パーツ形成

糸による切らない鼻整形として人気の鼻メッシュですが、デメリットも指摘されています。ここでは、鼻メッシュについての説明とデメリットについて詳しくご紹介します。

鼻 メッシュデメリット 

鼻メッシュとは?種類や施術

人が顔のパーツの中で真っ先に見るのは”目”だそうです。これは初見で目を見る方が多いことから来ています。相手を確認をするためにも、まずは目を見ることが基本のようです。

そうなると、誰もが目元をきちんとしたいと考えることでしょう。女性の場合、この部分はアイシャドウ・アイラインなどでしっかりと整えることができます。
それでは鼻はどうでしょうか。これは形が決まっているので”整える”というのは難しそうです。縦にラインを描いてシュッと見せることは可能かもしれませんが、一般的ではありません。
顔の真ん中にある鼻は一番目立つ存在かもしれません。その鼻の形が気に入らないのであれば、顔を気にする人にとっては一大事でもあるのです。

ここで美人と言われる鼻の条件を考えてみます。

見栄えの良い鼻の条件がこちらです。

  1. Eラインが美しい(横からみた顔)
  2. まっすぐ通った鼻(鼻筋)
  3. 目の幅と小鼻の幅が一緒
  4. 鼻の付け根と上まぶたの位置(同じだと美しい)
  5. 小鼻と鼻の先端が少し低い
  6. 小鼻がめくれていない
  7. 下から見たときの鼻が三角形
  8. 横から見たときの鼻柱がまっすぐ

美人の鼻の条件

共立美容外科より(美人の鼻の条件)

持って生まれたものですから、美容外科以外で鼻の形を変える方法はありません。鼻メッシュには幾つかの方法がありますが、ここでご紹介するのは代表的な鼻メッシュであるGメッシュとTCBメッシュ、そしてその他の鼻メッシュです。

メッシュというのは”糸”のことで、糸を鼻先から鼻筋に挿入し、引っ張ることで高さやボリュームを整える美容医療です。鼻の成形というと、大がかりな外科施術を考えがちですが、手軽に鼻を高くしたい、形を整えたい、少しだけ顔の印象を変えてみたいといった要望に応える美容医療です。

Gメッシュ

鼻を高くシャープに見せる効果が期待できます。溶ける糸(PCL:吸収性素材の糸)を用いて行う施術です。この溶ける糸もすぐに溶けるのではなく、2年ないし3年の期間を経て徐々に溶けていくものです。
医師が行う外科施術となり、鼻先の1箇所から糸を挿入します。そのため、切開することなく目立たず腫れも少ないといったメリットがあります。

切開しない(メスを使わない)のでダウンタイムが短く、効果の持続期間は2年ないし3年で、これは糸が溶ける期間と一致します。鼻の形を大きく変えるものではありませんが、手軽に受けることができるので人気の高い美容医療となっています。

TCBメッシュ

Gメッシュとほぼ同様の手法です。東京中央美容外科(TCB)で行うことからTCBメッシュという名前になりました。
糸も同じPCLを使用していますが、悩みの種とも言える”だんごっ鼻”を矯正して細く高くしたり、丸い鼻先をシャープにしたりなど、TCB独自の技術で、見た目の良い鼻を実現します。

Y-KO(ワイコ)

鼻先から鼻の付け根にかけて糸を通し、形の良い小鼻を実現する手法です。鼻が小さく見えることから顔全体が小さく見える小顔効果が実感できます。

テスリフトノーズ

医療用の溶ける糸(POD ポリジオキサノン)使った美容医療です。鼻の輪郭形成として比較的早くから使われていた手法です。

Gコグノーズ

顔のリフトに使用する「Gコグ」を鼻に用いた美容医療です。PCLを使用した自然な仕上がりが特徴です。

鼻メッシュのデメリット

鼻メッシュにはメリットだけではなく、人によって感じる様々なデメリットがあります。ここでは、鼻メッシュにおけるデメリットをまとめてみました。

効果の持続期間が短い

鼻メッシュによる効果は永久的なものではありません。1年から3年という持続期間であり、人によってはそれを短く感じる人もいます。個人差があるので、中には1年に満たない持続期間もあるようです。

糸アレルギーのある方は施術できない

稀に糸アレルギーの人もいます。施術前のカウンセリングや医師の診断によって、施術できないケースもあります。

感染などのリスクがある

切開ではなく小さな針穴が残り、稀ですがそこから感染症を発症するケースもあるようです。

オステオボールなどの異物挿入によるトラブル

オステオボールは鼻先にメッシュ状の3Dボールを入れて鼻を高くする施術です。

見栄えを良くできるので人気の施術ですが、異物の挿入感が強く感じられ、皮膚に負担をかけ鼻の軟骨にダメージを与えることが報告されています。

個人差がありますが、痛みを伴う違和感があることも多く、オステオボールの挿入には注意が必要です。

鼻メッシュの施術について

自然な仕上がりで、シュッとした鼻筋になりたい、そんな希望を叶えるのが鼻メッシュです。
ここでは、鼻メッシュの施術の流れについてご紹介します。

カウンセリング

これまでのアレルギーの有無、鼻の悩みについてカウンセリング及び簡単なパッチテストも行います。このときアレルギー反応が出た場合は施術の再考及び他の方法を勧められる場合があります。

局所麻酔

鼻全体に麻酔をかける局所麻酔となります。完全な麻酔ではないため、若干の痛みを感じることがあるようです。

糸を挿入

鼻をどうするかによって糸の挿入経路が違うので、基本は鼻先から鼻の根本まで通します。注射針を奥底まで刺すので不安に感じる人も少なくありません。一方で、針の先端は丸くなっているので、血管を傷つけにくく、内出血などのリスクを極力抑えるようにしています。

糸の調整

メッシュの糸一本といっても、筒状で立体的な形をしています。そういったメッシュ状の糸を使うことによって、表面積を広げ、鼻の形を効率良く変えていき、メッシュ状の糸を絞る、引っ張るなどで効果を発揮します。

術後

針を抜いて糸だけ残し、施術は15分程度で終わります。施術が終われば医師から術後の生活の注意事項などを聞き、痛み止めの薬を処方をうけ、体調等に問題ないかを確認して病院を出ます。

術後の症状と副作用

気になるのが術後の副作用ですが、以下のような症状が出るようです。人によっては何も症状が出ないケースもあります。

腫れ

比較的軽い腫れが見られます。人が見ても違和感がない程度です。早めに腫れを引かせたい場合は、引くまでは飲酒や運動、長時間の入浴は控えるようにしましょう。

むくみ

腫れと似ていますが、むくみが出ることがあります。これについても、腫れのときと同様に飲酒や運動、長時間の運動を避けるようにしましょう。また刺激の強い食事は控えましょう。

内出血

針を刺すので、内部の血管を傷つけて内出血が起きる場合があります。これは、時間とともに引いていきます。

痛み

完全な麻酔ではないので施術中でも若干の痛みを感じることがあります。術後も痛みや痺れがひかないケースもありますが、鈍痛のような痛みが主です。
術後や帰宅してから痛みがひどくなる場合があるので、大抵痛み止め薬が処方されます。そのときはなくても、後で痛みが出る場合もあるので、痛み止め薬は出してもらったほうがいいでしょう。

違和感

術後のつっぱり感などの違和感はどうしてもありますが、これは時間と共に慣れてきて気にならないようになります。違和感がどうしても取れないときは医師に相談しましょう。

ダウンタイム時の生活

ダウンタイムは1週間から2週間です。特に問題がなければ施術が終わってから通常通りの生活に戻ることができます。それでも、ダウンタイムの期間は以下のように生活をすることが推奨されています。

安静にする

必要以上に体をいたわる必要はありませんが、施術後に微熱が出るケースもありますし、違和感が続くケースもあります。一番多いのは腫れやむくみ、内出血などですから、それがひくまでは安静にする必要があります。

患部を冷やす

施術後の対処になりますが、施術が終わってすぐに帰るわけではなく、ある程度患部(鼻)を冷やすなどのクーリングオフを行います。麻酔が効いているので、それを早く覚ます効果もあります。帰宅してからも、当日はできるだけ患部を冷やすようにしましょう。

刺激物を控える

先述していますが、刺激のある食事はむくみや腫れ、痛みを助長することがあるので、痛みや腫れが引くまではできるだけ食事には気をつけるようにしましょう。

禁煙・禁酒

刺激物にはタバコやお酒も含まれます。落ち着くまではできるだけ控えるようにしましょう。

デメリットをメリットに変える

鼻の整形には、鼻メッシュの他にヒアルロン酸注入やプロテーゼ挿入、さらにはスレッドリフト、外科手術などがあり、この中でもっとも手軽にできるのが鼻メッシュで、鼻の形に悩む多くの女性に支持されています。ここではデメリットを感じがちな中で、鼻メッシュのメリットについてご紹介します。

ダウンタイムが短い

術後は若干の腫れがあり、個人差がありますが、腫れがひくのが1週間程度で、これがダウンタイムとなります。人によっては2,3日で通常と全く変わらない生活に戻ることができます。

施術痕が目立たない

鼻先から注射針によって糸を入れるため、施術痕は針痕のみです。多少の出血によるかさぶたが出来る程度であり、少しの傷痕でも気になる人は、マスクを装着するなどで対処しましょう。もちろん傷痕は残りません。

自然な仕上がり

自然な仕上がりでとても満足度が高いのが特徴です。”自然な仕上がり=ほぼ変わっていない”というものではなく、若干の違いでも自身ではしっかりと変化を感じることができ、それが対外関係においても自信につながるでしょう。

メスを使わないので負担が少ない

他の項目と被る部分もありますが、体に負担をかけることが少なくによっては微熱が出ることがあるようですが、それも1日か2日で治まります。

鼻メッシュの一問一答

鼻への負担やリスクがほとんどないと言われる鼻メッシュですが、施術を受ける側にとっては不安がいっぱいです。ここでは代表的な質問を挙げてみました。

鼻メッシュの本数は何本が一般的ですか?

Q:鼻メッシュの本数は何本ですか?

A:鼻をどうしたいかによって変わってきます。1本で済む場合もあれば、目的や希望によって2本から多い場合は4本になるケースもあります。

痛みはありますか?

Q:痛みはありますか?

A:施術前に局所麻酔を行いますが、軽い麻酔なので施術中に人によっては鈍痛を感じる場合もあります。痛みを不安に感じる場合は、強めの麻酔をかける場合もあります。

内出血はありますか?

Q:内出血はありますか?

A:内出血が出る場合もありますが、大きな内出血はほとんどありません。

施術痕は残りますか?

Q:施術痕は残りますか?

A:注射針の挿入痕が残りますが、ダウンタイム中にほとんど消滅します。

痛みがひかない場合はどうしたらいいですか?

Q:痛みがひかない場合はどうしたらいいですか?

A:赤みやむくみ、痛みなどがひかない場合は医師に相談しましょう。

鼻メッシュが得意なクリニック3選

  1. リープビューティクリニック:最新かつ豊富な医療機器
  2. サクラアズクリニック 心斎橋院:アフターケアに重点を置いた治療
  3. 今泉スキンクリニック:エイジングケアの第一人者として活躍

※美容ヒフコ経由でのご予約は【アフターフォロー付き】です。施術・術後の悩みや不安相談もOKです。

 

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

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