インタビュー・アンケート

芸能界でも屈指の美肌を持ち、20代から試した美容法は1000種類以上という女優でタレントのMEGUMIさん。2023年には自身の美容法を記した初めての著書『キレイはこれでつくれます』が発売され大ヒットしました。

MEGUMIさんが一体どんなスキンケアを続けているのか知りたい、中には「お金がかかる方法ばかりなのでは?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、MEGUMIさんの著書からすぐに取り入れられるスキンケアを厳選してピックアップ。MEGUMIさんが実践しているスキンケアをアイテム、行動、スペシャルケアの3つに分けて紹介します。

MEGUMIさんのプロフィール

名前

MEGUMI(メグミ)

生年月日

1981年9月25日

出身地

岡山県倉敷市

趣味

書道、乗馬

特技

料理、スポーツ

公式SNS

Instagram

X(旧Twitter)

1999年にグラビアアイドルとしてデビューし、20代には1年の3分の2を南国で過ごしていたというMEGUMIさん。当時は日焼けしても肌荒れせず、メイクを落とさず寝ることもよくあったそうです。

30歳を間近に控えた頃、MEGUMIさんは肌の乾燥によるくすみや、深いほうれい線が気になり始めたそう。肌悩みを隠すために濃いメイクを続けたことで、肌は負のスパイラルで落ち込むばかり。

そこで30歳をきっかけに「ガチの美容」に取りかかったMEGUMIさんは、8年かけてほうれい線が気にならなくなりました。さらに、気持ちもアクティブに変化していったといいます。

著書の出版までに13年、MEGUMIさんに本当に効いた美容法とはどんなものなのでしょうか。

MEGUMIさんの運命を変えたスキンケア【アイテム編】

最初に紹介するのは、MEGUMIさんがスキンケアに取り入れているアイテムについてです。

ごく一般的に売られていて、毎日のスキンケアに今すぐ取り入れられるものでMEGUMIさんの「キレイ」が作られていることがわかりますよ。

1.潤いと透明感を手に入れる「シートマスク」

MEGUMIさんの美容の原点となったのが、毎日の「シートマスク」だそうです。

番組で出会った美容家の故・佐伯チズさんに、化粧水と水をコットンに含ませたローションパックを勧められたMEGUMIさん。しかし、忙しい毎日ではそんなことできない!と正直に伝えると、佐伯さんにシートマスクを毎日使うように進言されたそうです。

ドラッグストアなどで売っているシートマスクを試すこと1週間、MEGUMIさんの肌はワントーン明るくなったと感じたそう。

シートマスクの効果を実感するにはとにかく「続けること」が重要。朝晩の洗顔後や入浴後、3~5分程度でOK!長時間の使用は、かえって肌の潤いがシートに取られてしまうので注意しましょう。

<MEGUMI流「シートマスク」のポイント>
・朝晩2回のシートマスクを毎日続けること
・高級品ではなく毎日続けられるシートマスクを選ぶこと
・1回3~5分でOK!長時間使用しないこと

2.35歳を超えたら乳液ではなく「クリーム」

シートマスクで肌にうるおいを入れたら、養分となる「美容液」を与え、最後に「クリーム」でフタをしているそうです。

スキンケアの仕上げといえば乳液を使っている人が多いかもしれません。しかしMEGUMIさんによると、35歳を過ぎたら乳液よりも重たいクリームがよかったとのこと。シワやたるみの原因となる乾燥を防ぐため、油分をたっぷり含んだクリームでコーティングしてスキンケアは完了です。

<MEGUMI流「クリーム」のポイント>
・肌に水分とうるおいを入れたら、養分となる美容液を使うこと
・35歳を超えたら乳液より「クリーム」でフタをすること

3.夜のスキンケアに足したい「オイル」

寝る前におこなう夜のスキンケアではさらに乾燥を防ぐため、「オイル」を足して保湿を心がけているMEGUMIさん。

基本的な手順は朝と同じですが、シートマスクはより保湿性の高いものに変更し、美肌効果が期待できそうな美容液を選び、そこにオイルを足します。最後のクリームは朝と同じものか、よりこっくりとしたタイプを使っているそうです。寝ている間の乾燥を徹底して防いでいるのがわかります。

<MEGUMI流「オイル」のポイント>
・夜のスキンケアは保湿力を上げること
・美容液のあとにはオイルを足して肌をもっちりさせ乾燥を防ぐこと
・部屋の加湿も十分におこなうとベター

4.女優肌を作る「スチーマー」

MEGUMIさんが間近で見ている女優さんたちが、ほぼ毎日使っているのが「スチーマー」だそうです。

肌にあたたかい蒸気をあてて、肌をやわらかく、トーンアップできるスチーマー。MEGUMIさんは週に一度のケアとして、クレンジングしながらスチームを浴びているそう。クレンジングバームにスチームをプラスすることで、目に見えない汚れもよく落とせるのだとか。

スチーマーは高級品ではなく、5,000円程度のものでも十分だとMEGUMIさんは著書で話しています。さらに、スチームに使う水も水道水で大丈夫!シートマスクと同じく「続けること」を大切にしているMEGUMIさんらしいチョイスです。

<MEGUMI流「スチーマー」のポイント>
・スチーマーは5,000円程度のものでOK
・スチーム用の水は水道水でOK
・手に入れやすい価格と気軽に使える水道水でとにかく「続ける」こと

5.肌のくすみ改善を狙う「クレイパック」

MEGUMIさんがくすみ改善に取り入れているのが、週1回の「クレイパック」です。

どんな美容法を取り入れていても、肌に「くすみ」があればどうにもならない!というのがMEGUMIさんの持論。泥から作られたクレイパックは、毎日のクレンジングでは落としきれない汚れや角質を落とせます。洗顔後、お風呂で温まりながらクレイパックやマスクを顔全体に塗り、15分ほど置いて流すことでハッとするような肌を目指せます。

<MEGUMI流「クレイパック」のポイント>
・肌の印象を一段階アップさせるにはくすみを改善すること
・週1回のクレイパックで落としきれない汚れを落とすこと

6.365日!美肌に欠かせない「日焼け止め」

20代で紫外線による肌ダメージを受け続けたMEGUMIさん、今では365日の「日焼け止め」が欠かせないそうです。

紫外線はシミやシワ、くすみを作るだけでなく、皮膚を硬くして老化させる原因にもなります。そんな紫外線は夏場の晴れた屋外だけでなく、冬でも曇り空でも屋内でも降り注いでいるのです。

化粧下地やファンデーションなどのベースメイクにもSPF・PA入りが当たり前の時代ですが、日焼け止め効果を考えるとやはり専用のクリームやジェルがおすすめとのこと。ケチらずたっぷり塗ることが大切です。

<MEGUMI流「日焼け止め」のポイント>
・紫外線予防は毎日、365日欠かさないこと
・コスメだけでなく専用の日焼け止めを塗ること
・日焼け止めはケチらずたっぷり塗ること

MEGUMIさんの運命を変えたスキンケア【行動編】

MEGUMIさんのスキンケアアイテムに続き、より「キレイ」を作るために取り入れたい行動について紹介します。

1.美容アイテムは「動線上」に置くべし

毎日のスキンケアに使うアイテムは、自分の「生活の動線上」に起きましょう。

MEGUMIさんが考える美容は、とにかく「続けること」が大事。そのためには、わざわざスキンケアをしに行くのではなく、生活の「動線上」にアイテムがあることも重要なのだそうです。

例えばMEGUMIさんの場合、愛用のシートマスクは洗面所だけでなくキッチンにも置いてあるとか。慌ただしい朝でも、家族の邪魔をすることなくシートマスクをつけられるというわけです。

<MEGUMI流「美容アイテム置き場」のポイント>
・美容アイテムの置き場は洗面所や自室にこだわらないこと
・忙しいときでも自然に使えるよう、キッチンやリビングなど「動線上」に置くこと

2.年齢を重ねた皮膚には欠かせない「顔の筋トレ」

年齢を重ねても自然と皮膚の垂れを抑えるために、MEGUMIさんは「顔の筋トレ」を取り入れています。

どれだけ美容に気を遣っていても、年齢とともに皮膚は垂れ下がってしまうもの。MEGUMIさんはYouTubeなどで顔の筋トレ動画を検索して、続けやすく効果を実感しやすいものを実践しているそうです。特に目の下や口周りの「顔の下半身」に力を入れているようですよ。

<MEGUMI流「顔の筋トレ」のポイント>
・動画や本で自分の悩みにあった顔の筋トレを探すこと
・老け見えさせないためには目元・顔の下半身を意識すること

3.顔を上げたいなら「頭皮マッサージ」

20代後半でほうれい線を気にしていたMEGUMIさんが自分で試した方法のうち、顔の引き上げに効果を感じたというのが「頭皮マッサージ」です。

頭皮と顔の皮膚は繋がっています。髪を高い位置で束ねると頭皮がギュッと持ち上げられる感覚があるように、繋がっている顔の皮膚も頭皮に引き上げられやすくなります。

MEGUMIさんは朝のスキンケア後、30秒~1分程度スカルプブラシで頭部をマッサージしているそう。顔の引き上げが期待できるだけでなく、首や肩のこり、頭の疲れも取れるように感じているようです。

<MEGUMI流「頭皮マッサージ」のポイント>
・顔の皮膚と繋がる頭皮をマッサージすることで顔の引き上げを狙う
・スカルプブラシなどで30秒~1分程度やさしく頭皮をマッサージすること

4.「デコルテまでが顔のケア」を徹底

MEGUMIさんは首からデコルテにかけてまでが「顔のスキンケア」だと考えています。

首とデコルテは案外人に見られているパーツ。そのため、顔がどれだけ若々しくても、首とデコルテに年齢が出ていると老けて見えるのです。またMEGUMIさんによると、顔と首・デコルテのギャップがあるほど、老け見えする一方なのだとか。特に首は、シワができる前に予防することが大切だといいます。

首・デコルテのスキンケアの基本は顔と同じ。MEGUMIさんは週に1回のクレイパックと、3日に1回のボディスクラブで首・デコルテのケアをしています。

<MEGUMI流「首・デコルテケア」のポイント>
・顔と首・デコルテのギャップがあるほど老けて見える
・顔と同じスキンケアを首・デコルテにも心がけること
・首とデコルテも古い角質を取り除いてスキンケアすること

5.「うぶ毛処理」だけはプロにお任せ

さまざまなセルフケアを徹底しているMEGUMIさんですが、顔や首の「うぶ毛処理」だけはプロにお任せしているそうです。

うぶ毛があることでほこりや汚れが付きやすくなり、肌の透明感が下がります。しかし自分でカミソリをあてると、肌トラブルやうぶ毛の断面が太くなって濃く見える原因に。

そこでMEGUMIさんは行きつけのサロンで月に2回、専用のワックスでうぶ毛処理をお願いしているそう。自宅で処理する場合も、カミソリより家庭用の脱毛ワックスやジェルを使うことをMEGUMIさんはおすすめしていました。

<MEGUMI流「顔・首のうぶ毛処理」のポイント>
・カミソリで自己処理するよりプロに任せること
・自宅で処理するときもカミソリではなく脱毛ワックスやジェルを使うこと

MEGUMIさんの運命を変えたスキンケア【スペシャルケア編】

最後に、MEGUMIさんのスキンケアから、いざというときのために覚えておきたい「スペシャルケア」を紹介します。

1.女優御用達!?美顔器「セルキュア」

MEGUMIさんも愛用しているのが、女優使用率ナンバーワンだという美顔器「セルキュア」です。

数々の美顔器を試してきたというMEGUMIさんも「これだ!」と思ったほどだそう。汚れを落とす微電流モード、化粧水や美容液を導入するモード、顔の筋トレができるEMSモードやリフトアップモードなども搭載。それでいてシンプルでわかりやすい使い方なのが、忙しい女優さんたちの間で人気なのだとか。

MEGUMIさんも撮影前には、一通りのモードを使って肌のレベルを引き上げているそうです。値段は高くても元が取れるかもしれないと、MEGUMIさんは著書で綴っています。

<MEGUMI流「美顔器」のポイント>
・高くても元が取れると感じるほど肌の底上げをしてくれる
・特に汚れを落とす微電流のモードが女優たちにも人気

2.肌が荒れたときは「引き算のスキンケア」

日頃たっぷり保湿ケアしているMEGUMIさんですが、激務が続いて肌荒れがひどくなると「引き算のスキンケア」をしているそうです。

ひどい肌荒れが出ると、普段のスキンケアと食生活を切り替えるというMEGUMIさん。特にブツブツが出ているときは皮脂が多い証拠なので、油分の多いオイルやクリームを我慢し、子どもでも使えるやさしい美容液で水分を補給しています。

食事も揚げ物や炒め物など油の多い食べ物を避け、ご飯と味噌汁といったシンプルな粗食に。ひどいときは皮膚科を受診しながら、肌だけでなく体にもシンプルなものを選んでいるようです。

<MEGUMI流「引き算のスキンケア」のポイント>
・ひどい肌荒れにはやさしい美容液のみなどスキンケアを引き算すること
・脂っぽい食事を避けて粗食に切り替え水をたくさん飲むこと
・ひどい肌荒れは皮膚科も受診すること

3.うっかり日焼けをしたときの「水洗顔」

365日の日焼け止めを欠かさないMEGUMIさんですが、うっかり日焼けしてしまったときは「水洗顔」を取り入れているそうです。

MEGUMIさんが実践する水洗顔は、クレンジングでメイクを落とす前に、水で顔に付着した汚れやほこり、花粉などを落とす方法。日焼けをしたときは外にいる時間も長く、その分ほこりなどが多く付着していると考えて取り入れたのだとか。

日焼けした日のクレンジングも、乾燥した肌にやさしいクレンジングウォーターを使い、泡洗顔料を選んでいます。さらにクレイパックで肌を沈静させ、いつもよりスペシャルなシートマスクを使うことで、日焼けのダメージを最小限に抑えるケアを取り入れていました。

<MEGUMI流「日焼け後の水洗顔」のポイント>
・うっかり日焼けした日はクレンジング前に水洗顔でほこりや汚れを落とすこと
・肌への負担が少ないクレンジングウォーターや泡洗顔料を使うこと
・クレイパックや高級シートマスクで肌の鎮静と水分補給をすること

4.セルフケアに上乗せしたい「美容医療」

自ら「鬼のようにセルフケアしている」と語るMEGUMIさんですが、さらに美肌のランクを上げるには「美容医療」も欠かせないといいます。

MEGUMIさんが持つ美容医療のこだわりは、糸やメスを入れないナチュラルな美肌作り。そのため肌への負担やダウンタイムが少なく、美容医療を経験したことがない人でも受けやすい施術を多く選んでいました。

MEGUMIさんがクリニックで受けた美容医療のうち、特に効果を感じて続けている施術と主な効果は次の通りです。

・ハイフ(HIFU)…顔の引き上げ
・NMN点滴…全身のエイジングケア
・ピコレーザー…肌質改善
・シミ取りレーザー…気になるシミ
・ダーマペン…毛穴の改善
・ボトックス注射…睡眠時の食いしばりを解消

MEGUMIさんが受けている美容医療については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

本記事では、MEGUMIさんの著書『キレイはこれでつくれます』で紹介された、MEGUMIさんが実践しているスキンケアをピックアップして紹介しました。

思わず納得のスペシャルケアから、誰でも取り入れやすい方法まで、MEGUMIさんが心がけている「続ける」スキンケア。著書が発売されるまでの10年以上、続けてきたからこそMEGUMIさんの「キレイ」があることがわかりました。

本記事で紹介したのは、著書のほんの一部。MEGUMIさんのような美肌を目指したい人は、ぜひ本を読んでみてくださいね。

※マッサージや化粧品などの情報が記載されている場合は監修範囲に含まれません。

※執筆・掲載日時点の情報を参考に医師監修しております。

※当サイト記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。あらかじめ、ご容赦ください。

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