フォトフェイシャルM22とは
フォトフェイシャルM22の特徴
ルミナス社(米国)製のフォトフェイシャルM22は、ダウンタイムがほとんどなく、安全性の高い光治療器として厚生労働省から認可されているマシンです。IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射し、シミやそばかす、くすみ、小じわ、赤ら顔、毛穴の開きなど、幅広い肌の悩みを改善することを目的とした光治療器です。
8種類のフィルターを組み合わせて照射することで、一人ひとりの症状に合わせたきめ細やかな施術が可能。色素に反応する光はシミや赤ら顔を改善し、また、光の熱作用によって毛穴を引き締め、コラーゲンを活性化させるため、肌のハリや質感の改善も期待できます。
引用:https://biyouhifuko.com/column/17909/
フォトフェイシャルM22の効果
シミ・そばかすの改善
お伝えしたように、M22の光は黒色や赤色の色素に吸収されるという特徴があります。
肌の浅い層にあるメラニン色素に反応してダメージを与えることで、メラニン色素を破壊し、シミやくすみ、そばかすなどを薄くする効果が期待できます。この時に分解されたメラニンは、ターンオーバーによって老廃物として肌表面まで浮き上がり、自然と剥がれ落ちます。無理に触らないようにしましょう。
引用:https://biyouhifuko.com/machine_info/k0000075/column
赤ら顔や赤みのあるニキビの改善
M22の光は赤い色素にも反応することから、赤血球の酸化ヘモグロビンに反応し、拡張した毛細血管の収縮や、赤ら顔・ニキビ跡の赤みを改善へと導きます。
また、施術回数を重ねることで肌の透明感やトーンアップ効果も期待できます。
引用:https://biyouhifuko.com/machine_info/k0000075/column
毛穴・小ジワ・ハリツヤの改善
肌の深部にまで光が届くため、肌の弾力やハリを生み出すコラーゲンなどを生成する線維芽細胞に刺激を与えることができると言われています。
肌の働きが活性化することで、小ジワやハリの改善、毛穴の引き締め効果なども期待できます。
引用:https://biyouhifuko.com/column/17909/
フォトフェイシャルM22の料金(価格・費用)相場
クリニックによって異なりますが、1回およそ3~5万円が相場です。
ハイフやポテンツァなどと比べると、リーズナブルな価格で受けられます。
フォトRF(オーロラ)とは
フォトRF(オーロラ)の特徴
2002年にアメリカFDA(食品医薬品管理局)の承認を受けた光美白の治療機器。RF(高周波エネルギー)とIPL(光エネルギー)の2つのエネルギーを使用することで、シミやそばかす、くすみ、小じわ、赤ら顔など幅広い肌の悩みを改善すると同時に、たるみや毛穴改善などの効果も期待できます。
フォトRF(オーロラ)の効果
たるみ・毛穴の開き・小ジワの改善
IPL(光エネルギー)に加えてRF(高周波エネルギー)も同時に照射できるフォトRF(オーロラ)は、真皮層までエネルギーを届けることが可能です。RFが肌奥深くに熱が伝わるとタンパク質の変性が起こるため、肌のたるみ改善や毛穴の引き締めにも効果があると言われています。
シミ・そばかすの改善
M22と同様に、光エネルギーがメラニン色素に反応してダメージを与えることで、シミ・そばかすなどを薄くする効果が期待できます。
赤ら顔や赤みのあるニキビの改善
M22と同様に、IPLが赤い色素にも反応することから、赤血球の酸化ヘモグロビンに反応し、拡張した毛細血管の収縮や、赤ら顔・ニキビ跡の赤みを改善へと導きます。また、IPLはニキビの原因となるアクネ菌を殺菌できるため、今あるニキビにも効果を発揮します。
フォトRF(オーロラ)の料金(価格・費用)相場
クリニックによって異なりますが、1回およそ1.5~3万円が相場です。M22と比べるとリーズナブルな価格で提供されることが多いようです。
フォトRFの人気機種3選
フォトRFの中でも「オーロラ」という機種をご紹介しましたが、他にも人気機種はいくつかあります。
機種名 |
イープラスSRプラス |
イーライトSR/SRA |
オーロラ |
メーカー |
シネロン・キャンデラ社 アメリカ |
シネロン・キャンデラ社 アメリカ |
シネロン・キャンデラ社 アメリカ |
製造年 |
2013年 |
2007年 |
2000年 |
効果 |
・美白、くすみ |
・美白、くすみ |
・美白、くすみ |
ダウンタイム |
ほぼなし |
ほぼなし |
ほぼなし |
価格帯 |
2~4万円 |
2~4万円 |
1.5~3万円 |
今回ご紹介したフォトRF「オーロラ」は、20年以上前から安定的に利用されているマシンです。価格帯もリーズナブルなので、1度は試してみる価値ありです。
引用:https://biyouhifuko.com/search/machine
一目で分かる!フォトフェイシャルM22とフォトRF(オーロラ)の5つの違い
機種名 |
フォトフェイシャルM22 |
フォトRF(オーロラ) |
メーカー |
ルミナス社 |
シネロン・キャンデラ社 |
製造年 |
2015年 |
2000年 |
エネルギー |
IPL |
IPL+RF |
期待できる効果 |
・シミ、くすみ、そばかすの改善 |
・シミやくすみ、そばかすの改善 |
肝斑への効果 |
あり |
なし |
フィルターの数 |
最大8種 |
2種(オーロラSRAの場合) |
ダウンタイム |
軽い赤み程度でほぼなし |
シミ・そばかす部分は薄いカサブタ |
価格帯 |
3~5万円 |
1.5~3万円 |
使用するエネルギーの違い
お伝えしたように、M22とフォトRF(オーロラ)では使用するエネルギーが異なります。
・フォトフェイシャルM22:IPL(光エネルギー)
・フォトRF(オーロラ):IPL(光エネルギー)+RF(高周波エネルギー)
フォトRF(オーロラ)は“光”と“熱”の2つのエネルギーを使用することで、シミ・そばかす・赤みへの効果に加え、たるみや毛穴改善効果も期待できます。
たるみ・毛穴への効果の違い
たるみや毛穴に対しては、フォトRF(オーロラ)が高い改善効果を発揮します。RF(高周波エネルギー)が真皮まで到達しタンパク質の変性を起こすため、たるみや毛穴を引き締めることが可能です。
一方、M22も695nmのフィルターで真皮深くに光エネルギーを到達させることができるため、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促すことが可能です。そのため、マイルドなタイトニング効果が期待できますが、フォトRF(オーロラ)とは一連のメカニズムが異なります。
肝斑への効果の違い
「肝斑モード」搭載のM22は、肝斑に対して効果を発揮します。
8種類のフィルターの中から640nm&695nmのフィルターを使い、肝斑を悪化させる可能性がある波長をカットしながら照射することで、肝斑の改善が見込めます。
一方、フォトRF(オーロラ)は肝斑を悪化させることがあります。
肝斑は肌内部で炎症が起きている状態です。そこにIPLを照射してしまうと、光がメラノサイトを刺激し、メラニン色素の生成が活発化されて肝斑が濃くなってしまうのです。
価格の違い
M22とフォトRF(オーロラ)の費用相場を比べると、M22の方が少し割高です。しかし、両者ともハイフやポテンツァなどに比べるとリーズナブルな価格なので、美容医療初心者にもおすすめです。
フィルターの数の違い
M22には8種類ものフィルターがあり、幅広い波長が選べます。肌質、肌悩み、気になる箇所、肌色などに応じて、一人一人に合ったオーダーメイド治療が叶うのは、M22の大きな特徴です。最新機種のステラM22では755nmがさらに加わっています。
一方、フォトRF(オーロラ)のフィルターは2種です。(※フォトRF(オーロラ)の進化版「イーライトSR/SR」の場合。)新しいSRAヘッドを装着することで、シミ・赤みへの効果がさらに高まり、よりアグレッシブな照射が可能になりました。
フォトフェイシャルM22とフォトRF(オーロラ)の共通点
M22とフォトRF(オーロラ)は違いもありますが、共通点も多いです。
シミ・そばかすへの効果
M22もフォトRF(オーロラ)も、シミ・そばかす・くすみなどの改善効果が高いです。両者共に、シミやくすみ、ニキビ跡、赤みなどを徐々に改善し、肌全体を底上げできる施術です。
ダウンタイム
M22もフォトRF(オーロラ)も、ダウンタイムは軽いです。
シミ取りレーザーを照射した時にできるかさぶたや、色素沈着が起こるといったダウンタイムがほとんどありません。施術直後に軽い赤みが出たり、1週間程度シミが濃くなるといった程度なので、日常生活に支障が出にくいです。照射後のメイクも可能なので、周りの人に気づかれにくい施術と言えるです。
引用:https://biyouhifuko.com/machine_info/k0000075/column
2021.07.13
施術時間
施術時間もほぼ同じで15分程度で完了します。麻酔をする必要がないため、待ち時間も少ないです。
推奨回数
両者とも施術を継続する必要があります。個人差がありますが、2~4週ごとに4~6回の施術が目安です。
あなたはどっち?フォトフェイシャルM22とフォトRF(オーロラ)の選び方
異なる点もあれば、共通点も多いフォトフェイシャルM22とフォトRF(オーロラ)。どちらを選べばいいか迷っている人は、以下を目安にして下さい。
- シミと肝斑が混在している
- まずは一般的なフォトフェイシャルを試したい
- 肝斑を治したい
そんな方は、M22がおすすめです。
- シミやそばかすに加えてたるみも気になる
- シミやそばかすに加えて毛穴の開きも気になる
- 肝斑はない
このような方は、フォトRF(オーロラ)がおすすめです。
両者とも、シミ・そばかす・くすみ・赤み・ニキビやニキビ跡に対する効果に大きな差はないので、それ以外の部分を選ぶ基準に選びましょう。
フォトフェイシャルM22とフォトRF(オーロラ)は目的に合わせて
いかがでしたか?フォトフェイシャルM22とフォトRF(オーロラ)は似ている部分もありますが、細かい効果などに違いがあります。
どちらにしようか迷った時には、まずは美容皮膚科を受診するのがおすすめ。カウンセリングだけでも予約して相談してみましょう。
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