮮度を重視した使い切りのパウチタイプなので、どこでも使える肌のお守りとして、常備しておきたいアイテムです。」
ヒト幹細胞コスメへの疑問あれこれ
ヒト幹細胞スキンケアは、「実際に使わないと効果が分かりにくい」という声をよく耳にします。実際に見分ける方法はあるのでしょうか？
「化粧品に配合するヒト幹細胞培養液の有効成分には、配合基準となる濃度が明確に設定されていません。製品の価格や効果に大きな差が生じやすいのはこのためです。再生医療を扱っている、もしくは学会発表をしているメーカーであれば、有効成分の数値データを持っていることが多いですが、個人で製品の効果や安全性を判断するのは非常に難しいでしょう。でも、以下の点に注意することで選びやすくなるかもしれません。」（劉先生）
【ヒト幹細胞コスメ選びで注目したいポイント】
- 「シワが消える」など、薬機法を無視した表現を多用している商品は要注意
- before・afterが極端に違う症例写真のみを掲載し、「とにかく良い！」としか謳わないもの
- 薬機法やガイドライン等を明らかに無視するようなPRをしていない
人気のレチノール（ビタミンA）コスメとの大きな違いは何でしょうか？
「幹細胞は“フォーミング効果”という、悪いところに直接働きかけ、自分自身の良い状態を保ったまま傷ついた細胞を活性化・改善する働きを持っています。これを繰り返すことで、どんどん良い細胞の数を増やし、肌を元気にしていくのです。不足しているものを補い、効果を発揮した後に消えてしまう、というものではありません。
一方、レチノールには、細胞分裂（ターンオーバー）を促進する効果はありますが、傷ついた状態の細胞を修復、活性化させ、改善に導く効果がありません。
細胞そのものを活性化して、肌状態を改善できるか否かという点が、ヒト幹細胞培養液とレチノールの大きな違いになります」（劉先生）
ヒト幹細胞コスメとレチノールコスメを組み合わせて使用しても大丈夫でしょうか？
「幹細胞コスメで細胞そのものを活性化させた後、レチノールコスメでターンオーバーを促進することで相乗効果が期待できます。組み合わせることで、肌が本来持っている健康な状態に近づけるでしょう。」（劉先生）
まとめ
バストール・ブルーは、純国産のヒト幹細胞培養液を配合し、品質と鮮度の高さに定評のあるアイテムです。ワンランク上のスキンケアを求める美容ヒフコ読者の方にぴったりではないでしょうか。
こだわりの成分と技術が詰まった美容液で、内側から輝く素肌を目指してみませんか。
お話を伺った医師
- 劉 効蘭先生
一般社団法人国際抗老化再生医療学会 執行理事 サンフィールドクリニック 理事
