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「脱毛エステ」「医療サービス」相談が多い、18歳、19歳の消費生活相談、国民生活センターが2023年度上半期の結果を報告

カレンダー2023.12.1 フォルダー 国内

ポイント

  • 国民生活センターが18歳、19歳の消費生活相談が前年並みであると報告
  • 脱毛エステや医療サービスに関する相談が前年と同様に目立っていた
  • 脱毛に関連した倒産が発生するなど、契約に当たっては注意をすると良い
PIO-NETの契約当事者が18歳、19歳の相談件数の推移。消費生活センター等からの経由相談は含まれていない。2023年10月31日までの登録分。2022年度上半期と2023年度上半期における相談件数は各年度の4月1日から9月30日までの相談受付分。※2022年度同期件数(2022年10月31日までのPIO-NET登録分)は4824件。(出典/国民生活センター)

PIO-NETの契約当事者が18歳、19歳の相談件数の推移。消費生活センター等からの経由相談は含まれていない。2023年10月31日までの登録分。2022年度上半期と2023年度上半期における相談件数は各年度の4月1日から9月30日までの相談受付分。※2022年度同期件数(2022年10月31日までのPIO-NET登録分)は4824件。(出典/国民生活センター)

 2023年11月30日、国民生活センターが18歳、19歳の消費生活相談の状況について、23年度上半期の結果を報告した。中でも「美」に関連した相談が多いといい、脱毛エステや医療サービスに関連した相談が多数寄せられているという。

2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げ

10代のトラブル。写真はイメージ。(写真/Adobe Stock)

10代のトラブル。写真はイメージ。(写真/Adobe Stock)

 2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられた。これにより10代の消費者トラブルが増える可能性が指摘され、実際に増加している状況がかねて報告されていた。ヒフコNEWSでも、伝えているように、18歳、19歳から寄せられた相談件数はもともと多く、17年度以降、一貫して8000件~1万1000件の間で推移していた。21年度いったん8536件と前年よりも減ったが、22年度、18、19歳の相談が増加していた。23年も同等な水準にある。

 23年上半期(4月~9月)は4953件で、前年同期の4824件と比べてほぼ横ばいとなっている。

国民生活センターによる相談内訳

 国民生活センターによれば、相談の内訳は、「美」に関係した脱毛エステや医療サービス、「金」に関係した他の内職・副業、金融コンサルティングについての相談が多かったという。

 23年度、22年度上半期の上位を見ると次の通りとなっている。

2023年上半期 (4,953件) 去年:2022年上半期 (4,824件)
順位 商品・役務等 件数 順位 商品・役務等 件数
1 脱毛エステ 470 1 脱毛エステ 669
2 出会い系サイト・アプリ 264 2 出会い系サイト・アプリ 237
3 商品一般 245 3 商品一般 222
4 他の内職・副業 234 4 他の内職・副業 171
5 賃貸アパート 166 5 賃貸アパート 145
6 医療サービス 132 6 アダルト情報 136
7 他の健康食品 127 7 医療サービス 110
8 役務その他サービス 123 8 他の健康食品 107
9 電気 112 9 役務その他サービス 96
10 他の娯楽等情報配信サービス 107 10 他の娯楽等情報配信サービス 95

 ヒフコNEWSでは、契約に当たっては次のように注意点を紹介している。

  • 安さや気軽さ、メリットを強調した広告に注意!
  • 契約をせかす勧誘や借金を促す勧誘に注意!
  • 契約はその後のことを考えて慎重に検討する! 不安があれば周りに相談する!
  • 契約後、クーリング・オフや契約の取消しができる場合がある。
  • トラブルにあったら、早めに消費生活センター等に相談する。

ヒフコNEWSでは、23年度に医療脱毛や脱毛エステの倒産に関連したトラブルを報告している。医療関連の相談も増えているということで、契約に当たってはトラブルの可能性に注意しておくと良いだろう。

参考文献

18歳・19歳の消費生活相談の状況-2023年度上半期(4月~9月)-
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231130_1.html

大手脱毛サロン「C3(シースリー)」運営会社が破産、約4万6000人に影響、クレジット返金など利用者の対応要する状況も見込まれる
https://biyouhifuko.com/news/japan/3518/

突然閉鎖された大阪の脱毛エステ「ラドルチェ」のトラブル、一体何が?消費者支援機構関西が訴訟を提起
https://biyouhifuko.com/news/japan/3188/

脱毛サロンの倒産が急増、2023年は過去最多件数に
href=”https://biyouhifuko.com/news/japan/3865/

成人年齢18歳に、10代の脱毛エステや医療のトラブル相談が急増
https://biyouhifuko.com/news/japan/1696/

エステ市場3年連続縮小、男性市場拡大するも脱毛倒産響く、矢野経済研究所調べ
https://biyouhifuko.com/news/japan/1195/

脱毛サロン倒産急増、予約トラブルなど影響、帝国データバンク
https://biyouhifuko.com/news/japan/860/

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Author

ヒフコNEWS編集長。ステラ・メディックス代表 獣医師/ジャーナリスト。東京大学農学部獣医学課程を卒業後、日本経済新聞社グループの日経BPで「日経メディカル」「日経バイオテク」「日経ビジネス」の編集者、記者を務めた後、医療ポータルサイト最大手のエムスリーなどを経て、2017年にステラ・メディックス設立。医学会や研究会での講演活動のほか、報道メディアやYouTube『ステラチャンネル』などでも継続的にヘルスケア関連情報の執筆や情報発信を続けている。獣医師の資格を保有しており、専門性の高い情報にも対応できる。

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