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夏本番を前にしてジメジメした毎日が続き、うっとうしい脇汗にお悩みの方も多いはず。
そこで今回は、自宅で使える外用薬・制汗剤から、クリニックの治療までをまとめてご紹介。
あなたにぴったりの方法を見つけて、気持ちよく夏を乗り切ってくださいね。

脇汗対策

ワキボトックス の治療が受けられる全国の美容クリニック一覧

脇汗治療法比較

脇汗治療法比較
クリニックで受けられる脇汗治療のうち、外用薬、注射、マシンによる治療法を比較してみましょう。

もっとも手軽に始められるのが外用薬による治療です。
制汗剤のように脇に塗るだけなのでダウンタイムもなく、自宅で気軽に使用できます。
ただし、1~3日ごとに1回の継続した塗布が必須です。

ボトックス注射(脇ボトックス)は、脇にボトックス注射を打つだけの治療です。
1回の施術で効果は3~6カ月程度と長持ちし、ダウンタイムもほぼありません。
毎日お手入れをする必要がないので、忙しい人や手間をかけたくない人にぴったりです。

マイクロ波によるマシン施術で脇汗を抑える方法もあります。
効果の持続性は半永久的で、メスを使わず痛みも軽いのが大きな特徴です。
ダウンタイムは1~4週間程度で個人差があります。

いずれも症状によっては一部保険適用されることがあるので、クリニックで相談してみてくださいね。

3つの治療方法はそれぞれ特徴が異なるので、次の項目から詳しく説明します。

手軽にできる脇汗対策 パースピレックス

手軽にできる脇汗対策 パースピレックス

25ml 5,000円前後(価格はクリニックにより異なる)

塩化アルミニウム8%配合・ロールオンタイプの医療用制汗剤です。
市販の制汗剤と異なり、汗を出す汗腺に一時的なフタを形成し、汗を抑える仕組みになっています。
1回塗ると2~5日間効果が持続するので、こまめに塗り直す必要がないところも嬉しいポイント。
ワキ以外に手足用もあるため、手汗や足のムレが気になる時にもおすすめです。

パースピレックスのメリット

  • 費用が安い
  • 手軽に脇汗対策ができる

パースピレックスのデメリット

  • 最初に効果が出るまで1~2週間程度の時間がかかる
  • 半永久的な制汗効果はない

パースピレックスはこんな方におすすめ

  • 医療機関で治療するほどではないが、汗の量や脇の臭いが気になる
  • 市販の制汗剤の効果に物足りなさを感じている
  • 日中こまめに制汗剤の塗り直しができない

1度の治療で効果長持ち ワキボトックス

1度の治療で効果長持ち ワキボトックス
40,000~80,000円(薬剤や量により異なる)

ボトックスが汗を出す汗腺の働きを弱める効果があり、脇汗の抑制と汗によるニオイの軽減を狙えるのが特徴です。
効果の持続はおよそ3~6か月程度。
持続期間を逆算して、本格的に熱くなる夏前の施術をおすすめします。
推奨される単位は両脇で50~100単位程度です。
痛みが気になる人は、麻酔クリームを使った施術もできます。

ワキボトックスのメリット

  • 施術にかかる時間が短い
  • 1度の治療で効果が長持ちしやすい

ワキボトックスのデメリット

  • 脇に直接注射するため多少の痛みがある
  • 季節ごとに定期的な施術が必要

ワキボトックスはこんな方におすすめ

  • 制汗剤で赤みやかゆみが出る
  • 暑い時期にだけ脇汗を抑えたい
  • 毎日の制汗剤がめんどくさい

ワキボトックス の治療が受けられる全国の美容クリニック一覧

半永久的に効果が持続 ミラドライ

半永久的に効果が持続 ミラドライ
20~35万円程度

マイクロ波を照射することで、汗やニオイの原因となる汗腺を焼却して治療する方法です。メスを使わないので傷跡が残らず、ダウンタイムや痛みもあまりありません。
また、厚生労働省に認可された国内で唯一のワキガ・多汗症の治療器でもあります。

ミラドライのメリット

  • 1度の治療で半永久的に効果が持続する
  • 中等度~重度の多汗症やワキガにも効果を発揮する

ミラドライのデメリット

  • 術後に疼痛(鈍い痛み)、腫れ、内出血などが起こる可能性がある
  • 費用が高い

ミラドライはこんな方におすすめ

  • ワキガや多汗症を根本的に治療したい
  • 傷が残らない治療をしたい
  • ダウンタイムが少ない治療を選びたい

ミラドライの治療が受けられる全国の美容クリニック一覧

軽度の脇汗対策に 市販・医療機関で買える制汗剤

軽度の脇汗対策に 市販・医療機関で買える制汗剤
医療機関品 2,000~6,000円程度
市販品 500~3,000円程度

毎日のお手入れやこまめな塗り直しが気にならない人なら、市販や医療機関で買える制汗剤を使うのもよいでしょう。
定番のスプレーのほか、ミスト、ジェル、クリーム、ロールオン、パウダーなどさまざまなタイプから選べます。
使いやすさや、持ち運びやすさなどで選べるのも嬉しいポイントです。
市販品なら数百円程度から、医療機関のアイテムは2,000円程度から購入できます。
ただし、医療用と異なり効果は長持ちしにくいので、1日数回のお手入れが必要になることもあります。

市販・医療機関で買える制汗剤のメリット

  • リーズナブルな価格で購入できる
  • 医師に診断してもらう必要がない

市販・医療機関で買える制汗剤のデメリット

  • 効果は短ければ数時間程度しか持続しない
  • 成分によって刺激を感じることがある

市販・医療機関で買える制汗剤はこんな方におすすめ

  • 医療機関に行くほど汗やニオイに困っていないが脇汗対策はしたい
  • クリームやパウダーなど好きな形状を選びたい
  • デオドラントで香りも楽しみたい

脇汗治療大辞典のまとめ

脇汗治療について3つの方法と、市販・医療機関で買える制汗剤について、特徴を紹介しました。
それぞれの方法にメリット・デメリットがあり、どんな治療やお手入れをしたいかにより向いている方法が異なります。
症状によっては保険適用されることもあるので、まずはクリニックで気軽に相談してみてくださいね。

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