インタビュー・アンケート

美容ヒフコでは2021年3月、シミに関するお悩みがある20代〜40代の方を中心とした300名の男女へ【シミ治療に関するアンケート】を実施しました。

興味深いご意見や体験談をいただいたので、シミ治療の不安を解消する方法や効果を感じやすくなるコツについて、アンケート結果とあわせてご紹介します。

シミ 治療

美容ヒフコでは2021年3月、シミに関するお悩みがある20代〜40代の方を中心とした300名の男女へ【シミ治療に関するアンケート】を実施しました。

興味深いご意見や体験談をいただいたので、シミ治療の不安を解消する方法や効果を感じやすくなるコツについて、アンケート結果とあわせてご紹介します。

シミ治療の治療が受けられる全国の美容クリニック一覧

美容クリニックなどの医療機関でシミ治療を受けたい方は全体の62%

美容クリニックなどの医療機関でシミ治療を受けたい方は全体の62%

シミに悩んでいる300名の女性のうち、半数以上(62%)の方から【シミ治療のために医療機関へ行きたい】と回答がありました。「はい」「いいえ」それぞれのご意見について詳しくご紹介します。

「はい」と回答した理由ランキング

1位 自分も周りも変化が分かるくらい、確実な効果が欲しいから

2位 ここ数年で一気にシミが増え、治療への関心が高まっているから

3位 エステやセルフケアの効果に限界を感じているから

4位 医療資格をもつ専門家に相談し、的確なアドバイスをもらいたい

5位 身近に医療機関でシミ治療を受け、肌が綺麗になった知人がいるから

シミのケアを頑張っても思うような効果が得られなかったり、身近に医療機関でシミ治療を経験し、肌状態が改善している方の様子を見て興味をもったというケースが多いようです。その他に「見た目の若々しさをキープしたい」「写真に写った自分の顔にシミが多く、ショックを受けたから」「自分に自信をつけたい」といった意見も寄せられています。

「いいえ」と回答した理由ランキング

1位 料金の総額が高額になりそうで不安

2位 治療の副作用が心配

3位 痛みや失敗のリスクが不安

4位 効果やダウンタイムが不安

5位 どの医療機関に行けば良いか分からない

「いいえ」と回答した方は、シミ治療に興味はあるものの、料金や効果、痛みなどについての心配や不安が大きく、なかなか治療に踏み出せないでいるという印象を受けます。では、実際のシミ治療の詳細はどうなっているでしょうか。その実態を紐解いてみましょう。

シミ治療の不安点・解消方法のヒント

シミ治療の不安点・解消方法のヒント

シミ治療の懸念点を簡単にまとめると「費用」「副作用」「痛みや失敗リスク」「効果があるのか」という点があげられます。実際に経験してみなければ想像がつきにくい部分も多いですよね。ここでは、医療機関で行われている内容の詳細と共に、治療に関して不安に感じやすい点についても解説します。

シミの治療方法について

シミ治療にはレーザー治療、光治療、導入治療、内服・外用薬など、様々な方法があります。肌状態の他、医師と相談の上で「早くシミを薄くしたい」「痛くない方法を選びたい」など、希望条件を元に進めていくことも可能なケースが多く、選択した内容により料金が異なります。また、一度の治療で高い効果が期待できることもありますが、ほとんどの場合は複数回の通院が必要です。

治療別の効果や費用※、副作用と注意点について説明します。

※料金は1回あたりの目安

シミ取りレーザー(Qスイッチレーザー・ピコレーザーなど)

高い出力のレーザーをシミが気になる所へ部分的に照射し、健康な肌への負担を抑えながら、熱作用や衝撃波でシミの原因となるメラニン色素だけを分解する方法です。使用されるレーザーには、Qスイッチレーザーやピコレーザーなどがあります。レーザーはシミの元であるメラニン色素に反応しやすく、浅いシミから濃く・大きいシミまで幅広く対応可能です。1回の治療でも効果を実感しやすく、最近では比較的安価な料金設定のクリニックが増加傾向にあります。そばかすやあざ、タトゥー除去にも使用されることがある治療です。

痛みの感じ方

  • 輪ゴムで弾かれる程度

副作用・失敗を避けるための注意点

  • 照射部位がかさぶたになるため、1週間程度は専用のテープやガーゼなどで保護が必要(ピコレーザーによるピコスポットの場合は保護不要)
  • 照射部位は刺激を受けやすく、色素沈着を起こすリスクが高くなっているため、摩擦刺激や紫外線(日焼け)を避ける必要がある
  • 1回の照射で効果を感じやすいが、シミの濃さや大きさによっては複数回の照射が必要になる
  • 洗顔や入浴は治療当日から可能だが、無理にかさぶたを剥がさないように注意する
  • 日焼けをしている肌や肝斑への照射は不可
  • 大事な予定を控えている時期の治療は避けたほうが良い

料金の目安

  • 3㎜未満 3,000円〜
  • 5㎜未満 5,000円〜
  • 10㎜未満 10,000円〜

※大きさにより料金が異なる

レーザートーニング

シミ取りレーザーよりも弱い出力に設定したレーザーを、顔全体へ均一に照射していく治療です。メラノサイト(メラニンを作り出す組織)を刺激せず、肌表面のメラニン色素のみを破壊します。痛みやダウンタイム、副作用が少なく、部分的に目立つシミ治療というよりも広範囲の色ムラや肌質を改善したい方に向いているでしょう。また、レーザートーニング最大の特長は、他のシミ治療では難しいといわれていた「肝斑」の治療が可能な点です。シミと肝斑の治療を同時に進めることもできます。

痛みの感じ方

  • 肌表面でチリチリとした熱感を感じる程度

副作用・失敗を避けるための注意点

  • 1回の照射で劇的な肌変化を感じることが少ない(複数回の照射が必要)
  • 大きく・濃いシミやアザ(ADM)の治療は【シミ取りレーザー】が適応になる場合が多い
  • レーザーの出力が強すぎることで肝斑が濃くなることもあるため、肝斑の症例数知識が豊富な医師が常駐するクリニックを選ぶと安心(HPに記載されていることが多い)
  • 継続的な治療が必要になるため、場合によっては費用が高額になることもある
  • 照射後は一時的に肌が乾燥しやすくなるため、入念な保湿ケアが必要
  • 照射後1週間は紫外線(日焼け)を避ける

料金の目安

  • 15,000〜30,000円程度

 ※医療機関により異なる

光(IPL)治療 

レーザーとは異なり、幅広い波長をもつ光(IPL)を照射する方法です。治療を継続することで、シミと同時に赤ら顔やくすみ、毛穴や肌のハリなど、顔全体のお悩みの改善が期待できます。部分的なシミを集中的に薄くしたい方よりも、顔全体の色ムラを整えながら肌質改善も目的としている方に向いているでしょう。また、痛みが少なく、ダウンタイムはほとんどありません。副作用や失敗リスクも低いため、初めてのシミ治療に光治療を選ぶ方も増えているようです。

痛みの感じ方

  • 肌表面でバチっとした熱感を感じる程度

副作用・失敗を避けるための注意点

  • アザ(ADM)や濃いシミには効果を感じにくい
  • 1回の照射で劇的な肌変化を感じることが少ない(複数回の照射が必要)
  • 継続的な治療が必要になるため、場合によっては費用が高額になることもある
  • 肝斑への照射は不可
  • 照射後は一時的に肌が乾燥しやすくなるため、入念な保湿ケアが必要
  • 照射後1週間は紫外線(日焼け)を避ける

 料金の目安

  • 15,000円〜30,000円前後

 ※医療機関により異なる

導入治療

ビタミンCやトラネキサム酸といったシミや肝斑に効果的とされる成分のほとんどは、ただ肌に塗るだけでは浸透しません。しかし、イオン導入よって肌に弱い電流を流し、電子が反発する力を利用することで、イオン化した有効成分を肌の奥(真皮層)まで届けることが可能になるのです。高い保湿・トーンアップ効果が期待できるので、美肌目的として推奨しているクリニックも多いです。導入治療単体での効果は非常に穏やかなため、レーザーや光治療と組み合わせることでよりシミの変化を感じやすくなるでしょう。痛みやダウンタイムがほとんどないため、気軽に試しやすいシミ治療といえます。

痛みの感じ方

  • ほぼなし〜肌にピリピリとした刺激を感じる程度

副作用・失敗を避けるための注意点

  • 導入治療のみでシミを劇的に改善することは難しいため、レーザーや光治療と組み合わせると良い
  • 1回の導入で劇的な肌変化を感じることが少ない(継続的な治療が必要)
  • アザ(ADM)や濃いシミには効果を感じにくい
  • 心臓病や不整脈がある方は治療が受けられないことがある

料金の目安

  • 5,000円〜15,000円程度

 ※医療機関や使用する製剤により異なる

内服薬・外用薬

医療機関で処方される内服・外用薬は、市販品よりも有効成分の含有量が多く、シミへの効果を感じやすいといわれています。アンケート結果で、市販のサプリメントやシミ用クリームを使用したことのある方が目立っていたため、「レーザーや光治療のような機器を使用する方法に抵抗がある」という場合は、内服薬や外用薬を用いたシミ治療を試してみるのも良いでしょう。医師の診察を受け、自分の肌状態にあったものを自宅で継続的に使用する方法なので、忙しく、時間がない方でも始めやすいシミ治療の一つです。

シミ治療用内服薬

  • トラネキサム酸→肝斑に効果的とされている
  • シナール→メラニン生成を抑える働きが期待できる
  • ハイチオール→メラニン生成を抑えながら、肌のターンオーバーを正常化させる
  • ユベラ→抗酸化作用により、紫外線の影響を受けにくくする

シミ治療外用薬

  • ハイドロキノン→メラニンの元に働きかけ、シミを予防する
  • トレチノイン→表皮細胞を活性化させ、メラニン排出をサポート

料金の目安

内服薬(1ヵ月分)

  • 3,000円〜6,000円(医療機関や処方内容により異なる)

外用薬(1ヵ月分)

  • 2,000〜10,000円(医療機関や処方内容により異なる)

まとめ

医療機関でのシミ治療に関して「費用」「副作用」「痛みや失敗リスク」「効果」という不安を抱えている方が多いというアンケート結果が出ました。実際のシミ治療には多くの選択肢があり、費用や肌への負担は想像しているよりも少なく、市販の化粧品よりも手軽で、効果を期待できるものも存在します。新しいシミを予防することもできるので、本格的に紫外線が強くなる前に、一度医療機関でシミ治療の相談をしてみると良いかもしれません。

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