
サプリメント。写真はイメージ。(写真/Adobe Stock)
美容に関心のある女性の半数が、美容を目的にサプリメントを摂取していることが分かった。腸内環境を整える「腸活」も、美容対策の一つとして取り入れられている。
矢野経済研究所が2026年10月6日、全国の20~70代女性を対象としたアンケート調査の結果を発表した。
美容サプリ利用が半数

サプリメント。写真はイメージ。(写真/Adobe Stock)
- 調査対象→全国の20~70代女性5657人のうち、美容に関心のある3028人を分析。
- 美容サプリの利用→50.7%が美容目的でサプリメントを摂取。月額支出は1000円以上3000円未満が18.6%。
- 摂取する理由→「身体の内側から美容にアプローチしたい」が51.9%。「塗るだけのケアでは限界を感じた」も39.1%。
調査は2026年5~6月、全国の20~70代女性5657人を対象に実施した。このうち、美容上の悩みを改善したい、現在のきれいな状態を維持したいなどと回答した女性は53.5%の3028人だった。
美容に関心のある女性のうち、美容目的でサプリメントを現在摂取している割合は50.7%となった。美容効果が期待される市販の加工食品・飲料は33.7%、医薬品・医薬部外品は24.2%だった。
美容サプリや美容食品などへの1カ月あたりの支出額を見ると、「支出なし」と回答した人が42.7%で最も多かった。支出額別では、1000円以上3000円未満が18.6%、1円以上1000円未満が17.0%、3000円以上5000円未満が11.4%と続き、5000円以上は10.3%だった。
さらに、美容サプリや美容食品などを現在摂取している人に、摂取している理由を尋ねたところ、最も多かったのは「身体の内側から美容にアプローチしたい」の51.9%で、「手軽で、日常的に取り入れやすい」が47.4%で続いた。
また、「塗るだけのケア(化粧品)では限界を感じた」という回答も39.1%に上った。
美容目的の「腸活」が広がり

サプリメント。写真はイメージ。(写真/Adobe Stock)
- 腸活の実施率→美容に関心のある女性の28.1%が、美容目的で腸活を実施。
- 年代別の傾向→20代24.3%、30代24.1%に対し、60代と70代ではいずれも33.1%。
- 腸活と食品の利用→腸活実施者の54.9%が機能性ヨーグルトや乳酸菌飲料などを摂取。非実施者は20.7%。
美容対策として「腸活」を行っている人は、美容関心層全体の28.1%だった。
年代別では20代が24.3%、30代が24.1%だったのに対し、40代以降は年代が上がるにつれて割合が高くなり、60代と70代ではいずれも33.1%となった。
美容サプリや美容食品などを現在摂取している人を腸活の実施有無で比較すると、腸活実施者では、機能性ヨーグルトや乳酸菌飲料などの「腸活・発酵食品」の摂取率が54.9%となり、非実施者の20.7%を大きく上回った。
一方、錠剤やカプセル状のサプリメントの利用率には大きな差がなかった。
美容への関心が、スキンケアだけでなく、サプリメントや食生活などにも広がっていることが分かる。
参考文献
女性の美容インナーケアに関する消費者アンケート調査を実施(2026年)(矢野経済研究所、2026年10月6日)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/4209
