美肌・美白

ほくろ除去施術後のダウンタイムは、レーザー治療で10日~2週間程度、切開法や電気メスで2~3ヶ月程度かかります。ほくろの除去を考えている人の中には、「ダウンタイムが不安」「傷跡や赤みが残りそうで怖い」と感じている人もいるのではないでしょうか。

ほくろ除去後のダウンタイム中に正しいケアを行えば、傷跡や赤みが残りにくく、ダウンタイムも短くなります。

本記事では、ほくろ除去の施術方法やダウンタイムについて、注意点と対策を交えて詳しく解説します。

ほくろ 取り ダウンタイム

目次

ほくろ除去のダウンタイムは大きく2つの期間に分かれている!

ほくろ除去の施術後、回復にかかる期間のダウンタイムは、大きく2段階に分かれます。

第1期:程度絆創膏や軟膏によるケア期間

施術直後から7~10日程度は、絆創膏や軟膏でほくろを除去した部分をケアする期間です。

施術当日、クリニックで絆創膏を貼ってもらったら、そのままスキンケアやUVケアを行って帰宅します。施術当日から数日間は、絆創膏を剥がしてから洗顔やシャワー入浴をして、肌全体を清潔にしてから絆創膏を取り替えるケアが一般的です。

絆創膏によるケアが終わった頃、または施術の傷が軽い場合、軟膏を塗って炎症を抑えながら傷跡を保護します。洗顔後やシャワー入浴後には、ほくろを除去した部分に軟膏を塗り直します。日中も薄く軟膏を塗り足せると理想的です。

第2期:傷跡が治るのをサポートする期間

絆創膏や軟膏によるケア期間が過ぎた施術後7~10日以降は、傷跡を治すサポートをする期間です。

施術から1週間前後で傷跡はかさぶたのようになり、傷跡が治って新しい皮膚が作られていきます。傷は治りかけていますが、まだ赤みが残り皮膚は炎症している状態です。

この期間は、外部からの刺激をできるだけ避けることが大切です。紫外線ケアをしっかり行い、傷跡をこすらないようにすることで、傷の色素沈着を防げます。

ほくろ除去ダウンタイムの第2期にかかる時間は、施術の方法や傷の大きさ、深さによって異なります。傷跡が回復するのは、一般的に施術後およそ1カ月から半年程度です。

ほくろ除去の4つの治療法とダウンタイム

ほくろの除去に用いられる方法は、主に4種類あります。それぞれの治療法とダウンタイムは以下のとおりです。

レーザー治療のダウンタイム

ほくろの除去に使用されるレーザーは、炭酸ガスレーザーやルビーレーザーなどです。ほくろの状態に合わせて、両方を組み合わせて治療することもあります。

炭酸ガスレーザーは、水分に反応すると一瞬で熱エネルギーを発生する性質を持つレーザーです。ほくろに照射することで皮膚が持つ水分にレーザーが反応し、ほくろの組織を一瞬で蒸散させて除去します。ほくろの除去と同時に周辺の皮膚や血管を焼くため、出血はほとんどありません。

ルビーレーザーなど光を照射する治療法は、ほくろが持つメラニン色素にさせる方法です。メラニンを除去することでほくろが目立たなくなります。

レーザー治療によるほくろ除去のダウンタイムは、およそ1~2週間程度です。絆創膏やテープ、軟膏などで傷を保護します。

電気メスのダウンタイム

高周波の電流を流す電気メスで、ほくろの組織を削り取る方法です。
レーザーでは除去しにくい、盛り上がったほくろの除去に適しています。

電気メスを使ったほくろ除去のダウンタイムは、テープや絆創膏が必要なくなるまでが10日前後、皮膚の赤みや凹凸が目立たなくなるまで2~3週間程度です。ほくろのある部位を浅く切り取るため、レーザー治療に比べると時間がかかります。

切開法のダウンタイム

切開法は、ほくろをメスで切開して取り除き、皮膚を縫合する方法です。「切除法」「切除縫合法」とも呼ばれ、大きなほくろや深いほくろの除去に向いています。

切開した後皮膚を縫い合わせるため、鼻などほくろの部位によっては治療できないことがあります。

切開法のダウンタイムは、抜糸まで約1週間、傷跡が目立ちにくくなるまでおよそ1カ月です。

くり抜き法のダウンタイム

くり抜き法は、ほくろの形に沿って円形にほくろをくり抜いて除去する方法です。除去にはメスや手術用パンチなどが使われます。

切開法や切除法と似ていますが、くり抜き法では一般的に皮膚の縫合は行いません。縫合による皮膚の歪みが生じない、ほくろだけを除去する方法のため、体への負担が少ないのが特徴です。

くり抜き法のダウンタイムは、腫れが収まるまで5~7日程度、傷が塞がるまでに1~2週間程度です。くり抜いたほくろの大きさにより異なります。

ダウンタイムが短いほくろ除去は「レーザー治療」

ほくろ除去に用いられる主な治療法のうち、もっともダウンタイムが短いのは「レーザー治療」です。切除や縫合の必要がなく、出血もほとんどありません。

レーザー治療によるほくろ除去のダウンタイムは、およそ1~2週間です。施術後は赤みや色素沈着が起こる可能性がありますが、絆創膏やテープ、軟膏を使ったアフターケアを丁寧に行うことで、傷跡や赤みは目立たなくなっていきます。

ほくろ除去のダウンタイム中の症状は?

ほくろ除去の施術後、ダウンタイム中に現れる主な症状は次の3つです。

赤み

赤みはレーザー治療、電気メス、切開法、くり抜き法、いずれの方法でも起こる可能性があります。

ほくろを除去して皮膚が赤くなるのは、レーザーによる熱ダメージや、切開などで皮膚を傷つけることが原因です。施術後の炎症が落ち着いていけば、次第に赤みは気にならなくなっていきます。

かゆみ

かゆみも赤みと同様、すべてのほくろ除去方法で起こる可能性があります。

皮膚がかゆくなるのは、ほくろ除去でできた傷が治っていき、新しい皮膚が作られているからです。つまり、かゆみを感じることは、傷跡が回復している証拠でもあります。

ただし、かゆみを感じたからといって患部を掻くと、回復が遅れたり傷が悪化したりといったトラブルが起こる可能性も。トラブルを避けるためにも、かゆみを感じる患部を保冷剤などで冷やすと、かゆみが軽減しやすくなります。

内出血

内出血は、とくに電気メスや切開法、くり抜き法で起こりやすい症状です。

レーザー以外のメスやパンチを使う方法では、皮膚の血管が傷つきやすく、患部周辺に内出血が出る可能性があります。多くの場合、1~2週間程度で症状は収まります。

ダウンタイム中に受診したほうがいい症状

ほくろ除去のダウンタイム中、次のような症状があるときはすぐにクリニックを受診して、医師に症状を確認してもらいましょう。

強い痛みや感染症の症状

施術後、数日経っても強い痛みがある、患部が化膿している、腫れや熱感が強い場合は、経過不良の可能性があります。

切開法や電気メスなど、麻酔を使った施術は、麻酔が切れると痛みが強くなりますが、2~3日で収まることがほとんどです。しかし痛みが長く続くと、感染症などのトラブルが起きていることも考えられます。

痛みが強いときは我慢せず、医師に相談してください。

出血

施術後しばらくしても出血が続く、傷口の血が固まらない場合、施術の傷跡に異常が起こっている可能性があります。

切開法や電気メス、くり抜き法でわずかな出血が見られるのは、ほくろがある皮膚周辺の血管をどうしても傷つけてしまうからです。一般的にほとんど出血がないレーザー治療でも、ほくろの大きさや深さ、出力などでわずかに出血することがあります。

止血しても出血が続くときは、通院日でなくても受診するようにしてください。

様子を見てもいい症状

ほくろ除去のダウンタイム中、次のような症状の場合はすぐに受診せず、様子を見てもいいでしょう。

  • 赤み(1~2週間)
  • かゆみ
  • 内出血(1~2週間)
  • かさぶた
  • ごくわずかな出血
  • 腫れ(数日~1週間程度)
  • 皮膚の硬さ

多くのクリニックでは、ほくろ除去施術の翌日から1週間後、患部の状態を確認したり抜糸をしたりするための通院日があります。不安に思うことがあれば、術後の通院で医師に相談してみてください。

ほくろ除去後のダウンタイムを短くするには?8つの注意点

ほくろ除去後のダウンタイムは、アフターケアを正しく行うことである程度短くなります。ほくろの除去を行ったら注意したい、8つのポイントを紹介します。

紫外線対策・保湿ケアを徹底する

レーザー治療や切開手術を受けると、肌は通常より敏感な状態になっており、紫外線の影響を受けやすくなっています。日焼けはほくろの再発や色素沈着の原因になるため、いつも以上に紫外線対策を徹底することが大切です。

また、肌の乾燥も色素沈着を起こしたり、日焼けダメージの回復が遅れたりします。紫外線対策と同時に保湿ケアを徹底すると、より効果的です。

施術後は低刺激の日焼け止めを選び、日傘や帽子などを併用した紫外線対策をおすすめします。

テープ保護を正しく行う

ほくろ除去の施術後、患部にテープを貼って傷跡を保護します。自宅に帰ってからは、洗顔や入浴の都度、自分で剥がしたり貼り直したりする必要があるため、状態にあわせた正しいテープ保護を行いましょう。

テープ保護が必要な期間や取り替える方法は、ほくろ除去で受けた施術方法や皮膚の状態により異なります。施術後、医師や看護師からしっかり説明を聞き、正しくテープ保護を行ってください。

処方された軟膏を正しく塗る

施術の種類や傷跡の状態により、患部に塗る軟膏が処方されます。軟膏を正しく塗ることでしっかり傷を治療でき、色素沈着や傷跡が残ってしまうのを防げます。

傷口保護のテープと併用することもあれば、テープの保護が終わったあとに軟膏を使用することもあります。医師や看護師、薬剤師の説明をよく聞いて、軟膏を正しく使用してください。

経過観察の診察を必ず受ける

ほくろ除去の施術後、翌日から1週間後にかけて、抜糸や経過観察の診察があります。患部に異常がないか確認するための、大切な診察です。

万が一異常が見つかっても、処置が早ければ悪い症状でも長引かずに済みます。レーザー治療のようにダウンタイムが比較的短い施術でも、自己判断をせず必ず診察を受けるようにしましょう。

血行を促進する行動を控える

レーザー治療や切開を行った後は、皮膚の炎症や切り傷がある状態です。ダウンタイム中に血行を促進させる行動を取ると、患部の出血や腫れを引き起こす原因になり、ダウンタイムが長引きます。

ダウンタイム中は次のような行動を控えましょう。

  • 入浴
  • サウナ
  • 激しい運動
  • 飲酒

施術当日から翌日に入浴できる場合でも、シャワーで済ませるかぬるめのお湯に短時間つかる程度にすると安心です。

かさぶたを無理に剥がさない

施術後、赤みが引いてくると患部にかさぶたができることがあります。自分で無理に剥がそうとせず、自然に剥がれるまで待ちましょう。無理に剥がすと患部の治癒が遅れ、ダウンタイムも長引きます。

がさがさしていて気になりますが、かさぶたは皮膚が施術による傷を治そうとする正しい反応です。また、かさぶたは新しく作られている皮膚を保護する役割があります。

かさぶたが自然に剥がれ落ちるまで、数日から1週間ほどかかります。

赤みが強い場合は冷やす

施術後の赤みがなかなか引かない場合は、患部を冷やしましょう。炎症による赤みは冷やすと収まりやすく、術後数日から1~2週間程度で少しずつ元の肌色に戻っていきます。

とくに施術直後は肌に炎症が残りやすいため、赤みが強いと感じられることがあります。タオルに包んだ保冷剤や冷やしタオルなどを赤みのある患部に優しく当てましょう。冷やしすぎないよう、数分ごとに様子を見てください。

ほくろ除去後のスキンケアに気を配る

施術後のスキンケアは、患部に化粧品が触れないように注意しましょう。成分によっては炎症が悪化したり、傷跡にしみてヒリヒリしたりする可能性があります。

クレンジングや洗顔をするときは患部をこすらないようにし、刺激の強いスキンケアを避けると安心です。

二次性色素沈着を防ぐ!ほくろ除去後の正しいスキンケア方法

気になるほくろを除去したのに、施術後ほくろが戻ってきた、再発したように見えることがあります。多くの場合、ほくろを除去したことによる二次性色素沈着が原因だと考えられます。

二次性色素沈着とは?

「二次性色素沈着」とは、ほくろ除去のためにレーザー治療や電気メスなどで皮膚に刺激を与えたことで起こる色素沈着のことです。施術後、患部のかさぶたが自然に落ちてから、赤みやシミのようなものが現れます。

ほくろの除去を行ったら必ず現れるわけではありませんが、正しいスキンケアを丁寧に行えば、二次性色素沈着を防ぐことは可能です。

日焼け止めを必ず塗る

紫外線によるダメージは色素沈着を引き起こす大きな原因となるため、季節を問わず必ず日焼け止めを塗りましょう。

ほくろ除去の施術後は肌が敏感になっているため、刺激の少ない紫外線散乱剤を使った日焼け止めがおすすめです。紫外線が強い春から夏にかけては、日傘などを併用するとよいでしょう。

スクラブ洗顔などの摩擦は避ける

肌の状態が落ち着くまでは、スクラブ入りの洗顔料やマッサージなどを避けるようにしましょう。ほくろ除去後の色素沈着を防ぐには、とにかく患部に刺激を与えないことが大切です。

患部にはなるべく触れないようにし、クレンジングや洗顔のときもゴシゴシこすらないように注意してください。

より美しい仕上がりのために!施術後1ヶ月後からのスキンケア

施術後1ヶ月も経つと、肌の状態は落ち着いてきます。そこでおすすめしたいのが、二次性色素沈着を予防するためのスキンケアです。ほくろの除去後におすすめしたいスキンケア5つを紹介します。医師と相談しながら、二次性色素沈着が起こる前に対策していきましょう。

ビタミンC内服

ビタミンCは、色素沈着の原因となるメラニン色素の生成を抑える働きを持っています。また、コラーゲンの生成を促す作用もあり、傷を早く治してダウンタイムを短くする効果も期待できます。

トラネキサム酸内服

トラネキサム酸は肝斑の治療などにも用いられる成分で、肌の炎症を抑える効果があります。ビタミンCと同様、メラニン色素の生成を抑える働きもあります。

ハイドロキノン外用

ハイドロキノンはメラニン色素の生成を阻害する作用があり、「肌の漂白剤」とも呼ばれています。ビタミンCなどはこれからできる色素沈着を予防しますが、ハイドロキノンの外用はすでにある色素沈着を予防しながら薄くしていくことが可能です。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは皮膚に専用の薬剤を塗って、古い角質や汚れを除去しながらターンオーバーを促進させる施術です。ケミカルピーリングでターンオーバーを促すことで、二次性色素沈着を排出しながら予防できます。

ビタミンC導入など

ピーリングと合わせて、ビタミンCなど色素沈着やターンオーバーに有効な製剤の導入もおすすめです。施術やスキンケアの効果を高めることが期待できます。内服薬や外用薬との併用もよいでしょう。

ほくろ除去後に跡が残ってしまった時の対処法

スキンケアや色素沈着を改善する施術を取り入れても、ほくろ除去後の跡が残ってしまうことがあるかもしれません。施術後、時間が経っても赤みや肌の凹みが消えない場合はどうすればよいのでしょうか。

傷や赤みが消えるまでの期間は個人差あり

施術後の傷や赤みが消えるまで、どれくらい時間がかかるのかは個人差があります。ほくろ除去の施術方法や傷の大きさ、深さ、傷が治りやすい体質か、肌色が淡いか濃いかなどによっても違います。

施術後、ひどい痛みや強い赤みが長引いていなければ、半年程度は様子を見てみましょう。異常があった場合すぐ対応できるよう、施術を受けたクリニックで定期的に経過観察してもらうことも大切です。

ケロイド体質の人は傷跡が残りやすい

赤く盛り上がったケロイドが残りやすいケロイド体質の人は、ほくろ除去の施術で傷跡が残りやすい傾向にあります。時間がかかっても自然に治っていくケースもあれば、1年以上ケロイド状の傷が残ってしまうケースも考えられます。

ケロイド体質だと診断されたことがある人は、カウンセリングで医師に相談しておくと治療がスムーズです。施術後、半年から1年経っても改善が見られない場合は早めの受診をおすすめします。

半年以上傷跡や赤みが残っている場合は美容皮膚科を受診

施術から半年以上、アフターケアをしっかり行っていても傷跡や赤みが改善されない場合、美容皮膚科を受診してください。内服薬や外用薬、別の施術を取り入れることで、傷跡が改善できることがあります。

ほくろ除去を受けたクリニックを受診しても傷跡が治らない場合は、他院の施術跡を治療してくれるクリニックを受診するのも選択肢の1つです。

ほくろ除去のダウンタイムを乗り切る工夫

レーザー治療の登場により、ほくろ除去のダウンタイムは以前と比較して飛躍的に短くなりました。しかし、それでも赤みや傷跡が気になり、人前ではできるだけ目立たせないようにしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで、施術後のダウンタイムを乗り切るためにおすすめしたい、3つの工夫を紹介します。

マスクで隠す

鼻より下のほくろを除去した場合は、マスクで隠しましょう。

近年はさまざまな色や素材のマスクが販売されており、夏場でも使いやすい冷感タイプのものもあります。季節や気分に合わせてマスクで隠しておけば、紫外線対策にも役立ちます。

ただし、傷跡への刺激は厳禁です。マスクがこすれるようならテープや絆創膏で保護した上で、マスクを併用しましょう。

コンシーラーを使う

赤みが収まって肌が落ち着いてきたら、コンシーラーを使うとよいでしょう。

ほくろ除去の傷跡にメイクできるのは、どんな施術方法でも傷口が塞がってからです。切開法などで抜糸がある場合は、抜糸後の状態を医師に確認してもらってから、メイクが可能になります。

色素沈着を起こさないよう、傷跡に優しくコンシーラーを馴染ませるようにしてください。

大事な予定の3~6ヶ月前に施術を受ける

大事な予定がある場合は、その3~6ヶ月前にほくろ除去の施術を受けましょう。

ほくろ除去の施術で赤みが収まってくるのは、レーザー治療で1~2週間、切開法やくり抜き法などで3~6ヶ月ほどです。どの方法を選んでも、施術の約半年後には赤みが目立たなくなっていきます。

結婚式や旅行などが控えているときは、予定から逆算して施術を受けられるようにすると安心です。

ほくろ除去を迷っている方へ!ダウンタイムを乗り越えてほくろを取るメリット

ここまで、ほくろの除去後にあるダウンタイムの可能性と、さまざまな対処法を紹介してきました。ほくろの除去を考えている人の中には、ダウンタイムやデメリットが気になって、なかなか施術に踏み切れないという人もいるかもしれません。

ほくろ除去のダウンタイムを乗り越えた先には、次のようなメリットがあります。

コンプレックスが解消されて自信がもてる

顔にあるほくろはチャームポイントになる一方、目立ちやすくコンプレックスに感じている人もいるでしょう。ほくろの除去は短時間の施術で済むことが多く、短期間のダウンタイムでコンプレックスの解消に繋がります。

気になっていたほくろがなくなったことで、自分に自信が持てるようになったという人もたくさんいます。

メイク時間が軽減される

顔のほくろを隠すために、コンシーラーや下地などをいくつも使っていないでしょうか。ほくろを除去すると、ほくろにかかっていたメイク時間を一気に短縮できます。

余計なメイクを減らすことで肌の負担も軽くなり、より美肌になれる可能性も考えられます。

若見えする

ほくろの大きさや色、位置によっては、老けた印象を作り出すことがあります。そんなほくろを除去すれば、パッと見たときの顔の印象が変わり、若見えに繋がります。

大きな美容手術を受けなくても、若見えする印象を作りやすくなるでしょう。

ほくろ除去のダウンタイムに関するよくある質問

ほくろ除去のダウンタイムに関して、よくある質問と答えをまとめました。

ほくろの除去後にはどんなことに気をつけるべき?

クリニックでほくろの除去を行ったら、傷跡に外部からの刺激を与えないようにします。

また色素沈着やシミが起こりやすくなるため、日焼け止めなど紫外線対策と保湿ケアを徹底し、医師の指示に従ってテープや軟膏で傷跡を保護しましょう。

ほくろ除去後のテープはいつまで貼るべき?

施術の種類やほくろの大きさによって異なります。レーザー治療による小さなほくろの除去なら翌日、大きなほくろの切除を行った場合は1週間~10日程度、テープの貼り直しが必要です。

施術方法と傷の状態によってテープを貼る期間が変わるので、医師の指示に従ってください。

ほくろ除去後はいつからメイクできる?

ほくろを除去した患部を避ければ、施術当日からメイクできる場合がほとんどです。

患部にメイクできるようになるのは、施術の傷が塞がってからになります。レーザー治療だと、施術後1~2週間程度でメイクが可能です。

除去したほくろが再発することはある?

ほくろを除去した部分に取り切れなかったメラニン色素が残っている場合、再発する可能性があります。再度施術してほくろを除去したい場合は、2~3ヶ月の期間を空けてから行うことが一般的です。

除去したほくろが再発していると感じたら、施術したクリニックで相談してください。

ほくろ除去の当日からお風呂に入れる?

施術当日は血行を促進する行動を推奨していないクリニックが多く、シャワーのみの入浴や、ぬるめのお湯に短時間つかる程度の入浴がおすすめです。

クリニックや施術方法によっては、当日の入浴が可能としている場合もあるので、施術を受けるクリニックで確認しましょう。

ほくろ除去で人生変わる!?新たな一歩を踏み出そう

ほくろ除去の施術は、施術にかかる時間もダウンタイムも短くなり、気軽に受けられるようになってきました。長年抱えていたコンプレックスを解消でき、今まで以上に前向きで明るい人生を歩んでいる人がたくさんいます。

施術後は、ほくろ除去の傷跡に強い刺激を与えないようにし、紫外線対策や内服薬・外用薬を併用することで、きれいな肌を作ることも可能です。

ほくろの除去が、新たな一歩を生み出すかもしれません。顔のほくろで悩んでいる人は、ぜひクリニックでカウンセリングを受けてみてください。

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