
男性が肌を意識。画像はイメージ。(写真:Adobe Stock)
男性も、見た目の印象づくりの中でスキンケアを重視するようになっている。
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンターが2026年3月、20~40代男性を対象にした調査結果を公表した。
年代を問わず「肌」を挙げる人が半数近く

男性もスキンケアから満足感。画像はイメージ。(写真:Adobe Stock)
- 悩む人は少なくない→ シミやアザに悩む人は約4割で、多くがカバーしたいと感じている。
- 心理面にも影響→ 自信の低下や周囲の目が気になるなど、心の負担にもつながっている。
- 新しいカバー方法→ 厚塗り感を抑えながら自然に隠すため、超薄膜シートを活用した。
花王の調査では、20~40代男性618人を対象に、見た目の印象づくりやスキンケア意識を尋ねた。
その結果、「外見磨きで自分の評価をあげたい」は74.8%、「年齢を重ねてカッコいい大人男性になりたい」は85.1%で、多くの男性が自分の印象をより良くしたいと考えていた。
その上で、見た目の印象に重要だと思う要素として上位に肌が挙がった。
年代を問わず「肌」を挙げる人が半数近くに上り、異性から褒められたい印象要素では、20代で「肌」が1位、30~40代でも3位に入った。
花王は、年代を問わず、肌が印象づくりの重要な要素として意識されているとしている。
今回の発表では、スキンケアに前向きな「高感度層」156人の結果も示された。91.0%が、顔の手入れを通じて何らかの良い変化を実感していた。
具体的には「周りから肌を褒められたことがある」が30.8%、「肌への効果を感じている」が39.7%、「自分の自信につながっている」が50.0%、「心の癒しやストレス解消になっている」が34.0%だった。
花王はこうした結果を踏まえ、スキンケアは肌の状態だけでなく、精神的にも前向きな影響を及ぼしていると見ている。
男性美容の広がりの中でスキンケアに関心

スキンケア習慣が男性にも広がる可能性。画像はイメージ。(写真:Adobe Stock)
- 薄いシートでカバー→ ナノメートル単位の薄さで、肌になじみやすい設計。
- 自然さとカバー力を両立→ グラデーションや肌の色むら再現で、不自然さを抑える。
- 選択肢を広げる技術→ 治療だけでなく、日常で自然に隠したい人の新たな手段になる可能性。
こうした動きは、男性美容全体の広がりの中で見ると分かりやすい。
富士経済の調査では、2024年のメンズ整肌料市場は前年比6.4%増の314億円見通しとなり、男性のスキンケアニーズの高まりが背景にあるとされた。中高年層ではスキンケア、若年層ではメイクアップへの関心が伸びていることも示されていた。
一方で、ヒフコNEWSで紹介した2025年の矢野経済研究所調査では、男性が美容医療で気になる顔の施術として「シミ・あざ・ほくろ除去」「ひげ脱毛」「ニキビ・ニキビ痕」が上位に挙がっていた。情報源として最も多かったのは「病院・クリニックのホームページ」で、男性が見た目の悩みに対して、施術も含めた形で情報収集している実態も浮かんでいる。
男性の美容意識は、肌を整えること全体へと広がっている可能性がある。その入り口として、日常のスキンケアの重要性はさらに増していきそうだ。
参考文献
【花王BRCC 20~40代男性調査】 新生活に向けて第一印象UP! スキンケア高感度層の9割が“スキンケアをすること”の効果を実感―― 自信の高まりやストレス軽減など“心の変化”も ~20代の「異性から褒められたい印象要素」1位は“肌”という結果に。 簡単で始めやすいスキンケア方法をご紹介~
https://www.kaobeautybrands.com/content/dam/sites/kanebo/www-kaobeautybrands-com/pdf/press-release/2026/260311_release.pdf
男性の美容意識が向上、メンズコスメ好調、男性メイクも人気、男女のヘアトリートメントもナイトケア注目続く、富士経済が最新の調査結果
https://biyouhifuko.com/news/japan/7835/
男性が信頼する美容医療の情報源は「クリニック公式サイト」が最多、施術経験者が受けた体の施術は「脱毛」「男性器整形」が上位、矢野経済研究所の最新調査
https://biyouhifuko.com/news/japan/14393/
