美容ヒフコは2021年6月、「過去に3回以上美容医療を受けたことがある100人の女性」を対象にアンケート調査を実施しました。
美容医療を受けるきっかけとなった肌悩みや通院頻度、1年間の支払額など、リアルな意見がたくさん寄せられたのでご紹介します。
初めて美容医療を受けるきっかけとなった肌悩みについて
最も多い回答は「シミ・美白(36%)」でした。
筆者も、妊娠中〜産後にかけて急増したシミと肝斑をなんとかしたい!と奮い立ったことが美容医療を好きになるきっかけだったので、「シミが気にならなかった頃の肌になりたい!」という気持ちがよく分かります。
ニキビ・ニキビ跡(23%)、脱毛(21%)という肌悩みも多く寄せられていました。
初めて受けた美容医療は?
美容医療のファーストチョイスとして、最も多くの人から選ばれていた施術は「ピーリング(28票)」でした。
ニキビ・ニキビ跡の治療に多く使用される「ケミカルピーリング」や、シミ・肝斑を改善し、輝くツヤ肌を目指せる「マッサージピール」など、製剤の種類が多く、比較的安価な上、少ないダウンタイムで幅広い肌悩みにアプローチできる点が人気の理由のようです。
続いて医療脱毛(27票)、シミ取りレーザー(26票)、イオン導入・エレクトロポレーション(25票)などが上位にランクインしています。
初めての美容施術・その他の詳細について
4票と少数派ですが、その他の回答結果は以下の通りです。
- 美容点滴(2票)
- 脇ボトックス (1票)
- 美容注射(1票)
気温が上昇し、紫外線が強くなる夏場に受けたい施術がランクインしていました。
劇的な見た目の変化は少なくても、続けることで周りから「肌が白くなった?」と言われやすくなる美容点滴・注射は、美容初心者さんから玄人の方までおすすめです。
2021.08.21
また、夏場の脇汗に悩む女性には「脇ボトックス」が救世主になってくれるかもしれません。
2020.05.29
美容医療経験者たちはどのくらいの頻度でクリニックへ通院しているの?
実際に美容クリニックへ通う頻度は、「月に1回(38%)」と「半年に1回程度(38%)」が同率1位という結果となりました。
定期的に繰り返し治療を受ける必要のあるニキビ治療やレーザートーニング・光治療を受けている人の多くが、月に1回のペースで通院しているようです。
半年に1回程度の人は、目立つシミやホクロをピンポイントで照射したり、ヒアルロン酸・ボトックスなど、効果の持続期間が長い治療を選んでいるそう。
中には、毎月2回以上クリニックに通っているという美容マニアの方も!
レーザーはAクリニック、注入系の治療はBクリニックというように、複数のかかりつけクリニックがあるため、希望する内容によって色々なドクター・ナースの意見を聞けるのも楽しいとのことでした。
治療内容によっても必要な通院回数は異なるので、カウンセリング時に通院ペースの目安も確認しておくと良いでしょう。
1年間で美容医療にかける費用はいくら?
1年間で美容医療へかける費用として最も多かったのが「5〜10万円(23票)」でした。
希望する施術のコースが用意されている美容クリニックへ通っている人は、コースを購入している割合も高いようです。
また、キャンペーンを上手く活用し、費用を抑えているという意見もありました。
継続することでより肌変化を感じやすくなることが多い美容医療は、無理なく支払うことができる料金内で、自分に合ったクリニックや施術を見つけることが何より大事なポイント。
同じ施術でもクリニックによって料金設定が異なるので、「どこで受けようか迷っている」という場合は、公式サイトやSNS、口コミなどのチェックも良いですが、実際にカウンセリングを受けてみると良いでしょう。
その際に確認しておきたいポイントとしては…
- どんな方法で治療するのがベストか
- 料金設定は予算の範囲内か
- どのくらいのペースや期間の通院が必要か
- リスクはあるのか
- きちんと質問に答える、疑問点を曖昧にしないなど、患者と向き合っているクリニックか
いくつかのクリニックでカウンセリングを受け、納得できる所で治療をスタートできると安心です。
まとめ
美容医療を始めるきっかけや通院頻度、年間利用額は個人差があり、肌悩みによっても大きく異なります。
頻繁に通院し、高額な治療をすることだけが満足度の高い結果につながるとは限りません。
記事内でご紹介したポイントを踏まえながら、自分に合ったクリニックを探して、納得のいく治療を受けてくださいね。